書き上げるまで時間がかかったにも関わらず、相変わらずの文章力の無さとキャラ崩壊を引き起こしております。
駄文、ご都合主義、原作崩壊のオンパレードです。
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これは、物語の始まり、プロローグである。
彼と少女はある大人へ希望を託した
彼と少女は願った、キヴォトスの安念を。
だが夢は叶うことは無かった。
彼が何度繰り返しても…
大人は託された、彼等が叶えられなかった願いを…
不思議な空間に、私は居た。
電車の車内のようで、とても静かな空間。
それだけなら、普通の空間だろう。
目の前に、不思議な少女がいた。
だが、少女は重傷を負っていた。
死ぬような怪我では無いが、悪化してしまえば不味い。
私は彼女に応急処置だけでも施そうとした。
しかし思うように体が動かず、声を出す事も出来なかった。
そして、少女は口を開いた。
少女「……私のミスでした。」
少女「私の選択、そしてそれによって招かれたこの全ての状況。結局、この結果にたどり着いて初めて……あなたの方が正しかったことを悟るだなんて。」
少女「今更図々しいですが、お願いします」
少女「先生」
少女「きっと私の話は忘れてしまうでしょうが、それでも構いません。」
少女「何も思い出せなくても、おそらくあなたは同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから。」
少女「ですから………大事なのは経験ではなく、選択。貴方にしかできない選択の数々。」
少女「責任を負う者について、話したことがありましたね。あの時の私には分かりませんでしたが、今なら理解できます。」
少女「大人としての責任と義務、そして、その延長線上にあったあなたの選択。」
少女「それが意味する心延えも。」
少女「ですから、先生……。」
少女「私が信じられる大人である、あなたになら
このねじれて歪んだ先の終着点とは、また別の結果を……」
少女「そこに繋がる選択肢は、きっと見つかるはずです。」
少女「だから先生、どうか……。」
「……私に、最善の未来を掴む事は出来ないよ。」
私の横から声がした、驚きながらもその方向を見ると、もう少しすれば息絶えてしまうであろう様子の若い男性がいた。
何度も咳き込み、その度に血を吐いている。
複数の銃創があり、白かったであろう服は大半が血で赤く染まり、足は芯を撃たれまともに動けないように見える。
左目には切ってしまったのか、はたまた切られたのだろうか、深い傷を負っている、失明していてもおかしくはない。
だが、私が一番目を引かれたのは、彼の左腕だ。
座席にに右肩を当てて寄りかかっている彼には
左肩から下が無かった。
??「私は君の願いを叶えてあげることが出来ない……」
少女「ですが、私に信用できる大人は貴方しか…!」
彼はとても落ち着いた様子で話しているが、目の前の少女は酷く狼狽した様子だ。
私は、少女の様子、そして先程の話を思い浮かべ、先生がこの男であるということに気付いた。
先生「君にとって信用出来る大人が私だけ……嬉しい事を言ってくれるね…」
先生「でも、ごめん。君の願いを叶えることは私には出来ない。 」
少女「そんな…」
先生「だから、私は君の願いを叶える【可能性】を持つ者を探した。」
少女「それは、隣にいるその方ですか…?」
少女はこちらを見る、その目には疑いの色が浮かんでいる。
先生「そうだよ…私には掴めない、最善の未来を掴んでくれる…そんな【可能性】を持つ大人…」
何故彼は私をそこまで信用しているのだろうか?
彼とは面識がないはずなのに…
少女「では、その方が最善の未来を掴める根拠は…」
先生「勘だよ」
少女「成程………って勘ですか!?」
勘で重い何かを渡されそうな私の身にもなってくれ、と思わず叫びたくなった。
先生「はは…流石に冗談さ」
先生「私は彼女に、私と同じ………いや、私よりも高い先生の素質を見た。彼女ならきっと、より良い結末に変えれる…と」
先生「私がキヴォトスを救おうと動いても、キヴォトスは色彩によって崩壊する。これはおそらく定められた運命……」
先生「でも、もし先生が彼女だったら?」
先生「彼女がキヴォトスを…生徒を救おうと動く、そして色彩を破り、キヴォトスが崩壊しない……そんな可能性を見たんだ。」
少女「ですがその可能性は貴方にも「何度も試したさ!何度も!何度も!気の遠くなるほどの回数!私に出来ることをした!」
隣にいた彼が怒声を上げた。
彼が怒声をあげることはそうそうないのだろう、正面の彼女は少し震えている。
先生「急に声を荒らげてごめん…」
先生「こんな状況で言うのもなんだけどね、私はキヴォトスの先生となり、生徒を救おうと動き、そして色彩に敗北し、キヴォトスが崩壊する……それを繰り返してきたんだ。
ある時のアビドスでは、対策委員会は1人、また1人と死に、ホシノをゲマトリア助ける事も出来なかった。実験によってホシノの神秘が裏側に変貌、自我を失くし" ホシノ"は消えてしまった
ある時のミレニアムでは、アリスがゲマトリアの手によって名も無き王女として覚醒した。その後、リオが建てたエリドゥを掌握。その後、その力を持って、キヴォトスを滅ぼした………
ある時のトリニティは、補習授業部が無く、いつまでも続く派閥争いに疲れ、トリニティに失望したハナコが自主退学をした…
ハナコが居なくなった後、エデン条約の時に悲惨な結末を迎えたのは想像に難くないと思う……
ある時の補習授業部は、アズサがヘイローを破壊する爆弾をサオリに使い、サオリを庇ったアツコが死んだ。かつて家族に近い存在だった仲間を殺した重責に耐え切れず、ホシノと同じようにアズサも神秘の向こう側へ行ってしまった…
ある時の風紀委員会は、アリウスの襲撃によって、応戦していた多数の生徒が死亡、委員長のヒナも、奮戦虚しく敗北、死んでしまった…
その後に目を覚ましたアコは、発狂してしまったよ…
ミサイルで意識を失い、目を覚ましたら最も慕っていたヒナは死亡、多数の仲間が死亡し、自分だけが生き残っているんだ。発狂するなという方が無茶だ…
ある時のティーパーティーは、セイアがゲマトリアの手で精神と肉体を完全に分離させられてしまったことがあった………
精神…魂が抜けてしまった肉体は崩壊していく。
最期は、目を開けたまま死んでいたよ…
ミカは、自分の願いを踏み躙られ、利用されて、セイア達を失った。自分を利用し、親友や仲間を何人も死なせる結果になったアリウスに対して、その手を血で真っ赤に染める、魔女になってしまった…
ある時のラビット小隊は、激化する戦場の中で自分達の理想を叶えることが出来ず、戦果の中で絶望、心が折れてしまった…戦場で心が折れた、ということは死だ…
いつしか連絡が着かなくなってしまった…
そして、メンバー達と連絡が途絶え、存在も意義を無くしたミユはいつしか消えてしまった……
ある時は、アリウスの彼女達も…
ある世界線では、そもそもサオリの保護下に居なかったミサキは、誰にも見つかることのないようなところで息を引き取っていたのを見つけた…
暗くて、狭い浴室に、最期までひとりぼっちだった…
何度も繰り返したんだ、肉体にあまり固執しない彼女でも、感情はあるのを知っていたんだ。
何故、私は彼女を早く見つけてあげられなかったのだろうか、今でも悔やんでも悔やみきれない…
そして、アツコを失ったサオリの最後…
アツコの代用品として身を捧げ、死んでしまった。彼女にとっては、自分の無意味な命に、アツコの代用品だとしても、意味を得て、彼女自身がどう思っていたのかは分からないが、笑顔で死んでいたよ…
私は、そのようなことで自分の命に意味を抱いて欲しくはなかった。彼女には、アリウススクワッドの皆と生きて、意味を得て欲しかった…
そして今は、君を救う事が出来なかった…」
「私は、もうすぐ死ぬだろう…
君が居た時も、居なかった時も、結局私は最善の未来へと進むことは出来なかった……
今までの…そして今のキヴォトスの惨状は、全て私の力不足によるものだ…
今までの結末を避け、私の手の届く生徒を救っても、結局色彩には勝てず、生徒を死なせていってしまう……
アビドスもゲヘナもトリニティもミレニアムも山海経も百鬼夜行もレッドウィンターもヴァルキューレも七囚人たちも、そしてほかの学校の子達も…もう居ない…
そんな私には、もう先生名乗る資格なんてものは無いんだ…
私は未来を知っていた。知っていて変えようとした、だが私には出来なかった。どんなに生徒との繋がりを得ても、私自身が強くなろうとも、どんなに色彩への策を練ろうとも。
そして、私の生きていられる時間を賭しても、行き着く結果は何一つ変わらなかった……
私には出来なかった、その時の運命を変えても、最終的な結末は変わることは無かった。
過程は変えれても、結末は変わらない。
私がどれだけ足掻こうと、結末は変わらない……
だから私は求めた、定められた結末を…変える……方法を。」
彼の呼吸が弱くなっていく
先生「そうして…見つけた……可能性を持つ者を……それが…彼女……ッ!」
次の瞬間、彼が激しく咳き込む。
先生「…もう時間が…来てしまった…ようだ…」
少女「そんな……」
そうして彼はこちらを向くと、申し訳なさそうにしながら
先生「君に…いきなり…このような…重責を…負わせること…を……申し訳…なく…思…う……
ど…う…か…生徒たち……を………」
最後まで言い切る事無く…彼の身体から力が抜け落ちた……
少女「先生……?」
少女が、声を震わせながら彼に呼びかける…
先生「」
彼は答えない
少女が、足を引き摺りながらこちらへと来る…
そして少女が、彼の傍へ辿り着く…
少女「先生…?」
少女が再度声をかける……
先生「」
彼は、ピクリとも動かない。
それは、今この場にいる私達に、否が応でも彼が事切れたことを知らせるものだった
少女「先生…今までありがとうございました…」
少女は目に大粒の涙を浮かべながら、息絶えた彼に別れを告げた。
それが彼女の本心と共に零れ落ちるのに、時間はかからなかった
少女「……嫌です…」ポロッ
次第に少女の口から、彼女の本心が零れ落ちていった
少女「……置いて…いかないで…」ボロボロ
少女「話したかった事が、まだ沢山あるんです」ボロボロ
少女「だから……」ボロボロ
少女の涙は止まらない
そして彼女が抑えていた感情が、溢れ出していった
少女「先生と過ごせるだけで嬉しかった!先生と話せるだけでも楽しかった!」
少女「もっと先生と居たかった!もっと先生と話したかった!もっと先生に褒めてもらいたかった!もっと先生と遊びたかった!もっと先生の料理が食べたかった!もっと先生と仕事がしたかった!」
「先生に…好きだって…伝えたかった…!」
その言葉を最後に、少女は声を上げて泣いた
泣き叫ぶ彼女を見て、彼が生徒達にどんなに慕われて居た人物なのかは、容易に想像することが出来た。
そして、先生のようになれるのか、という不安が私の心を覆った。
そんな私に、少女は声をかけた
少女「先生は…貴方に…キヴォトスを託しました…」
少女は、目を赤く腫れさせながらも、強い決意の籠った目でこちらを見ながら。
少女「貴方に、このキヴォトスを救う重責を負わせてしまった事を、謝罪します。
ですが、彼を…先生を恨まないであげてください…」
"大丈夫、彼を恨んだりはしないよ"
"彼は、大人としての責務を全うしようとしていた。"
"そんな彼を責めるなんて、私にはできない。"
"彼のような先生になれるのか、という不安はある。"
"でも、彼はそんな私に思いを、願いを託した。"
"なら、それに答えないとね"
"きっと彼は自分が生徒を救える存在では無いことに気付いた時、とても辛かったと思う。"
"自分が先生でなくなるって言うのは、先生としてあまりにも長く過ごした彼にとって、とても苦しいことになる思う。"
"だからせめて、彼の願いに…希望に応えてあげたいと思う"
私のそんな言葉を聞いて彼女は
少女「先生が貴方に願いを託した理由がわかった気がします」
目は涙で腫れていたが、彼女の笑顔はとても眩しかった。
その笑顔を見て、私の決意は確固としたものになった。
生徒を救い、色彩を退け、キヴォトスを守り、彼が果たせなかった、彼自身の願いを叶える。
それが、私がこれから歩む道
"じゃあ、行ってくる。"
そうして私は、車内から出た。
__________
今、私の目の前には眠っている大人…先生がいる
私達が、連邦生徒会長の指名でキヴォトス外から呼び寄せたキヴォトス外の大人……のはず
少し待って頂いてる間に眠るとは、相当お疲れなのだろう。
連邦生徒会長から名指しで指名されているということは、信用出来る大人ではあるのだろう。
彼……楯無さんは先生について、優秀で、信頼出来る。
だが同時に、生徒のためなら自己犠牲をも厭わない大人だと言った。
だが、正直私はまだ完全に信用出来ている訳ではない…
私、厳密には私達だが、私達は先生とまだ関わったことが無い。
だから信用できるか出来ないかは、今後の先生の行動で判断をしていこうと思う。
とりあえず起きて頂かなくては、今後の説明ができない………
私は、先生を起こすことにした
_______________
「……い」
声が聞こえる、だが良く聞こえなかった。
「先生、起きてください」
声が聞こえる、今度はよりはっきりと。
「先生!」
大きい声が聞こえた、その声で私は目を覚ました。
"……?"
寝起きで視界はぼやけていてはっきりとしないが、見覚えのない場所に居ることはわかった。
「少々待っていてくださいと言いましたのに、お疲れだったみたいですね。なかなか起きられないほど熟睡されるとは。」
何か、大事な夢を見ていた気がする…
思い出そうとすると、それを拒むかのように頭が痛くなる…
「夢でも見てられていたようですね、ちゃんと目を覚まして、集中してください。」
とりあえず、私は目の前の少女の話に耳を傾けることにした。
「改めて、今の状況についてお伝えします」
「私は七神リン、学園都市キヴォトスの、連邦生徒会所属の幹部です。」
目の前の少女は、七神リンというらしい。
「そしてあなたはおそらく、私たちがここに呼び出した先生……のようですが…」
何故自信なさげなのだろうか…
「…ああ、推測系でお話したのは、私も先生がここに来た経緯を詳しく知らないからです。」
私を呼び出したであろう彼女も、私がここに来た経緯を知らないらしい…
"なら何故私はここに…?"
情報量が多すぎてまとめられない。
「混乱されてますよね、分かります。」
"いきなりこんな状態だからね…"
「こんな状況になってしまったこと、遺憾に思います。」
「でも今はとりあえず、私について来てください。」
「どうしても、先生にやっていただかなくてはいけない事があります。」
"私がやらなくてはいけない事……?"
「学園都市の命運をかけた大事なこと……ということにしておきましょう」
そんな重要な事を、初対面の私に任せて大丈夫なの……?
そう思っていると、彼女が歩き始めたので、ついて行くことにした。
__________________________
エレベーターに乗ると、そこにはとても壮観な景色が広がっていた。
今までに見た事がないほど綺麗で、透き通るような景色だった。
"綺麗だなぁ…"
気が付けば、そう口走っていた
「キヴォトスへようこそ、先生。」
景色に見とれていると、リンに声をかけられた。
「キヴォトスは数千の学園が集まってできている巨大な学園都市です、これから先生が働くところでもあります。」
数千の学園が集まる学園都市………え?数千?多くない?
てっきり数百くらいだと思ってたんだけど?
「きっと先生がいらっしゃったところとは色々なことが違っていて、最初は慣れるのに苦労するかもしれませんが……」
目の前の街並みと数千の学園の時点で規模が違うよ…?
「でも先生なら、それほど心配しなくてもいいでしょう。」
"なんで私は、そんなに信用されているの?"
「あの連邦生徒会長が、お選びになった方ですから。」
なるほど分からない……ってか、連邦生徒会長って誰?
「それは後でゆっくり説明するとして……」
え?私、これからそんな場所で働くの?
早くも先行きが不安になってきたんだけど……?
ユウカ達まで書くって言ったのに書けませんでした
大変申し訳ありませんでした
お詫びに楯無君に腹を斬らせます
先生にとって楯無とは?(ルート分岐、一応全部最終的には部分部分でルートA,B,Cで分けて書きます)
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先生にとっての先生
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みんなにとっての先生
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頼れる先輩