水星の魔女と地球の悪魔   作:yomiyomi

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第4話「魔女~その3~」

 

スレッタ「___パーメットリンクよし」

 

スレッタ「各兵装よし、ごはんも...食べた」

 

ミオリネ『スレッタ』

スレッタ「あ、あれ...?ミオリネさん?」

 

ミオリネ『私の番号も登録しといたから』

 

スレッタ「あ、ああ.....!ありがとう、ございます」

 

ミオリネ『いい?スレッタ。この決闘、私達3人の人生がかかってるんだからね』

スレッタ「はい...!絶対、勝ちます」

 

アムロ『聞こえてるかい?』

スレッタ「あ...アムロさん!」

 

アムロ『あまり気を張りすぎないで、落ち着いてやれば勝てるさ。スレッタ』

 

スレッタ「アムロさん....ありがとうございますっ!」

 

メカニック科生「第七戦術試験区域に送るぞ!」

 

スレッタが駆るエアリアルは第七戦術試験区域に送られていった。

 

______________________________________

 

 

ラウダ「父さん、学生以外が決闘に関わるのは....」

 

ヴィム「これは社用だ」

ラウダ「聞きました。レイオニックス社製のAIをダリルバルデに導入したと...」

 

ラウダ「一体どういうつもりなのです。あんな企業の製品を使うなんて!」

ヴィム「...お前は口を出すな。CSSの有能性は実技試験で確認した」

 

ラウダ「しかし....あんなものがなくても兄さんは勝ちます...!」

 

 

グエル・ジェタークとスレッタ・マーキュリーの決闘が、学園中で中継される。

 

男子生徒「おっ、始まった?」

男子生徒「これから」

 

女子生徒「グエル先輩の相手ってあの水星ちゃんでしょ?」

女子生徒「ならグエル先輩が勝つっしょ!」

 

 

マルタン「ジェターク寮が本気出したら...勝てっこないよ」

ニカ「そんなの分からないよ?アムロくんだって勝ったんだし、スレッタさんだって勝てるかも...」

 

 

フィールドのハッチが開き、両MSが登場する

 

エラン『これより、双方同意のもと決闘を執り行う。』

 

エラン『勝敗は通常通り、相手MSのブレードアンテナを折った者の勝利とする』

エラン『立会人はペイル寮のエラン・ケレスが務める。』

 

スレッタ「........よしっ」

 

ミオリネ『MSコンテナから出すわよ』

ミオリネ『学籍番号と名前を名乗って。』

 

スレッタ「は、はい.....。L P 041 スレッタ・マーキュリー」

 

スレッタ「エアリアル、出ます...!」

 

エラン『両者向顔』

スレッタのモニターにグエルの顔が映る

 

エラン『スレッタ・マーキュリー』

 

スレッタ「あ...は、はい!」

エラン『決闘の口上を』

 

スレッタ「口上...?」

ミオリネ『さっき教えたでしょ?』

 

スレッタ「あっ、ええっと.....勝敗は...MSの...性能のみで...決まらず.....」

 

グエル「ハァ...操縦者の技のみで決まらず」

 

スレッタ・グエル「「ただ結果のみが真実」」

 

エラン『フィックスリリース』

 

フィールドが地球を模した環境に変わる。

 

 

アムロ「凄いな、バーチャルでこんなにもリアルに見せれるのか」

 

スレッタ「っ!」

エアリアルは勢いよく飛び出す

 

スレッタ「...絶対勝って、ミオリネさんやアムロさんと学校に残ります....!」

 

エアリアルの装甲が一部外れる  

 

ミオリネ「あれがスレッタのお母さんが言ってた『ドローン』?」

 

アムロ「ドローン?....まるでファンネルだな」

 

その装甲をビームライフルに接続し、より高火力なライフルへとチェンジさせた  

 

アムロ(ライフルに連結したぞ...これは、そういうシステムなのか?それとも彼女は.....)

 

グエル「あれは威嚇射撃か?....3方向から来る....ッ!」

 

ダリルバルデは一人度に回避行動を取る

グエル「ぐっ!....なんだ」

 

そのままエアリアルの放つライフルを回避しつつ、崖を越える

 

アムロ(....この動き、前のグエルとは全く違う)

 

そしてエアリアルを捉え、ビームジャベリンを一投

 

スレッタ「くっ!」

エアリアルはそれをなんとか防ぐ。

 

アムロ「なんだ....あのジャベリンの動きは?」

 

 

弾かれたジャベリンは落ちる......ことはなく、その切っ先を再びエアリアルに向ける

 

スレッタ「あ....っ!」

 

スレッタは既のところでそれを回避した

 

スレッタ「今のは.....っ、あそこ!」

空中のダリルバルデに対してすかさずライフルで狙う。

 

グエル「ッ!当たる....!?」

しかし、とっさに盾でビームを弾く

 

スレッタ「弾かれた....?」

グエル「...こいつ」

 

 

ミオリネ「ディランザじゃない?」

 

ヴィム「時代遅れのガンダムが...我が社のダリルバルデに敵うと思うなよ」

 

スレッタ「この前アムロさんが戦ったMSと違うやつですか?」

ミオリネ『向こうも本気ってことよ、油断しないで!』

 

ダリルバルデは装甲を分離してエアリアルに遅いかかる

 

アムロ「またファンネル....ドローンか!」

 

スレッタ「っ!」

スレッタはドローンに向けてビームライフルを連射

 

スレッタ「効かない.......わっ!?」

ライフルを防いだと同時にダリルバルデが斬りかかる。

 

スレッタ「くっ.......後ろに...!」

スレッタは回避しつつ、ダリルバルデの後ろをとる

 

スレッタ「当たる....!」

スレッタは後部からブレードアンテナを狙撃。

 

ミオリネ「きた...!」

 

しかし、ダリルバルデはドローンによってビームは弾かれる

 

スレッタ「うそ...!」

その間にドローン達がスレッタに倍の手数で反撃する。

 

 

グエル「.....俺の意思は....」

手を離しても、ひとりでに動き続ける操縦桿を見てグエルは声を漏らす

 

グエル「俺は....いらないっていうのか...」

 

 

ミオリネ「押し込まれる...スレッタ!距離を取って!」

 

アムロ「....あれを動かしてるのは本当に人間なのか?」

ミオリネ「はぁ...?」

 

 

突然、フィールドに雨が降る

 

スレッタ「ここから...!」

スレッタは再びビームライフルをダリルバルデに向けて撃つ

 

グエル「.....あ?」

スレッタ「あ、あれ....消えちゃった?」

 

____が、そのビームはダリルバルデに当たる手前で消えてしまった。

 

スレッタ「これ...水?」

 

シャディク「排熱処理か」

ロウジ「はい。あの量の水散布、ビーム兵器の減衰は避けられませんね」

 

ヴィム「見ろ!俺の言ったとおりにして正解だったろ!」

 

ヴィム「これで遠距離は封じた...あとは接近さえすれば...!」

ラウダ「........」

 

 

スレッタは何発かライフルを撃ち込むが、同じ結果に終わる。

 

スレッタ「なんで...」

アムロ『水は粒子砲の出力を低下させる。接近戦に備えるんだ、スレッタ!』

 

グエル「...残念だったな。幸運の女神は...俺のほうが好きだとよッ!」

ダリルバルデはドローンを全て収め、ジャベリンで白兵戦を挑む

 

スレッタ「ッ!」

アムロに言われた通り、スレッタもライフルを収めてビームサーベルを展開して対応する。

 

ミオリネ「....おかしいわ」

アムロ「水が出たことがか?」

 

ミオリネ「そうよ。異常もないのに管理システムが水散布するわけない」

 

アムロ「つまり...誰かが仕込んだってことだな?」

ミオリネ「ジェターク寮のヤツら、手段は選ばないってこと....!?」

 

スレッタ「.........あッ!?」

鍔迫り合いを制したのはグエルのダリルバルデ。

 

ジャベリンはエアリアルの右アームを落とす

 

スレッタ「くっ....」

 

 

ミオリネ『委員会、聞こえてるでしょ?今すぐ決闘を止めて!』

 

ミオリネ『システムエラー修復してから再開すべきよ!』

 

エラン「.....決闘は平等じゃないよ」

 

ミオリネ『あんた、何言って.....』

エラン「その生徒のバック次第で、用意できるMSも、サポートメンバーも違ってくる」

 

ミオリネ「はぁ....!?」

エラン『この偶然が例え仕組まれたものだとしても....それを含めて彼の力だよ。』

 

再び画面を決闘に戻すと、ダリルバルデに着々と追い詰められるエアリアルが映る

 

ミオリネ「なによ....それ!」

 

アムロ「だったら、俺たちもスレッタの力になればいいんだろ?」

 

ミオリネ「....え?」

 

アムロはドッグ下に停められていたモビルクラフトを指差した。

 

 

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