水星の魔女と地球の悪魔   作:yomiyomi

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第5話「地球寮~その1~」

 

グエル「俺と.....結婚してくれ。」

 

 

スレッタ「......え?」

 

 

ミオリネ「.....はぁ?」

 

生徒s「「えぇ〜〜っ!?」」

 

アムロ「ははっ.....やるな」

 

セセリア「ぷっ....」

シャディク「あはははっ!これはいいなぁ」

 

ヴィム「なっ.....あぁ...!?」

ラウダ「兄さん...!何バカなことを....!」

 

 

スレッタ「けっ...けけけ....結婚って.....!?」  

 

グエル「...っ!」ハッ!

 

グエル「あっ、ま...待て!今のは違う!!」 

 

スレッタ「やっ....やや....っ///」

 

スレッタ「嫌です〜っ....うわあああ〜〜っ!」

 

グエル「おい!」

スレッタは猛スピードでエアリアルに乗り込むと、弁明しようとするグエルを置いて、飛び去ってしまった。

 

グエル「.......くっそ...」

 

ひとり残されたグエルは頭を抱える

 

ハロ「」ブーン

 

グエル「ああ...?」

ハロ『人体ニ危険ナ高熱オヨビ物資ヲ検知...』

 

グエル「撮ってんじゃねぇ!!」

 

しかし、そのプロポーズは既に全校生徒の目に止まることとなっていた。

 

 

リリッケ「わぁ〜!人がプロポーズするところ...私初めて見ました...!」

マルタン「あはは...フラれるとこもね...」

 

チュチュ「.....ハッ!くっだらねぇ」

 

ニカ「チュチュ...?」

 

チュチュ「痴話げんかだったってわけ?スペーシアン様はお気楽なもんね....!」

 

___________________________________

 

 

投資家『____それで?君の息子はベネリットグループの後継者に返り咲けるのかね?ジェタークCEO』

 

ヴィム「はっ、それは...もちろん」

 

投資家『二度目の敗北。一度目はアーシアンのガラクタ売り、そして今度は水星の採掘屋か?』

 

投資家『結果がでなければ今後の融資は縮小させてもらうよ』

 

ヴィム「その件はまた...後ほど....では、失礼。」

そう言って通信を切る

 

ヴィム「..........クソッ!」

 

ヴィム「.....魔女共めが....!」

 

 

_______________________________________

 

 

翌日

 

 

ミオリネ「まさか、あんたが求婚されるなんてね」

 

ミオリネは口を抑えて笑いを堪える

アムロ「いいじゃないか。男になったよ...彼は」

 

スレッタ「う、うぅ...アムロさんまで...」

 

アムロ「しかし、このままいけばリストも埋まるだろう?」

スレッタ「へ...?」

 

アムロ「『デートに行く』って、あれさ」

スレッタ「〜〜っ!ちち、違いますっ!」

 

アムロ「なぜ?」

 

スレッタ「だって!私は...その....」モジ

 

ミオリネ「で、あんた。何よその制服」

 

スレッタ「制服...?」

アムロ「スレッタの制服がどうかしたか?」

 

ミオリネ「スレッタ、手帳かして」

 

ミオリネはスレッタの手帳を操作する....と

 

スレッタ「え、え!?な...なんですかこれ!?」

ミオリネ「ホルダー使用の制服よ」

 

アムロ「パイロットスーツの時のやつか」

ミオリネ「ホルダーは制服も特別使用になるのよ」

 

スレッタ「でも、ホルダーはアムロさんじゃ?」

 

ミオリネ「無効になったでしょ?」 

 

アムロ「....ってことは、ミオリネの婚約者はスレッタになったってことか。」

 

スレッタ「えぇっ!?み、みみみ...ミオリネさん、が....私の....!?」  

 

ミオリネ「それも違うわ」

 

アムロ「なぜだ?ホルダーが君の婚約者になるんだろ?」

 

ミオリネ「私が提示した決闘の条件は『アムロ・レイを婚約者と認めて、スレッタ・マーキュリーの退学もなくす』ってこと」

 

ミオリネ「えっと....つまり?」

 

ミオリネ「つまり私の婚約者はアムロ。そして、この学園のホルダーはスレッタってことよ」

 

アムロ「しかし...それだと君の花婿の座を狙うやつは、俺とスレッタの二人を倒さなくちゃならなくなるが...」

 

ミオリネ「私はツイてるってことなんじゃない?」

 

ミオリネはにやりと笑う

 

アムロ「というか...やっぱり俺は花婿になっちまったんだな」

ミオリネ「まだ言ってんの?いい加減受け入れなさいよ」

 

アムロ(いや...チェーンは許してくれるんだろうか)

 

 

女子生徒「__ねぇ、マーキュリーさん!」

 

女子生徒達がスレッタに話しかける

 

女子生徒「グエル先輩のこと...どうするの?」 

スレッタ「えっ...」

 

女子生徒「なんでプロポーズ断ったの?」

女子生徒「いつからそんな関係だったの!?」   

 

スレッタ「い、いや...私は....」

女子生徒「だって玉の輿だよ?」

女子生徒「もったいないって!ねぇ?」

 

スレッタ「うう...」

アムロ「そのへんにしないと、困ってるだろ?」

 

見かねたアムロが話しに割って入る

 

女子生徒「...うるさいよ、アーシアン」

女子生徒「大体これは女子同士の話しなんだからさあ。あんたはどっか行ってなよ!」

 

ミオリネ「......チッ」 

 

アムロ「またアーシアン(それ)か...?一体なにが憎くてそんなこと」

女子生徒「うるさいったら....!」

 

 

グエル「___邪魔だお前ら、どけ」

 

スレッタ「あっ....」

アムロ「グエル....?」

 

女子生徒達「す...すみません...」

 

グエル「で....先日の決闘の件だが....」

スレッタ「いっ、いい...嫌です!」

 

グエル「....真に受けてんじゃねえぞ」

 

スレッタ「え...?」

グエル「くしゃくしゃ頭の田舎者に俺が惚れるとでも思ったか...?」

 

スレッタ「は...はぁ...」

アムロ「俺は、いいプロポーズだったと思うが?」

 

グエル「お前は黙ってろ...!」

 

ミオリネ「で?そんなこと言いに来たわけ?」

 

グエル「........」

 

グエルはミオリネに頭を下げた

 

スレッタ「...!」

 

グエル「ミオリネ・レンブラン。先日の無礼な態度、および温室を壊したことについて....」

 

グエル「ここに謝罪する」

 

ミオリネ「....ふ〜ん」

 

スレッタ「もしかして、決闘の?」

グエル「決闘の取り決めは守らなければならない。それがこのアスティカシア学園のルールだ」

 

 

教師「あの...グエル・ジェターク君。もういいかな?」

グエル「すみません先生。今出ます」

 

グエルはスレッタを睨む

 

スレッタ「ひうっ...!」

グエル「...勘違いすんなよ。俺は、お前のことなんて全然好きじゃないんだからな....!」

 

そう吐き捨てて教室を去った。

 

スレッタ「もう....訳わかんないです」

アムロ「素直じゃないのさ、彼は」

 

________________________________________

 

 

グラウンド

 

教官「本日は実技試験を行う。パイロット生は速やかにトレーナーに搭乗して指示をまて。以上」

 

 

アムロ「......パイロット科はここでいいんだよな」

 

スレッタ「あ、あれ?アムロさん」

 

アムロ「スレッタ。パイロット科は今日は試験なんだな」

スレッタ「なんでアムロさんがここに?たしかアムロさんって.....」

 

アムロ「ああ。メカニック科...だったんだけど...」

スレッタ「なにかあったんですか?」

 

アムロ「...分からないんだ。教室に着くなり、『アムロ君、君は今日からパイロット科だ』ってさ?」

 

スレッタ「へぇ....途中から学科って変えられるんですね」

アムロ「どうせ、親父がやったんだろうな」

 

アムロはその場にいないテムに対して悪態をつく

 

アムロ「....と、早く行こうスレッタ。失格になっちまうぞ」

スレッタ「あっ!は、はい!」

 

 

試験開始。

 

 

教官「____次、K P 033 ハムレット・レイコ」

ハムレット『はい』

 

教官「....スタート」

 

ブザーとともにデミトレーナーが走り出す。

 

教官「光学映像は可視光線のみ、その他センサー類はOFF。そして地中レーダーをつかって模擬地雷の位置を推測しろ。」

 

フィールドの外ではバックアップと見られる生徒達がパイロット生達に通信を通して地雷の位置を伝えている

 

そしてその地雷原を越えると、次は兵装を変更しての試験。ここでは反射能力などを測るようだ。

 

教官「....L P 029 オルダ・シューバッカ、合格」

 

アムロ「地雷原を越えて敵を撃つ、か....」

 

教官「次、L P 041 スレッタ・マーキュリー」

スレッタ『...あっ、はい!』

 

教官「不合格」

 

1ミリも機体を動かしていないスレッタに、不合格が通達される 

 

スレッタ『....え!?』

 

教官「そして...L P 042 アムロ・レイ」

アムロ『はい』

 

教官「お前も不合格だ」

 

そして、その不合格通知はアムロにももたらされた

 

アムロ「なに...?」

スレッタ『な...なんでですか!?』

 

教官「お前たち。メカニックもスポッターもいなくて、どうやって実習をクリアするつもりだ?」

 

スレッタ『め、メカ....スポ....?』

教官「メンバーを集めるのも課題のうちだぞ」

 

スレッタ『でも...どう、やって...』

教官「寮の仲間に頼めばいいだろ。分かったらさっさとスタート位置からどけ」

 

アムロ『...少しよろしいですか』

 

冷たくあしらう教官にアムロが問う

教官「なんだ。アムロ・レイ」

 

アムロ『試験に他の人員が必要だということは、予め生徒に伝えるべきことでは?』

 

教官「通達はしている。お前たちがそれを知らんだけだろう?」

アムロ『しかし、そのような連絡はいただいてませんが...』

 

教官「兎にも角にも、お前たち2名は不合格だ。追試は3日後とする」

 

そう言って教官は通信を切った。

 

 

チュチュ「...何やってんだあいつら?」

 

ニカ『チュチュ、準備できたよ』

チュチュ「ありかとうニカねぇ。2分でクリアしてみせっから!」

 

教官「次、M P 039 チュアチュリー・パンランチ.....スタート」

 

試験スタートのブザーが鳴る

 

チュチュ『おっしゃあ!』

 

ヌーノ「チュチュ、左に20度」 

チュチュ『了解ヌーノ!』

 

ヌーノ「次、3歩先右に15度」

チュチュ『...了解!』

 

チュチュは難なく地雷原を突破して行く

 

チュチュ「へへ...余裕!」

 

....しかし

 

 

チュチュ「ん....な、なんだこれ...!?」

  

突然モニターが真っ暗になってしまい、チュチュは立ち止まる。

 

ヌーノ「どうしたチュチュ?」

 

チュチュ『も...モニターがいきなり真っ暗に....!』

 

ヌーノ「モニターが?......あっ!まずい止まれ!」

 

チュチュ『え!?』ドコッ!

 

ガラガラガラ......

 

 

足を踏み外したチュチュのデミトレは崖から滑り落ちてしまった

 

ヌーノ「まずい...地雷が!」

 

ピッ

 

 

チュチュが落ちた崖下から爆破音が聞こえた。

 

 

教官「チュアチュリー・パンランチ、不合格」

 

ヌーノ「........」

 

女子生徒「...アハハハっ!ざまあっ!」

 

ヌーノの後方で2名の女子生徒が嘲笑う

 

女子生徒「アーシアンが、目障りなんだよ!」

女子生徒「地球に籠もってろっつうの!」

 

 

チュチュ「これ.....遅効性遮蔽スプレー...?」

 

トレーナーのメインカメラに、どうやら細工を施されていたらしい

 

 

チュチュ「...ざっけんなっ!!どこのどいつだァ!?ぶっ殺したらあッ!!」

 

チュチュはそう叫んでヘルメットを叩きつけた。

 

 




ようやくアムロと地球寮の関わりが増えそうです。
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