やぁやぁ、お久しぶりですね?
いやぁ、言い訳はしません。しばらく書いてなかったのは事実ですし。でもようやく書けました。これから展開が早くなっていきますよ。
私の作品スピードについてこれるか!?
「やぁ!!」
目の前に存在する大きな木。その切れ目に向けて振りかぶった斧の刃をぶつけるわたし。
いつも師匠として近くにいてくれるマーリンはいない。最近マーリンにかなり助けられている気もする。というかマーリンがいなければわたしはあの地獄とも呼べる村から出られなかったのかもしれない。
わたしの中には剣術と魔術の才能があるらしい。最初こそはよくわからなかったけど、マーリンに修行をつけてもらって理解した。たしかにわたしには才能があると。元々飲み込みが早いらしく、教えられたことはすぐに吸収した。
「ふっ……これぐらいですかね」
「いやぁ、助かるよアルトリアちゃん!」
「えへへ」
村のおじさんたちからは随分可愛がられてると思う。この村はわたし達が牛の怪物を討伐して旅を再開させて2週間たった日ほどに立ち寄った場所だ。
ただ修行ばかりでは疲れるだろうということで、マーリンの計らいで休むことになった。だけど毎日修行漬けの毎日を送ってきたわたしによって休むということがよくわからない。だからこうして村の人達に混じって仕事させてもらっている。
最初は女らしく洗濯物などをしたほうがいいと言われたけど、こうやって力仕事をしている方がわたしにあっていると思う。マーリンは少し苦笑いしてたけど。
「もう少し休むことも考えなさい」
マーリンはそう言っていた。だけどわたしはまだまだ強くなりたい。だって全然マーリンに届かないから。隣にいれるだけの実力を持ち合わせてないから。
だからわたしは強くなりたい。どこまでも貪欲に強さを求め続ける。
今日の分の木こりのノルマを終えたわたしは斧を小屋に片付け、近くに川で汗を流す。近くに誰もいないことは確認済みだ。これもマーリンとの修行で身につけた気配探知。これを取得しているだけでだいぶ変わる。
今では気配を殺したマーリンを余裕で察知することもできる……かもしれない。
「随分と励んでいるようだね」
ハッとなって振り返る。そこには決してこちらをみないようにしながら結界魔術を施しているマーリンがいた。
「師匠……今までどこに?」
最近マーリンの姿を見ていなかった。借りている小屋に寄ってもマーリンの姿がないことが多く、なにしてるのかはずっとわからなかったから気になっていた。
「少し王都に行っていたんだ」
「王都……といいますとキャメロットですか?」
「そうだよ。気になることがあったからね」
普段は決して使わないようにしている飛行魔術を使ってまで気になっていたもの……それは一体何なのだろう? わたしが気にしたところで理解できるとは思えないが。
いや、マーリンのことだ。絶対にわたしにほ理解できないことが気になっていたに違いない。
いつまでも水浴びしているわたしは、ないとは思っているがマーリンに見られてしまうかもしれないとだんだん恥ずかしくなってきたため、素早く身体を拭き普段着に着替える。
この普段着もマーリンが用意してくれたものだ。どうやってわたしのスリーサイズを調べたのかは知らないが。ま、まぁ……そこは別にいいとしましょう。
「王都キャメロットでなにかあったのですか?」
「まぁね。ちょっと私の知っていたはずのことと違っていてね。確認したくなったんだ」
なるほど。わたしには休みなさいとか言っておきながら、自分は気になることを優先して働いていたわけですね。いや、村人に混じって木こりしていたわたしが文句言うのは違うと思いますが。
「では、近々王都キャメロットに行くのですか?」
「そうだね。あと少ししたらここを経って、王都キャメロットに行くつもりだよ」
それだけ言うとマーリンはその場を去っていく。と言っても気配でそう感じただけですが。
マーリンの気になるものとは一体何なのか、王都キャメロットに行けば知れるかもしれませんね。
〜〜数日後〜〜
マーリンとわたしは村人たちから盛大に感謝されながら村を出た。わたしのいた村とは違って、あの村はとても暖かった。一人だけわたしに対して乱暴してきた子供もいましたけど。
いや、アレは乱暴というよりはイタズラに近いのかな。なぜイタズラしてきたのかはわかりませんが、少し不快でしたね。たまに水浴びを覗きに来てましたし。
全く……少しからかっただけで顔を赤くするなんて修行が足りないと思いますね。
「ははは……最後まであの少年は、君にゾッコンだったね」
「なにを言っているのでしょうか? アレはただたんにわたしのコトが気に食わなかっただけでは?」
「…………そうかい。君がそう、思うのならそうなのだろうね」
何故か少し顔を顰めながら言うマーリンに変なのと思いながら、わたしはまた二人きりの旅が始まったことが嬉しくて仕方なかった。なにしろ村に滞在していた時はマーリンは全くと言っていいほど村にいなかったし。
いくら気になることがあるからと言っても、弟子を村に置いてけぼりにするのはどうかと思う。少しはわたしの事も見てくれてもいいのに。結局水浴びしていたときも覗くことすらしなかったし。
(そんなに魅力ないのかな、わたしの体……)
自信なくすかもしれない。
〜〜マーリン〜〜
あーヤバい。ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい。これはかなりヤバい。まさかキャメロットに私以外の魔術師がいるなんて誰が思うか!! いや、意外と魔術師という存在がいるかもしれないけどさ。
なんだあの女!! 妻のいるウーサー王にデレデレと抱きついて……見た感じ魔術師みたいだったが。もしや私が物語の順序を吹き飛ばしたからか? それゆえに私の代わりとなる予言者係が現れたと?
冗談じゃない!! あの様子だとウーサー王はアルトリアを後継者とは認めやしないだろう。これではアルトリアを立派な王へと育て上げる私の計画がすべて白紙に戻る危険性があるぞ!?
こうなったら第一目標だった「王都キャメロットに行ってアルトリアを王にする」というのを取り消して、私自ら第二のキャメロットを創ってアルトリアを王にするかのもアリか? いや駄目だ。それだと円卓の騎士が揃わない可能性がある。だがもう正規ルートとは程遠いしなぁ……どうしたものか。
いや待てよ? そもそもの話だ。物語そのものを新しくしてしまえばいいのではないか? 私自ら円卓の騎士達がなんとか揃うようにすればいいじゃないか!!
「師匠? どうかなさいましたか?」
「ん? あぁ、なんでもないよ」
私は弟子を不安にさせないためにニコリと微笑んだ。
さぁて、やることは決まったなぁ。早速作業にかからなくちゃね!!
あれ? でもそうなるとモルガンに会いに行かなくちゃいけなくなるよね? えぇ、やだなぁ……さすがにやだなぁ……でもモードレッドを生み出してくれないと円卓の騎士が揃わないし……仕方あるまい。これもアルトリア王にするためだもんね。アルトリアの血を献上でもしてモードレッドを作ってもらうとするか。面倒くさいけど。
さてさて、これからどうなっていくのでしょうね?今回少しだけオリ主マーリンの屑要素とかを入れてみました。
次回はどんな感じになるのかな?皆さんお楽しみにしていてくださいませぇ!!
このマーリンはカルデアに召喚されますか?
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YES!
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NO!