※ハイスクールD×Dではありません。   作:おーり

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そろそろクロスオーバーしてる世界線(作品)公表するべきかな…


【最終話】今こそ八卦六十四掌を使う時…!【仮】

 毎度どうも、銼蟹銜 雷です。本名は秘密。

 

 グレモリーから日本の千葉まで出張って来た地雷原みたいなお嬢さんの引き取り手が現れてくれたので差し出そうとしたら、お嬢さん本人がとんでもないこと言い出したんですよ~。

 

 

「ざ、残念だったわねアミィ! 今の私はそこの雷がご主人様なのよ! 私の身体は彼無しではもう居られないわ! おっぱいとかおっぱいとか、あんなところまで躾けられちゃったんだからぁ!」

 

「どう聴いても虚言吐くの辞めてもらって良いです???」

 

 

 そんなクソみたいな証言信じるヤツぁ居ないでしょうが。

 居る筈が無いでしょうがぁ。

 

 

「おっぱいとかおっぱいとか、あんなところまで!?」

 

「いるのかよぉ…」

 

 

 え、コントやってる?

 至極真面目な顔付きで両の人差し指先をくるくる混ぜながらアミィちゃんは言う。

 その仕草、何。

 

 

「た、確かに、リアスのおっぱいは男ならば垂涎ですからね…、おいしく戴かれてしまっても頷けます…」

 

 

 アミィちゃんは驚愕の後に、見事に言い分に吊られていた。

 ネットミームだってもう少し慎重だぞ。

 

 ところで静観してるふたりは信じてないよな?

 この先の学校生活に支障が出る疑念は欲しくない。

 

 

「躾けられていると云う事はとっくに次の世代まで仕込まれていても…、ヴェネラナさんにお孫さんおめでとうございますと報告をしておきますね」

 

「落ち着きなさい!!!」

 

「リアスは安産型でもありますし、もう2、3人くらい産めますものね。グレモリーは安泰ですね」

 

「それって安泰と言えるの…?」

 

 

 静観し切れずに忽那会長が小声で呟いた。

 もっと聴こえるように言ってやってくれ。

 

 

「報告は待って! 言いたいことはそうではないわ!」

 

「え…、そんな、おっぱいでご奉仕した性生活を赤裸々に語られても困ります…、私、こう見えてもまだ生娘なんですよ…?」

 

「私だってそうよ!!?」

 

 

 騙るに落ちたリアスは慄きツッコみ続ける。

 多分ヴェネなんとかさんというのは家族だろう。虚報を捧げられればどうなることやら。

 

 

「ていうか、通過儀礼済ませたのに経験ないんか」

 

 

 鴻毛より軽やかに事実を口から滑らせたリアスを尻目に、気になった部分を問いかける。

 俺は金髪のロリ少女らに美味しく頂かれたと云うのに。

 同じ様に魔術使い(魔女)なのに、男女で差でもあるのか、現代は…?

 

 え? 某金髪のふたりはロリではない?

 良いんだよ、精神性というか中身魔王様なんだから、僅差だ僅差。

 

 

「パイモン陛下は女性の姿でしたし、下手に血筋を混ぜるなというのが我が家の方針です。野良の魔女やリアスみたいにそこかしこで青姦乱交パーティナィッみたいな破廉恥では無いのですよ?」

 

「私も違う!!!」

 

 

 余計なこと口にしたリアスが悪い。

 ので、必死の抗弁が届きそうも無かった。

 

 

「まあ落ち着いてください生娘リアス。貴女がそうまでして私に降りたくないと云うのならば、今のご主人様の意向に沿うまでです」

 

「くそぅ、いっつもマイペース…! あなたの沿う云うところが嫌なのよ…!」

 

「先にペース乱そうとしたのは貴女ですよ、生娘リアス」

 

「あと名前の前にミドルネームみたいに付けるのやめて」

 

「言い出しっぺの癖に文句を言える立場では無いでしょう、生娘リアスおっぱい」

 

「要らない固有名称も付けるな!」

 

 

 それ本名がミドルじゃねーか。

 

 

 

  ■

 

 

 

 そんなわけで。

 

 隣の市街まで顔を出し、オカルト案件解決した方が魔術師として優秀(イコール)リアスの主として認められる、みたいな提案の後に、ベリアル閣下の領分だった案件にノーゲーム扱いとなった果てにイッセーだけ回収してきて今に至る。

 

 徒労ォ!!!

 

 それと、アーシアちゃんとミッテルトちゃんは連絡先交換した後にそのまま解散。

 あっちはあっちで話し合う必要性が出て来た、と信仰の問題にぶち当たったご様子。

 去り際、ちょっとまだふたりとも顔赤かったが、まあ、仕方なかろう。

 

 因みに通過儀礼の際は直接会ったわけではなく、俺が閣下の居城へ引き摺り込まれた感。

 多分だが、閣下の代理人の中で1番相性が良かったふたりが、実体持つための外殻に選ばれた、って感じじゃなかろうか。

 実感も記憶も繋がってるが、本人ではない自分を使われた、みたいな。

 

 また別のタイミングで自分の知らない相手とまぐわされるのでは、みたいな部分を彼女らは嫌厭していそうな雰囲気もあるかもしれないが、今回出会ったのはホント稀だと思う。

 降臨も召喚も、一朝一夕じゃ敵わないから魔術師はそれを目指す。

 俺は相性が良過ぎてその稀にぶち当たったけども、また拝謁できるかと言えば絶対とは言えないし。

 

 というか魔王にそうポンポン出会って堪るか。

 

 

「さぁて、もうどうしようかね…」

 

「いっそ今から東京まで乗り出して先にベルゼブブをシバいた方が勝ちにしますか?」

 

「本格的に徒労な提案やめてくれ…、あっちはあっちでシリアスもやってんだろ、裏から引っ掻き回されると教会だってブチ切れるぞ」

 

 

 というか、なんでこの子は魔術師なのに少年漫画的な勝負の決め方ばかり提案するんだ。

 個人的にはリアス連れてさっさと帰ってくれないか。って思い始めてきた。

 

 

「ふむ。やはり表立って教会とは関わりたくありませんか、イグァーチ殿」

 

「……知ってたな?」

 

「カルト狩り専門のエクソシスト、【ジャガンナート(雷神)】の名を与えられた、とも聴いてます」

 

「付け加えるならイグァーチ(それ)も仮名だよ。教会に適当な名前付けられた異端だ」

 

 

 出奔してっからもう関係ないもんねー!

 『アタシの名前は神楽坂裏賭博! 好きな言葉は傀儡政権! ヨロシコ☆』!

 

 

「魔術を介さない雷の使い手…、お会いできて光栄です」

 

「同級生簀巻きに連れながらする会話でも無いやろ。それに、俺程度、珍しくも無い」

 

 

 世の中には矢ノ王の娼婦の名を冠した少年も居る。

 危険度で云えばそっちの方がずっと上だ。

 熱病を振り撒ける神の雷を誘発できるらしいからな。

 しかもそっちの方は俺の『雷』とは別種の比喩のようなモノだから、出来ることの幅は潜在的には教会が把握しているよりもずっと多い。

 そりゃあ仮初とはいえ【サタン】に狙われるよな。

 

 

「そんな貴方だからリアスのことも任せられます。実際のところ、グレモリーは誰かが監督しないと身内へ示しがつかない状況でしたから」

 

「…いや、置いていくなよ、最後まで面倒見ろ」

 

 

 アミィは部室でこそ其処までは、それこそ赤裸々に語らなかった。

 その辺りは察することが出来ていたが、自身の実状をどうにもリアス自身が捉えられていなかったようにも思える。

 確保に動いたのが彼女では無かったら、それこそリアスは真っ当な魔術師としての将来どころか、倫理すっ飛ばした生死に関わる無配慮な判断で『摘まれて』いた可能性も高かった。

 其処を感謝こそすれど、大分失礼な応対していたのだからヤバいのだ。

 

 そんなド失礼噛ませるもんを放置していくんじゃない。

 ひょっとして愛想尽かしてんのか。

 

 

「私は私で将来のための投資がありますし。一応此処は閣下の膝元ですので、陛下に傅いている身としては同担は如何なものかと」

 

「【パイモン】ってそんな心狭かったっけ…」

 

「そういうわけではないのでしょうが、ベリアル閣下でありますと別でしょうね。元々【虚飾】の冠はあの方のモノでしたから」

 

 

 ああ、そういえばレメゲトンの魔王の中ではソロモンの後にバビロンを支配したのも閣下だったか。

 虚栄や欺瞞なんかの悪徳をソドムとゴモラに蔓延らせたのも閣下だったし。

 【ルシファー】の代わりに【傲慢】に据えられる時もあるし。

 

 悪魔社会も一筋縄では往かないもんだなぁ。

 それも歴史か。

 

 

 

  ■

 

 

 

「そんなわけでアミィちゃんは帰った。これお土産のイッセー」

 

「信じていたわ雷! あとお土産は要らない」

 

 

 優しくしてあげてくれ、再起も怪しいんだ、この男。

 

 

「えーと、結局どういう形で話をつけたのですか? リアス先輩を飼う権利が雷先輩に…?」

 

「そんなインモラルな話は付けてねぇよ。エッチな子だねぇ白音ちゃんは!」

 

 

 掻い摘んだお蔭で要らん勘違いしちゃったのかなぁ!

 ぷぅとほっぺた膨らませながらぽこぽこ叩いてくる白音を他所に、とりあえず話せるところを話す俺。

 はいはいかわいいかわいい。

 

 

「高鳴市のオカルト関連は大概鎮静化したので、学生らが自分で抑えてりゃ影響は出無さそうですね。それぞれの学園自治に任せましょう」

 

「風紀委員の胃が死ぬわね」

 

「生徒会長もですね。所詮は中間管理職、教師と生徒と保護者に挟まれるデスマーチがキミたちを待ってる」

 

「クソみたいな予言ありがとうね、クソわよ」

 

 

 あんまりクソクソと口遊まないでください忽那会長。

 もっと高貴にお排泄物と罵るのが正しいのですわよ?(オジョウサマァァ(擬音。

 

 

「リアス先輩に関しては忽那会長が今まで通り目を付ける、という形で。俺に名は足りませんから、継承とはいえ【大公】の【シトリー】が預かれば『レメゲトン』は口出しせんでしょう。仕事や手間が増える予定も無いです」

 

「増えてたら知り合いのお風呂屋さんに預かってもらうところだったわ」

 

「あははっ、忽那ったら冗談きついわねっ」

 

「倭文会長、だ。二度と馴れ馴れしい口を利くな」

 

「…ハイ」

 

 

 朗らかに笑い飛ばしたリアスを倭文会長が静かに諭していた。

 礼儀は大事。

 

 ロアナプラのフライフェイスな大佐に臨死を見届けられたみたいなオチがついたところで、

 

 

「俺は今まで通り静観の構えです。莫迦を遣ったら諭しますが、踊ってるところを壇下の後方で腕組みしながら見極める役処です。好きにやっててイイですよ」

 

「拗らせた厄介なオタクみたいじゃないですか。友達も居ないタイプの」

 

「いやほんとに、遊んでる役じゃ無いから」

 

 

 本音を言うとプロデュースしたいのは確かなんだけどね。

 サイリウムを振るうのはイッセーへ任せた。

 リアスと白音だけだとバランス悪いから、もうひとり爆乳枠が居ると適宜際立つんだが。

 

 何処かに居ないかなぁ、赤髪とも白髪ともバランス取れる、おっぱいでっかいJK。

 




アイドル戦国時代編へは続きません
モチベが続かなくなってきたのでネタバレ幾つか出たこの辺りで一巻の仕舞いとしておきます

お付き合いくださりありがとうございました!
タグにクロスしていた作品を置いときますね!
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