俺の術式は某鎖野郎   作:けーやん

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この間まで8.0台だった評価バーがいつの間にかオレンジに……。
少し辛いですね………。しかも他で私が連載している作品にも低評価を付けている人で全く同じ人だからビックリしました。
「もう小説描くな」的な長々とダメ出しのコメント付きで………。
それこそ、「人の心とか無いんか?」と言いたくなりました。
けど、また8.0台になる様に頑張ります。
面白いと思いましたら高評価&お気に入り登録お願いします。

前回のアンケート結果にて、京都校との交流会エピソードを描く事に決まりました。
ご協力ありがとうございました。


十一話

「ハフ、ハフ、ハフ………うまっ!熱いけど美味いわ、タコ焼き!!」

 

「分かったから。少し落ち着いて食べなよ」

 

「黒井!今度は綿飴が食べたいのじゃ!!」

 

「お嬢様!まだりんご飴を食べ終えてませんよ!」

 

「見てよ、七海!焼きそばにトッピングで目玉焼き付けて貰ったよ!!」

 

「そうですか」

 

 『みたままつり』に来た俺達一同は、早速祭りを楽しんでいた。屋台で売られているタコ焼きやりんご飴、焼きそばにテンションを上げる悟達を大人な傑達が宥めている。

 

「家入は何を食べる?」

 

「イカ焼きかなー。柊は?」

 

「俺も最初はイカ焼きにしようかな。片手で食べれるし」

 

 それに、今の俺は()()()()()()()()()()

 

「柊さん」

 

 すると灰原から逃げて来た七海が何か言いたげな顔で話し掛ける。

 

「どうした、七海?お前もイカ焼き食べる?」

 

「いえ。それより………()()は何ですか?」

 

 七海は俺が左手に持つ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()を指差しながら訊いた。

 

「コレか?()()()()()()()()()

 

()()()ですよね」

 

「違う。麦の炭酸飲料だ」

 

「上の辺りに白い泡が浮かんでいますが?」

 

「炭酸だからな。あと、イカ焼き食べるなら一緒に買って来るけど」

 

「…………………ハァ。お願いします」

 

 普通に受け答えする俺に七海は諦めた様に溜め息を吐く。なんだよー、その溜め息。悟を相手する時にもそんな風に疲れた様な顔をしてるけど、もう少し楽して良いんだぜ?

 

「分かった。悪い、家入。ちょっとコレ持ってて」

 

「んー」

 

 俺はカップを家入に預けて近くにあったイカ焼きの屋台に行ってイカ焼きを3本買い、戻って2本を家入と七海に渡す。

 

「ほら、ご要望のイカ焼きだぞ」

 

「サンキュー」

 

「ありがとうございます」

 

 それじゃあ、このイカ焼きをアテに麦の炭酸飲料を飲むとしますか!

 

「…………ん?」

 

 ひと口飲もうとしたその時、俺はカップに入っている麦の炭酸飲料が最初よりも少し減っている事に気付く。それこそ、()()()()くらいだ。

 

 ………もしやと思い、俺が視線を移すと家入が顔を逸らす。

 

「お前、飲んだな?」

 

「ちゃんと冷えてたよ」

 

「いや、冷え具合は訊いてねー。それより、七海も止めてくれよ」

 

「止める前に家入さんが飲んでいましたので」

 

 コイツら、俺が最初のひと口をどれだけ楽しみにしてたのか分かってないな。

 

「はぁ……まあ良いけど」

 

 気を取り直して、俺は麦の炭酸飲料をひと口飲む。クゥ〜〜〜!この炭酸!麦の苦味!そして、喉が凍ったと錯覚する程にキンキンに冷えてやがる!!

 

 

 犯罪的だ!!美味すぎる!!

 

 

 息苦しい夏と祭りの熱気に加え、日頃から任務で疲弊した身体に2月で悟達と鍋パした時以来の約5ヶ月振りの麦の炭酸飲料!!染み込んで来やがる、身体に!!

 

 そして、喉が潤ったところで買って来たイカ焼きを頬張る!分かってはいたが、コイツも美味い!!さっきまで焼かれていた熱々のイカの味と醤油の甘塩っぱさがビッグウェーブとなって押し寄せて来やがる!!噛めば噛む程イカの弾力が俺の口の中で弾み、まるでステージ上で『三代目 j soul brother◯』がキレッキレのランニングマンをしているかの様だ!!飲み呑むのが勿体無いと思ってしまう!!

 

 だが!俺は自らの衝動に抗えず、イカ焼きを飲み込んで直ぐに麦の炭酸飲料を流し込む!!この麦の炭酸飲料はどんな料理の潜在能力(ポテンシャル)を120%にまで引き上げてくれる!!宛ら『ハ◯キュー!!』に登場する青葉城西の大王様こと及川徹の様な安心感だ!!

 

 話は変わるけど、『ハイキュ◯!!』だと及川さんが1番好きなキャラクターなんだよな。華やかな見た目とは裏腹に後輩の影山飛雄への劣等感や、白鳥沢の絶対的なエースである牛島若利へリベンジする泥臭さが凄く魅力的なんだ。

 

 クソッ!いつの間にか麦の炭酸飲料もイカ焼きも無くなってやがる!!まあ、待て。まだ慌てる様な時間じゃない。俺の中の仙道彰がそう言っている。こうなったら、麦の炭酸飲料を片手に屋台の食べ物を味わい尽くすしかない!!

 

「よし、今度はじゃがバターにしよう。その前に麦の炭酸飲料を買って来る」

 

「いってらー」

 

「まだ飲む気ですか。あと、頑なにビールと言わないんですね」

 

 だからビールじゃねぇ!!麦の炭酸飲料だ!!

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

「チョコバナナ美味っ!!バナナにチョコをコーティングしただけの簡単な料理なのにこの美味さはヤバいって!!」

 

「悟。そんなに頬張ると喉に詰まるよ。ほら、ラムネ」

 

「黒井!!あそこにクレープ屋があるぞ!!」

 

「待って下さい、お嬢様!!まだ綿飴が残ってますよ!!」

 

「七海はじゃがバターなんだ!それに何かトッピングしてるね!?」

 

「イカの塩辛です。美味しいですよ、上げませんけど」

 

「家入はキムチをトッピングしたのか」

 

「美味しいよ。柊は明太マヨなんだ。カロリー爆弾じゃん」

 

「問題ない。麦の炭酸飲料と一緒に摂取する事で実質0カロリーだ」

 

「そんな訳ないでしょ」

 

 俺達は色んな屋台を周りながら境内で行われる日本舞踊や琵琶、津軽三味線演奏、浪曲、民謡、かっぽれ等の日本の伝統芸能を見ながら祭りを楽しんでいた。特に青森ねぶたのクオリティと迫力には思わず魅入ってしまった。

 

 ああ言う長く受け継がれる『芸術』にはこれからも続いて欲しいものだ。

 

 今回の夏祭りは理子ちゃんは勿論、俺達も充分に楽しむ事が出来た。呪術師の様な血生臭い職業に就くと、いつ命を落とすのか分からない。実際、フィジカルギフテッドの男との闘いでは死に掛けたし………。

 

 だからとは言うべきなのか、またこうやって皆と祭りに行きたいと思う。来年も、再来年も。誰一人欠ける事なく。俺は皆を見ながらそう思った。

交流会2日目の個人戦をトーナメント式にするのはあり?("あり"の場合、主人公が五条や夏油と勝負するかもしれません)

  • あり(死ぬまでやれ!!)
  • なし(交流会だから無理だろ)
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