俺の術式は某鎖野郎   作:けーやん

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三話の時点で疼いてきたぜ………承認欲求がっ!!!
まあ、茶番がこの辺にしまして。面白いと思ったら高評価&お気に入り登録をお願いします!!
感想も書いていただけるとモチベーションが維持出来ますので。

それとアンケートの結果、主人公のヒロインは同期の家入硝子に決まりました!!
ご協力ありがとうございました!!
日常回やデート回(?)が必要かどうかはまたアンケートを取りたいと思いますので、その時は宜しくお願いします。
それ以前に需要があるかなぁ?


三話

 夜蛾先生から星漿体の少女の護衛任務を受けた俺達は、少女の所在であるホテルへ向かっていた。その途中、悟が自販機で缶ジュースを買おうとして、ボタンを2つ同時に押した。

 

「あ、悟。自販機のボタンを2つ同時に押しても2つ出て来ないぞ。左側から売れ筋順になってるから、コンピュータが左側を優先的に選ぶとかで」

 

「マジで?なんだよ、押し損じゃん」

 

「馬鹿やってないで行くよ。悟、千斗」

 

「いや、傑。俺は馬鹿やってないからな」

 

 俺は不機嫌そうな表情で自販機から出て来たコーラを飲む悟の隣を歩きながら傑に反論するも無視られた。納得いかん。

 

「でもさー、呪詛師集団の『Q』は分かるけど、なんで盤星教は少女(ガキンチョ)殺したいわけ?」

 

 ヤンキー歩きしながら訊く悟に傑が答える。まあ、傑もある種のヤンキー歩きしてるけど……。

 

「崇拝しているのは純粋な天元様だ。星漿体……つまりは不純物が混ざるのが許せないのさ」

 

「でもよ、それだとおかしくないか?天元様は過去で既に星漿体と何度か同化してる筈だろ。その時点で盤星教の思想は破綻してないか?」

 

 俺が至極真っ当な疑問を言うと、傑は少し考える。

 

「……おそらく盤星教はその事を把握していないか、これ以上の不純物は混ざって欲しくないかのどちらかだろうね。どちらにしろ、盤星教は非術師の集団だ。特段気にする必要は無いだろう。現状警戒すべきは、やはり『Q』!!」

 

「まぁ、大丈夫でしょ。俺達、最強だし。だから天元様も俺達を指名して来たわけだし……何?」

 

 コーラを飲み終えた悟がそう言うと、傑が何か言いたげな表情をしていた。

 

「いや……悟。前から言おうと思っていたんだが、一人称『俺』はやめた方が良い」

 

「あ゛?」

 

 傑の言葉に悟は少しキレてコーラの空き缶を術式で潰した。多分、術式順転を応用して潰したんだろうな。

 

 傑はそのまま続ける。

 

「特に目上の人の前ではね。天元様に会うかもしれないわけだし。『私』、最低でも『僕』にしなよ。歳下にも怖がられない」

 

「はっ、嫌なこった。つーか、それ言ったら千斗もだろ」

 

「俺は一応使い分けてるぞ。お前達みたいに親しい人には『俺』で、それ以外の人には『私』とか『自分』とか」

 

 どちらかと言うと『自分』って言う頻度が多いかな。

 

 そんな事を言っていると、目的地である星漿体の少女の所在であるホテルの一室が突然爆発する。

 

「「「は?」」」

 

 俺、悟、傑の3人が同時に反応し、直ぐに臨戦態勢に入る。

 

「これでガキンチョが死んだら俺らのせい?」

 

「そうなるんじゃないか?………あ」

 

 よく見たら人影が落下していた。その人影の正体は、セーラー服を着た中学生くらいの女の子。おそらく、あの子が星漿体だ。

 

「私が行く」

 

 傑はそう言うと『呪霊操術』で魚のマンタの様な呪霊を呼び出し、その上に乗る。呪霊は落下する女の子へ飛翔し、呪霊に乗っている傑が女の子を空中でキャッチする。こう言う時、傑の術式はホント便利だよな。

 

「いやぁ、セーフセーフ」

 

「なんとか間に合ったみたいだな………とっ」

 

 傑達の様子を見ていると、俺と悟に多数のナイフが飛んで来る。悟は術式でナイフを空中に静止させ、俺は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「素晴らしい」

 

 すると、軍服に似た服装をした長髪の男が俺達を見て拍手する。その男の後ろには同じ服装の男がもう1人居た。夜蛾先生からの情報的に、2人は『Q』の構成員だろう。

 

「白い方の君、五条悟だろ?有名人だ。強いんだってね。もう1人の君も中々の呪術師の様だね」

 

バイエルさん。鎖の方は私にやらせて下さい」

 

「分かった。頼むよ、シャウエッセ

 

「はッ」

 

 後ろに居た男は俺に狙いを定める。いやぁ、しかし……。

 

「気付いたか、悟?」

 

「ああ」

 

 俺が訊くと悟が頷く。どうやら悟も気付いたみたいだ。

 

 コイツらのコードネームが………スーパーとかで売られてるウインナーの『商品名』である事を!!

 

 おそらくバイエルは『アルトバイエ◯ン』、シャウエッセは『シャウ◯ッセン』が元ネタだろう。つまり、呪詛師集団『Q』はウインナー愛好家の集まりと言う事か。

 

 同じ事を思ったのか、悟は腹抱えて笑い出す。

 

「ハハハハハ!!センス無さ過ぎだろ!!ウインナーの商品名とか!!」

 

「絶対仲間の1人に『香◯』みたいなコードネームの奴居るんじゃね?」

 

「ぜってー居るだろ!!コークン的な奴!!アハハハハハハ!!腹痛えぇ!!」

 

 緊張感の無い会話をする俺達にウインナー愛好家……もとい、『Q』の構成員2人の表情が怒りに染まる。

 

「クソガキ共が」

 

「我々を侮辱した罪、万死に値する!!」

 

 バイエルは両手に大量のナイフを構え、シャウエッセは姿を消す。

 

「悟、どっちやる?」

 

「アルトバイエル◯の方で良いや」

 

「分かった。俺はシ◯ウエッセンの方をやる」

 

 互いに相手を決め、戦闘に入る。バイエルの方はおそらく呪力でナイフを操るみたいな術式だろう。もう1人のシャウエッセは、多分『透明になる』術式かな?

 

 本来なら見えない相手を倒すのは骨が折れるかもしれないけど、今回は()()()()()()()()

 

 次の瞬間、薬指の鎖が独りでに動き出し、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「ば……馬鹿な!?何故……私の居場所を……!?」

 

 すると何も無い所からシャウエッセが姿を現し、口から血を流しながら地面に倒れる。怪我の具合を見るに、下顎に鉄球が命中した様だ。

 

 倒れながら痙攣するシャウエッセに、俺は説明する。

 

「アンタの術式。所謂『透明人間になる』術式みたいだけどさ、俺の薬指の鎖は()()()()()出来るんだよ。()()()()()()()()()()()()()()()()使()()()()()()()()、それを応用して攻撃と防御の両方をしてるってわけ。あと、呪力感知以外に視覚感知も出来たり鎖を自動操作で追尾したりも可能で……………って、聞いてないか」

 

 俺が自分の術式を開示している中、いつの間にかシャウエッセは気絶していた。出来れば最後まで聞いて欲しかったんだが。これだと独り言を言ってるみたいで恥ずいじゃんか。

 

「あ。そっち終わった?」

 

 振り向くと、バイエルを瞬殺した悟が訊いて来た。目を逸らしている間に終わったな。

 

「終わったよ。そっちもみたいだな」

 

「コイツ弱過ぎ。呪力でナイフを操る術式みたいだけど、そんだけだったわ。指先一つでダウンした」

 

「いつからお前は北◯神拳の使い手になったんだ?まあ、ナイフを幾ら投げたとしても、お前に届く事は無いからな」

 

「フッ、当然」

 

 ドヤ顔する悟に苦笑しながら俺はシャウエッセを拘束する。ホテルの方を見ると、どうやら傑も敵を撃退したみたいだ。

 

「さて、取り敢えずコイツらの身柄を高専に引き渡すか。補助監督の人呼ぶぞ」

 

 俺が携帯で連絡しようとすると、悟が呼び止める。

 

「ちょい待ち!その前に写メ撮って傑に送ろうぜ」

 

「え?まあ、良いけど」

 

「サンキュー♪そんじゃカッコよく撮れよ、カメラマン!!」

 

「しかも俺が撮るんかい」

 

 ツッコむ俺を無視して、悟はボコったバイエルとシャウエッセを背景に満面の笑顔でピースサインをする。ホント、そう言うところがクソガキなんだよなー。

2年生時点での主人公の呪術師としての等級はどの辺りにいて欲しい?

  • 特級
  • 1級
  • 準1級
  • 2級
  • 準2級
  • 3級
  • 4級
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