ですが、一度味わうともっと欲しくなってしまうのは人間の性ですかね………。
再び茶番はこの辺にして、面白いと思ったら高評価&お気に入り登録お願いします!!
アンケートの結果、2年生時点での主人公の呪術師としての等級は『1級』に決まりました!!
ご協力ありがとうございました!!
呪詛師集団『Q』の構成員、バイエルとシャウエッセを倒した俺と悟は、構成員の身柄を補助監督の人に預けて傑と合流する。ちなみに、傑が相手してた構成員のコードネームは案の定コークンだった。やっぱり、『Q』はウインナー愛好家の集まりだったか。
まあ、そんなこんなで。星漿体の少女の世話係の黒井美里さんが目を覚ましたので今回の任務の事を伝え、俺達は星漿体の少女天内理子ちゃんが目覚めるのを待っていた。
「………よし、これで大丈夫だろ。擦り傷くらいで大した怪我はしてないみたいだし」
「助かったよ。今回、私達の中で反転術式が使えるのは千斗だけだからね」
「なぁ、俺らにも反転術式のやり方教えてくんね?」
俺が右手の
「前にも言ったと思うけど、俺の反転術式は"縛り"込みで使える様にしてあるから参考にならねぇって。それこそ、家入に教われば良いんじゃないのか?」
「それこそ論外だろ。擬音ばっかで何言ってんのか分からんし」
「硝子は感覚派だからね」
あー、確かに。前に家入が悟達に反転術式を教えてた時は"ひゅーとやって、ひょい"で説明してたからな。アレじゃ分からんわ。
………と言うか、よくよく考えたら俺のクラスメイトって天才が多過ぎじゃね?俺は天才じゃないけど。
「………ン」
「お、起きた」
すると、理子ちゃんが悟に"お姫様抱っこ"された状態で目を覚ました。意識も問題無いみたいだし、良かった。
「オラァァァァァァァァ!!」
そして突然、理子ちゃんは悟の頬を思いっきりビンタした。アレは痛い。今の悟は術式を解いてるし、正しくクリティカルヒットの一撃だった。
「下衆め!!妾を殺したくば、まずは貴様から死んでみせよ!!」
理子ちゃんは俺達から離れると、格ゲーキャラの待機ポーズみたいな構えを取りながら叫んだ。内容も滅茶苦茶だし。そう言えば、最近ゲーセンに行ってないな。任務が終わったら久し振りに鉄◯とかストリートファイ◯ーをやりに行こうかな。それと、太鼓の◯人もやりたいなぁ。
俺がゲーセンの事を考えていると、警戒する理子ちゃんに傑が話し掛ける。
「理子ちゃん、落ち着いて。私達は君を襲った連中とは違うよ」
「嘘じゃ!!嘘吐きの顔じゃ!!
あ。傑の笑顔に影が入った。これは相当キレてる証拠だな。それに悟もビンタされた事でキレてるし。
………仕方ない。此処は俺が行くしかないな。
「理子ちゃん、襲われたばっかりだから気が動転してるのは分かるよ。けど、本当に俺達は君の味方なんだ。信じて欲しい」
「信じられぬのじゃ!!右手にジャラジャラと変な鎖なんぞ付けよって!!ダサいのじゃ!!」
…………うーむ。歳下の女の子に面と向かって罵倒されると結構凹むな。
すると、頭に来た悟と傑が理子ちゃんの両手と両足を左右から引っ張り始める。しかも、胴体を捻りながらだ。分かっていたけど、コイツら大人げねえ!!
「ぃいやーーー!!!不敬ぞーーー!!」
案の定、理子ちゃんは悲鳴を上げる。しかしクソガキコンビは止める気配を一切見せずに両端から引っ張り続ける。マジでクズ過ぎるな、この2人。
「おい、お前ら。その辺にしろよ」
「おっお止め下さい!!」
俺が言うのと同時に理子ちゃんの世話係の黒井さんが現れた。しかも傑の呪霊に乗って。
「黒井!!うぎゃっ!?」
おい、クズ共。いきなり手を離してやるなよ。理子ちゃん落ちたじゃん。
「お嬢様。その方達は味方です」
「………黒井。何に乗っておるのじゃ?」
「これは、前髪の方の術式です!!」
「その言い方、止めてもらいます?」
「「プッ!」」
黒井さんの傑の呼び方に思わず俺と悟が吹いた。前髪って。まあ、傑のトレードマークだから分かりやすいけど………この辺にしておこう。傑が睨んで来た。
「『呪霊操術』。文字通り、取り込んだ呪霊を操れるのさ」
「思ってたよりアグレッシブなガキンチョだな。同化でおセンチになってんだろうから、どう気を遣うか考えてたのに」
え?お前に人を気遣うとか一番似合わないんだが。初対面の相手にも煽りまくるのに。
そう思っていると、理子ちゃんは呪霊の顔をペチペチと触っていた。しかも呪霊の奴、照れてるのか顔を赤くしてやがる。なんだろうな、少し可愛いと思ってしまった。この呪霊をマスコットにしてキーホルダーとかねんど◯いど等でグッズ化したら売れるかもしれない。
「フンッ!!如何にも下賎な者の考えじゃ」
「あ゛?」
理子ちゃんの挑発に悟が再びキレそうになる。つーか、前々から思ったけど悟って人の事はよく煽るけど、逆に煽られ耐性が低いよな。流石、性格がクソガキ。
「いいか。天元様は妾で、妾は天元様なのだ!!」
理子ちゃんは誇る様に語り出す。
「貴様の様に"同化"と"死"を混同している輩が居るが、それは大きな間違いじゃ」
「同化により妾は天元様になるが、天元様もまた妾となる!!妾の意思!!心!!魂は同化後も生き続け───」
「待ち受け変えた?」
「井◯和香」
理子ちゃんが熱弁していのを他所に、悟達は携帯の待ち受けを見ていた。気になったので俺も会話に参加する。
「あれ?悟って巨乳派だっけ?」
「馬鹿野郎!井上◯香の和◯パイは思春期の憧れだろうが!!」
「ごめん。俺は別に巨乳派じゃないから。どちらかと言うと脚派だし」
健康的な肉付きのある脚も良いんだけど、モデルみたいに長くて綺麗な脚がドストライクである。
「そう言う千斗の待ち受けは?」
「俺の?花◯薫だけど」
「「斜め上過ぎるだろ」」
「何だと!!カッコいいじゃん花山◯!『最凶死刑囚編』読んで出直して来い!!」
「聞けぇ!!」
無視された事に理子ちゃんが激昂した。ゴメンゴメン。
「あの喋り方だと友達も居ない
「快く送り出せるの
「口癖マネしてやるなよ。学校だと猫被ってるかもしれないだろ」
「学校じゃ普通に話してるもん!!あと、猫被ってるって言うな!!」
すると理子ちゃんは何か気付いた様にハッとした表情をする。
「学校!!黒井!!今何時じゃ!!」
「まだ昼前………ですがやっぱり学校は」
「うるさい!!行くったら行くのじゃ!!」
「「「?」」」
何の事か分からない俺達を置き去りにして、理子ちゃんは準備を始める。
◾️◾️◾️◾️
理子ちゃんは在学する廉直女学院 中等部に登校する事にした為、俺達と黒井さんは校内のプールで待機していた。
「チッ、ゆとり極まれりだな」
悟は舌打ちをしながらプールの水面を蹴る。苛立ってる理由は、急いで理子ちゃんを呪術高専へ送らないといけないが、夜蛾先生から『天内理子の要望には全て応えよ』と言われたのだ。しかも、天元様の指示で。
苛立つ悟に傑が諭す。
「そう言うな、悟。理子ちゃんはああ言っていたが同化後、彼女は天元様として高専最下層で結界の基となる。友人、家族、大切な人達とはもう会えなくなるんだ。好きにさせよう。それが私達の任務だ」
「黒井さん。理子ちゃんには家族は?」
「お嬢様にご家族はおりません。幼い頃事故で……それ以来、私がお世話して参りました」
すると、黒井さんは俺達に頭を下げる。
「ですから、せめてご友人とは少しでも───」
理子ちゃんを長く見守って来た黒井さんの嘆願に、傑が黒井さんに優しく言う。
「それじゃあ、アナタが家族だ」
「………はい」
傑の言葉に黒井さんは涙ぐむ。こう言う時、傑の紳士的な性格が光るな。まあ、それはそれとして………。
「おい、千斗。見たか?完全に女誑しの手口だぞ」
「だな。苦しんでる女性に優しい言葉をかけて安心させる。傑にはホストの才能があるかもしれないな」
あれだけの手腕なら歌舞伎町とか銀座でNo.1になれるぞ。夜の帝王、夏油傑。意外に様になるな。
「聞こえてるからね、2人共」
傑から睨まれたので、俺と悟は切り替える。取り敢えず、理子ちゃんを狙う刺客が居ないか目を光らせておかないとな。
「傑、監視に出してる呪霊は?」
「ああ。冥さんみたいに視覚共有が出来れば良いんだけどね。それでも、異常があれば直ぐに───」
「傑?」
傑の雰囲気が変わった事に俺と悟が気付く。
「悟、急いで理子ちゃんの所へ。千斗は私と一緒に来てくれ」
「あ?」
「何があった?」
「2体祓われた」
傑の言葉に、俺達は校内に刺客が現れた事を察した。
主人公の素の状態での呪力量はどのくらいが丁度良い?(各キャラで例えて下さい)
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五条悟
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夏油傑
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乙骨憂太