俺の術式は某鎖野郎   作:けーやん

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まさかこんなに早く1,000件の大台に到達するとは思いませんでした。
これからも、より多くの方に読んで貰える様に投稿を頑張って行きます!!
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そして前回のアンケートの結果、主人公の()()()()()()呪力量が乙骨憂太クラスに決まりました。
ご協力ありがとうございます。


五話

 傑が監視で放っていた呪霊が祓われた事で刺客が来たことを知った俺達は、刺客の討伐と理子ちゃんの救出に動き出す。校舎内を走っている中、悟が黒井さんに訊く。

 

「天内は!?」

 

「この時間は音楽なので、音楽室か礼拝堂ですね」

 

「レーハイドゥ!?」

 

「音楽教師の都合で変わるんです。あと此処はミッションスクールです」

 

 宗教系の学校あるあるだな。まあ、呪術高専も表向きは仏教系の高等専門学校だし。

 

「それなら手分けして動いた方が良さそうだな」

 

「ああ。悟は礼拝堂。黒井さんは音楽室。私と千斗は正体不明(アンノウン)2人を」

 

「分かりました」

 

 役割が決まり、俺と傑は正体不明(アンノウン)を迎撃。悟と黒井さんは理子ちゃんとの合流に動く。

 

「傑。正体不明(アンノウン)は『Q』の残党か?お前の呪霊を祓ったって事は呪詛師だろ」

 

「おそらくね。だが、盤星教の差し金の可能性もある。その場合だと少し面倒になるね」

 

「確かにな。雇い主が非術者である盤星教だと下手に手が出せないからなっ!」

 

 話していると、目の前に眼鏡を掛けた作務衣姿の老人が待ち構えていた。おそらく、呪霊を祓った呪詛師だろう。

 

「おおっ、その制服は」

 

 老人は俺達を見ると媒体の札から式神を2体出し、自分の前後に挟む様に配置する。あの動作を見るに、かなり()()()()()()

 

「此処は私が引き受ける。千斗はもう1人を頼む」

 

 傑は呪霊を2体出しながら俺に言う。同じ戦闘スタイルなら術式の性能と()()()を考慮しても傑に分があるだろう。

 

「分かった。頼むぞ、傑」

 

「ああ」

 

 傑にこの場を任せた俺は窓を開けて下へ飛び降りる。地面に着地し、そのままもう1人の正体不明(アンノウン)を探す為に走る。

 

「呪力感知からして……こっちか」

 

 呪力を感知した俺は正体不明(アンノウン)が居る方向へ走ると、頭に紙袋を被ったガタイのある男が徘徊していた。すると、紙袋男が此方に気付く。

 

「ああん?テメェ……同業か?3000万は何処だ?」

 

 3000万?まさか、理子ちゃんに懸賞金が懸けられているのか?

 

「さあな。知っていても教えねぇよ。つーか、そんなに金が欲しいなら真っ当に働いたらどうだ?B級ホラー映画に出て来そうな見た目じゃなくて、もっと親しみやすい格好しろよ。パペットマ◯ットみたいに両手に縫いぐるみでも持ってみたら?」

 

「職安も楽じゃねぇだろ?それになぁ……人を殺して食う飯は美味いんだ」

 

 ………クズが。話に付き合って損した。

 

「悪いけど、アンタには牢屋で食う臭い飯がお似合いだよ」

 

 俺は右手中指の鎖を紙袋男に目掛けて飛ばす。鎖は瞬時に紙袋男の体に巻き付き、拘束する。 

 

 しかし、拘束された本人は余裕な態度を取る。

 

「ハッ!こんなショボい鎖で捕らえたつもりか?こんなの…………!?」

 

 馬鹿にする様に言った途端、紙袋男から余裕が消える。

 

「どう言う事だ!?()()()()()()()()()いやそれより、()()()()()()()()()()()()()()

 

「分身………成程な。分身を作って危なくなったらソッチに移り変わるみたいな術式か」

 

 俺は紙袋男を拘束したまま鎖を引っ張る。そして呪力で強化した拳を紙袋男の腹部に叩き込む。

 

「ゴホッ!?」

 

「残念だけど、()()()()()()()()()アンタの負けだよ」

 

 ()()()()()()()()()()()()()()で攻撃が直撃した事で、紙袋男は気絶する。

 

「さて、こっちは問題無し。ん?あれは……」

 

 気絶した紙袋男を鎖で拘束したまま周囲を見渡すと、悟が理子ちゃんを荷物のように抱えながら校舎の屋根を走っていた。どうやら無事に合流出来たみたいだな。それに、悟が一緒なら理子ちゃんの安全はほぼ約束された様なものだ。

 

 すると、傑と黒井さんが俺に気付きこっちへ走って来る。

 

「柊様!」

 

「黒井さん、傑」

 

「そっちも終わった様だね」

 

「ああ。お前が相手してた呪詛師の爺さんは?」

 

「呪霊で拘束してある。それより、どうやら呪詛師御用達の闇サイトで理子ちゃんに3000万の懸賞金が懸けられてる様だ」

 

「みたいだな。期限は?」

 

「明後日の午前11時までだ」

 

 成程ね。まったく、呪術師は万年人手不足なのに。ハローワークに呪術師募集の掲示を依頼したが良いんじゃないかと本気で思ってしまう。まあ、無理だろうけど。

 

「俺は呪詛師を高専に引き渡して来る。2人は悟達と先に合流してくれ」

 

「分かった」

 

「夏油様!先にお嬢様の方へ行って下さい!貴方の方が速く合流出来ます!!」

 

「しかし」

 

 そう提案する黒井さんに傑は悩む。

 

「万が一の場合がございます!急いで下さい!!」

 

「………分かりました。千斗、呪詛師の方は任せる」

 

「ああ。そっちも頼むぞ」

 

 傑は一足先に悟と理子ちゃんを追いかけ、黒井さんがその後に続く。2人を見送った俺は、呪詛師を高専に連行する為に補助監督に連絡する。

 

 そして、数分後。呪詛師を補助監督に引き渡した俺は、悟達から黒井さんが敵に捕まった事を知らされるのであった。




エンタの◯様が放送されてた当時、キッズだった私はパペットマ◯ットさんのコントにどハマりしてました。

主人公とヒロインに決まった家入硝子の日常回やラブコメ回(?)を描いた方が良い?(呪言でお答え下さい)

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