真・女神転生オタクくんサマナー外伝 -ロストキリギリス- 作:名無しの骸骨
\カカカッ/
| Lv55~75 | 喰奴 | 羅刹天の群れ | 打撃・斬撃反射・呪殺無効・破魔耐性*1 |
「
\カカカッ/
| ウィッチ(♂) | 久遠 フェイ | Lv84 | 全てに強く破魔吸収。技・火炎・氷結・呪殺反射。BS無効*2 |
\カカカッ/
| 破壊神 | カルティケーヤ | Lv78 | 銃反射。物理・破魔無効。呪殺耐性*3 |
\カカカッ/
| 神獣 | バロン | Lv78 | 物理耐性・破魔・呪殺無効。全ステータス異常無効(BS無効)*4 |
\カカカッ/
| 凶鳥 | フレスベルグ | Lv79 | 火炎無効。氷結吸収。破魔・呪殺・緊縛・一部の物理に強い。*5 |
迫る羅刹達の姿を目視した僕は布陣を整えて、迎撃の構えを取る。奴らの数は左程多くなく、精々数体程度。とはいえ1体だけでも油断できる手合いではないのはこれまでの戦闘から見ても明らかだ。
何せ反射・テトラカーンまで抜く最高クラスの物理貫通に通常2倍、
弱点はやはり物理防御面での脆弱性*6だが、羅刹達の耐性は斬撃・打撃反射。多くの物理はそれによって無効化されてしまう。速度で上を取ろうとしても<スピードスター>*7が奴らにはある。
捕食の為に最適化された羅刹達の戦闘方式はある意味で完成されている。付け入る隙は少なく、だからこそ面倒な手合いだと忌避されていた。物理攻撃事態を無効化でき、スピードスターで速度面でも上を取れる由奈が居ればもっと対処が簡単ではあるのだが、こうして分断された以上は今ある手札で対応するしかない。
「そういう訳で宜しくカルティケーヤ」
『あいよ!』
| スピードスター | D2出典。悪魔のバトルスピードへの影響が50%増加する |
速特化で<スピードスター>を持つカルティケーヤが羅刹達に先んじて動く。羅刹達が持つ一つの弱点として、奴らの動きは
| 天扇弓 | DSJ出典。敵全体に銃属性の大ダメージを与える |
| 韋駄天 | D2出典。このスキルを持っている悪魔が生きている間、 味方全体は次の効果を発揮する。 「物理命中率が15%増加し、クリティカル率が20%増加する。」 |
| 天覇の将 | NINE出典。術者が物理攻撃で与えるダメージが 増援を含む味方の生存者1体につき12.5%上昇する |
| 獰猛 | SH1(忠誠度)出典。忠誠度:5の性格:獰猛における効果。物理ダメージが1.1倍になる |
カルティケーヤの番えた矢が扇状に拡散して、羅刹達を射抜いていく。斬撃・打撃に対しては耐性を持つ羅刹達は銃撃・ガンに対しては無防備だ。そして銃撃もまた物理攻撃であるのには違いなく、羅刹状態が持つ物理攻撃に対する脆弱性がそのまま直撃。その場に居る全ての羅刹に約2倍、高確率の
\カカカッ/
| Lv77 | 喰奴 | 羅刹天 | 打撃・斬撃反射・呪殺無効・破魔耐性 |
\カカカッ/
| Lv62 | 喰奴 | 羅刹天 | 打撃・斬撃反射・呪殺無効・破魔耐性 |
\カカカッ/
| Lv71 | 喰奴 | 羅刹天 | 打撃・斬撃反射・呪殺無効・破魔耐性 |
\カカカッ/
| Lv59 | 喰奴 | 羅刹天 | 打撃・斬撃反射・呪殺無効・破魔耐性 |
その直後に後方より新たな羅刹達が増援として現れた。戦力の逐次投入は通常であれば愚策だが、全体攻撃によって全滅する事を踏まえればその判断が間違っているとは言えない。元より羅刹の攻撃一振りでも当たれば此方の状況は一気に危うくなる。生き残る為に一撃も喰らう事が出来ない此方と生存度外視で羅刹達の数だけ特攻を仕掛ける事の出来る彼方では勝利条件も異なるのだ。
「だけど、それも織り込み済み」
| 北端の凍てつく風 | D2出典。敵が死亡したとき、次の連動効果が発動。敵全体に氷結属性の小ダメージ(60)を与える。この効果の使用回数に制限はない。 |
羅刹達の死と共にフレスベルグの
「バロンへ」
『りょーかい』
| 勇奮の舞 | NINE出典。3ターンの間、味方全員の物理攻撃力と物理防御力を2倍にする。 |
カルティケーヤからバロンへと行動は繋がれ、そのままバロンによるバフが入る。先手を取ったカルティケーヤが選択した戦闘方式は
弱点・
「さて」
フレスベルグによって止められていた羅刹達がそろそろ動く。今回の戦闘方式は全員が一つの流れで動く事は出来ない。飽く迄其処に関しては
「射撃は苦手なんだけど……!」
| レールガン | 200X出典。敵全体にガン相性の大ダメージを与える。 このダメージは防御点で減少できない。弾数を10点消費する。 このスキルはレールガン装備時の付加スキルである |
エリヤと同様のレールガンを構えて、乱れ撃つ。体格の関係で反動は殺し切れずに両手で構えても尚、身体が吹っ飛びかけるが踏ん張って羅刹達を射抜いていく。バロンの強化によってさらに火力2倍、其処にカルティケーヤの<韋駄天>によって鋭さを増した弾丸は羅刹達を肉片へと変えて絶命させる。
「次!上から来るよ!」
『つるべ打ちで何処まで対応できるかって所かね』
天井により塞がれていた筈の上空より羅刹の増援が出現。それをフレスベルグの疾風によって
| フェイ陣営 | 物理攻撃・防御2倍。命中・回避率上昇(3ターン継続) 魔法の輪(物理・魔法防御固定値上昇)(数十ターン継続で戦闘開始前に発動) |
| 羅刹陣営 | なし |
状況はあまり宜しくない。必要な補助こそ積めてはいるし、羅刹の排除も銃撃なら一撃で可能。しかしフレスベルグの探知により全方位より羅刹、シャドウが迫って来ており、認知世界だからなのか地形・周辺状況が時折変化している。フレスベルグが落ちれば敵の探知が行えずにアウト、バロンが居なければバフと回復が出来ずにアウト、カルティケーヤが居なければ殲滅が出来ずにアウト。誰かが落ちる事はその時点で敗北に直結するだろう。自分の背丈程の大きさのレールガンを携えて、周囲を警戒する。
『下カラ来ル!羅刹ジャナイ!』
フレスベルグの叫びと共に周囲の目視を仲魔に任せて、床全体を即座に視認した。地形が変化した様子は見受けられない。薄暗く、光に照らされた空間と風化して真っ黒になった血で染まった木製の床、そして不自然に伸びる“影”
「影を媒介にしているのか!」
瞬間、影より現れた黒い腕と剣が眼前に迫る。それを頬を切るようにして回避して牽制射撃。発砲の反動を利用して距離を取り、仲魔を自身の周囲に再配置する。
\カカカッ/
| Lv85 | 夜叉鬼 | チェルノボグ | 不明 |
『躱したか。成程、聞いた程度の実力はあるらしい』
「……羅刹じゃなくて喰奴?」
現れたそれは黒い外装に青白い骸骨の頭部、古ぼけた長剣を構えていた。夜叉鬼と呼ばれる存在はヨコハマでも確認できている。確か喰奴の一種であったという記憶があったが、天魔衆が羅刹以外の戦力を抱えているという話は聞いた事がない。
「まさか、デヴァローカが」
『どうあれ、貴様は此処で八つ裂きだ!死ね!』
| バイオレンス | DDSAT出典。点滅状態のプレスアイコンを二つ増やす。 それ以外の戦闘方式では行動回数を2回増やす物として扱う。 (バイオレンスで手番を使うので実質1回増加) |
髑髏の口が開かれて、耳障りな叫び声を響かせながらチェルノボグが動く。
『自らの影に!首落とされるがいい!』
| 舞い降りる災厄 | DDSAT2出典(チェルノボグ専用)。 敵側の戦闘に参加しているメンバーからランダムに1体を選び、 それに対応する悪魔1体を戦闘に加える→ランダム選択:フェイ |
| 舞い降りる災厄 | DDSAT2出典(チェルノボグ専用)。 敵側の戦闘に参加しているメンバーからランダムに1体を選び、 それに対応する悪魔1体を戦闘に加える→ランダム選択:カルティケーヤ |
チェルノボグの持つ長剣が吸い込まれるようにしてその胸を貫いて、僕らの影が不気味に伸びて其処から浮かび上がる闇がその身を形成していく。
\カカカッ/
| Lv84 | - | 影久遠 フェイ | 不明 |
\カカカッ/
| Lv78 | - | 影カルティケーヤ | 不明 |
「僕とカルティケーヤの複製……?」
現れたその二つの影はドッペルゲンガーのように僕達と瓜二つでその姿は漆黒に包まれていた。耐性は不明だがレベルは同じで対面する僕……影フェイの装備もまた今の僕のそれと酷似しているように見える。
| マカカジャ | DDSAT2出典。味方全体の魔法攻撃力を1段階上昇させる。 |
最後にチェルノボグがバフをばら撒き、
\カカカッ/
| Lv58 | 喰奴 | 羅刹天 | 打撃・斬撃反射・呪殺無効・破魔耐性 |
\カカカッ/
| Lv64 | 喰奴 | 羅刹天 | 打撃・斬撃反射・呪殺無効・破魔耐性 |
\カカカッ/
| Lv66 | 魔術師 | 翻弄のアブルーリ | 不明 |
\カカカッ/
| Lv68 | 皇帝 | ぐれぇとキング | 不明 |
いつの間にかに地形が変わり、廊下の十字路の中心に僕達は立っていた。左右からはシャドウと羅刹の混成群が迫り、前方にはチェルノボグ達が陣取っている。
「フレスベルグ」
『シャドウト羅刹ガ集結シツツアル。次ガ正念場ダ』
初手の羅刹天のみの襲撃からのチェルノボグの出現。敵にシャドウが混じり始め、総合的な数の増加と複数方向からの断続的な特攻はそろそろ勝負を決めに来ているという合図に他ならない。対策を立てられるのは
「なら僕も腹をくくらないとね。カルティケーヤ、さっきと同じで良い。頼んだよ」
『何となく嫌な予感はするけど、やるしかないか!』【天扇弓】
カルティケーヤの矢が扇状に発射される。呼び出したあの影の耐性が僕達と同様であるならばガンは通じない。通じたとするなら耐性が違う事になり、その他能力にも差異があるかもしれない。羅刹を倒す為にはどうあれ銃で倒すのが一番であるし、その行動を変える理由もなかった。
『言ったであろう。自らの影に首落とされると!』
「何を……まさか!」
影カルティケーヤがカルティケーヤと同速を以て、矢を番えて発射する。
「相殺現象!」
双方の発射した大量の矢は一寸違わずに相殺し合い、
バロンの<勇奮の舞>がある分、此方の方が火力が高いと見積もっていたがカルティケーヤが持つ<天覇の将>は味方の数が多ければ多い程に火力が伸びる。今ここに居る敵の数に
だがこれで此方のプランがやや瓦解しつつある。それを修正しながら流れを取り戻さなければならない。
其処に追撃する様に全てを呑み込む黒い渦のような光がチェルノボグより放たれる。魔法強化2段階からのそれは一撃で倒れる事はないものの確かなダメージを与えた上に命綱とも言える物理防御2倍を防御減少効果によって相殺させられた。
『……』【ワイルドハント】*14
虚ろな表情を浮かべた
「ならば」【高速詠唱Ⅲ】*18【サバトマ】*19【サバトマ】
\カカカッ/
| 国津神 | アラハバキ | Lv79 | 神経・精神無効。破魔・呪殺・魔力反射*20 |
\カカカッ/
| 邪龍 | セト | Lv81 | 銃・投具・氷結・電撃に強く、破魔・呪殺・精神・神経・魔力無効*21 |
「バロン、バフを!セトは全部撃ち貫け!」
『オォーッ!』【勇奮の舞】
『シィッ!』【ヤブサメショット】*22
バロンの咆哮と共に放たれたセトの
『マカセタ!』
『次は妨害もないねぇ!』【天扇弓】【韋駄天】【天覇の将】【獰猛】
セトから呼吸を繋いだカルティケーヤが再度矢を乱射する。無防備になった羅刹及びシャドウはその一撃にて絶命。チェルノボグにも着弾し、影フェイ・影カルティケーヤは反射するもカルティケーヤ側も反射で無効化。チェルノボグは先程のヤブサメショットの感じからも物理に対しては無防備で、影の2体は此方と同じ耐性であるという確認は取れた。
そして敵の死亡によるフレスベルグの
「回復優先。バロンへ」
バロンへ渡された行動によって<メディアラハン>*25を発動。
「そのままあっちのカルティケーヤを沈めて」
| マハブフダイン | 真3出典。敵全体に氷結属性の大ダメージ&FREEZE効果(15%)を与える。 |
| 徹し | 覚醒篇出典(骨法)。 敵前列1体に相性:-(万能相性裁定)で防御点を一切無効した格闘攻撃を行う。 この攻撃は拡散して、敵前列の他の対象には 相性・防御点無視は同様にダメージ事態は半減した物を与える。 悪魔の場合、技能値を参照せずに固定値を参照する。 |
ダウンしたカルティケーヤをフレスベルグの<氷結高揚>*26の乗った<マハブフダイン>で追撃し、影カルティケーヤを氷漬けに拘束した上で気絶*27させる。其処に間髪入れずに飛んできたアラハバキの<徹し>が命中し、氷諸共影カルティケーヤの肉体は粉々となった。
| フェイ陣営 | 物理攻撃・防御2倍(3ターン継続) 命中・回避率上昇(2ターン継続) 魔法の輪(物理・魔法防御固定値上昇)(数十ターン継続で戦闘開始前に発動) (セトとアラハバキには適用されていない) |
| チェルノボグ陣営 | 魔法強化+2 |
此方の仲魔はカルティケーヤ、バロン、フレスベルグ、セト、アラハバキの5体。敵はチェルノボグと影フェイの二人だが敵増援が全方位から集結中であり、次の
チェルノボグの影悪魔複製は厄介だが、それより問題なのは影フェイの方だろう。自分で言うのも何だが僕がやれる事はかなり多い。サマナーではない為にその辺りの召喚系は腐る事になるがウィッカの力も僕の出力だとヤバいし、<電気ショック>*28による食いしばり蘇生も厄介だ。
とはいえ見せたのは<ワイルドハント>のみで<電気ショック>の方は見せていない。発動できるのか出来ないかは分からないが警戒しておくに越したことはない。
影フェイに関して他に少し気になったのは先程のワイルドハントの出力だった。
影だから完璧なコピーではないのかだとか、或いは他に要因があるのかだとか色々と想像自体は出来る。杞憂であればいいんだけどと考えた所で再び、
\カカカッ/
| Lv55~75 | 喰奴 | 羅刹天の群れ | 打撃・斬撃反射・呪殺無効・破魔耐性 |
\カカカッ/
| Lv55~75 | 喰奴 | 羅刹天の群れ | 打撃・斬撃反射・呪殺無効・破魔耐性 |
\カカカッ/
| Lv55~75 | 喰奴 | 羅刹天の群れ | 打撃・斬撃反射・呪殺無効・破魔耐性 |
\カカカッ/
| Lv55~75 | 喰奴 | 羅刹天の群れ | 打撃・斬撃反射・呪殺無効・破魔耐性 |
\カカカッ/
| Lv80 | 軍勢 | シャドウの大群 | 不明 |
\カカカッ/
| Lv80 | 軍勢 | シャドウの大群 | 不明 |
\カカカッ/
| Lv80 | 軍勢 | シャドウの大群 | 不明 |
\カカカッ/
| Lv80 | 軍勢 | シャドウの大群 | 不明 |
「撃ち漏らすな!」
「食い千切れ!」
前方、後方、左右の全方位から雪崩のように現れたシャドウと羅刹。僕の叫びとチェルノボグの咆哮が交差して、激突が始まる。
『数がヤバいが纏めて薙ぎ払えれば!』【天扇弓】【韋駄天】【天覇の将】【獰猛】
カルティケーヤが先陣を切る。仲魔が5体になった事によって増強された火力を用いての全方位射撃は正確に敵の全てを薙ぎ払っていく。シャドウの大群は羅刹の群れをそれぞれ庇うが、これだけの数を撃てば羅刹でなくとも
『オォオオッ!』【舞い降りる災厄】【混沌の海】
\カカカッ/
| - | 影アラハバキ | Lv79 | 不明 |
チェルノボグが剣を再び突き刺し、アラハバキの影から黒いアラハバキの姿が現れる。続け様に防御低下付きの全体万能が飛来した。回避向上の効果もあってセトと僕は回避し、残りは命中。物理防御2倍を剥ぎ取られる形となる。
「フレスベルグ、速度低下を」
『攻勢ニ回ルべキデハ』
「御願い」
『ワカッタ』【速効性・消毒スプレー】*29
先の事を見越した上で
『コレデ、オチロ!』【ヤブサメショット】
セトのヤブサメショットが全方位のシャドウに向けて放たれる。確定
シャドウの群れが死亡した事によるフレスベルグの疾風によって羅刹はダメージを受けた上でやや速度の低下を受け、フルスピードではない以上、僕達に攻撃はまだ届かない。そして影アラハバキも影フェイもダウンし、能動的に動ける敵はもういない。
『終わりだ!』【天扇弓】【韋駄天】【天覇の将】【獰猛】
四方より針地獄のように刃先を向け、此方に殺到する羅刹の群れ。それと交差するようにしてカルティケーヤの矢が全てを射抜いていく。
| 食いしばり | 真4出典。自分のHPが0になると一度だけHP1で復活する |
その矢嵐を耐え切って、食いしばった羅刹達も末路は変わらない。さらに加速したカルティケーヤに再度その身を穿たれて絶命する。残る敵はチェルノボグと影フェイのみで、両者共に先程の全体攻撃に巻き込まれて傷は浅くない。山場は乗り切った、後は残敵を掃討するのみだと意識の半分がそう確信して
『ケヒッ』
残り意識がチェルノボグの嘲笑いを知覚して、奴の影から殲滅した筈の羅刹が湧いて出てきているのを視認した。
\カカカッ/
| Lv80 | 喰奴 | 羅刹天 | 打撃・斬撃反射・呪殺無効・破魔耐性 |
| 羅刹モード | DDSAT2(ルール効果&改変)出典。羅刹である証であり、呪い。飢えによって攻撃性能が大幅に強化されるが、防御性能が大幅に下がる。 羅刹は常に羅刹状態である物として扱われる。 羅刹状態の時に以下の効果を強制的に得る。 ・物理貫通(D2式)を取得し、魔法を一切使えなくなる (物理スキル・アイテムは使用可能) ・物理攻撃時に通常の2倍のダメージを与える。 但し、敵から物理攻撃を受けると通常の2.3倍のダメージを受ける。 ・クリティカル率が大幅に上昇する(+90%)が、 敵からの攻撃のクリティカル率も大幅に上昇する(+60%) ・回避率が大きく上昇するが、命中率が大きく下がる。 |
| 涅哩底王 | D2出典。物理命中率が10%増加。 1ターン目開始時、自身にリベリオンが発動する。 リベリオン※D2:自身を会心状態にし、次の攻撃をクリティカルにする。 |
| 豪傑の転心 | ライドウ出典。約50%の確率で物理攻撃の威力を100%上昇させる |
| 血祭り | DDSAT1出典。敵全体に物理属性の中ダメージを与える。クリティカル率が高い。 |
現れた羅刹は僕達を目の前に抜刀。迎撃は間に合わないと判断して咄嗟にバロンは僕を、アラハバキはセトを庇う様にして対処する。振るわれた刃は
羅刹が
後は此方が勝利を確信するその瞬間に投入すれば一気に戦線は崩壊するという作戦だったのは想像がつく。実際生き残っているのは僕とセトだけで、追撃も考えてバロンは食いしばりさせずに落ちさせた。
『チェックメイトだ!』
チェルノボグの指示と共に再度羅刹の刃が僕達を狙う。アイテムで対策が出来る僕は兎も角としてセトは
『フンッ!』【龍の反応】*32
「ま、当たればの話だけど」【ミラージュブーツ】*33
その刃を僕達は揃って回避する。当たらなければ後に続かない羅刹の攻撃は此処で止まった。
『馬鹿な』
「最初に
羅刹の強みはその奇襲性と隠密性、速度にある。知覚外からの奴らの一撃は此方の盤面も思考も切り刻んで、其処から畳み掛ける様にして羅刹と相対した者は破れていった。とはいえ羅刹を知っていて尚且つ対策も立てている相手にそういった奇襲を戦闘中に仕掛けるのは難しい。だからこそチェルノボグも大量の羅刹を囮に本命の、1体の羅刹を滑り込ませるようにして投入するという策を取った。
僕も何となくチェルノボグの雰囲気から何かあるとは察していた。
\カカカッ/
| 女神 | ラクシュミ | Lv80 | 破魔反射・衝撃無効・バッドステータス無効*36 |
電磁砲を構えて
流れを取り戻したはいい物の完全に勝利が決まった訳ではない。影アラハバキや影フェイが動いていない以上、妨害が入る可能性もある。何より此方は僕とセト、ラクシュミだけでこれ以上来るであろう増援の羅刹から攻撃を受ける訳にもいかない。故に全てを此処で終わらせる必要があった。
『さて、生き残って終われると良いのですが』【天上の舞】*37
『き、さま……!』
加速する直前にラクシュミーの舞が僕を補助して、チェルノボグが絞り出すように唸り声を漏らした。影アラハバキはチェルノボグを庇い、影フェイは動かないが狙いは分かっている。
「チェックメイト」【高速詠唱Ⅲ】【ワイルドハント】【ワイルドハント】
万魔を以てウィッカの極光が空間全てを照らしながら僕の身体から放射される。相対する影の僕も同様の光を放つが<天上の舞>によってその差はそのまま2倍となって減衰されながらも押し潰した。間髪入れずに放たれた二射目は突貫してきた増援の羅刹も含めた敵の全てを光の元に還す。
『……』【神■:妖■の■】
光に全てが呑み込まれるその最中に両目に黄金を灯す僕の影は消え失せて
「なにを……ぉッ……!」
それと同時に脳髄に奔る鋭い痛みと猛烈な吐き気が僕を襲った。セトとラクシュミに必死で指示を出しながらも、その痛みに堪え兼ねて或いは引き摺り落とされるかのように僕の意識は闇に染まった。
柔らかな風で木々が揺れる音、川のせせらぎ、淡い太陽の光を瞼に浴びて僕は身を起こした。
辺りを見渡せばピクシーやエルフといった妖精達が軽やかに楽しそうに過ごし、その輪の中にそれは居た。
\カカカッ/
| Lv■ | デビルチルドレン | フェイ |
あの相対した影と同じ黄金の瞳に僕と寸分たがわぬ容姿。しかしその胸の膨らみや雰囲気や言葉遣いから此処に居るフェイは少女であると認識できた。フェイと認識し続けると自分とごっちゃになりそうになったが、この場に居る彼女こそがこの場においてはフェイと呼ぶに相応しいとも思える。
そしてこの場に居るフェイも妖精達も僕の事を認識していない。気づかれていないという話ではなく、まるで其処に居ないかのように振舞っている。試しに妖精や木々等に触れようとしてもすり抜けて、地面を強く踏みつけても跡すら残らない。魔法や武器も使う事ができず、唯々彼女達の事を眺める事しか僕には出来なかった。
そうして眺めている内には妖精達に連れられるがままにフェイは森の奥へと入っていった。後をついていき、その最中にある石像にはヨヨギと書いてある。地理にはあまり詳しくはないが雰囲気的に此処は異界化されたヨヨギ公園ではないのだろうかと予測をつけた。
\カカカッ/
| Lv■■ | 妖精 | オベロン |
\カカカッ/
| Lv■■ | 妖精 | ティターニア |
その先に居たのは金色の瞳と黒髪に王族のような赤い衣服を身に纏う
「これは、記憶か」
過去の、今より前の周回における自分の記憶を僕は見ている。そうであるのならあのフェイが僕にあまりに似すぎているのにも説明がつく。気になる点があるとすれば違う自分である筈なのに胸に湧く感情はフェイと同期していると思われる所だ。この妖精にとって楽園とも言える場所で過ごす彼女の喜びや慈しみ、何より両親を深く愛している事が酷く伝わる。
それは記憶にしては明瞭で、確かな物だった。まるである筈のない僕の記憶のようだった。だからこそなのか、比較してしまう。妖精王と妖精女王のデビルチルドレンである
其処から目に映る全てにノイズが奔り、一瞬で情景が変化した。
あれだけ緑豊かだった妖精の地は血と肉片と死体で真っ赤に染まっている。地面には多くの妖精の死体と妖精を喰らいながら或いは殺しながら絶命している喰奴……羅刹の姿。
その中には四肢を捥がれ胸に大きな穴を開けられたフェイと血と涙に塗れてフェイを抱き締める王と女王が居た。時間が経つ度に肉体から血を溢れ出して、フェイの命の灯火が消えていくと共に僕の視界も朧げに暗くなっていく。
『コンバック』
オベロンかティターニアか、呟いたのが誰かは分からない。或いは両者がその魔法を発動したのだろう。王と女王は自らの肉体と精神をデビルソースにしてフェイと合体、その命を繋ぐという手段を取った。僕の視界もさらにボヤけてもう三人の姿を微かに見る事しかできないが、合体をする直前にフェイは既に絶命していた。
\カカカッ/
| Lv■■ | 合一神 | オベロン=ティターニア |
王と女王の縋る様な、自分の命すら賭けた合体は失敗した。視界が真っ黒に染まるその瞬間に最後に垣間見たのは合体の末に生まれた王と女王が混ざり合ったナニカと魂すら消失したフェイの死体。
途絶えた視界の中で最後に絶望に塗れた慟哭が聞こえて、僕の意識は再び闇に堕ちていった。
「ぅ、ぁ……は、ぁっ……!」
脳内に溢れ出した、それらを強制的に鎮静化しながら僕は辺りを見渡した。セトもラクシュミも健在。周囲の状況から意識を落としてから恐らく数秒も経っていない。
『大丈夫ですか、サマナー。酷い顔してますけれど』
「……<招来の舞踏>でフレスベルグ、アラハバキを頼む。セトは送還する。後の蘇生はアラハバキに任せて、フレスベルグは周囲警戒に回す」
ラクシュミに指示を出しながら周囲を警戒する。気になる事はそれこそ山程ある。影フェイが最後に使ったあれは何なのかだとか、何故あの記憶が僕の脳内に溢れ出したのか。特に最後に現れた合一神という存在、似たような気配を何処かで感じた事がある。記憶ではなく、実際に何処かで会っている。
と、混乱はしているが現状はぶっちゃけそれ所ではない。多数の羅刹・シャドウ及びチェルノボグとかいう喰奴を倒したが肝心のラーヴァナは影も姿もないし、このパレスの奥地にも進めていない。ヨコハマでの戦い以後、分断されても場所だけは分かる様にとあれこれ魔道具を作った結果として大まかに各自の場所だけは分かるが認知世界で何処までに当てにできるかは不明瞭だ
「エリヤと真澄は一緒に居る。由奈は……単独か」
位置状況的にエリヤと真澄はパレスの奥地に深く、由奈はどちらかというと僕と反対側の場所に近い。ぶっちゃけどっちともさっさと合流したい。不安で仕方ないが、優先すべきはエリヤと真澄の方だろう。距離も此方が近いし、パレスの奥地付近ならそのままパレスの主と戦えるかもしれない。由奈は単独だが相性的に羅刹相手に負けはしないだろうし、DBチームも異変に気付いて突入をしている事を踏まえれば彼らと合流が一番可能な位置に居るのも由奈だった。
「後は……というか全てはラーヴァナの動向次第か。嫌になるね、ほんと」
その全てがラーヴァナの動向で覆される可能性があるのは本当に困る。あれ一体で他全員を殺し尽くせるだけの力はある。それだけの敵ではあるし、状況を把握していない僕では其処はどうしようもできない。最悪の状況が頭を過る。焦燥と不安で胸がいっぱいになる。それでも、動かなければならない。
「行こう」
セトに跨り、フレスベルグとカルティケーヤで脇を固める。例え最悪があろうともそれを覆す事が出来るのは行動し続ける者だけだ。諦める訳には決していかないと意を固めて、パレス内部を翔け抜けた。
・戦闘リザルト
久遠 フェイ:Lv84→Lv86
カルティケーヤ:Lv76→Lv81(一回死んだがアホ程シャドウと羅刹を殺したので)
フレスベルグ:Lv79→Lv82(敵が死ぬ度に小足みたいに準貫通全体氷結小ダメージをぶつけ続けた結果)
バロン:Lv78→Lv80(勇奮の舞による熱いサポートぢから)
アラハバキ:Lv79→Lv78(徹ししたり盾になって死んだりしたがソウルリンクⅢなので4体以上は経験値伸ばせねぇ)
ラクシュミ・セト:変動なし(死ななかったがソウルリンクⅢなのでry)
・後書き
1話の切りの良い感じにに収めようとするとなんか1話ごとの文字数バランスがおかしなことになる人です。次回は多分此処まで長くならないと思います。
・今回の戦い
試しにワンモアプレスバトル(P3R式)で戦ってみようかなーと思って、敵が羅刹になって、ボスがチェルノボグ(DDSAT2主軸にD2投入)になったり、同キャラ同士で相殺したりしたらなんか挙動がおかしな事になった。多分処理間違っている部分も多大にあると思うので御許しください!(先に謝罪する事で間違いを指摘されてもダメージを軽減するライフハック)。
<久遠 フェイ>
実質モンスターハウスに初手で落とされて死ぬ気で凌いで、何とか勝ったら脳裏に存在しない記憶が溢れ出して混乱状態になりつつも状況が最悪過ぎて直ぐに動かざるを得なかった人。羅刹とはもう二度と殺し合いしたくないと思っている。
<チェルノボグ(DDSAT2)>
面白い能力持ってたのと喰奴なのと影を生み出せるのが良い舞台装置になりそうだったのでという事でボスに採用された人。どう見ても某トライアドの人喰い担当所属っぽいこいつが何でここに居るかだとか、天魔衆に何故協力してるんだとかは作者も知らない。ラーヴァナと色々あったと思われる。ちなみにフェイをシャドウコピーできたのはフェイが悪魔混じりだからで人間がシャドウコピーできるかはよく分かってない。
<フェイ>
久遠 フェイが垣間見たもう一人のフェイと過去の記憶。姿は大体AA元のファビア・クロゼルグの大人形態。彼女の死がきっかけである合一神が生まれる事となった。
同時にその強度以下のレベルのアンデッドはこの輪の中にいるキャラクターに対しては攻撃を行えない。
1度かけるとかけたターンも含めて威力×1ターンの間、魔法の輪は維持される。この魔法の輪は重複しない。
1シナリオ(一連のダンジョンクリアやボス撃破等を指標にする)に3回まで使用可能。使用する度にコストとして現在HPの半分を消費する。このスキルは本来1つの手番に複数回使用できるが、不完全な習得である為にそれは封じられている。
このダメージは防御点で減少できない。弾数を10点消費する。このスキルはレールガン装備時の付加スキルである