真・女神転生オタクくんサマナー外伝 -ロストキリギリス- 作:名無しの骸骨
三度日が堕ちて、太陽が昇る
朝焼けに伴ってある島が顕現を始めた
羅刹国
この世界の羅刹達の最後の楽園であり、
妖精王による封印により、全ての羅刹達は此処に封じ込められていた
その規模故に封印は僅か数日しか保たず、現世への浮上は避けられない
羅刹を放置すれば本土へ奴らが溢れるのは必然
人類がこれを見過ごす訳ないのも、また必然
故にこの今現在が人類にとっても羅刹達にとっても正念場であった
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
島が顕現し、まず生じたのは喰奴と羅刹達の出現だった
まるで最初から其処から居たかのような唐突な増殖
妖精郷へ侵攻した軍団以外の、まだ“本拠”に居た筈の個体も含めて夥しい数が溢れ出る
その大半は喰奴、羅刹達が隠れ蓑にしていた<禍の団>の一部
一部といえど天魔衆が支配下に置いていたそれは優に千を超え、万に至っている
異界化によって拡張された大地さえ埋め尽くしながら顕現し
| ソドムの業火*1 | MAPの敵全てに火炎属性の大ダメージ |
超上空より降り注ぐ焔によって余さず喰奴達は炎に呑まれた
とある少女*2が持つベルの力による広域殲滅は先の戦いまで多くの敵を焼き尽くしている
滅びたソドムとゴモラの如く、食人という罪に飢餓という罰に苛まれながら8割以上は文字通り蒸発
| らいでん | 魔神転生1出典。 多くのバフを乗せての攻撃 |
| 極雷電忠義突 | ライドウ対アバドン王(合体)出典 |
| 敵全体に電撃属性の超特大ダメージを与える。雷電属アスタロトが習得する 大弓による投射で超遠距離攻撃が可能 多くのバフを乗せての攻撃 |
\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/
| サマナー | 新城直衛 | Lv83 |
| 天津神 | タケミカヅチ | Lv77*3 |
| 巫蠱衆 | 葦名弦一郎 | Lv82 |
| 雷電属 | アスタロト | Lv78*4 |
「
「穿て、雷光!」
次いで放たれた二つの稲妻が、それに混じってより多くの超遠距離攻撃が消耗し、数を減らした軍勢へと襲い掛かる
絶え間ないアウトレイジ攻撃は無尽蔵に思われた怪物達の数を急速に減らしていく
先の戦いで
より効率的な殲滅方式は確立され、あの化物共と違って増えるような事はない
無数に見えても一度殺せば終わりなのだからと呆気なく数を減らしていきながら
「新城殿」
「ああ、来るぞ」
| 軍勢 | 羅刹天の群れ | Lv90(+5) |
| 軍勢 | 羅刹天の群れ | Lv90(+5) |
| 軍勢 | 羅刹天の群れ | Lv90(+5) |
| 軍勢 | 羅刹天の群れ | Lv90(+5) |
| 軍勢 | 羅刹天の群れ | Lv90(+5) |
| 軍勢 | 羅刹天の群れ | Lv90(+5) |
| 軍勢 | 羅刹天の群れ | Lv90(+5) |
| 軍勢 | 羅刹天の群れ | Lv90(+5) |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
| 軍勢 | 餓鬼道の群れ | Lv80 |
無数の喰奴を肉盾にしながら羅刹達が動き出す
その気配を晦ませ、狙うは沿岸より攻撃を続ける艦船群
距離にしてあまりに遠いが此処は羅刹国、ホームベースであり異界も展開されている
王たるラーヴァナが合一神へと至った事で彼らの存在は神話へと昇華されつつある
この地限定ではあるものの一体一体が
対する自衛隊・キリギリス・その他諸々が混じった連合軍は当然のように迎撃を開始
両者の間には海があり、尚且つ羅刹達は近距離主体
射程と地の利によって明確に有利なのは連合軍側だが、羅刹達にもまた切り札は存在する
| 喰奴/羅刹 | クンバカルナ | Lv111(+10) | 万能以外全て吸収。BS無効*6 |
山のような身体が盛り上がり、叫び狂いながら6つの巨腕を振りかざす
怒涛の勢いで落とされたそれは海を荒立て、二度重ねて文字通りの津波を生じさせる
膨れ上がる津波は海に浮かぶ物にとって致命的、その上での一手
\カカカッ/\カカカッ/
| 導師 | アーノルド・ラスキン | Lv86 |
| クスィ・アンバー | Lv86 |
「津波は見飽きたわ馬鹿者め! 全快ではないが、やるぞクスィ・アンバー!」
それもまた
アーノルド・ラスキンが駆る超巨大造魔たるクスィ・アンバーにて攻撃を誘引して受け止めながら、それでも尚止まり切らない波を水撃魔法を以て各々が相殺した
クンバカルナとクスィ・アンバー、共に巨人の威容だがその大きさはクンバカルナが勝っている
何より物理による一撃の重さは羅刹である為に尋常ではなく、沈んだ船はないものの大いに陣形は乱れた
「これ、大怪獣バトルに巻き込まれて遠からず沈むぞ。低空飛行してる奴らも同じ」
「自衛隊と修羅勢が上陸始めてる
島から遠距離攻撃も来てるが事前に配置したチームが対応中
俺達も上陸を始めるぞ」
「この状況で? 巻き込まれるぞ」
「そいつは上手く“最強”が抑え込んでくれるさ」
衝突し合う巨体。同時に複数戦が何ヵ所で勃発しながら戦争は激化する
クンバカルナの攻撃を凌ぎつつもクスィ・アンバーは反撃で切り返し、各チームがそれをサポートする
「……すまんな、本調子でないのは分かっている」
しかし、飽くまでできるのは援護のみ。そのレベルと規模は並大抵の者の介入を許さない
ギリメカラ戦での傷が癒え切っていないクスィ・アンバーは順当に押し込まれる
「だが、護りは受け負ってみせよう! 頼むぞ、今代のキョウジよ!」
| 葛葉キョウジ | Lv100 |
| 巫女 | レイ・レイホゥ | Lv9■ |
「シヴァ、ヴィシュヌ、カーリー、後はメタトロンとアナトで行くか」
「下の面子も援護してくれるからヘイト引くの優先ね」
「へいへい、分かってますよ。折角こいつらも今風に調整したんだ
余力ある分は好きに暴れてやる」
故にこの場に最も優れた悪魔召喚士が投入された
ヒンドゥーの神々、高位の女神と大天使を引き連れて、神降ろしの巫女と共にクンバカルナを攻め入った
そして、他の戦場でも同様に戦端は切って落とされた
| 喰奴/羅刹 | インドラジット | Lv110(+10) |
| 電撃吸収。火炎・氷結・衝撃・地変・破魔・呪殺・BS無効 |
| 超越者 | 甘粕正彦 | Lv100 |
| 風神王 | エトナ・タツキ | Lv9■ |
| 龍神 | ヴリトラ | Lv8■ |
| 地母神 | ジョカ | Lv9■ |
「随分、空を気にしているな?
探しているのだろうが行かせんよ!」
「貴様を喰らい、プルスウルトラさせて貰おう!」
「うぉー! いけー! 殺せー!
てか、あ奴! シンプルに火力高くてわえは死にそうじゃ!」
「……このノリも慣れてきたの」
羅刹国、上空
上空へ急行しようとしたインドラジットを甘粕達が強襲
インドラジットが<透明化>*15を発動しようと、
降り注ぐ稲妻、破壊、風圧
一つの神話の再現が始まりながら死闘は続く
\カカカッ/\カカカッ/
| ムラカミ | LV87(+1) |
| 龍神 | コウリュウ | LV83(+1) |
| カナエ・ハイライン | LV89(+1) |
| 鬼女 | アトロポス | LV79(+1) |
| スタンド使い | リンゴォ・ロードアゲイン | LV71 |
| マンダム | LV71(+1) |
| 超人 | 比企谷 八幡 | LV8■ |
| LV8■(+1) |
「甘粕が奴を止めてる間に我々で制空権は確保する」
「あっち邪魔したら滅茶苦茶キレられそうだしな」
「狙撃は苦手だが、仕方ない。寄ってくる者から撃ち落とす」
「くそっ、今回も呼びつけられて逃げれなかった!」
「依頼なんだから仕方ないでしょう
今回は私もサポートするから。頑張って、先輩?」
その最中に別の覚醒者達が上空を制圧する
空より見下ろし、羅刹達を観測しながらそれぞれの方法で攻撃を始めた
\カカカッ/\カカカッ/
| 自衛官 | 迅悠一 | Lv■■ |
| 自衛官 | 二宮匡貴 | Lv■■ |
| 軍勢 | 自衛隊666部隊 | Lv■■ |
| 軍勢 | 自衛隊666部隊 | Lv■■ |
| 軍勢 | 自衛隊666部隊 | Lv■■ |
| 軍勢 | 自衛隊666部隊 | Lv■■ |
「さて、上陸完了
空も大丈夫そうだし、大型も抑え込めてるから順調って言いたいんだけど……」
「例の特記戦力が暴れている。此方から部隊を割くか?」
「いや、いいよ二宮さん
彼らなら大丈夫、俺のサイドエフェクトがそう言ってる
それ以外の全体を見つつフォローに入ろう
諏訪さんや嵐山にもそう伝えてほしい」
地上、自衛隊を筆頭に上陸を果たした者達が交戦を開始していた
先の高射程攻撃によってダメージを負った喰奴・羅刹達に大半は優勢を取って戦闘を進められている
羅刹の生態もこれまでの戦いで把握しきっている以上、隙を突かれる事も少ない
貫通があり火力が高かろうと、命中性と耐久性に難があり、魔法も使えないのが羅刹という種族の体質だ
強みを把握され対策され、脆弱性を突かれれば攻略は難しくない
しかし、そうではない個体が居る
天魔衆の最高幹部、
途方もない時間を喰らう事と生きる事に費やした彼らの体質は元より大きく変質していた
ラーヴァナは思念融合を繰り返し、最後に合一神へと至る事で完成された
クンバカルナは複数のドラゴンを喰らった事でその力を身に宿した
インドラジットは己の根源を到達し、魔術を自在に操った*16
シュールパナカーは人として生きた際のタオや魔法を羅刹となっても扱えた
死したビビサナは
そして、最後の一体であるアティカーヤはそれら全てに該当しない剣の修羅だった
| 喰奴/羅刹 | アティカーヤ | Lv108(+10) |
| 物理・銃撃に強く、破魔・呪殺・BS無効 |
| ヒノカグヅチ*17 | 攻撃力483。攻撃対象:敵全体の剣 敵の数を見て<俱利伽羅の剣>より換装した |
ひとたび剣を振り抜けば、
射程外より殺そうにも剣の冴えは
迂闊に射程に入れば切り刻まれるが故に近寄れずに、膠着は作られようとしながら尚も踏み込む者達が居る
\カカカッ/\カカカッ/
| Lv78 | サムライ | 月鍔ギンコ |
| Lv79 | 治癒士 | ルシエル |
| Lv81 | 外道/剣士 | 武田赤音 |
「あ、危ない……防御も出来ないので御座るかこれ!?」
「【ソードブレイカー】*25は通ったからヨシ!」
「俺は普通にバルーンったけど、あの武器がヤバいか
<籠手落とし>*26で落とせるかね」
\カカカッ/\カカカッ/
| マインド使い | リシュアン | Lv75 |
| ガンスリンガー | ビリー | Lv70 |
「マインドはラングボンボンとナハトレイスで行きます。フォローを」
「おう。奴だけはこの手でぶちのめしたかったからな
俺達の世界を壊したツケは支払って貰う、剣狂い」
剣の道を歩みながら一度は
かつての世界を文字通り切り刻まれ、故郷を無くした者達
その為の用意もそれぞれがしているが如何せん
通常なら高位悪魔相手でも通用する筈だが、その力量差は20以上開いている
| AI@BA | Lv9■ |
| 電霊 | ネミッサ | Lv9■ |
「彼らだけでは盤面の維持は難しい
俺達で守りながら道を切り開く。ネミッサ、仲魔の皆、頼むぞ」
「オッケー。ま、いつも通りやりましょ」
その差を埋めるべく電脳探偵と相棒たる銀の電霊は仲魔と共に並び立った
アティカーヤが抑え込まれると同時に戦況は大きく動いた
クンバカルナ、インドラジット、アティカーヤ
レベルと経験という資格がなければ太刀打ちできない怪物達はそれぞれの戦場に釘付けとなった
| 喰奴/羅刹 | シュールパナカー | Lv102(+10) | 破魔・呪殺・BS無効 |
\カカカッ/\カカカッ/
| 魔術師 | Lv87 |
| ベルント・バルツァー | Lv79 |
| 導師 | 東堂 葵 | Lv87 |
| 剣士/狂戦士 | ロラン | Lv86 |
「それは<デイル>*28で解除できると割れているよ」
「此方の仲魔で包囲した。逃がす気はない」
「転移しても良いぞ。俺が対応するだけだ」
「真っ向からぶった切る!」
シュールパナカーも同様に、
前準備が出来たかどうかがそのまま初動の動きを左右しながら他の多くの場所で決戦が始まる
| 喰奴/羅刹 | アカムパナ | Lv90(+10) |
| 喰奴/羅刹 | プラハスタ | Lv87(+10) |
| 喰奴/羅刹 | トラシラス | Lv92(+10) |
| 喰奴/羅刹 | マホーダラ | Lv95(+10) |
| 喰奴/羅刹 | アヨームキー | Lv89(+10) |
| 喰奴/羅刹 | ニクムバ | Lv96(+10) |
| コマンダー | 白河 大輔 | Lv78 |
| ガンスリンガー | 藤堂 晴香 | Lv74 |
| ガンスリンガー | 茂木 冴子 | Lv69 |
| ガンスリンガー | 葉山 弘司 | Lv69 |
| 劉鳳 | Lv88 |
| 警察官 | 斎藤 一 | Lv76 |
| 警察官 | 杉本 佐一 | Lv76 |
| 導師 | ソラール | Lv83 |
| ダナーンの騎士 | エクス・アルビオ | Lv78 |
| ファイター | アナンタ | Lv72 |
| トリックスター | ベネット | Lv68 |
| ヤクザ | 花山 薫 | Lv78 |
| 警察官 | 斎藤 一 | Lv76 |
| 八極拳士 | ジョンス・リー | Lv84 |
かくして唯一つを除き、全ては想定通りに結実した
羅刹という種族は此処に死力を尽くして戦い、食人という唯一の動機の為に生を望みながら死んでいく
勝敗が決定付けられた戦争。残されたのは唯一つの因縁だけだった
戦いが始まり、島に上陸した僕達は羅刹達を吹き飛ばしながら地下へ向かった
この地には古来より遺跡が存在する
其処に祀られていたのが一体なんなのかもう分からないけれど
羅刹達は其処を乗っ取り利用していたらしい
その遺跡にて儀式を行い、王となる存在が生まれた
ラーヴァナと呼称された羅刹女、久遠 由奈がそれだった
生誕して間もなく人肉を差し出され、数歳に至れば母を殺して肉を喰らう
そんな呪われた生を辿りながら彼女は今に行きついていた
きっと過去周回の久遠 由奈も同じ事をやった筈だ
この世界の輪廻はそういうものだと知っている
「随分としみったれた所に居るんだね。外は良いのかな」
遺跡最奥、灰色の暗がりの中に彼女は、ラーヴァナは居た
誰も居ない玉座に無造作に座って、待ちくたびれたかのように僕達を見ている
その表情は暗く、或いは憑き物が落ちたかのようで
少なくとも僕が見たことない顔をしていた
『私は賭けに失敗した。多くの戦力を用いながら、最終的に妖精王にしてやられた
その時点で実質的に羅刹の最期は決まったのだろう。
「諦めでもした?」
『どうしようもないと理解しただけだ
此処は孤島だ。海から逃げる事も可能だが、単独で生き残っても羅刹に生き残る道はない
遠からず三大勢力か、お前達かに狩られる』
他人事のようにラーヴァナはのたまった
『今更、人殺しや世界滅ぼしに呵責がある訳でもない
ただ、そうしてきたならいつか応報は訪れる
それをずっと先延ばしにする為に生きてきたがもう終わりだ』
「……そんな、生きるのに疲れたみたいな口振りを君がするとは思えなかったけど」
『数万年以上も生きてればこうもなる
したくもない食人を、ただそうしなければ生きられないから
餓えてしまうからと続けてきたのが我々だ
三大勢力のような大義もない
だが、それでも無為に死にたくはなかった』
緩慢にラーヴァナが立ち上がった
その目に宿す感情は複雑で、とてもではないが一言では言い表せない
強いて言うなら、諦観
オベロンの時にも見た疲れ切った目だった
『部下達は精々暴れて死んで貰う
あれも好き勝手喰らって生きてきた分際だ
それに三大勢力に処されるより、お前達に殺された方がマシという物』
「一応聞いとくよ。由奈の身体を返す気は?」
『ないな。死が決まったからといって最後に親切するような女に見えるか?
お前達は私の合一を解いて、奴を奪還する腹積もりなんだろうがそうはさせない』
遺跡が大きく揺れる、いや堕ちている
外の戦いの影響ではない。ラーヴァナがこの空間だけを外から隔離するように異界の深度を上げている
固着された空間はそう簡単には揺るがない
外と中で流れる時間も違うだろう
救援も支援も此処には届かない
『羅刹王として最後にお前達を屠り、喰らい、死んでいこう
この
「じゃあ僕が引導を渡すだけだ。僕達も生きていたいからね」
ラーヴァナがゆったりとマガツヒを高めながら歩き出した
真澄とエリヤに目配せしながら陣形を整え、COMPを構える
「使わせて貰うよ、ウリック」
此処に至るまで色々仕込みはしているが託された物を使うべき時だろう
ウリックから託された*29物は幾つか存在する
一つは由奈が使っていたアウトブレイクという名の強力な武器COMP
次にエデン産と思われる地上ではあまり見ない消耗品の数々
そして、最後にもう一つ
| デジタライズ:セタンタ*30 | セタンタとのデジタライズによって以下の効果を適用 ・デジタライズによる能力値の大幅上昇 ・パッシブ・アクティブスキル及び特徴を習得 (スキル枠は変わらない) |
エデンで使われ、ウリックが改良したデジタライズ
これを用いてセタンタの情報を僕自身にインストールする
僕には本来デジタライズは行えない
しかし、セタンタもまた妖精であり、僕との親和性も高い
一時の融合を果たし、
彼の魔槍を借り、
同時に
総合的に見れば僕は弱体化しているが構わない
ラーヴァナと殴り合うならこの形がベストだ
片手に朱色の魔槍を、もう片手に妖精王の剣を
セタンタより流出した情報が鎧となって僕の身体に纏われる
王ではなく妖精騎士として羅刹王を迎え撃つ
「
\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/
| 女神 | ラクシュミ | Lv91 | 破魔反射・衝撃無効・BS無効*31 |
| 凶鳥 | フレスベルグ | Lv90 | 火炎無効。氷結吸収。破魔・呪殺・緊縛・一部の物理に強い。*32 |
| 神獣 | Lv97 | 近接物理・銃撃・電撃耐性。自爆弱点 貫通・破魔・呪殺・魔力・神経・精神無効*33 |
『ついにこの時が来ましたね』
『周囲ニ伏兵ナシ。敵ハ単独ダ』
『待ちわびたぞ、ラーヴァナ!』
僕が仲魔を従える。彼らの信頼を頼りに、決意を抱いた
\カカカッ/\カカカッ/
| 巫女 | 神城 真澄 | Lv95 | 全てに強く、破魔・呪殺・精神・神経・魔力・緊縛反射*34 |
| ガンスリンガー | 久遠 エリヤ | Lv95 |
| 全てに強く、破魔・呪殺・精神・神経・魔力・緊縛反射*35 |
「大丈夫、私達が居るわ」
「奴だけ見据えて行け!」
僕を彼女達が支えてくれる。その献身に報いる為に勇気を燃やした
そうして、ラーヴァナが僕達の前にまでやってくる
いつの間にかその姿はより異形に変貌していた
首無しの頭と六つの腕、肌は青く染まりながら身体は強靭に肥大化している
怪物的な威容を漂わせながら、その圧力だけで異界が痙攣するように震えている
| 羅刹王/合一神 | ラーヴァナ | Lv125(+15) |
| 物理・銃撃に非常に強く、火炎・氷結・電撃・衝撃・地変弱点 破魔・呪殺・BS無効 |
| 久遠 フェイ | Lv100 |
| 全てに強く、破魔吸収。火炎・氷結・呪殺反射*36 |
助けられるかは分からない。不安で、恐怖もある
けどこれからすべきことに迷いはない
この槍と剣を君に突き立てて、殺しながら救ってみせる
僕達の未来の為に
<アルちゃん>
ほびーさん「この規模の戦いならアルちゃんボンバーした方がいいのでは?」
ぼく「ほなボンバーするかぁ」
ほびーさん「フルバフで計算したら軍勢ほぼ全滅しそう」
ぼく「/(^o^)\」
クリーンな核兵器を投下されて8割近く喰奴が蒸発し、羅刹は必死にそれに隠れて生き延び、幹部達は三度見位しました
<連合軍>
描写されていないだけで人類悪(キリギリス)が大量に居るのでほぼレイド会場
<天魔衆>
滅茶苦茶バフ入って漂流勢力としては三大勢力除けば最上位に入りそうだけど念入りに準備された後にボコられている。ボコられているのでラーヴァナ以外は省略です(発狂行動パターンで被害は出したりするけどヒーロー組に無事に倒される)
その大きさ故に一部の全体攻撃も肩代わりできる(特殊裁定)
透明状態では全体・ランダム攻撃を回避。単体攻撃が複数回命中すると解除
攻撃対象は回避・防御・反撃が不可
ボス補正によって使用回数制限がない(独自裁定)