真・女神転生オタクくんサマナー外伝 -ロストキリギリス-   作:名無しの骸骨

69 / 69
ラーマヤナ その1

 三度日が堕ちて、太陽が昇る

 朝焼けに伴ってある島が顕現を始めた

 

 羅刹国

 この世界の羅刹達の最後の楽園であり、ラーヴァナ(久遠 由奈)の生誕地

 妖精王による封印により、全ての羅刹達は此処に封じ込められていた

 その規模故に封印は僅か数日しか保たず、現世への浮上は避けられない 

 

 羅刹を放置すれば本土へ奴らが溢れるのは必然

 人類がこれを見過ごす訳ないのも、また必然

 

 故にこの今現在が人類にとっても羅刹達にとっても正念場であった

 

 

\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/

軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80

軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80

軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80

軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80

軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80

軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80

軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80

 

 

 島が顕現し、まず生じたのは喰奴と羅刹達の出現だった

 まるで最初から其処から居たかのような唐突な増殖

 妖精郷へ侵攻した軍団以外の、まだ“本拠”に居た筈の個体も含めて夥しい数が溢れ出る

 

 その大半は喰奴、羅刹達が隠れ蓑にしていた<禍の団>の一部

 一部といえど天魔衆が支配下に置いていたそれは優に千を超え、万に至っている

 異界化によって拡張された大地さえ埋め尽くしながら顕現し

 

 

≪羅刹国ならびに天魔衆の完全顕現を確認。攻撃要請≫

≪<漫画好き>から許可も取った、あの“罪の炎”を一撃だけ借りようか≫

 

 


Infinite Range     Infinite Range     Infinite Range    Infinite Range     Infinite Range     Infinite Range     Infinite Range    


 

ソドムの業火*1MAPの敵全てに火炎属性の大ダメージ

多くのバフを乗せての攻撃(マカカジャ最大&コンセ+貫く炎の闘気+α)

 

-《<ソドムの業火>が業に囚われた喰奴達を焼き尽くす!》-

 


Infinite Range     Infinite Range     Infinite Range    Infinite Range     Infinite Range     Infinite Range     Infinite Range    


 

 

 超上空より降り注ぐ焔によって余さず喰奴達は炎に呑まれた

 とある少女*2が持つベルの力による広域殲滅は先の戦いまで多くの敵を焼き尽くしている

 滅びたソドムとゴモラの如く、食人という罪に飢餓という罰に苛まれながら8割以上は文字通り蒸発

 

 

らいでん魔神転生1出典。距離2(半径200M)の敵全てに電撃属性の中ダメージを与える

多くのバフを乗せての攻撃

極雷電忠義突ライドウ対アバドン王(合体)出典

敵全体に電撃属性の超特大ダメージを与える。雷電属アスタロトが習得する

大弓による投射で超遠距離攻撃が可能

多くのバフを乗せての攻撃

 

 

\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/

サマナー新城直衛Lv83
 
天津神タケミカヅチLv77*3

巫蠱衆葦名弦一郎Lv82
 
雷電属アスタロトLv78*4

 

 

「起動しろ(ウェイクアップ)、建御雷(タケミカヅチ)!」

 

「穿て、雷光!」

 

 

-《<らいでん>が喰奴共へ放たれた!》-

-《<極雷電忠義突>が喰奴共へ放たれた!》-

-《自衛隊からのミサイル・砲撃支援!》-

-《覚醒者・悪魔達による長射程攻撃!*5》-

 

 

 次いで放たれた二つの稲妻が、それに混じってより多くの超遠距離攻撃が消耗し、数を減らした軍勢へと襲い掛かる

 絶え間ないアウトレイジ攻撃は無尽蔵に思われた怪物達の数を急速に減らしていく

 

 先の戦いで武曲星(ミザール)を経験している以上、数の暴力という概念に現世の人類はあまりに慣れ過ぎていた

 より効率的な殲滅方式は確立され、あの化物共と違って増えるような事はない

 

 無数に見えても一度殺せば終わりなのだからと呆気なく数を減らしていきながら

 

 

「新城殿」

 

「ああ、来るぞ」

 

 

\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/

軍勢羅刹天の群れLv90(+5)
軍勢羅刹天の群れLv90(+5)

軍勢羅刹天の群れLv90(+5)
軍勢羅刹天の群れLv90(+5)
軍勢羅刹天の群れLv90(+5)
軍勢羅刹天の群れLv90(+5)

軍勢羅刹天の群れLv90(+5)
軍勢羅刹天の群れLv90(+5)

軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80

軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80

軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80

軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80
軍勢餓鬼道の群れLv80

 

 

 無数の喰奴を肉盾にしながら羅刹達が動き出す

 その気配を晦ませ、狙うは沿岸より攻撃を続ける艦船群

 

 距離にしてあまりに遠いが此処は羅刹国、ホームベースであり異界も展開されている

 王たるラーヴァナが合一神へと至った事で彼らの存在は神話へと昇華されつつある

 

 この地限定ではあるものの一体一体が高位悪魔(約70レベル以上)へと至って、肉体能力も大幅に拡張。音を置き去りにしながら逆奇襲へと移行

 

 対する自衛隊・キリギリス・その他諸々が混じった連合軍は当然のように迎撃を開始

 

 両者の間には海があり、尚且つ羅刹達は近距離主体 

 射程と地の利によって明確に有利なのは連合軍側だが、羅刹達にもまた切り札は存在する

 

 

\カカカッ/

喰奴/羅刹クンバカルナLv111(+10)万能以外全て吸収。BS無効*6

 

 

-《クンバカルナは<咆哮>*7を上げた》-

-《クンバカルナは<大逆鱗>*8を発動!》-

-《クンバカルナは<山津波>*9を放った!》を放った!》-

-《クンバカルナは<山津波>を放った!》-

 

 

『HaaA! ハハAッははaッ!!!』

 

 

 山のような身体が盛り上がり、叫び狂いながら6つの巨腕を振りかざす

 怒涛の勢いで落とされたそれは海を荒立て、二度重ねて文字通りの津波を生じさせる

 膨れ上がる津波は海に浮かぶ物にとって致命的、その上での一手

 

 

\カカカッ/\カカカッ/

導師アーノルド・ラスキンLv86
 
偶神(ゾウマ)クスィ・アンバーLv86

 

 

「津波は見飽きたわ馬鹿者め! 全快ではないが、やるぞクスィ・アンバー!」

 

 

-《クスィ・アンバーが<聖騎士の名乗り>*10を発動!》-

-《各チームが水撃で津波を減衰相殺!》-

 

 

 それもまた悪夢のような第三次(第三次セプテントリオン)で嫌という程分かっている

 アーノルド・ラスキンが駆る超巨大造魔たるクスィ・アンバーにて攻撃を誘引して受け止めながら、それでも尚止まり切らない波を水撃魔法を以て各々が相殺した

 

 クンバカルナとクスィ・アンバー、共に巨人の威容だがその大きさはクンバカルナが勝っている

 何より物理による一撃の重さは羅刹である為に尋常ではなく、沈んだ船はないものの大いに陣形は乱れた

 

 

「これ、大怪獣バトルに巻き込まれて遠からず沈むぞ。低空飛行してる奴らも同じ」

 

「自衛隊と修羅勢が上陸始めてる

 島から遠距離攻撃も来てるが事前に配置したチームが対応中

 俺達も上陸を始めるぞ」

 

「この状況で? 巻き込まれるぞ」

 

「そいつは上手く“最強”が抑え込んでくれるさ」

 

 

 衝突し合う巨体。同時に複数戦が何ヵ所で勃発しながら戦争は激化する

 クンバカルナの攻撃を凌ぎつつもクスィ・アンバーは反撃で切り返し、各チームがそれをサポートする

 

 

「……すまんな、本調子でないのは分かっている」

 

 

 しかし、飽くまでできるのは援護のみ。そのレベルと規模は並大抵の者の介入を許さない

 ギリメカラ戦での傷が癒え切っていないクスィ・アンバーは順当に押し込まれる

 

 

「だが、護りは受け負ってみせよう! 頼むぞ、今代のキョウジよ!」

 

 

\カカカッ/ \カカカッ/

悪魔召喚士(デビルサマナー)葛葉キョウジLv100
  
巫女レイ・レイホゥLv9■

 

 

「シヴァ、ヴィシュヌ、カーリー、後はメタトロンとアナトで行くか」

 

「下の面子も援護してくれるからヘイト引くの優先ね」

 

「へいへい、分かってますよ。折角こいつらも今風に調整したんだ

 余力ある分は好きに暴れてやる」

 

 

-《キョウジ達はクンバカルナとの戦闘を開始した!》-

 

 

 故にこの場に最も優れた悪魔召喚士が投入された

 ヒンドゥーの神々、高位の女神と大天使を引き連れて、神降ろしの巫女と共にクンバカルナを攻め入った

 そして、他の戦場でも同様に戦端は切って落とされた

 

 

\カカカッ/

喰奴/羅刹インドラジットLv110(+10)

電撃吸収。火炎・氷結・衝撃・地変・破魔・呪殺・BS無効

 

 

-《インドラジットは<必中の眼力>*11を発動》-

-《インドラジットは<轟雷>を発動*12》-

-《インドラジットは<アンティクトン>*13を放つ》-

-《インドラジットは<黒きバクティ>*14を発動》-

 

 

『インドラ、そしてメーガナーダ……皮肉な物だな』

 

 

\カカカッ/\カカカッ/

超越者甘粕正彦Lv100
  
風神王エトナ・タツキLv9■

龍神ヴリトラLv8■
  
地母神ジョカLv9■

 

 

「随分、空を気にしているな?

 探しているのだろうが行かせんよ!」

 

「貴様を喰らい、プルスウルトラさせて貰おう!」

 

「うぉー! いけー! 殺せー!

 てか、あ奴! シンプルに火力高くてわえは死にそうじゃ!」

 

「……このノリも慣れてきたの」

 

 

-《甘粕達はインドラジットとの戦闘を開始した!》-

 

 

 羅刹国、上空

 上空へ急行しようとしたインドラジットを甘粕達が強襲

 インドラジットが<透明化>*15を発動しようと、エトナ・タツキ(メーガナーダ)が匂いを嗅ぎつけそれを許さず、インドラジットは正面衝突を余儀なくされた

 

 降り注ぐ稲妻、破壊、風圧

 打ち倒された者(インドラ)と打ち倒した者(インドラジット)

 同じ名を宿した悪魔達(メーガナーダとインドラジット) 

 一つの神話の再現が始まりながら死闘は続く

 

 

\カカカッ/\カカカッ/

悪魔召喚士(ペルソナ使い/悪魔人間)ムラカミLV87(+1)
 
龍神コウリュウLV83(+1)

悪魔変身者(神人)カナエ・ハイラインLV89(+1)
 
鬼女アトロポスLV79(+1)

スタンド使いリンゴォ・ロードアゲインLV71
 
擬人(スタンド)マンダムLV71(+1)

超人比企谷 八幡LV8■
 
ダークサマナー(元・鉄■のエ■ーナル)逸織・E・彩羽(プ■ンツ・オ■ゲン)LV8■(+1)

 

 

「甘粕が奴を止めてる間に我々で制空権は確保する」

 

「あっち邪魔したら滅茶苦茶キレられそうだしな」

 

「狙撃は苦手だが、仕方ない。寄ってくる者から撃ち落とす」

 

「くそっ、今回も呼びつけられて逃げれなかった!」

 

「依頼なんだから仕方ないでしょう

 今回は私もサポートするから。頑張って、先輩?」

 

 

 その最中に別の覚醒者達が上空を制圧する

 空より見下ろし、羅刹達を観測しながらそれぞれの方法で攻撃を始めた

 

 

\カカカッ/\カカカッ/

自衛官迅悠一Lv■■
 
自衛官二宮匡貴Lv■■

軍勢自衛隊666部隊Lv■■
 
軍勢自衛隊666部隊Lv■■

軍勢自衛隊666部隊Lv■■
 
軍勢自衛隊666部隊Lv■■

 

 

「さて、上陸完了

 空も大丈夫そうだし、大型も抑え込めてるから順調って言いたいんだけど……」

 

「例の特記戦力が暴れている。此方から部隊を割くか?」

 

「いや、いいよ二宮さん

 彼らなら大丈夫、俺のサイドエフェクトがそう言ってる

 それ以外の全体を見つつフォローに入ろう

 諏訪さんや嵐山にもそう伝えてほしい」

 

 

 地上、自衛隊を筆頭に上陸を果たした者達が交戦を開始していた

 先の高射程攻撃によってダメージを負った喰奴・羅刹達に大半は優勢を取って戦闘を進められている

 

 羅刹の生態もこれまでの戦いで把握しきっている以上、隙を突かれる事も少ない

 貫通があり火力が高かろうと、命中性と耐久性に難があり、魔法も使えないのが羅刹という種族の体質だ

 

 強みを把握され対策され、脆弱性を突かれれば攻略は難しくない

 

 しかし、そうではない個体が居る

 天魔衆の最高幹部、天上界(デヴァローガ)へ入る資格もなく彷徨い続けた羅刹達

 途方もない時間を喰らう事と生きる事に費やした彼らの体質は元より大きく変質していた 

 

 ラーヴァナは思念融合を繰り返し、最後に合一神へと至る事で完成された

 クンバカルナは複数のドラゴンを喰らった事でその力を身に宿した

 インドラジットは己の根源を到達し、魔術を自在に操った*16

 シュールパナカーは人として生きた際のタオや魔法を羅刹となっても扱えた

 死したビビサナは別周回の羅刹(ラーヴァナ)としてマントラを使用できた

 

 そして、最後の一体であるアティカーヤはそれら全てに該当しない剣の修羅だった

 

 

\カカカッ/

喰奴/羅刹アティカーヤLv108(+10)

物理・銃撃に強く、破魔・呪殺・BS無効

 

 

ヒノカグヅチ*17攻撃力483。攻撃対象:敵全体の剣

敵の数を見て<俱利伽羅の剣>より換装した

 

 

-《百発百中》-*18

-《武器の心得》-*19

-《吸収攻撃》-*20

-《双手》-*21

-《狂乱の間》-*22

 

-《アティカーヤは<精神統一>*23を発動!》-

-《アティカーヤは<切り落とし>*24を発動!》-

-《アティカーヤは<通常攻撃>(ATTACK)!》-

-《アティカーヤは<切り落とし>を発動!》-

-《アティカーヤは<通常攻撃>(ATTACK)!》-

 

 

『きっとこれが最後だろう。だから思う存分斬らせて貰う』

 

 

 ひとたび剣を振り抜けば、一切の防御・回避の余地なく(切り落とし)、当たらない事さえ願えない(百発百中)

 射程外より殺そうにも剣の冴えはより遠く(敵全体)へと届き得た

 

 迂闊に射程に入れば切り刻まれるが故に近寄れずに、膠着は作られようとしながら尚も踏み込む者達が居る

 

 

\カカカッ/\カカカッ/

Lv78サムライ月鍔ギンコ
 
Lv79治癒士ルシエル
 
Lv81外道/剣士武田赤音

 

 

「あ、危ない……防御も出来ないので御座るかこれ!?」

 

「【ソードブレイカー】*25は通ったからヨシ!」

 

「俺は普通にバルーンったけど、あの武器がヤバいか

 <籠手落とし>*26で落とせるかね」

 

 

\カカカッ/\カカカッ/

マインド使いリシュアンLv75
 
ガンスリンガービリーLv70

 

 

「マインドはラングボンボンとナハトレイスで行きます。フォローを」

 

「おう。奴だけはこの手でぶちのめしたかったからな

 俺達の世界を壊したツケは支払って貰う、剣狂い」

 

 

 剣の道を歩みながら一度は羅刹(ビビサナ)によって敗北した者達

 かつての世界を文字通り切り刻まれ、故郷を無くした者達

 

 雪辱(リベンジ)と報復(リベンジ)、彼らはその思いを胸にこの戦いへ参戦した

 その為の用意もそれぞれがしているが如何せん地力(レベル)が足りていない

 

 通常なら高位悪魔相手でも通用する筈だが、その力量差は20以上開いている

 その差に屈しない精神(レベル差補正の緩和)は持ち合わせているがそれでも純然たる差が存在している

 

 

\カカカッ/\カカカッ/

悪魔召喚士(サマナー/ハッカー)AI@BALv9■
  
電霊ネミッサLv9■

 

 

「彼らだけでは盤面の維持は難しい

 俺達で守りながら道を切り開く。ネミッサ、仲魔の皆、頼むぞ」

 

「オッケー。ま、いつも通りやりましょ」

 

 

-《AI@BA達はアティカーヤとの戦闘を開始した!》-

 

 

 その差を埋めるべく電脳探偵と相棒たる銀の電霊は仲魔と共に並び立った

 アティカーヤが抑え込まれると同時に戦況は大きく動いた

 

 クンバカルナ、インドラジット、アティカーヤ

 レベルと経験という資格がなければ太刀打ちできない怪物達はそれぞれの戦場に釘付けとなった

 

 

\カカカッ/

喰奴/羅刹シュールパナカーLv102(+10)破魔・呪殺・BS無効

 

 

-《シュールパナカーは<蔵形匿影>*27で身を隠した》-

 

 

\カカカッ/\カカカッ/

魔術師城鐘 恵(シロエ)Lv87
 
悪魔召喚士(デビルサマナー)ベルント・バルツァーLv79

導師東堂 葵Lv87
 
剣士/狂戦士ロランLv86

 

 

「それは<デイル>*28で解除できると割れているよ」

 

「此方の仲魔で包囲した。逃がす気はない」

 

「転移しても良いぞ。俺が対応するだけだ」

 

「真っ向からぶった切る!」

 

 

-《シロエは<デイル>を発動! 透明化を解除!》-

-《シロエ達はシュールパナカーとの戦闘を開始した!》-

 

 

 シュールパナカーも同様に、メタを張ったPT(透明化無効&転移持ち)を当てられて封じられた

 戦いの主導権(イニシアチブ)は連合軍が握り、羅刹達は後手に回る

 前準備が出来たかどうかがそのまま初動の動きを左右しながら他の多くの場所で決戦が始まる

 

 

\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/

喰奴/羅刹アカムパナLv90(+10)
 
喰奴/羅刹プラハスタLv87(+10)

喰奴/羅刹トラシラスLv92(+10)
 
喰奴/羅刹マホーダラLv95(+10)

喰奴/羅刹アヨームキーLv89(+10)
 
喰奴/羅刹ニクムバLv96(+10)

 

 

\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/

コマンダー白河 大輔Lv78
 
ガンスリンガー藤堂 晴香Lv74

ガンスリンガー茂木 冴子Lv69
 
ガンスリンガー葉山 弘司Lv69

警察官(シャドウ使い)劉鳳Lv88
 
警察官斎藤 一Lv76
 
警察官杉本 佐一Lv76

 

 

\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/

導師ソラールLv83
 
ダナーンの騎士エクス・アルビオLv78

ファイターアナンタLv72
 
トリックスターベネットLv68

ヤクザ花山 薫Lv78
 
警察官斎藤 一Lv76
 
八極拳士ジョンス・リーLv84

 

 

 名有り(ネームド)の羅刹達が、悪対が、キリギリス達がぶつかった

 かくして唯一つを除き、全ては想定通りに結実した

 

 羅刹という種族は此処に死力を尽くして戦い、食人という唯一の動機の為に生を望みながら死んでいく

 此(・)処(・)ま(・)で(・)戦(・)力(・)を(・)揃(・)っ(・)た(・)時(・)点(・)で(・)そ(・)れ(・)は(・)確(・)定(・)し(・)て(・)い(・)る(・)

 

 勝敗が決定付けられた戦争。残されたのは唯一つの因縁だけだった

 


 

 

 戦いが始まり、島に上陸した僕達は羅刹達を吹き飛ばしながら地下へ向かった

 

 この地には古来より遺跡が存在する

 其処に祀られていたのが一体なんなのかもう分からないけれど

 羅刹達は其処を乗っ取り利用していたらしい

 

 その遺跡にて儀式を行い、王となる存在が生まれた

 ラーヴァナと呼称された羅刹女、久遠 由奈がそれだった

 

 生誕して間もなく人肉を差し出され、数歳に至れば母を殺して肉を喰らう

 そんな呪われた生を辿りながら彼女は今に行きついていた

 

 きっと過去周回の久遠 由奈も同じ事をやった筈だ

 この世界の輪廻はそういうものだと知っている

 

 

「随分としみったれた所に居るんだね。外は良いのかな」

 

 

 遺跡最奥、灰色の暗がりの中に彼女は、ラーヴァナは居た

 誰も居ない玉座に無造作に座って、待ちくたびれたかのように僕達を見ている

 

 その表情は暗く、或いは憑き物が落ちたかのようで

 少なくとも僕が見たことない顔をしていた

 

 

『私は賭けに失敗した。多くの戦力を用いながら、最終的に妖精王にしてやられた

 その時点で実質的に羅刹の最期は決まったのだろう。我(・)々(・)は(・)絶(・)滅(・)す(・)る(・)』

 

「諦めでもした?」

 

『どうしようもないと理解しただけだ

 此処は孤島だ。海から逃げる事も可能だが、単独で生き残っても羅刹に生き残る道はない

 遠からず三大勢力か、お前達かに狩られる』

 

 

 他人事のようにラーヴァナはのたまった

 

 

『今更、人殺しや世界滅ぼしに呵責がある訳でもない

 ただ、そうしてきたならいつか応報は訪れる

 それをずっと先延ばしにする為に生きてきたがもう終わりだ』

 

「……そんな、生きるのに疲れたみたいな口振りを君がするとは思えなかったけど」

 

『数万年以上も生きてればこうもなる

 したくもない食人を、ただそうしなければ生きられないから

 餓えてしまうからと続けてきたのが我々だ

 三大勢力のような大義もない

 だが、それでも無為に死にたくはなかった』

 

 

 緩慢にラーヴァナが立ち上がった

 その目に宿す感情は複雑で、とてもではないが一言では言い表せない

 

 強いて言うなら、諦観

 オベロンの時にも見た疲れ切った目だった

 

 

『部下達は精々暴れて死んで貰う

 あれも好き勝手喰らって生きてきた分際だ

 それに三大勢力に処されるより、お前達に殺された方がマシという物』

 

「一応聞いとくよ。由奈の身体を返す気は?」

 

『ないな。死が決まったからといって最後に親切するような女に見えるか?

 お前達は私の合一を解いて、奴を奪還する腹積もりなんだろうがそうはさせない』

 

 

 遺跡が大きく揺れる、いや堕ちている

 外の戦いの影響ではない。ラーヴァナがこの空間だけを外から隔離するように異界の深度を上げている

 

 固着された空間はそう簡単には揺るがない

 外と中で流れる時間も違うだろう

 救援も支援も此処には届かない

 

 

『羅刹王として最後にお前達を屠り、喰らい、死んでいこう

 この朽ちた廃遺跡(ジャンクヤード)を墓場として幕引きを迎える』

 

「じゃあ僕が引導を渡すだけだ。僕達も生きていたいからね」

 

 ラーヴァナがゆったりとマガツヒを高めながら歩き出した

 真澄とエリヤに目配せしながら陣形を整え、COMPを構える

 

 

「使わせて貰うよ、ウリック」

 

 

 此処に至るまで色々仕込みはしているが託された物を使うべき時だろう

 ウリックから託された*29物は幾つか存在する

 

 一つは由奈が使っていたアウトブレイクという名の強力な武器COMP

 次にエデン産と思われる地上ではあまり見ない消耗品の数々

 そして、最後にもう一つ

 

 

Devil choice→ Sétanta

Digitalize Ready?

 

 

デジタライズ:セタンタ*30

セタンタとのデジタライズによって以下の効果を適用

・デジタライズによる能力値の大幅上昇

・パッシブ・アクティブスキル及び特徴を習得

 (スキル枠は変わらない)

 

 

 エデンで使われ、ウリックが改良したデジタライズ

 これを用いてセタンタの情報を僕自身にインストールする

 

 僕には本来デジタライズは行えない

 妖精(ピクシー)としての因子が流れ込んで、それと競合し合って適合できない為だ

 

 しかし、セタンタもまた妖精であり、僕との親和性も高い

 一時の融合を果たし、自らの元型(アーキタイプ)を揺るがせる

 

 彼の魔槍を借り、妖精騎士(ナイト)としての力を宿しながら

 同時に妖精王子(プリンス)としての力が一時的に封じられる

 

 総合的に見れば僕は弱体化しているが構わない

 ラーヴァナと殴り合うならこの形がベストだ

 

 片手に朱色の魔槍を、もう片手に妖精王の剣を

 セタンタより流出した情報が鎧となって僕の身体に纏われる

 王ではなく妖精騎士として羅刹王を迎え撃つ

 

 

「SAMON(召喚)!」

 

 

\カカカッ/\カカカッ/\カカカッ/

女神ラクシュミLv91破魔反射・衝撃無効・BS無効*31

凶鳥フレスベルグLv90火炎無効。氷結吸収。破魔・呪殺・緊縛・一部の物理に強い。*32

神獣ハヌマーン(ルドラ・アヴァターラ)Lv97近接物理・銃撃・電撃耐性。自爆弱点

貫通・破魔・呪殺・魔力・神経・精神無効*33

 

 

『ついにこの時が来ましたね』

 

『周囲ニ伏兵ナシ。敵ハ単独ダ』

 

『待ちわびたぞ、ラーヴァナ!』

 

 

 僕が仲魔を従える。彼らの信頼を頼りに、決意を抱いた

 

 

\カカカッ/\カカカッ/

巫女神城 真澄Lv95全てに強く、破魔・呪殺・精神・神経・魔力・緊縛反射*34

ガンスリンガー久遠 エリヤLv95

全てに強く、破魔・呪殺・精神・神経・魔力・緊縛反射*35

 

 

「大丈夫、私達が居るわ」

 

「奴だけ見据えて行け!」

 

 

 僕を彼女達が支えてくれる。その献身に報いる為に勇気を燃やした

 

 

 そうして、ラーヴァナが僕達の前にまでやってくる

 いつの間にかその姿はより異形に変貌していた

 

 首無しの頭と六つの腕、肌は青く染まりながら身体は強靭に肥大化している

 怪物的な威容を漂わせながら、その圧力だけで異界が痙攣するように震えている 

 

 

\カカカッ/

羅刹王/合一神ラーヴァナLv125(+15)

物理・銃撃に非常に強く、火炎・氷結・電撃・衝撃・地変弱点

破魔・呪殺・BS無効

 

 

『妖精騎士の魔槍、シヴァの化身、それだけで勝てると思うか?』

 

 

\カカカッ/

妖精騎士(ナイト)久遠 フェイLv100

全てに強く、破魔吸収。火炎・氷結・呪殺反射*36

 

 

『さてね。でも決着だけはこの手で付けてみせる』

 

 

 助けられるかは分からない。不安で、恐怖もある

 けどこれからすべきことに迷いはない

 

 この槍と剣を君に突き立てて、殺しながら救ってみせる

 僕達の未来の為に

 


 

<アルちゃん>

ほびーさん「この規模の戦いならアルちゃんボンバーした方がいいのでは?」

ぼく「ほなボンバーするかぁ」

ほびーさん「フルバフで計算したら軍勢ほぼ全滅しそう」

ぼく「/(^o^)\」

クリーンな核兵器を投下されて8割近く喰奴が蒸発し、羅刹は必死にそれに隠れて生き延び、幹部達は三度見位しました

 

<連合軍>

描写されていないだけで人類悪(キリギリス)が大量に居るのでほぼレイド会場

 

<天魔衆>

滅茶苦茶バフ入って漂流勢力としては三大勢力除けば最上位に入りそうだけど念入りに準備された後にボコられている。ボコられているのでラーヴァナ以外は省略です(発狂行動パターンで被害は出したりするけどヒーロー組に無事に倒される)

 

*1:
デビサバ2

*2:
めっちゃ上のヘリから撃ってる

*3:
IMAGINE準拠のレベルより幾らかレベルアップ

*4:
ライドウ対アバドン王出典。レベルは管による繋がりによって上昇している。

*5:
デビサバ・魔神転生等による高射程の攻撃

*6:
吸収の対象はDDSAT2を参照

*7:
メタファー。敵全体の全能力2段階低下

*8:
メタファー。自身の攻撃力3段階上昇

*9:
200X。敵全体に万能属性の大ダメージ

*10:
メタファー。1ターンの間、防御しながら敵の注意を引きつけ味方の攻撃を肩代わりする

その大きさ故に一部の全体攻撃も肩代わりできる(特殊裁定)

*11:
真4F。自身に会心状態&必中状態を付与。魔法攻撃の場合は必中のみ効果を発揮し、付与が途切れない

*12:
敵単体に電撃属性の小ダメージを6回与え、確率で緊縛付与。攻撃成功時に味方全体の攻撃力・防御力上昇

*13:
真4.敵全体に万能属性の特大ダメージを与え、全能力低下。1ターンに1回まで発動できる(制限)

*14:
DDSAT2。ある技を次ターンに使用できる

*15:
DDSAT1(厳密にはスキルではない)。自身を透明状態にする

透明状態では全体・ランダム攻撃を回避。単体攻撃が複数回命中すると解除

*16:
ラーマヤナ原典においてインドラジットは魔術の達人であったとされる

*17:
真4F・店売り

*18:
デビチル。通常攻撃が必中化

*19:
メタファー。通常攻撃のダメージが1.5倍

*20:
真3.物理攻撃時、与えたダメージの一部を回復

*21:
通常攻撃が小威力+通常で2回行われる

*22:
NINE。敵味方の物理攻撃のダメージが1.5倍

*23:
メタファー。自身の攻撃力を3段階上昇

*24:
200X。補助スキル。次の物理攻撃の威力に+力×2

攻撃対象は回避・防御・反撃が不可

ボス補正によって使用回数制限がない(独自裁定)

*25:
PQ1。自分と自分と同じ列の味方の物理攻撃の被ダメージを一定確率で軽減する

*26:
誕生篇。命中すると武器を落とさせ、格闘攻撃にペナルティを与える。クリティカルなら腕の防具破壊か、手首がほぼ両断

*27:
基本システム・タオ。透明化。敵の効果の目標にならず、格闘攻撃で回避されない

*28:
覚醒篇。周囲一帯の幻術や幻影を解除する。透明化は幻影に該当する為、有効

*29:
『天地に燃え散る蝋翼』参照

*30:
IMAGINE

*31:
200X仕様。スキル追加で衝撃無効

*32:
真2仕様。火炎弱点をスキルで火炎無効に

*33:
IMAGINEシヴァ

*34:
カラミティヘルム・テトラジャマー・ガネーシャリング・ミラージュブーツの組み合わせ

*35:
カラミティヘルム・テトラジャマー・ガネーシャリング・ミラージュブーツの組み合わせ

*36:
双鬼冠+テトラジャマー+Aマックスアーム+ミラージュブーツ

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

真・女神転生オタクくんサマナー外伝 -アナザーキリギリス-(作者:ローグ5)(原作:女神転生)

なんか世界が滅びるらしい。▼そんな噂を裏付けるかのようにマッポー化が急速に進行する世界。▼各地で悲劇が繰り広げられる中それでも抗う者達が居た。▼これはキリギリスの一員として戦うデビルバスター達の物語。▼本作は私Rogue5が愛読している『真・女神転生オタクくんサマナー』というやる夫スレの二次創作です。女神転生シリーズを原作としたこの作品をぜひ多くの人に知って…


総合評価:973/評価:8.55/連載:85話/更新日時:2026年07月19日(日) 21:02 小説情報

【カオ転三次】終末が約束された世界で生き抜きたい(作者:ディストピア)(原作:女神転生)

どくいも様のカオス転生ごちゃまぜサマナーの三次小説です▼「カオス転生ごちゃまぜサマナー」の三次創作内ではキャラは素材フリーでいいです、使う場合連合参加時期を変えるなどの変化もご自由に▼ちまちまと描ける時に描くので更新は遅いです▼最終回表記を変更しました


総合評価:991/評価:7.32/連載:104話/更新日時:2026年09月20日(日) 00:00 小説情報

【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話(作者:黒焦げ)(原作:女神転生)

どくいも様作「カオス転生ごちゃまぜサマナー」の三次創作です。▼とあるTS転生者の終末に向けた準備のお話▼挿絵はすべてAIを使って自分で生成したものを使用しています▼「カオス転生ごちゃまぜサマナー」の三次創作内ではキャラは素材フリーでいいです▼R-15とアンチ・ヘイトは念のためです▼【本家様】▼https://syosetu.org/novel/238682/…


総合評価:2341/評価:7.93/完結:129話/更新日時:2026年10月01日(木) 22:52 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>