大日本帝国最後の聖戦 episode1ー①[北と南どっちがいい?]→南 作:強欲な世界
ストックはあるので好評ならば投稿します。
1944/10/6
『ゴォォォォォン』深夜の砲撃音、塹壕で飛び起きたが戦場に慣れていない俺の体は、眠気に抗えず倒れる様にまた眠ってしまった、(いやこんなこと慣れてたまるか!)しかしアメ公は昼夜問わずお構い無しに打って下ろしてくる。
「ウグゥッ!」分隊長に蹴り飛ばされた。
「寝てる場合か二等兵!武装しろ!」
「はい隊長!」
四つん這いになって近くの甲冑と38式ライフルを手に取って赤黒い血がこびりついた銃剣を取り付け立ち上がった。(この銃剣になん度助けられたか…だが俺の命が救われた分アメリカ人が死んでいく。半ば強引に連れてこられた者も居るだろうにうに、必ず生きて帰ると約束した家族や恋人、友達がいた者も居ただろうに…。)
「整列・・・気をつけ!。人数」
「36人であります!。」
「(クソ だいぶ減ったな)我々は鬼畜アメ公どもに砲撃されている。さらに奴らが、突撃してくる可能性がある。十二分〔ジュウニブン→120%〕に警戒し塹壕を修理せよ!。」〔→分隊長〕
「「了解!」」
隊員たちは散って行った。
「(俺は壊れた機関銃を撤去する作業だった。しかし寝ぼけているし慣れた作業だったので完全に油断していた。)」しばらく作業を続けていると、「『アメ公だーーーー武器を、うわっやめ あーっ!』『fire〜 go move go go go!』『クソ 戦車まであるぞ!』俺は必死で森の方へ行き木の裏に隠れていた。(少佐が叫んだ)『総員玉砕せよーっ!』」
その言葉を聞いた途端逃げ出す兵士もいるが、敵前逃亡とされ射殺されていく。また別の兵士は、血相を変え「天皇へーかばんざーい」と叫びながら銃剣突撃していくのが大多数だ。 しかし、戦地に来たばかりの俺にそんな選択肢は見えなかった、いや何もわからない選択肢が無い、ただただ木陰でライフルを力強く握ることしか出来なかった。アドレナリンのせいか、発汗量も凄いし、鼓動も早い、脳も回転が早すぎて何も入ってこない。
“このままじゃ死ぬ”思考にあるそれだけだった。
その時
ガサガサッ ガサッ
アメ公と遭遇してしまったのだ。だがお互い呆然と立ち尽くしくしているだけだった、お互い新兵なのだろう。俺は逃げようとしたが、次の瞬間
『ガサッ パンッパンッ ドガッ』
いきなり分隊長が出て来たかと思うとそいつを撃ち殺して俺に殴りかかってきた。
『貴様はバカかっ!死ぬところだったんだぞ!行け二等兵、突撃だー 玉砕せよーっ』
言われるがままに走るしか無かったのだ。
走り出して数秒だが俺には何時間にも感じられた巨大な川まで見えていたその時、『カキーン グチュッ』甲冑に鈍い衝撃が走った。だがそれは甲冑ではなく頭蓋骨だった。
燃える様な熱さと痛みが頭部から全身へ行き渡っているそして、ちょうどつま先に痛みが到達したあたりで意識がプツンと切れた。
2人くらい読んでくれれば上出来だと思うので1人読んでくれたら次話すぐに投稿します。