インフィニット・ストラトス・913 作:草加雅人なら大丈夫〜
インフィニット・ストラトス・913
序章 ロンドン郊外の姉弟
ロンドン郊外のとある家。
「セシリア姉さん。昼食にしよう」
その声を聞いて
「あら、もうそんな時間ですのね。マサトは何を作ってくれたのかしら?」
そう言ってマサトを見ると手にはバスケットとティーポット、ティーカップが乗せられたトレイを持っていた。
「今日は天気が良いから中庭で食べようと思って。どうかな?」
「良いですわね」
そう言って私達は中庭へと移動した。
中庭に着いた俺とセシリア姉さんは昼食にと作ったサンドウィッチを食べていた。セシリア姉さんは俺が作ったサンドウィッチを美味しそうに食べている。小鳥の鳴き声をBGMに昼食を食べていると不意にセシリア姉さんが口を開いた。
「入学までたった5日ですのね……」
「そうだね…」
俺はティーカップに入った紅茶を飲みながら話を聞く。
「マサトは本当に良いですの? IS学園に行っても。もし嫌なら私から木場社長にお伝えいたしますわ……」
「確かにそうだね。だけど木場さんの頼みだし仕方ないかな。それに織斑一夏君だったかなぁ。彼が世間に知られた以上俺も行かないわけにはいかないし。セシリア姉さんこそどうなのさ?」
俺と同じように紅茶を飲みながら話を聞いていた姉さんに問う。
「確かに木場社長や政府のお役人がおっしゃる以上行かない訳にはいきませんし。まぁ、私としてはマサトが一緒に来てくれるだけで嬉しいですし」
そう言って微笑む姉さんにドキッとする。
そんな中俺の携帯がなる。画面には木場さんの文字。急いで電話に出る。
「もしもし、マサトです」
「マサト君かい? いきなりでごめんね。IS学園へ行く前にセシリアさんのブルーティアーズとマサト君の
「平気ですよ。じゃあ一時間後に本社に向かいます」
そう言って携帯をきる。
「木場社長は何とおっしゃってましたの?」
「今日、913とティアーズの調整をしたいから来てくれって」
「あら、そうですの。なら支度をしたら直ぐに行きましょう」
そう言って俺とセシリア姉さんは中庭から戻る。
一時間後、準備を終えた二人はガレージに来ていた。
「マサトの後ろに乗るのは何ヶ月振りかしら?」
「ん〜、三ヶ月振りくらいかな。サイドバッシャーもサイドカーの方が届いてからセシリア姉さんをサイドカーの方に乗せてたし」
エンジンを掛けるマサト。ガレージの中にはエンジン音が響く。
「セシリア姉さん、乗って」
「えぇ」
マサトはセシリアが乗ったのを確認しサイドバッシャーを発進させる。そんな二人をセシリアの専属メイド、チェルシーが掃除をしながら二人を見ていた。
「当主様、あの二人はご立派になられましたよ……」
チェルシーの呟きは風で掻き消され誰にも、いや、当主様には届いたのかもしれない。
短い……短すぎる。他の方々は長いのに……
こんな自己満足のような小説ですが読んでくださってありがとうございました。
誤字やミス、感想などがありましたらお待ちしております。