皆さん本当に応援ありがとうございます。
「今度のライブチケット一枚ちょーだい」
「あ? なんだお前どうするんだ?」
オレがスカウトしたアイドル。星野アイは、次にオレが見たときは既にいっぱしのアイドルでもやっていけそうな輝きを放っていた。
「誰だお前は」と口に出さなかったのは自画自賛できるレベルだ。
素材は一級だが光るもの、惹かれるものはあってもアイドルとしての輝きなど持っていなかったはずなのだ。
一体こいつに何があったのか……
「友達にあげるの」
「ともだちぃ? お前ボッチなん……」
これだ。
「男か? 男なんだな!?」
「友達でーす」
こいつは流れるように嘘をつく。
それを期待してスカウトした面もあるため決して悪いことじゃねぇんだが。
「アイー。勘弁しろよぉ。初ライブ前から男とか。アイドルの前提台無しじゃねーか」
「本当に友達だから大丈夫だって」
「友達かどうかが問題じゃないんだよ。アイドルに男の影が見えるのがまずいんだ」
「知りませーん。アイドルにもプライベートは必要だと思いまーす」
くそっ。こいつ。全然引く気がねぇ。
これだと何言っても無駄だ。
「まだ大丈夫だろうが、ばれる格好では会うなよ。あと一度そいつに会わせろ」
「えー」
アイが不満気に声を上げる。
まずは一度会ってからだ。
友達とは言ってもあの状態だったアイを変えただろう男だ。
可能なら引き離したいが、無理なら抱きこんでおく必要もある。
「まぁいっか。チケット上げるからライブに来た時一度話してみたら」
「仕方ねぇ、今回はそれでいい」
アイにチケットを渡すと上機嫌でしまい始めた。
だから、それは、友達にする、反応じゃ、ねーんだよ!
B小町のメンバーはオレが直々にスカウトしてきただけあって、どいつもこいつも他のアイドルグループならセンターを張れるだろう逸材だ。
だがこいつだけはそんなもんじゃねぇ。いずれ天下をとれるだけのものをもってやがる。
覚えも悪くない。上達のスピードもなかなかだ。
だがそれ以上に目を引くものがある。
スカウトしたときにも感じたものだが、今はその時とすら比べられるものじゃねぇ。
アイドルになると決めたことで開花したのだと思い込みたかったが、これだ。
こいつほんといい加減にしろよ。
付き合ってはいないと言ってるんだ。
今はそれでいい。
まずは会ってからだ。
でもなぁ。あの状態のアイをここまで変えれる男とか想像がつかねーんだけど。
不安しかねぇ。
そもそもあいつ、相手がオレに何言われてもアイに対するアクションを変えるはずがねぇと思ってっから会わせるんだろうしな。
対応。対応を考えておかねぇと。
くっそー。思ってたより素直に動いてくれてると思ったらこれだ。
先が思いやられるぜ。まったく。
そういえば作者も基本的には他の人の感想欄ってみないんですけど同じ気持ちの人いないかな、とか人気SSのライブ感を楽しむときには見たりします。
で、感想に埋没させるのは惜しかったのを二つほど出しときますね。
感想でばれたのでネタバレ
星野愛してる → 星野愛死輝 → 原作で星野アイが死んだので星野テルが生まれた。一番星のアイを輝かす → 愛×輝 死がなくなっちゃったね。嬉しいね
こういう「わかるか!」って言われても仕方のないネタをたまに入れれるとたーのしーってなるんですけど、なぜこれを星野テルの名前初出の回で連想できるのかがわからない。
まあ、ストーリー内の真実なのか、メタ的なだけの話なのかの判断は読者の皆さんにお任せします。
あとオリ主にぴったりのキャラソンも教えてもらいました。
YOASOBIの祝福
驚くほど一致してるのでお勧め。サビのメロディ覚えてるくらいで歌詞見たことなかったんですよね。