【推しの子】アイの死なないラブコメ:MEMちょルート 作:×××銀髪美少女エルフちゃん×××
その後、リハビリし俺は特に後遺症なく退院できた。
俺を刺した男はカミキヒカルと言う男性を殺して自殺したらしい。
そしてそのまま、俺たちは小学校、中学校と順調に進んでいった。
アイはあの一件の後アイドルを続け、25歳でアイドルを辞めて、今は苺プロ所属の女優をしている。
ルビーも中三で苺プロに所属した。
俺は監督のところで演出を学びながら役者をしている。
ルビーはアイドル志望だ。
そして今俺たちは陽東高校芸能科の試験を受けて来た。
「ルビー、どうだった?」
「多分平気…そっちは?」
「問題ない。万一弾かれるとしたら名前のせいだろうな」
「確かに!本名アクアマリンだもんね!皆めんどくさがってアクアって呼ぶけど」
そんな話をしていると、急に廊下を歩いていた生徒が足を止めた。
「アクアマリン……アクア…星野アクア!?あなた星野アクア!?」
「...誰だっけ」
「あっ、あれじゃない?重曹を舐める天才子役」
「あー、あれ?10秒で嘆く天涯孤独じゃ無かったか?」
「10秒で泣ける天才子役!映画で共演した有馬かな!アクア!あなた、ここの芸能科入るの!?」
「ああ。妹と一緒に入る事にした。」
「そうなのね。良かったわ…」
そんなこんなで、元天才子役と再会した。
⬛︎⬛︎⬛︎
星野家
「アクアおかえりー!」
「ただいまアイ」
あの後はなんやかんやあって監督の家で有馬とご飯を食べてきた。
帰ってくるとアイとルビーがテレビに映るアイを見ながらご飯を食べていた。
最初はお世辞でも美味しいとは言えない味だったアイの料理だが、今は自信を持って美味しいと言えるぐらいにはなっていた。
「アイ今日はオフなんだね。」
「この間までやってたドラマの撮影終わって今は休憩ウィークなんだ〜」
「そうなのか。そう言えば、昔共演した有馬かなって覚えてるか?」
「あ〜さっきルビーが言ってたけど同じ高校だったんでしょ?」
「そう。その有馬から今出てるドラマに出て欲しいと言われてな。穴埋めだ。」
「出るの?」
「そうするつもりだ。特に仕事もないし、断る理由もないしな。現場経験は積んでおきたい。」
「そか、なら良いけど、女の子口説いちゃダメだよ?俳優さん皆んな可愛い人多いけど、ダメだからね」
「分かってるよ。心配性だな」
「仕方ないじゃーん。私の数少ない家族何だからさ。ルビーもアクアも恋愛とかはまだ早いと思うの。」
「健全な高校生は恋愛ぐらいするものだぞ」
口ではそう言うものの、身内には全国的な人気女優やその血を引いている娘がいる時点で、理想が上がっている。やはり当分恋は出来ないだろうと確信に近い形で思ってしまうアクアだった。