【推しの子】アイの死なないラブコメ:MEMちょルート   作:×××銀髪美少女エルフちゃん×××

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週末投稿と言ったな。あれは嘘だ


餌付けだろ、どう見ても

例の動画を出した結果、再生数はかなり回り、炎上はそれなりに収まった。

騒動が鎮静化してきた頃、黒川あかねが撮影に復帰した。

次の撮影の時に俺が話していた“タイプ”の話の通りにアイの様なオーラを纏っていた事はかなり驚いた。

しかし何故か、タイプの話をしていた時、メンクイと言われ、メムから呆れた様な目で見られた。解せぬ。

 

「アクアく〜ん、聞いてる?」

 

そんな事を考えているとゆきの顔が目の前にあった。

 

「あ、ああ、すまん。考え事をしてた」

 

「も〜ちゃんと聞いてよ!それで?皆とご飯行くの?」

 

「ああ。行くよ、家に連絡するから待っててくれ」

 

「おっけー」

 

   ⬛︎⬛︎⬛︎

 

そんなこんなで俺はまた今ガチメンバーでファミレスに来ている。

 

「やったぁ〜今日は私の奢りじゃ無いぃ〜」

 

めむは前回が自分の奢りだったこともあり、各々が払ってくれる事に安心している様だ。

 

「アクたんはサラダ以外食べないのぉ〜?」

 

「いやそりゃあ胃が…そっか、いや、ステーキ頼む」

 

「おっけ〜。頼んどくねぇ〜」

 

「ああ。ありがとう」

 

めむとそんなやり取りをしているとあかねが話しかけてきた。

 

「アクア君、私お腹いっぱいで余っちゃったからこのサラダいる?」

 

「?あ、ああ、じゃあ貰っておく」

 

「じゃあ口開けて?」

 

「いや何でだよ、自分で食べる」

 

「良いから、あげないよ?」

 

「俺は食べなくても良いんだがな」

 

「も〜良いから口開けて!」

 

「わ、分かったよ……ぁあ〜」

 

「はい、あ〜ん!どう?」

 

「うん。まぁ美味しいな」

 

さすがはみんなのサイ○リヤ

 

「そう、良かった〜」

 

一難さってまた一難、俺のステーキが来た。

 

「ア、アクたん!アクたんのステーキきたよ!ほら!く、口開けて!」

 

「いや何でだよ、それに関しては意味わかんねえよ」

 

「良いでしょぉ!もうあかねにも一回やって貰ったんだから一回も2回も変わんないよ!」

 

「いやそれは変わるだろ…」

 

「良いから食べてよぉ〜」

 

メムの目に膜が張られる。

 

「めむちゃん半泣きはずるいよ!」

 

あかねが少し声を上げる。そんなに熱くなる事か?

 

「わ、分かったよ…食べるから」

 

「やったぁ、はい、あ〜ん」

 

「あ、ん…うん、美味いな」

 

「そう?じゃあ気も済んだから普通に食べていいよぉ〜」

 

そんなやり取りをしていると、前の席に座るゆきが話しかけてきた。

 

「アクア君、女の子侍らせてるね〜」

 

これをどう見たらそう見える。

 

「これが侍らせている様に見えるか?眼科行った方がいいぞ。これは正常な目で見ると餌付けだ」

 

「いんや〜あっくん、餌付けに見える目こそおかしいと思うよ?」

 

「ノブユキ、お前まで…」

 

「客観的に考えてみてよ〜女子高生二人からあーんして貰ってるんだよ?」

 

女子高生というワードに、なぜか未だ俺のステーキが前に置いてあるその人に目が向く。

 

「女子高——」

 

「—なぁ〜にぃ〜?」

 

いつもよりさらに間伸びしたその声は俺の恐怖心を煽った。それはもう煽りまくった。

 

「いや、何でもありません」

 

でもまぁ確かに、二人とも顔良いし、側から見たら侍らせている様にしか見えないのか?

…夜道には気を付けるか…

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