ハリー・ポッターがバグった件   作:怠惰の徒

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クリスマスなので。
急ぎで書いたのでかなり短いです……


【幕間】クリスマス!

「クリスマスの時間だおらぁ!」

 

「「「「うおおあおおおおお」」」」

 

今日はクリスマス。スリザリンの談話室はくっそ盛り上がっていた。

 

「マリさんの料理だ!」

「ケーキ、チキン、カルパッチョ、テリーヌ、グラタン……」

「僕の負荷エグくない?」

 

談話室はすでに空間が拡張されており、とても広くなっている。馬に乗ってレースしたり仮装したりやりたい放題だった。

 

「えっと、どうでしょう。まだ1年生のときの衣装がぴったりなのは言いたいこともありますが」

 

「「  」」

 

「スネイプ教授!?立ったまま気絶を!?」

「ダフネ!?立ったまま気絶を!?」

 

アイドル衣装を1年ぶりに着たリインにガチ勢二人が無量空処*1されていたり、

 

 

「「なぜ俺達を縛り付ける!しかも鎖で!」」

 

「「「去年お前らが食いまくったからだよ!」」」

 

クラッブとゴイルが去年貴重なマリの料理を食える機会を台無しにした罪により拘束されてたり拘束されていたり、

 

「良し。カルパッチョ出来上がり。アイ、持っていってくれる?」

 

「任せて!」

 

マリとアイも料理を作って配膳したりと、色々準備していた。

 

「わたし用に魂入った料理も作ってくれるんですね……いや、魂が入った料理って何?」

 

そしてディーもスリザリン生では無いものの、意外と歓迎されていた。というか、このロリっ子に酷いことをするのは絵面的にも無理だった。(あとロリコン共が騒いでいた)

吸魂鬼だろうがなんだろうが、可愛ければ良いらしい。

半分くらいはやらかして知り合いがアズカバンに行ったときに助けてもらうためという、狡猾な理由もあったりする。

 

そんな中アーリアは、

 

「おい!俺のミニスカサンタコスなんて需要ねーだろ!何させてんだ!」

 

「「「需要しかねーよ!」」」

 

ミニスカサンタコスで撮影会に臨もうとしていた。

 

「ツーショットお願いします!」

 

「需要あるのかよ!」

 

先輩の男子生徒に言われて驚くアーリア。

 

「あ、焼き増ししてロンに送りつけてやろっと。アーリアなら俺の隣で恥ずかしそうな顔してミニスカもじもじしながらクリスマス(意味深)してます、って手紙で書くのはどうだろう?」

 

「俺を使ってNTRした感じにするんじゃない」

 

ロン憤死案件だった。クリスマス(ただのコスプレ)である。

 

パシャパシャ

 

「おいそこ!ローアングルで撮るんじゃ……ってマリじゃねーか!」

 

「大丈夫。大事なところは映らないようにしてるから」

 

ローアングルでアーリアの際どい写真を撮るマリ。撮った写真を確認させてもらう。

 

「我ながらエロイな」

 

恥ずかしそうな顔と見えそうで見えないスカートの中。最近大きくなってきた成長中の胸と合わせて、とってもエロかった。

 

「で、これどうする気?」

 

「ロンにクリスマスプレゼントとして送ってあげようかなって」

 

「却下に決まってんだろ!?」

 

「「「あー!」」」

 

マリからカメラをぶんどるアーリア。いくら元男といえど、自分がオカズになるのは無理だった。

 

「というか今残念そうな声上げたやつ覚えたからな!お前らは撮影禁止じゃい!」

 

「「「そんな!?」」」

 

ちゃっかり焼き増しして写真をもらおうとしていた奴らに釘を刺す。

 

「あ、そうだアーリア。カメラ持ってくならこの後のライブの撮影よろしくね!」

 

「ライブ?」

 

「うん。今夜限りの特別ステージ。センターは曲によって変えるけど、アイとリインと一緒に踊ってくるよ」

 

どうやら、1年生のときにやったライブをやるらしい。

 

「まあ、分かった。折角だし際どいの撮ってやるよ」

 

さっきの恨み、晴らしてやろう。

 

「いいよー」

 

「軽いな。……え?いいの?際どいの撮る宣言してるのに?」

 

「いやほら。アイドルやってるとそういうの多いよ?売れ始めの頃とか握手会で「オカズにしました」宣言されることもあったし」

 

どうやらアイドルとは思ったより過酷らしい。

 

「そうか。アイドルもたいへ「まあ、その子女の子だったし、これからも使って良いよ、って返したあとにツーショット撮ってあげたけど」お前を殺す」

 

この容姿で女の子のファンが居るなら俺に女の子のファンが居てもいいだろ!許せねえよなぁ!?

 

 

 

 

「傷の数を数えて、痛みの数指を折る、一つあまり小指は愛しさのぶんね」

 

 

アイドルライブ、というかどちらかと言うと音楽ライブが始まった。

リインさんの歌に父さんは泣きながら応援していた。歌詞がきついんだけど、それがいい。乗り越えた感じがして泣けてくる。クラッブとゴイルはそのまま拘束されている。この二人はライブが見れないだろう。後日多分泣く。

 

 

 

 

「辞めてしまいたい理由なら10も10も1000もあった、でもその全てがちっぽけに見える一つがあった」

 

 

マリは応援歌を歌っていた。ああそうだった。夢を追いかけるのは厳しかった。でも譲れない1があるから苦しくても進んでいたんだよな。

なんか泣けてきた。ドラコがワールドカップに、僕は出る。憧れるのはもうやめだ。とか言ってる。お前も大変なんだな。

 

 

 

 

「ほら、あなたにとって、大事な人ほどすぐそばにいるの、ただ、あなたにだけ届いてほしい響け恋の歌」

 

 

アイさん、あなたそんな歌うたって無自覚なのマジで言ってる?近しい人は全員気が付いてるんだけど?

 

 

 

 

「僕たちは迷いながら、たどり着く場所を探し続け、哀しくて涙流しても、いつか輝きに変えて……」

 

 

ドラコ……クラッブとゴイルの面倒見るの大変なんだね。迷走してるんだね……

 

 

 

騒ぎながらスリザリンのクリスマスは過ぎていく。

 

「じゃあ実家に帰る人もいるだろうし、解散!」

 

クリスマス休暇で帰っていた人も参加したいとのことで、簡易ポートキーをマリが配っていたのだ。1回きりだが登録した人がホグワーツを往復できるようにしていた。

ひとえにリインが楽しく過ごせるように。

 

「珍しく平和に終わったな」

 

「クリスマスだからね。たまには平和に終わってもいいでしょ」

 

*1
リインが可愛いという情報を永遠に見続けることで脳の処理が完了しなくなる。たとえ見た情報の処理が終わっても目を開いている限り情報が更新され続け、かわいい以外の思考ができなくなる。ガチ勢のみこうなる




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