「星野、お前転生したらどうする?」   作:サルガシラン

7 / 16
キャスト
・男子生徒(16)
・星野アクアマリン(16)
・黒川あかね(17)
以上。

舞台設定
・駅前
・カレー店、ボックス席

時間設定
・休日、昼


「黒川さん、復讐止めさせるならどう説得します?」

 

 

「わかったわかった、お大事に。ちゃんと飯食えよー……マジか、三人連続ハットトリックだぞ」

「全滅か」

「風祭、インフルなったから薬飲んで寝るってよ」

「そういう時期だからな。俺たちも気を付けるか」

「そうだなー。んで小野寺は推しの電撃結婚発表見て再起不能でふて寝するってよ」

「俺たちには気をつけようがないな……」

「越前に至っては一昨日起きた社長令嬢誘拐事件を追ってて今は三重とか言いだすし」

「『面倒だから行かない』をよくそこまで上げ底したな」

「アイツ身内に探偵いるから、嘘じゃなくても特別驚かないけどなー」

「クラスメイトがそんな繋がり持ってることに特別驚きそうだ」

 

「だぁー! 結ー局、俺たち二人かよー……他に暇そうな奴いるか?」

「急に呼んでも都合付かないだろ。それより腹減って来たしなんか食おう」

「牛丼屋でも行くか? あーカレー屋の方が近ぇな……食い物って言えば宮崎土産まだもらってないぞ。今日は持ってないのか?」

「貰えて当然って顔してんじゃねぇよ。まぁ、あるけどな。宮崎名物――」

「さっすが星野、文句言いつつ気が回るぅ!」

「――てげなポテトチップスだ」

「ご当地のお味だけがお土産!?」

「名の通りてげ(すごい)な味だ。美味いぞ」

「あー……お土産にてげてげ(適当)だわぁ……」

 

「あれ、アクアくん?」

 

「あかね?」

「え、んじゃこの人が黒……星野の彼女?」

「あ……初めまして。えっと貴方は……アクアくんの友達の?」

「どもども、コレの友達な修羅場明け作家ですー!」

「誰がコレだソレ」

「人をソレ扱いとはいい御身分ですなぁ。アレの話を彼女に暴露されてぇかぁん?」

「ドレの話だよ」

「オレの話だよ!」

「ただの自己紹介じゃねぇか」

「え? え? なんで急に即興コント始めてるの?」

「え、普通の会話ですよ?」

「これが普通なのお前だけだ。真っ当な人間は困惑することを解れ」

「それ、お前も真っ当じゃないって認めてないか?」

 

「今日は夕方まで撮影じゃなかったか?」

「その予定だったけど、早上がりで時間できちゃった。あの監督さん拘る時はとことんだけど、早い時はすぐだから。二人はどうしてここに?」

「俺たちは」

「星野が友達百人チャレンジやりたいって言いだしたんで、今更過ぎて面白いから遊びがてらセッティングしたんですよ」

「言ってねぇよそんなこと」

「おー、クラスの奴らとちゃんと仲良くなりたいんだったよなぁ。宮崎で生まれ変わって視野広がりましたーみたいな顔してよぉ」

「へー!」

「……社会復帰に挑む息子を見るような目を向けるな」

 

「だから、特にとっつきやすい奴らと五人で遊ぼうとしてたんですけど……まーこのザマで」

「ええ!? いきなり複数人で遊んで仲良くなるの大変なんじゃ……」

「仮にも彼氏をコミュニケーション能力に問題があるみたいな心配するな。他の奴らも学校じゃそれなりに話す仲なんだよ」

「省みろよお前 in 普段。彼女だから心の国境封鎖加減を熟知してんだろ」

「国交断絶した覚えねぇよ。だとしたらお前不正入国者だぞ」

「違いますぅーちょっと国境線で反復横跳びしてるだけですぅ!」

「罰金を払うか不法入国で撃ち抜かれたいのか」

「フッ、お前に捉えられるのか? 俺の下半身が見えないほどの反復速度を!」

「上半身捕捉できれば十分だろうが」

 

「……集まり悪いしやっぱりこのまま解散でいいか。悪いな星野『アクアマリンくん友達たくさんできるかな大作戦』はまた今度な」

「そんな作戦名決めてねぇよ」

「つーわけで黒川さんもコチラご自由にお持ち頂いて大丈夫ですので」

「アクアくんってフリーペーパーだったっけ……?」

「じゃあ俺はこの辺で。チャオー!」

 

「待て」

「おごべぇっ……マフラー引っ張んなよ」

「要らんヘタクソな気を回すな」

「せっかく友達のホットな逢引きミートのために気の利く粋クールな去り方してやってんのに」

「別にこの後予定があるわけでもないだろ。せっかくなら今のうちにコネ作っておけよ。あかねもいいか?」

「うん、今日は別にデートの約束してたわけじゃないし…………そうでもいいんだけど」

「そりゃ人気ゴボウ抜き中の役者と縁結べたら嬉しいけどよ……正直、馬の後ろ回し蹴り食らいたくないから撤退したいんだが?」

「お前なら蹴り受け止めながらダンスして、馬相手でも十年来の友達ぐらい仲良くなれるだろ」

「仲良くなれたらそりゃ最高だけど、友達の恋人とかいう七面倒臭い入り口がどれだけハードモードだと思ってんだよ」

「アクアくん、私も初対面の男の子と仲良くなるのはそんなに得意じゃないよ……?」

 

 

「わっかります! トリックにはなるほどって膝連打したのに、動機白状するところで『えぇ!?』って違和感のデンプシーロールされるんですよね!」

「あるよねあるよね! 犯行に必要ならともかく、これが動機になる人がこういうことするかなって気になっちゃうの!」

「それ重視してないって言われたらそうだけども! でも飲み込むには小骨が思ったより太くて!」

「トリックがしっかりしてるほど深く刺さってくるんだよねぇ……」

「でも周りの誰もそれに違和感覚えてないから『俺が間違ってんのかなぁ』って段々自信なくなってくるんです!」

「わかる~!」

「ただ俺は書く側なんでそうなる度に俺もやらかしかねないって戦々恐々で……黒川さんはそういうことしないだろって役をやる時はどう対処してます?」

「そういう時できること少ないから……自分の中で設定を付け加えちゃうかな。明言されてるのは元新体操部としての癖ってなってるけど本当はお風呂の時の変な癖とか!」

「ちょい足し増改築! なるほど、指摘された理由の方が格好つくから意味もなく訂正しない絶妙な塩梅……!」

「こちらご注文のポークカレーときのこカレー、カツカレーでございますー」

「「ありがとうございまーす!」」

「料理届くまでに仲良くなり過ぎだろ」

「ハッ、いかん彼女が男と仲良くなって星野が暗く! ビジネス云々ぐだぐだ日和ってたくせに一丁前に嫉妬してやがりますよ、どう思います黒川さん!」

「前言撤回ぶりに呆れてんだよ」

「……嫉妬してくれるの、ちょっと嬉しい」

「喜ぶなそんなことで」

 

「話してて感じたが、黒川さんは武家の女っぽさあるな」

「ぶ、武家……?」

「なんというか嫁いだ先が身内と敵対しても身を置いた嫁ぎ先を取るというか……一度命を預けたなら腹をくくって忠を尽くす戦国の世の雅さ!」

「現代一般家庭で生きてるのに!? 私そんなふうに考えたことないよ」

「あぁー……」

「どうしよう彼氏にすごい納得されてる」

「どうだあかね。分析される側になった感想は」

「えっと……人から見られることを意識してきたつもりだけど、自分でも意図してないところまで知られちゃうのって結構怖いね……」

「だろうな。今度はこの無礼なやつにやり返してやったらどうだ?」

「お、いいな! 俺も知らない俺に気付けたら色々筆もはかど」

 

「食べ方から見ても言葉の選択が奇抜なだけで教育レベルは結構高め。でも享楽的で、必要ないと判断したら興味が薄まるから学校の勉強は苦手……必要な分を最低限。夏休みの宿題は最初の数日で一気に片付けちゃうタイプだね……歴史や場所よりも人格への関心が強い……」

「誰か俺の背筋にハッカ油塗った?」

 

「ほー。こいつのそこそこ触れられたくないこととか解るか?」

「多分、親戚で年上のお姉さんが初恋だよね」

「……黒川さん!」

「ひゃ、ごめん勝手なことを」

「先生と呼ばせてください!」

「はい!?」

「俺のはメインが勘なんで精度が甘くって。どうしたらそんなエスパーみたいなプロファイリングできるのか教えてください!」

「エスパー!? ただそういう本とか論文とか参考になる物をちょっとかじっただけで、そんなにすごいものじゃ」

「かじるだなんて謙遜しなくても十分すごいです! 惚れ惚れしてガチボレしそうだ!」

「うう、グイグイ来る……」

「テーブルに乗る勢いで迫って来るな。絵面だけ見ると口説かれてるようだ」

「見てないでなんとかしてぇ」

「ふむ……俺とは遊びだったのか? どっちを選ぶんだあかね」

「悪ノリしないで!?」

「先生ェ!」

「あかね」

「あわわわわ……」

 

「むー……」

「調子に乗りすぎた。俺たちが悪かった、機嫌を直してくれ」

「本当にすいません熱くなりすぎて正気がメルトダウンしてました黒川先生」

「先生呼びは確定なんだね……」

「この敬意は間欠泉の如く。具体的にはスチームボート・ガイザー!」

「災害レベルの噴出は控えろ」

「安心しろ、星野への敬意も諏訪湖間欠泉くらいあるぜ」

「人の手が加わらないと湧いてこないってことだな?」

 

「……ムー……」

「……おい彼女の機嫌が悪くなった時の処方箋とかないのか」

「経過観察。拗ねてるだけだから自然治癒を待てば十分だ」

「手馴れ具合がベテランの域だなぁ……んなタラシ加減だとそのうち愛想尽かされるぞ。逃がしてから魚のシロナガスさに嘆きたいのかお前」

「魚じゃなくてクジラじゃねぇか。むしろ海に還さなきゃいけないだろ」

「むー!」

「叩くな。くすぐったい」

 

「うわぁ。友達のイチャつき目の前でやられるのキツ……いやバカップルの参考になるメモメモ」

「ばかっぷる……あ、珍しいね。そういうの手帳に書き込むんだ?」

「スマホのが楽なんですけどねー。結局、こんな感じに指使って書かないと頭に入ってこなくて」

「そうだよね! 私も付箋に書きながら考えるからそういうのすごく解る……え、復讐?」

「やべ……いや丁度いいし、ついでに聞いちまうか」

 

「二人は復讐止めさせるならどう説得する?」

 

「ぇ……!?」

「今度は復讐ね……サスペンスか?」

「若手作家集めてやるオムニバスで、テーマが復讐なんだよ。十二分ぐらいで一作必要でさー」

「あ、そーいう話なんだ……びっくりした」

「崖の上の説得って仮題で書いてんだけど、説得の言葉がどれもこれも障子紙も困る薄っぺらさでよー。なんか厚みのある言葉って出てこないか?」

 

「……アクアくん」

「心配いらない、こいつは話題の性質が最悪なだけで悪意と永遠に縁がない……もう終わったことだしな」

「それって悪気があるより酷いような……?」

「ご縁がないとかなんの話?」

「お前は女と縁がないって話だ」

「はいキレた! キレました!! 人の苦しみを安全地帯から狙撃しやがってこの必殺ジゴロ人がよ!」

「俺がずっっとお前に言いたかったことを的確に踏み抜いてくるなこの大バカ越前」

「何か知らんうちにやってたなら悪かったよ! それ差っ引いても今の暴れん坊暴言は絶対許しませんンー!!」

「あのえっと、騒ぐとお店に迷惑だから……」

「次書くやつでお前専用の役を作ってやるよぉ! 別れた女に未練たらたらでクッソ面倒くさい絡みしにくる元カレ道中膝栗毛役じゃい!」

「やれるもんならやってみろ非モテ郎侍」

「手前がフラれた後に脇役で演らせてやらあ、過去づれ狼をよぉ!」

「あれ、喧嘩じゃなくて仕事振る話に変わってる……!?」

「ああ。だから縁がないだろ」

 

「で、具体的にどういう設定なんだ」

「主役は、マジで何にも知らない普通 of 普通の大学生だな」

「二人共とも急に落ち着いちゃった……」

「親を殺された友達が今まさに仇の命を奪おうとしてる所に、たまたま居合わせて事情知らないけどそれを止めたい、でもやり方わからねぇマニュアルない? っていう状況」

「え……え……?」

「なんで何も知らないままそんな現場に居合わせてるんだそいつ」

「趣味の散歩コース回ってたら友達が修羅場ってたんだよ」

「散歩で来れるような場所で仇討ちしてるの……?」

「追いかけ続けた果ての千載一遇チャンスなら場所に拘れなくてもおかしくないと思いますよ?」

「そっかぁ……」

 

「止める理由は何だ」

「おん? そんなの友達だからで良いんじゃね。理由十分だろ」

「ええっと、殺されそうなのが仇と別人だったりする、とか!」

「いえ見紛うことなき犯人で、更に友達の妹が狙われてます。友達が顔知ってて……顔に判りやすい記号もつけとくか。ここでなんとかしないとヤバいって切羽詰まってますね」

「……そのまま仇を討たせてやるってのはナシか?」

「ナシもリンゴもねぇよ。俺は一応、復讐否定側に分けられてるから説得失敗は困る」

「否定側?」

「オムニバスが復讐全肯定とか全否定になったら幅が出ないんで作家が半々に分けられてるんですよ、あくまで原則ですけど。個人的にもこっちの方がいいですね」

「……そうか」

「そこまで行くと友達の復讐が正しいって、見る側が邪魔する主役に悪感情持っちゃうんじゃないかな? 完全に部外者だし」

「む、確かに……いやそれでも止めるって方が一本筋通るしなぁ」

「じゃあ視聴者にだけ止める正当性があるって提示したらどうかな?」

「おお増改築のテク。流石です先生ぇ! それなら……仇の男は実行犯でしかなくて、黒幕は別にいる。友達が実行犯を殺そうとしてるのも、本当は黒幕の狙い通りでしかも観戦中! それをぶっ壊せるイレギュラーが主役、でどうだ!」

「どうだと言われても。それを十二分以内に詰められるのか?」

「ぐ……とりあえず一通り作ってから考えるわ! 何事も近場のゴールまで走ってみないと見えるもんも見えん」

「ゴールが目的地の真反対に置かれてないといいな」

 

「で、本題の説得方法だけど……やっぱり『それじゃ殺された人は喜ばない』じゃ駄目だよな」

「論外だな。そんなこと……わかっていても駆り立てられるもんだ」

「駆り立てられる、だとやりたくないけどやらなきゃいけないーみたいなニュアンスだな」

「……どうだろうな」

「そりゃそうか。『復讐』なんて選択肢が人生に挟み込まれる、とかロクでもないことのトップランカー常連だもんな。するしないかでは意見別れても、その源泉が湧いてくる不幸なんて絶対に御免が九分九厘で一致するだろうし」

「……ああ、本当にな」

「そうなったら冷静でもまともでもいられなくなるの当然だよな……つーことはむしろまともじゃない言葉と対応ならワンチャン引き止められるか?」

「……まともじゃないって?」

「『そこを退け、そいつを殺すのはこの俺だ!』とか息子よりも激昂してみる。自分より冷静じゃない奴がいると理論を利用して一旦冷静にさせる」

「『俺の復讐を奪うならお前は邪魔だ』と俺なら引かないぞ」

「くっ、状況が一対一対一になるだけで全然好転しない……!」

「そんな安直な発想で他人の決意は小動もしないぞ」

 

「んじゃあ星野ならどう説得するんだよ。例えば……俺が復讐とか言い出したって状況で」

「ハンっ!」

「鼻で笑いやがったなこの野郎!」

「まず『〆切直前ですけど進捗どうですか』って聞いてやるよ」

「初手で滅びの呪文を唱えるんじゃねぇよ!? カァー! んなことするなら、お前が復讐とかとち狂ったこと言い出した時にはアームロック極めてリングに沈めてやらい!」

「そんなことで止まると思ってんのか?」

「じゃあコブラツイスト!」

「掛ける技が問題なんじゃねぇよ」

「フライングボディプレスと共に『ルビーちゃん泣くぞー!』ってシスコン魂へ叩き込んで終了のゴングは鳴る!」

「リング上であること前提にするな。その復讐ただのリベンジマッチだろ」

「あの戦いの雪辱を果たすためぇ、一斗缶片手にリングへ舞い戻ったMr.ーアークアー!」

「反則する気満々じゃねぇか。リングイン時点で武器を持ち込むな」

 

「それじゃあ先生は……どうしたんですか!?」

「あかね……大丈夫か?」

「え……あ、ううん! なんでもないよ本当に!」

「いや、顔が青りんごも驚愕の真っ青具合ですよ!?」

「じゃあ私の顔、緑がかってるの……?」

「バカの妄言だ気にするな。でも顔色が悪いのは確かだ。吐き気があるとか自覚症状はあるか?」

「ないない! その……さっきの撮影で思ってたよりも疲れちゃってただけだから!」

 

「え、じゃあもうここ出ましょう! 俺会計しとくから先行っちゃってくれ」

「ありがとう。でもごめんね、相談に乗ってあげられなくて」

「いやいやいや。結局こういうのは自分の頭捻り倒して出すもんですから。それに本当にダメそうなら、もう姉弟によるプリンつまみ食いリベンジ合戦にでもしときます!」

「落差すごいね……さっきのに比べたらものすごく平和だけど」

「メインがふざけてる分、しっかり復讐の虚しさと連鎖は終わらない……! って繋げちゃります。最後にお父さんが買って来た五個入り大福を母親が一つ食って終幕!」

「四人家族に新たな火種を持ち込んでる!」

「もうちょっと考えて買って来いよ父親……ほら店出るぞ」

「あ、悪い。会計まだ」

「済ませてきた」

「話してる隙に!? くそう、星野はさすが手が早いぜ」

「手際が良いと言え、人聞きの悪い」

「キャー星野君、素ぅー敵ー。ゴチになりまぁす!」

「お前からは後で徴収する」

「デスヨネー」

 

「……ねぇ」

「なんですか先生。調子大丈夫ですか?」

「うん今は大丈夫。もし……もしもだよ? アクアくんがさっきの話みたく復讐するって言いだして止められるなら、君だったらどうする?」

「星野がぁ? そん時は……言ったとおりアームロック極めつつ、つまんねえことすんなってギャアギャア言いながら止めます」

「……そっか。うん、安心した」

「じゃあ先生ならその時どうします?」

「私は……そうなる前に気づかれないよう決着をつけちゃうかな」

「ほほー。武家の女ではなく忠臣な忍びの者でござったか」

「ちょっと何言ってるかわかんないかな」

「わかんないと言ったらこの話が。星野の手帳にも『復讐 10:30~』とかあったんですか?」

「……ううん何でもないの。ちょっと役作りに必要だったから」

「おお、こんな時でも役作りとは見事な役者スピリット。なんか困ったら言ってください、星野と一緒に手伝います!」

 

「ありがとう……必要になったら手伝ってもらっちゃおうかな?」

 

 

 

 

「……ルビーちゃん、何言ってんの?」

「だからね、全然関係ない(・・・・・・)事件を組み合わせちゃうんだよ」

 

 

「アイの事件と……雨宮吾郎さんの事件を同じ奴の仕業にしたらどんな犯人になるか考えるの!」

 

 

「……アームロック!」

「なに何々なに!? イタイ痛いたいたいっ!? アイドル、これアイドルの体ぁ!!」

 

 




追加キャスト
・星野ルビー
以上。

「カ~ミカミカミ! 僕こそが黒幕! 命の重みを感じるカミね~!」エアプヒカル、あり?

  • アリ。
  • アリエナイ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。