こっちの小説の展開を思いつかなくて止まっていました…。
今回は第七迷宮のザコ編、最終話。
―――やっと見つけた。あれがダイオウマイマイ。
さてと、あの殻をどう拝借しようか……。
……おや、君たち。古跡ノ樹海の探索は順調かい?
私は、未だにアピキウス氏の料理のアレンジを試行錯誤しつつやっている途中だ。
今回は「エスカルゴ焼シトロンソース添え」を再現したくて、マイマイを追っていたのさ。
「エスカルゴ」とは何か、って?
カタツムリを焼いた料理のことだが、そこら辺にいるカタツムリを調理しようと思うんじゃないぞ?
それこそ、食用のカタツムリがいるレベルだ。
あと、絶対に食用だとしても、生で食べるな。
さて、本題に移ろうか。
今回やることは、森マイマイを……奴らを雷属性で討伐すること。これだけだ。
……ただ、身を消し飛ばさないようにな。
なぜ電気を帯びさせるのか、だと?
―――電気で、ピリッとした感覚を味わえるようにするためさ。
電気に反応して、舌が感じ取る味が変わるみたいだからね。
……というわけで、そこのヒーローに頼もうか。
「ショックスパーク」ならば、全体に雷属性のダメージが与えられる。
私もショックオイルを持っているから、他は待ってもらって構わないだろうか?
―――ありがとう!じゃあちょっと、君はこっちに。
他は……念の為、雷属性をぶつけられる準備をよろしく!
……よし、いいかい?
私が森マイマイの内の1体を誘う。こちらへと無防備な姿を晒したら、君はショックスパークを撃ってくれ。
……理解できたみたいだな。それじゃあ、作戦開始だ。
ここから……とおっ!
ストン!
予想通りだ!
1体、気を引けた。もう少し、奴を寄せてみようか。
パシュッ ストン!
相手はまな板の上の鯉だな。
……他も気になって、近づき始めたしチャンスだ。……ん?
(森マイマイ達が身構え始める)
不味い……ヒーロー君、ショックスパークを撃ってくれ!
(マイマイ達が何か行う前にヒーローがショックスパークを放つ。ダイオウマイマイのみ生き残る)
奴ら、「マイマイ音頭」で眠らせる気だったみたいだな。
しかも、親玉は怒り心頭といったところだろう。
……んん!?
(待機していた4人が2人とダイオウマイマイの間へ飛び出す)
……ふふ。君たちの絆は強いんだね。
仲間の危機に気が付き、すぐに駆けつける……最高じゃないか!
さあ、マイマイの親玉から殻を手に入れるぞ!
……無論、トドメは雷属性を含む攻撃でね。
ふう。マイマイの討伐完了だな。
こんなに集まったらいくらでもエスカルゴを作れそうだ。
……え?食べたいって?
そう急かすな。ここで呑気に調理していたらマイマイから復讐されてhageるぞ?
それが嫌なら、マギニアへと戻ることだ。
さあ、出来上がったぞ。早速試食会といこうか。
いただきます。
………!??
―――舌に、僅かに残った電流が走って中々美味い!
シトロンソースとも合うのが最高じゃないかっ!!
……母上、私は今、最高に幸せです……っ。
―――はっ。す、すまない、独り言を漏らしてしまって。
感動する程の美味しさで、つい、な。
そうだ。もし良かったら、この殻を持っていったらどうだ?
しっかり洗ってから、ショックオイルで少しつついたら電気を帯びたようだ。
確か、これからは「マイマイザー」?という砲剣が作れたはず。
何でも、祭りの小道具にも使われるのだとか。マイマイ音頭が使えるからか?
……まあ何にせよ、世話になったよ。
また良かったら、手伝ってくれないだろうか?
それともう一つ……。
古跡ノ樹海には、魔獣があの樹海の主として君臨している。
奴の
じゃあ、またな。
最後に出てきた「赤いコウモリ」とは嗅ぎ回る大蝙蝠のこと。
レベル上げと金策で世話になりました。