超探偵事件簿レインコードのその後の妄想   作:ウルトラオタク

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これは、とある2人の物語であーる………

作者は推理物が苦手なので、アクション風に書いていこうと思います。

ネタバレ全開なのでご注意を!


超探偵事件簿レインコードの後日談でこう言うマルチバース世界があればいいなって話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユーマ=ココヘッド……その正体、世界探偵機構のNo.1がカナイ区最大の謎を解いて数ヶ月経った。

 

かつて、アマテラス社の責任者であり、No.1の遺伝子から造られたホムンクルスでもあるマコト=カグヅチは、自らと違う研究所……カナイ区の研究所で造られたホムンクルス達を守る為に街に雨を降らせ、カナイ区を鎖国状態にした。

 

造られた場所は違えど、同胞を見捨てられなかったマコトは、彼らを守る為に様々な手を尽くしたが、一人でできることにら限界があり、放っておけば守るべきカナイ区と共に自らの罪で押し潰されそうなまでに追い詰められていた。

 

だが、マコトを、そしてカナイ区の者達を救う為に記憶を投げ打って死神と契約したNo.1……いや、ユーマが彼らの運命を変えた。

 

ユーマの示した道………住民全員にホムンクルスである事実を伝え、共に考えると言う方法は、彼らがもう人肉を食べずとも生きることができる可能性を見出し、彼らが外の世界でも生きていける可能性を見出した。

 

勿論、全てが解決したわけではない。これからも、多くの困難があるのは明白だ。

 

それでも、自らの運命を少しずつ前向きに受け止め始めたホムンクルス達は新しい未来を紡ぐ為に、マコトが生み出した雨の中で生活を続けていく………

 

 

 

 

さて、前置きは長くなったが主題に入ろう。

 

カナイ区に一筋の希望が差し込んだ後、死神との契約を切ったNo.1は自らの夢…………

 

世界中の未解決事件の真実を見つけ、世界中の人々を幸せにすることを叶える為に今日も街で事件の捜査をしている。

 

そして、そんな彼を探すべく、あるホムンクルスが旅をしている。

 

旅を………しているのだが……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある街…………を模して創られた、謎迷宮にて。

 

クルミ「コラ〜〜!!まーてー!!」

 

謎怪人「待てと言われて待つ奴はいねえ!!!

 

このアホアホアホ〜!!!」

 

自動車に乗って逃げる謎怪人を、銀髪の少女が、どこにいたのかウマの様な生き物に乗って追いかけていた。

 

彼女はクルミ=ウェンディー。No.1………いや、ユーマを探して世界を旅する情報屋のホムンクルスだ。

 

本来、探偵ではない彼女がなぜ謎迷宮にいるかと言うと………

 

死に神ちゃん「ちょっとペタンコ〜!!そんなんじゃいつまでも追いつけないよ!!

 

この迷宮では謎を解くことが全ての鍵なんだから!!」

 

馬に乗って駆けるクルミの後ろを、長身の美女……人型になった死に神ちゃんが追いかける。

 

クルミ「ペタンコって呼ばないで!!

 

そうは言うけど、私の専門は情報集めであって探偵としての仕事は今回が初めてなんだって〜!!」

 

死に神ちゃん「はぁ!?ご主人様と違って記憶失ってない癖に何を甘ったれたこと言ってんのさ!!

 

ほら、謎怪人の奴また問題を出してきたよ!!

 

こんなのカナイ区の謎と比べたらお遊びも良いところなんだからさっさと集めた情報をぶつけなよ!!」

 

クルミ「ちょっ……馬に乗りながらだと解剣を振れないよ!!

 

っておわあ!!疑問を書いた野球ボールが投げられてきたあ!!!」

 

側から見れば空を飛ぶ美女が馬に乗る少女を叱りながら不審者を追いかけてる図……という、字面にするとシュールな光景だが、クルミにとってそれどころではない。

 

クルミ「早く謎を解かないと出られなくなる〜!!!」

 

謎迷宮に、クルミの悲鳴が虚しく響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

謎怪人「アホアホアホアホアホアホォォォォ!!!!!」

 

巨大死に神ちゃん「いっせー!!」

 

クルミ「のーで!!」

 

二人「せぇい!!!!」

 

ズバァァァァァン!!!

 

謎怪人「アポッ!!」

 

謎迷宮の最後の砦が崩れ、真犯人の魂が浮かび上がる。

 

クルミ「や………やっと見つけたぁ………

 

これが真犯人の…………あの人は、まだ外の世界で生きてるから、魂を見ると不思議な感じがする………」

 

死に神ちゃん「にしても、推しのアイドルのマイクを盗む為に石ぶん投げてドアの鍵を壊して泥棒って……才能の無駄遣いここに極まりって感じ〜?

 

まあ、この謎迷宮を壊しても、この野球選手崩れは人を殺してないし現実でも少し気絶するだけで済むでしょ。」

 

クルミ「だったら良いんだけど……最初にこの謎迷宮の説明を受けた時は驚いたよ……

 

だって、謎を解いたら犯人が死んじゃうなんて怖すぎるもん…!!」

 

クルミは、謎迷宮に入る前のことを思い出す。

 

謎迷宮に入る前、成り行きで出会い、友達になった人気アイドルから盗難事件の依頼を受け、調査をしていたのだが情報を集めた後でその野球選手の男がアイドルを襲い、そのまま彼女を連れて盗んだ船で逃げようとしたのだ。

 

そんな時、彼女を助けようとしたクルミは、手に持っていた死神の書……ユーマから託された書物を落としてしまい……

 

 

 

 

 

 

クルミ「あの時は驚いたよ……落とした時に開いた本の中から死に神ちゃんが出てきたと思えば周りの時間が止まって、しかもいきなり謎迷宮に連れて来られるし。」

 

死に神ちゃん「だってぇ、死神の書の中からぺたんこがモタモタしてるのを見ていると我慢できなかったからさあ。

 

というか、驚いたのはオレ様ちゃんの方だし。だって、ムラムラしていたから思わず謎迷宮の入り口を発動したけど、まさか正規の契約をしてないぺたんこが入れて、しかも解刀を使えるとは思わなかったし。」

 

クルミ「ムラムラ…?ウズウズじゃなくて?まあいいや……

 

えっと……ユーマ君の時は……その……記憶を代償にしていた…んだよね?」

 

死に神ちゃん「そうだよ〜。オレ様ちゃんの力を何の代価もなく使うのは本来不可能なんだよね。

 

だけど、カナイ区最大の秘密の謎迷宮でご主人様を契約を切ることを条件に現実世界に戻したのが何かしらの影響を与えたのかな…?

 

それとも、ご主人様がぺたんこに死神の書を託したのが影響したのかな…?

 

ぺたんこにだけオレ様ちゃんが見えて、それで何の代償もなくオレ様ちゃんの力を貸せるなんてさ……」

 

クルミ「……………」

 

死に神ちゃん「……………………もう、二度と誰かと会うことはないと思ってたんだけどなぁ。

 

まあ、ご主人様はオレ様ちゃんのこと忘れてるし、ご主人様以外の探偵となんて二度と契約しないけどね。」

 

クルミ「…………それは違うよ、死に神ちゃん。」

 

死に神ちゃん「えっ?」

 

クルミの優しくて…だけど、確かな強さを持った言葉に、死に神ちゃんは泣きそうになっていた顔を上げる。

 

クルミ「どうして、ユーマ君が私にこの本を預けたのか……その理由をちゃんと言えてなかったよね。

 

ユーマ君、この本を預けることを書いた手紙にこう書いてたんだ。

 

世界中の未解決事件の真実を暴き、全ての人々を幸せにする。それがある人の約束だからって。

 

それと、その約束を果たせたらこの本を取りに来るから、私に持っててって。

 

死に神ちゃんのことだよね。ある人って。」

 

死に神ちゃん「えっ……ご主人様が………?」

 

クルミ「ユーマ君ってばデリカシーないんだから。自分のことを好きな女の子に、自分が大切な女の子を預けるなんてさ。

 

でも、これを預けてくれたってことは、私のことを信じてくれていることの証。

 

だから、死に神ちゃんには負けられないよ。」

 

死に神ちゃん「な……何言ってんのさペタンコ…!!」

 

クルミ「もう、ペタンコペタンコいい加減にしてよ。

 

私はクルミだよ!!友達の名前を忘れないでよね!!」

 

死に神ちゃん「は………はぁ!!?

 

何でオレ様ちゃんがペタンコと友達にならないとダメなわけ!?」

 

クルミ「だって、死に神ちゃんはもう他の人をご主人様にする気ないんでしょ?

 

だけど、友達なら、契約なんてしなくたってなることができるじゃん!!

 

それに私はホムンクルス!!不老不死だから、死に神ちゃんといつまでも一緒にいられるから、もう貴方が一人ぼっちになることはないよ!!」

 

死に神ちゃん「ど……どうしてそんな勝手に決めるわけ!?

 

オレ様ちゃんは……ペタンコのことなんか嫌いだよ!?

 

ご主人様に出会った時から馴れ馴れしかったし!!それでいてまだご主人様を狙おうとするし!!」

 

クルミ「別に良いじゃん。友達でライバルって関係になったって。ただ仲が良いだけよりも、喧嘩して、競い合って、そんな関係の繋がりが一つくらいあった方が楽しいじゃん!!

 

それに………初めはびっくりしたけど死に神ちゃんとはうまくやっていけると思うんだ!!」

 

その言葉を言われたのは2回目だった。No. 1だった頃のユーマが初めて自分と会った時に告げた言葉。

 

自分に記憶をなくした己を託した時に、探偵らしい根拠もなく言ったこと……

 

それを、自分が1番嫌いなこの少女に言われるとは思わなかった。

 

クルミ「それにさ………ユーマ君が信じた人が一緒にいてくれるなら私も、寂しくならないもん。

 

もしかしたら、とても楽しい時間が待ってると思うんだ。

 

だからさ、そんな寂しいこと言わずにさ。

 

友達になってよ。一緒に旅をしようよ。」

 

死に神ちゃんの手を握って、真っ直ぐ見つめながらクルミは言った。

 

死に神ちゃん「あ………あーヤダヤダ!!!

 

恋敵に友達になれなんて、ホントやな感じ!!」

 

死に神ちゃんは、そう言ってそっぽを向く。そして……

 

死に神ちゃん「でも………オレ様ちゃん………頼られると弱いからさ………

 

おしゃべり相手くらいなら………なっても良いよ……。」

 

顔を少し赤らめ、クルミの方に恥ずかしそうに視線を送りながら、そう返した。

 

クルミ「やったー!!死に神ちゃんありがとう!!」

 

死に神ちゃん「ちょっ!!近寄らないでよ!!ペタンコがうつるじゃん!!」

 

クルミ「も〜、別に良いじゃん!!

 

それに、そんなこと言い出したら最初に見た幽霊の姿の時は結構ペタンコ…」

 

死に神ちゃん「フワフワって言ええええええ!!!」

 

クルミ「取り敢えず、よろしくね、死に神ちゃん!!!」

 

死に神ちゃん「………ま……まあ、オレ様ちゃんの友達になったんなら……その………せめて退屈だけはさせないでよね、クルミ!!」

 

 

その言葉を機に、二人は友達になった。

 

死に神ちゃん「じゃ…じゃあ、さっさとあいつを成敗して現実世界に帰るよ!!」

 

クルミ「うん!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、ユーマを愛した二人が、友達になった物語である。

 

 




少しとっ散らかった感じもしますが、何とか書けたかな?

全て解決とまでは行かなかったけど、確かな希望を残して終わったレインコード……

この物語は、その後のレインコードで起こった一つの可能性として認識していただければ幸いです。

それでは、気が向いた時にまた投稿させていただきます!!
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