⋯⋯それで、ええと、戦闘シーンを考える頭がなかったので一旦これで投稿します。
⋯⋯忘れてたわけじゃねーんだけどなぁ、気づいたらこんなにも時が経っていたんだ⋯⋯。
「よし、着いたぞシノン」
「ありがとう。相変わらず運転上手いわよね」
そう言ってヘルメットを取りながらバイクを降りるシノン。
「そりゃあ、お前を乗せるからにはいつもより上手い運転にもなるっての。最初に言ったろ、お前くらいは安心安全に運ぶってな」
「っ!⋯⋯びっくりするからいきなりそういうこと言わないでくれる?」
俺がそう言うと、シノンがいきなり体を撥ねさせてから、語気を少し強めてそう言った。なんか顔も赤い。
え、こわ。いきなりそういうことってなんだよ。思ったこと言っただけなのになんで俺睨まれてるの?表現の自由どこ行っちゃったのん?
「あ!シノのんとエイト君!二人も集まれたねー」
「お、集合したか!俺たちとアスナだけじゃちょっと寂しいって思ってたところだぜ!」
シノンにビビっていると先に集合していたアスナとクラインが話しかけてくる。
何はともあれ、いきなり訪れた危機を一旦は脱せそう。
集まれたアスナ、風林火山、俺とシノンで挨拶をしあう。キリトは来れないらしい。⋯⋯まあ、場所が告知される時間も遅いし、すぐには来れない場所に住んでいるんだろう。俺たちも来れた時間は予想通りではあるんだが、時間ギリギリでなかなかに余裕がない。
「じゃあ、シノン。俺は今から駐車場にバイク停めてくる」
「⋯⋯いまから停めに行くっつーと、間に合わねーんじゃねーか?満車とか、そもそも利用できねえ駐車場が多いからな。俺も停めるのに苦労したぜ」
到着時間がギリギリだからしょうがないことであるが、今から停めに行くとイベントに間に合わないことをクラインに指摘される。
「そんなに遠いですか?駐車場」
そうクラインに聞くと、クラインは一瞬不思議そうな顔をしたあと、ニッと笑って言った。
「エイトよぉ〜。俺達には別に敬語とか要らねえぜ?ゲームでも歳とか気にしてたら息苦しいっての!オーケー?」
「⋯⋯ああ、分かった」
やっぱ、クラインって前も感じたけど元気だなぁ⋯⋯。さすがリーダーってことだろう。
「んと、駐車場か。ここでのイベント発生場所から停めれる場所は微妙に遠いぜ。だから多分⋯⋯つか絶対間に合わねえな。ほらここだ」
クラインがオーグマーで開いた駐車場に印を付けたマップを他人にも見えるようにして共有してくる。
「確かに遠いな⋯⋯分かった。じゃあシノン、俺は後から合流するからそれまで頑張っといてくれ」
「了解。どうせ遅れるからってゆっくり来ないで、走ってきなさいよ」
「分かってるっての、自転車通学で培った俺の俊足を舐めてもらっちゃ困る。俺くらいになると脚動くのが速すぎて縺れてる」
「ダメじゃない⋯⋯。てか自転車通学ってだけで俊足にならないでしょ」
葉山の文理選択聞き出すためにマラソン大会を利用した時、頑張りすぎて足が縺れて転けたのは苦い思い出。⋯⋯葉山の顔思い出したらそん時ケガしたところが痛くなってきた。
そういや、ケガをその後雪ノ下に治療してもらったっけな。あの時は恥ずかしいやらなにやらで⋯⋯おかしい、苦い思い出から甘い思い出になってしまった。
ま、まあ何はともあれ、少なくともオーディナル・スケールが無かったあの時よりかは今の方が断然動けるはず。きっと。
「シノンはしっかり他のプレイヤーを助けてやってくれよ。その最高のスナイプでな」
「それこそ分かってる。まあ、作戦会議もしていないこのイベントに参加する人たちでそんなことが出来たら、だけどね」
またまた、いらん謙遜をする。
シノンのスナイプ技術は本当に随一だ。ARはもちろん、詳しくは聞いてないがおそらくVRの方でもトップのスナイパーだろう。だからきっと今回も僅かな機会をモノにしてそのスナイプを披露するだろう。
そんな最高のスナイパーとコンビを組んでいるのは、我ながらなかなか贅沢な体験をさせてもらってるなと思う。サブスクみたいに月額料金払ってもいいレベル。
シノンの言葉を聞いてそんなことを考えながら、俺は駐車場に向かうためにバイクを発進させた。
ーーー
「クライン、まだ行ってないのか?」
駐車場にバイクを停めたあと、また集まっていた場所に来ると、まだクライン達風林火山がいた。時間的にはとっくにイベントは始まってるはずだが、なんかあったのかね。
「おお、エイトか。いやな、まだメンバーの1人が来なくってな。アスナにはもう行ってもらってんだが⋯⋯困ったもんだぜ全くよ」
どうやら、まだメンバーの一人が着てないらしい。もともと相当ずぼらな人なのか、何か事情があるのか。ちなみに小町はずぼらな人間。甘いもん食いたくなって買って冷蔵庫に入れといたプリンを「食うなよー」って言っておいたのに次の日には小町が食ってたからな。まったくかわいいおっちょこちょいな妹だぜ。
「待つのか?」
「おうともさ!風林火山は情をないがしろにはしねぇからな!」
か、カッケェ⋯⋯。こういうセリフを現実で自然に言えるとは⋯⋯。
俺の人生で一回は言いたいセリフ第8位がこの言葉だったな⋯⋯。ちなみに言いたいセリフ集を留めてあったノートは黒歴史なので捨てた。でも思い出せるんだったら捨てた意味ねーんだよなあ。
「でもこのまま待ってるだけじゃあせっかくの獲物が⋯⋯」
クラインの元気で男前な返事の後に、メンバーが不満を漏らしかけた瞬間、どこからか声が響いた。
「──いや、今日の獲物はお前たちだ」
その声が聞こえたと思ったら近くに火柱が立ち、その中から捻じれた大きい角と岩のような質感のデカい図体を持ち、二本足で立つボスが現れた。
ソイツがその手に持つ棍棒を地面を振り下ろすと、地面が割れ、砂が舞い上がる。
「マジか⋯⋯」
俺はいきなりの目の前のその光景に理解が及ばず面を食らいつつも、風林火山とともに剣を持ち戦う準備を始めた。
作者はなんかあらすじ考えるの苦手で、この作品を書き始めた当初にテキトーに考えたあらすじを今も使ってるんですが、いかんせん雑すぎるというか、心残りがあるので質問です。 あらすじを変えるべき?
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変えるべき
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そのままで