最後に言い残す事は(第二部開始)   作:かりん2022

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元々短編の予定でしたし、ここで終わりです。
読んでいただき、ありがとうございました!


幸せ家族計画(最終話)

ちみっ子達からの情報によると「上層部はほぼ全員メロンパンの支配下」。

夏油の離反も六眼に近づけたのも計画の内。

夏油傑の遺体を使用してメロンパンなる呪詛師が暗躍中。

メロンパンの目的は日本人全員合体させた呪霊。

天元様は呪霊操術に弱い。

メカ丸は確定敵側。

呪胎九相図は確定虎杖側。(虎杖に瀕死になってもらう必要あり)

伏黒は真・宿儺の器。

などなど、頭の痛い新事実が浮き彫りとなった。

 

「もう粛清した方が良くない?」

「待て悟。いやしかし……ほぼ全員というのは確かなのか?」

「12月時点で上層部のメロンパン派以外は生き残ってないよー」

「待って、禪院家の当主のジジイも加茂家もなわけ?」

「当主はサクッと殺されてるよー。禪院家はほぼほぼ全滅だったからどこまで寝返ってたのかわからない。加茂家はね。全部乗っ取られた。次期当主だけ生かして追い出されたはずだから、次期当主だけ染まってない」

「うわぁ……うわぁ……」

「……どうしましょう。粛清を反対する理由が……放置の結果日本壊滅となると……」

「あとねー。虎杖の劣化版1000人がねー。伏黒恵のお姉さんもだけど、ばら撒かれてる。千年前の術師とか呪霊とかそんなん」

「他に何かある?」

「わかんない!」

「チョーソーはいい人だよ? 呪胎九相図! 受肉させよ!」

「受肉させるとね、死んじゃうんだよ?」

「どれだけ犠牲が出てるのって話じゃん。死刑になる人いっぱいいるでしょ?」

 

 シビアな幼児である。

 

 ということで、緊急で御三家当主会議が執り行われた。

 洗い直しが終わるまで、呪術界は御三家当主3名が直接運営する事となったのだった。

 

 なお、メロンパンと一千万の呪霊は五条が大量の犠牲を出しつつ直接処した。

 

 こうして、悪は一見滅びたかのように見えた。

 だがしかし、新たなる司令塔、真人は逃げ延びているし、予断は許さぬ状況である。

 呪術界は痛みを払いながらも、必死に自浄作業に努めるのだった。

 

 

 

 それから、二十年後。

 

 

「眼空糸。喰霊。子供達が全員強力な術式持ちってどういう事だよ。あと何人子供作るつもりだ」

 

 子供の世話を手伝う五条悟はもうヘロヘロだ。これ以上子供面倒見きれないぞ。

 何度家を破壊すれば気が済むんだ孫共。

 

「僕のじーちゃんとばーちゃん、有名なヒーローだし」

「異能の発現率八割だし。呪術師の名家だからプラス一割で九割ってとこ?」

「は?」

「あのね。夏油パパが苦しんだのは、異能の持ち主が少数派で差別される側だったのもあると思うの」

「だから、僕らで人手解消するんだー。めざせ、1000年後には九割術師!」

「は?」

 

 

 幸せ家族計画(1000年単位)は、今まさに始まったばかりである。

 




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マシュマロ
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