『ここが島か…
ちっぽけな島だ、消してしまえばよいのだがな…』
幾多の難関を切り抜けた桃太狼一行…
『来るぞ…』
もう、桃の狼に焦りは無かった
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10 11 12
桃
狼 猿 鳥
『我流とは…自らの学びより編み出すもの…
老人の遺産が…ここまで価値あるものだとはな…
感謝する』
神兵の剣の、護りし神の偉大なる力に、天女の織り成す繊細なる神秘の力
これらを併せし究極剣技
『桃流剣技…実験台になってもらおうか…』
『剣技
桃花の節』
5 6 7 8 9 10 11 12を薙ぎ払う、桃色の華炎の、百花繚乱。
さらに炎ならばーーー
『不死鳥よ…』
桃と紅蓮の奏でる風炎…
梅花の炎とでも言うべきか、美しく喰らい尽くす炎が最後の3体を灼く…
『おっと、あなたがたですか
私の部下を何体も…
一々カンに触るヤローだ‼︎』
『そのカンを精々、大事に取っておくんだな…
一瞬でも気を抜けば、首を討たれるぜ…』
余裕を見せ、狼は言う
『貴様などにフルパワーで戦うつもりはないのでご心配なく…
忌避団子など必要ない…
更に強い力があるようだ…そいつまで取っておこう』
次の瞬間から、全てが動いた
蹴りを出す紫鬼、それを止めるトウコツ、そして上では三つの日が昇っていた…
『異次元では、三つの日の出があるらしいな…』
『貴様…まさか本当にナメック…』
『御託はいい…すぐ終わる』
『参日の昇天
§アルバ・トリオン§』
次の瞬間、実に美しく、荒れ狂い、飢えた炎が三つ頭の龍となり喰い潰す…
それは一瞬だが、間違い無く神の一撃であった…
何故なら、余りの太陽の光に
鬼牙島はもう
『島』では無く『山』となっていたから
無論、その一撃を耐えられる訳も無い…
紫鬼は、余裕を解く間も無く
余りに呆気なく、消滅していた
『…そろそろ貴様と手合わせ願いたいのだがな…
今の一撃を耐えた所を見るに、貴様が王のようだ…』
上に浮いている、禍々しい姿
『貴様は…久々に私に刺激を与えてくれるのか…?
永久に無駄な事だろうが…
少しは期待してやる…』
向かい合い、次の瞬間
『今のを見るに、こいつを仕留めるのが先決だな…』
振り返る間も無く、フェンリルに強力な一撃が入るーーー
そして脳が情報を処理する前に本能が動く
それより更に前に、魔王は動く
『滅源・魔王波』
これは、いつか自分の使った技に似ている…
トウコツの時か…クッ
『煙幕か…』
本能が導いた答えだった
情報を整理するーーー
どうやら、彼は誰もが認識するより前に、不死でも無く奥義の要となると思われたフェンリルを攻撃した…
ならば、この力量差を覆すには…
『面倒だ…あのジジイどもも私の反流技を使う者…
その弟子だからと楽しみにしていたというのに…
もう待ったか…フッ‼︎』
気迫で煙を消し去る、すると
3匹の光る獣、そして1匹の
伝説の桃源郷より出でし狼
『これでどうだ…?
少しは俺も貴様が相手で楽しめるかもな…』
残った4つを全て使い、回復とブーストをかけ早期決着に臨む…
最強の日の出の位置につく…
トウコツは足止めをするーーー
これで負ける相手などただの1人も『居なかった』
『獄獣奥義…
エターナル・ラグナロク』
永久の崩壊の奥義…
そこには為す術もなく、全てが平伏された…
『私は完璧さ…負けた事は無い…
失敗など無い…全ては力でどうとでもなる…
罠にかかろうと裏切られようと、圧倒的な力には無意味にしかならん…』
1人、そこに立ち向かうのは
かつての桃源郷の狼…
『オラどうした…こんなもの、左手だけで十分じゃないか…』
先ほどの鬼の父が、狼を圧倒する
鬼どもは粗方は片付けたものの、頭はやはり強かった…
しかし…これでいい、
桃の狼は、勝利を確信する…
『フン…貴様は一つ重大な
思い違いをしている…
それは…確かにこれが俺の全力さ…100%…だがな
100%を越えられないとは
言ってない、そうだろう?』
徐に、飛びだし四肢を封じるは…
火炎の荒野の荒れし獄天獣
フェンリル
絶空の天空山の台風の目
フェニックス
生命の森より参る、知性の泉
トウコツ
これら三獣である…
3秒のスキ…それは超速の戦いにおいて十分なスキだった
『限界を越える…』
忌避団子を口に運ぶ…
瞬間、
鬼の拳は空を切った。
鬼が状況を把握していない。
失敗をしなかった『完璧』が『隙』を作る…
『貴様は失敗した…
それは、実に単純な…愚かな事…
失敗を冒す事も出来なかった事だ
来世で会おうぞ…仇よ』
『剣技
大紅炎獄・桃源郷』ーーー
天を穿ち、海を雲へと変え…
地を割り、地球の心臓を露わにするそれは、
生誕時に受けた奥義の、究極であった…
終わりです!
投稿し終えてなんだけどやりすぎたかな?