貴方は今から森羅万象を知るのです
「ギャあ」
深層世界にて大量の本に囲まれる。否、大量の本を詰め込まれる。脳はとっくに焼け落ち焦げ落ちもはや使い物にならない肉の塊となったがそれでもなおこの世の全てを詰め込まれる。それだけで女は死んだ。
ああ҉̝̟̩͉͙͙̱̦͊̇̆͒、҈̳̘̜̯̘͒̊̈́̒̒̂̊͛͑死҈̖̟͚͖̭͋̍́̿̈́ͅん̴だか̵̽
そ҉҇̃̄̀̎̎̓̒̍̀̚し̴̕て҉̛͌̀̓̐̂͛͆̽̅̂̚主҈͋̓͛͂̍̀̿̒͞か̴ら分̵͡断҉̛̈͒̀̂̇̃̀̓̀̈͐̾͊͑͊̄さ̴れこ҉̢̘̰̣͎̑͋̄́͡の̴人間の̴͡一部҈̡͉̥̤̈̾͡と̴成҈̡̜͙̯̖̐̋̉̚͡ͅった̴私̷も҉҇́̉̆́̊͛͊̆̿̎̑̀̾͂̔̚じ҈̛͒̒̏̾́̀̾͂͛́͒̾́き҉̓͋̓̀́̏͗̃͋͌͡に̶̕死̴҇̀̔͑̈́̂̈̅̑̀͊͐ぬ̴
「ハロ…ウィン…」
「
ハロウィン…
ハロウィン…
ハロウィン…
ハロウィン…
ハロウィン…」
チェ҉̛̌͛̏̐͑̉͑͐̈̌̍́̂͗ン̷ソ̴͡ーの҈͒̅̐̓̀̃̚̚͝心҉̅͗̄͌͋̑̐̈͒̋̽̇̉̚͡臓も҉̐̌͐́̉͌́͊̏̾͋̈̊̿͝取れ̷̕ず҉̌͂͛̓̀͗͛͊̈͒̋̿͠暇҈̛̃̅̄̊͗̎̅̄́͂̊̎̏̚つ҉̃͐͑̓́̈́̂̅͐͠ぶ̷҇͆͊̃̎͊́̽̆̓͊̓͌́しに҈͛̀͌̌̓́̒͗́́̇̎͛͠も҉̿͑́́̐̒͒̂̂̍̅͌͠なら҉か̴ったが
初҉̨̲̱̳́̏̃̈́͡めて҉̜͔̟̝͚̎̉̈͜͞の 死 は҉̡̳͓̮̥͈̑̍̓͛͝とても҈̡̞̤͚̙͇̿̀̎͊͝楽し̴みだ
「なに~ィ?正体不明の特級呪霊の討伐?」
「そうだ」
特級術師五条悟は教室にて夜蛾正道から任務の概要を聞かされていた。
そこには同じく特級術師の夏油傑も緑茶を飲みつつ同席している。両名共に教室に残れと指示されているので二人は薄々ながらも悟と傑二人への指名だと察していた。
「俺たち二人がかりでタコ殴りにする必要ある?どっちか一人で良くない?」
「悟で弱らせて私に取り込ませるという事か?どっちにしろ私一人で事足りそうだが」
「二人の言いたいことはわかるがどうも呪霊の詳細が不透明過ぎる。直接現場へ赴いた者は誰も帰ってこず、さらに冥冥の烏の目にもなにも映らず圧殺されたらしい」
「つまり保険ってことね。ま俺たち二人で最強だから異論はないけど」
「悟と一緒というのは心労極まるがしょうがないか」
「あ?どういう意味だ傑?」
夜蛾は溜息を付き拳に力を入れる。まったく任務の詳細を説明しただけというのにこの二人はすぐに喧嘩するほど仲が良いと言わんばかりに険悪な雰囲気になるものだ。
「ってえ!まだ暴れてねえだろ!」
「何故私まで…」
「馬鹿言ってないでさっさと行ってこい。この任務で何人も人が死んでいる。早期に解決しなければいけないのだ」
五条は下らないと言わんばかりに舌を出し、傑はふざけるのを止め真剣になる。ふたりは各々の移動手段で空を飛び立ち現地に向かった。
「んで?その渡された書類になんて書いてあんの?」
夜蛾は二年もの間問題児二人を教育し続けわかったことが一つある。
言葉で色々伝えるより書類を投げて自発的に読ませた方が良いという事である。五条は持ち前の脳みそで、夏油はその勤勉な性格で各々書類の内容を読み勝手に理解してくれるので彼らの下剋上精神にまともに付き合うよりかはよっぽど楽だった。
「千葉の過疎化が進んでいる村の山にある大きい洞窟に住み着いた呪霊らしい。昔防空壕だかに使われてたらしいから遺跡として整備されてるはずなのに電気が消えていたから不審に思い入った農村が行方不明らしいよ」
「はーん。そんで等級もわかんねえそいつに突っ込まされてった術師が次々にばくっといかれたわけね」
五条は空中浮遊し夏油は中華の龍のような呪霊に乗りながら空を飛ぶ。誰かに見られるという事を全く考えないその立ち振る舞いは年がら年中夜蛾の心労を加速させる要因なのだが二人は知らずに、あるいは殴られてなお忘れて長距離を移動していた。
「ま、とりあえずその洞窟を蒼で破壊しときゃいいんじゃねえの。引きこもりは太陽に弱いからな」
「言っただろ遺跡だって。その価値はもちろん僕らが修理費を負担することになってもおかしくない」
「はーっ。遺跡から時代を学ぶ奴なんて今時いねえっつーのによ。ま、無駄金払うのも嫌だけどさ」
うだうだと-思考な事をしゃべりながらも件の場所へとたどり着く。広大な山々の中心にはぽっかりとそこだけ岩が隆起しており入口らしき所には案内版が建っていた。
「んじゃ、ささっと中に入って
「とどめは刺すなよ悟。私が取り込めなくなるから」
二人は深淵へ足を伸ばした。
中には11体の宇宙服を着た闇に敗れた人間たち。人は闇への偉大なる一歩すら踏めずにただ祈るしかなかった。
「あ?なんだこりゃ、生得領域か?にしては呪力が…」
ゲコ
「悟!」
「ああ?なんだよすぐ…」
ふわりと二対の腕が空へ飛ばされ地に落ちる。両手に持っていた錘がいきなり外される感覚に思わず膝を折り地に手を付けようとして、無い事に気が付いた。
「あ、ああ…?なんで…」
洞窟に入ってから、いや空を飛んでいた時から無下限呪術を展開していた。少なくとも害のあるものを通した覚えは一つもない。
だというのに何故腕は吹き飛び付け根から血を垂れ流しているのだろうか。
「!こいつの仕業か」
その者は音もなく二人の傍へ降り立っていた。
人の顔を積み木のように積み上げて作られた体。マントのように延々と続く闇を羽織った2本の角を持つ化け物。
闇の悪魔。
「てめえ!」
無限を操作し、それを化け物に向ける。手があればより精密に操作できたが無い物ねだりはできない。輝く碧眼はその化け物を睨めつけた。
「術式順転『蒼』!!」
「.҉̠̄̀̒͒̇̕͜.҉͓̜̳͌͒̒̏͜͞.̴̢̛͓͕̟͔̦͂̀̉.̶̢̛̭̳͔͋̀̉̉̂.̷̡̭͍̐̿̒̕」
闇の悪魔はその収束に手を平を向けるのみで受け止め打ち消す。
その間に闇に紛れて無数の人間が五条に指を指す。指す。指す。指す。指す。
それだけで体は捻じ曲がり首は奇怪な向きに折れ足は横方向にぐるりと回転した。
血が噴出することはない。段々と裂けた肌から滲み彼の服を塗らしていくだろう。
だが殺されはせず未だに五条は息をしていた。喉に空気の通り道がほとんど潰されたため呼吸は物理的にか細く風切り音が辺りに鳴り響く。彼にできるのはただよく見えるその瞳で悪魔を見る事だけ。
闇の҉̦̮̩̮̥̆̾͒̏̈́̈̚中̴を҈̦̤̰͈̰̗̣͎̪͉͉͓̰͈͍͊͗̇͂͑͆̓́͗̋̓͆̍͐̑͗̌̚観̸る瞳̴。҈̣̪͙̞̠͕̝͖̩͉̟̙̣̀̆̆͗͌̿̑̑̓̾̃̚欲̴
闇の悪魔はその手を生き絶え絶えの五条へと伸ばし、蒼く光る六眼を取ろうと体をうずくませ…
「悟に手を出すな!」
『呪霊操術』仮想怨霊[切り裂き女]
『わた、わタ、わたし、きれい?』
質問に答えない限り互いに不可侵を強制する。そして質問に答えたとて彼の者には並みの力では引きはがせないハサミで切り刻まれる。
(術式対象に悟も入れた…。奴がなにか口走る前に悟を抱えて逃げる…!)
「.҈̥͕͙͈̀̍̇̂.̵̫̟̭͚̠̲͈̙͇̭̟̒̍͐̎͐̚ͅ.҉̦̥̰͕͚̟̦͍̜̀͗̾͂̎́̉̚.̸͉̖͕̙̟͐͑̀̽̂̋͌.̸̙̘͇͎̦̟̀̿̇͊̂̅͋̀̑̈ͅ.̷̖̟͍̩̭̠͙̰̊̀̐̔̓̾̚ͅͅ.҉̠̖͓̮̘̰̞̤̋̎̆̎̂͆͒͐̏͊̾ͅ.҈̱̞̮̏̂̏̑̋͑͗͂ͅ.̴̞̭̬͈̟͈̰̲̲̣̫͓͑̇̒̉͗͂͛̇̿.̷̞͖̣͍̳͍̳̂̉̇̾́͌̎͛.̶̞̠̳̲̯̥͈̩̩̠͑̿̐̚.̸̭͇̖͓͚̩͉̿̇́̑̐.̷̯̦̬̫̙̪̠̟̮͛̒͆̎.҈̯̣͔̝̳̝̬̲̞́̔͂͋͋.̷̣͔̳̪̗̲̮̀̇̍̓̍̿̚.҈̝̣̮͇̝̖͔͍̌͆̓̓̃́̔̽͐̽ͅ.̸̰̘͎̪̳̲̙͖̫͚̆̈́͐̽̆̍͌̆ͅ.̶̭̞̩̤̳͖̠͔̓̓͑͆̋̄̈́」
『オ゛、ア゛アアアギア゛』
すぐ横に倒れ落ちている五条を掴み、までに夏油の使役していた呪霊は全身から血を流し崩れていった。
(質問とほぼ同時に祓われた!?いや、今の読解不可能な音は回答か!こいつ、声にすら殺傷力があるというのか!?)
ズブ
「がっ…」
チリーン
びしゃああぁぁぁぁ
「ぐ、あ゛」
柄に鈴が付いた剣に貫かれ、鈴の音を皮切りに全身に深手を負わされ血が青天井に吹き出し続ける。刃が腹から抜け落ちても開いた傷は塞がらず致命傷が夏油の魂を深淵へ引きずり落としていた。
「.҈̥͕͙͈̀̍̇̂.̵̫̟̭͚̠̲͈̙͇̭̟̒̍͐̎͐̚ͅ.҉̦̥̰͕͚̟̦͍̜̀͗̾͂̎́̉̚.̸͉̖͕̙̟͐͑̀̽̂̋͌.̸̙̘͇̀̿̇͊̂̅͋̀̑̈」
今度こそあの輝く瞳を、と五条が陸に打ち上げられていた雑魚のように横たわっている場所へ目を向ける。
そこには血だまりしかなかった。
「術式反転『赫』!!」
ここら一体を破壊し更地にできる程に込めた呪力。宙に浮かび落ちた腕を付け根に擦り付け反転術式で神経まで繋げた五条は手の指先に赤く光る∞の集約を化け物に放る。
一歩先も闇で見えない空間に膨大なエネルギーを放つ光弾が撃ち込まれ、爆発的に光が広がる。天井を見ればその岩肌も見えるだろう。
だがその太陽は一瞬にして飲み込まれ、またも世界は暗黒に包まれる。普通なら一寸先は闇、だが六眼ではそれすら見通し化け物の体を構成する人の顔から血涙を零すのが見える。
だが同時に六眼がとらえた闇の中では無敵であるという情報。流れている血もすぐに治ってしまうだろう。
けれどダメージを加えられないというわけではない。すぐに治癒されるというだけ。ならば防御不能の「虚式『茈』」をぶち当てる他ないだろう。
と考えた己の頭を律する。ハイになっている脳みそを叩いて冷静に思考すれば今この化け物と戦うのはどう考えても悪手だ。
というより、この化け物は人間が戦うとか負けるとかそういう次元にいない存在。今はまだダメージから復帰していないために攻撃してきていないがこの闇の空間にいては∞のバリアを無視して致命傷を与えられて終わりだ。
縛りを破る行為。それと同じくこの化け物に触れること自体がタブーなのだ。
五条はすぐさま掌印を解き夏油ごと浮遊させ洞窟の入り口に急いだ。
彼には知りえないことだが、結局のところどちらを選んだとしても彼の運命に変わりはなかった。
ブッ
「が、」
剣に貫かれ、鈴がその反動で揺れ動く。後数ミリでも動けば中の小さな珠が壁とぶつかり音がなってしまうだろう。
そして五条の六眼はその情報もとらえていた。曰く、鈴が鳴り響けば己は死ぬと。
チリー
「契約だ!俺はお前と、闇の悪魔と契約する!」
剣が降ろされ、引き抜かれる。
深淵は五条の瞳を覗いていた。
・特級術師五条悟は…同じく特級術師の夏油傑も
漫画77話にて九十九由紀が「"これからは"特級同士3人仲良くしよう」と発言しているので学生時代は一級あったのかもしれない。がそんな記述をみつけられなかったし彼らが一級ならだれが日本で発生した特級呪霊を祓えんの?ってことなんで特級にした。
・(術式対象に悟も入れた…。奴がなにか口走る前に悟を抱えて逃げる…!)
互いに不可侵を強制する。これを負傷者にも適用することで負傷者にとどめを刺されないようにした。
・ズブ 「がっ…」 チリーン びしゃああぁぁぁぁ 「ぐ、あ゛」
チェンソーマン(漫画)見てないとわからない描写。明確に記されたわけではないが剣に貫かれた者は剣に備え付けられた鈴が鳴るとぐちゃぐちゃにされるという攻撃。
・「術式反転『赫』!!」
闇の悪魔に凹されて原作よりもかなり早期に覚醒。やったねパパ黒に星漿体殺されないよ!この後の契約内容ミスるともれなく殺されるけど。
・何故攻撃されたのに最強二人は死んでいないのか
チェンソーマン(漫画)では闇の悪魔が強すぎて登場人物の半数を殺しつくしたがこの闇の悪魔は元肉片、故に生まれたばかりのため弱体化。さらに呪力によって体の耐久力が強化がされてるというのもあってバラバラにされてません。
・彼には知りえないことだが、結局のところどちらを選んだとしても彼の運命に変わりはなかった。
茈を撃ち込んだ場合時間切れで攻撃され相打ちになり共倒れ(大嘘)。
・六眼がとらえた…情報
目の前の化け物が闇の悪魔だという事。闇の中では最強。とか原作で描写されている情報以上に知ることができている。なのでぼかします。こいつの目完結前二次創作キラーすぎる。
・この化け物は人間が戦うとか負けるとかそういう次元にいない存在。
この世界には地獄がないので死んだらたぶん消滅する。けど勝てるかは別。
・後数ミリでも動けば中の小さな珠が壁とぶつかり音がなってしまうだろう。
鈴の構造の話。中が空洞になっている器の中に小さな玉が入っているらしい。
・チリー
カービィに出てくる雪だるまの事ではない。
・続ける気ないので短編
続かない