今日はゆるい(当社比)箸休め回なので初投稿です。ほとんど遊んでいるようなものなので、気楽に見れますねぇ!
先に行っておきますが……リックくんは主人公ですので忘れないように注意してください。
デュエルアカデミアに戻ってくると、カミューラがクロノス先生と丸藤先輩を倒し、天音ちゃんがカミューラを撃破した。タニヤっちなるアマゾネス――正体は虎の精霊に三沢が骨抜きにされた。
影丸理事長はセブンスターズを一体なんだと思っているのかというほどのハチャメチャお祭り騒ぎ状態なのか、ダークネスとカミューラの投入に全力を使い過ぎて息切れしてしまったのかは謎であるが……このまま、後は2人のセブンスターズで、4本の七星門の鍵を奪い取れるのだろうか……?
敵側の事情など考慮する気はないが、そんなことをふと考えてしまうのも仕方あるまい。他にも十代がデュエルアカデミア本館から少し離れた温泉施設で、カイバーマンにボコボコにされたとこちらが宇宙を感じてしまいそうなことを言われたり、万丈目がデュエルアカデミア本校を買収しようとしていた万丈目グループに立ち向かったりしたらしいが、一体俺が居ないうちに何があったというのだ……。
特に後者に関しては、流石に俺へ一言も連絡を寄越さなかった海馬社長を、"セブンスターズもあるのに何を生徒へ押し付けているんだ俺へ回せよ"と、オブラートで包んでやんわりと問い詰めたところ――。
『貴様の学友……デュエルアカデミアのデュエリスト共はそんなことさえ、貴様に頼らねば掴み取れぬ凡骨以下なのか?』
と、大変有難い返事をいただいたため、閉口せざるをえなかった。未だにあの人の威風堂々足るデュエル脳にはさっぱり勝てる気がしない。
それはそれとして、今は前に校長室で見掛けたモノが気になったため、ヴェノミナーガさんと校長室にやって来たのである。丁度、今の時間は鮫島校長が校長室に居ないので、さっさと要件を済ませてしまおう。
『この娘自体は比較的普通のアンティークドールですね。精霊が宿り始めているので、ちょっと九十九神化し掛けてますけど』
そこにあったのは恐ろしく精巧ながら愛嬌のある黒髪のビスクドールだった。ヴェノミナーガさんの言葉を信じるのなら、そのうちデュエルアカデミア七不思議のひとつになりそうだが、その頃には俺はデュエルアカデミアを卒業しているだろうから関係のない話だな。
先にビスクドールのガラスケースを開けておく。
『さーて、纏わりついている悪戯っ子さんはなんですかねー?』
そして、ヴェノミナーガさんがビスクドールに手を向けると、掃除機のノズルのように凄まじい吸引が行われる。すると、ビスクドールから黒い影が実体化して行き、最後にはシュポンと小気味良い音を立てて口へと吸い込まれた。
とりあえずこれでこのビスクドールが悪霊化することはないだろう。
『えーと……真っ二つに破れてますね。"ドールキメラ"ですか』
ドールキメラ
星5/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できず、「マリオネットの埋葬」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。自分の墓地に存在する「ドールパーツ」と名のついたモンスター1体につき、 このカードの攻撃力は400ポイントアップする。このカードが破壊される時、デッキから「ドールパーツ」と名のついた モンスター2体を墓地へ送る事で、破壊を無効にする事ができる。
壊れ掛けの無表情の人形という、子供が泣くこと必死なデザインのカードであった。
『他にもこんなに……』
他にもドールパーツ全種類、さ迷いのビスクドール―アリス、マリオネットの埋葬、呪われたドールハウス、ドールハンマーなどのドールデッキ用のカードが出て来る。
そして、破れたドールキメラに目を向ければ、既にほとんど闇のカード化していることがわかった。完全に闇のカードと化せば、修復され、このビスクドールを操っていたところだろう。
無論、物事には理由があるわけなので、俺は藤原優介から覚えた心の闇を覗く方法を用い、ドールキメラの心の闇を見た。
すると、そこに浮かび上がった景色は、校長室でデュエルをしていたオベリスクブルーの生徒が、使い難いからと言ってドールキメラを破り捨てる光景である。元々、このドールキメラに精霊が宿る可能性があった事と、偶々、精霊になり掛けているビスクドールの近くで起こったという奇跡が悪い方向に重なりあったのだろうな。
『まぁ……カードの精霊として、よい気分はしませんが、間が悪かったとしか言いようがありませんねぇ……捨てられたり、破かれたりするカードなんて、少なくは決してありませんもの。消滅させてあげますか?』
「ふむ……」
ヴェノミナーガさんの珍しくデュエルモンスターズの神らしい発言に俺は考えた。
確かにそうしてやるのが一番良いだろう。しかし、このカードにも十代とハネクリボーや、万丈目とおジャマのように平穏で素敵な未来があったかも知れないのだ。それを思えば、無闇に消していいものだろうか?
ならば――。
「俺が引き取りますよ」
『……そのままだとただの悪霊ですよ?』
「だったら闇のカードとして、そのまま精霊にしてやります」
『フフッ……マスターらしいですね』
俺はドールキメラとサポートカードたちに自身の闇の力――そして、俺の力と化しているダークネスの力を注ぎ込んだ。
前にダークネスの力を得たばかりだった頃は、無意識に垂れ流していたため、ダークネスカードの適性があるカード達が書き変わる事態が起こったが、今では完全に制御出来るまでになったのである。
『事故みたいなモノとはいえ、本来時間を掛けてゆっくり馴染ませる必要のある譲渡された力を、3日ぐらいで完全に制御下においたことを知ったときのダークネスさんの表情ったらクソ面白かったですね』
ああ、最近ダークネスさんが俺を派遣でいいからダークネスとして働かないか? と言うようなことを言っていたのはそういう意味だったのか……。
まあ、本来のダークネスの仕事は救い様のないほど闇にまみれ、破滅以上に悪い結末を迎える星を最後の良心として滅ぼし、永遠の安寧を与えてやることなので、別に悪い仕事ではないのだがな。この星でやりたいことがなくなったら考えておくと言っておいた。そう言うと妙に上機嫌になったダークネスさんが印象に残っている。
『よくよく考えると、マスターの天職みたいな仕事ですね。救済が大義名分で、痛むような良心はどこにもありませんし』
「おい、コラどういう意味だ」
そんなやり取りをしているとようやく、ドールキメラなどへの闇のカード化が終わった。ちなみにやったことは、ヴェノミナーガさんが前にしていた占い魔女をフォーチュン・レディにした事と全く同じのため、原型を残しつつ、別のカードへと変貌を遂げていることだろう。
そうして、ウキウキとした面持ちで、ドールキメラらを眺めてカードを全て確認し――使い途の無さに表情が凍り付いた。
『ん? ちょっと待って?
俺の次にカードを眺めたヴェノミナーガさんが、よく分からないことを言い始める程度には使い途がない。というか、これだけ渡されてどうしろっていうんだ……これならドールキメラの方が全然使いやす――――――いや、待てよ……? もしかするとヴェノミナーガさんなら行けるんじゃないか……?
ダメで元々で聞いてみるか。
「ヴェノミナーガさん」
『何ですか?』
「"――――――――"と"――――――――"って用意できます?」
それを聞いたヴェノミナーガさんは珍しく少し驚いた様子を見せた。
『まあ、私に
「そうなんですか? なら手伝いましょう」
まあ、俺から頼んだことなので協力は惜しまないつもりだ。この世界の未来の延長線に存在しているのかわからなかったため、ダメかと思ったが、やはりヴェノミナーガさんの縁ならば出来てしまうようだ。
『やった! 初めての共同作業ですねマスター! これは最早籍を入れたと言っても過言ではないのでは!? 最高に高めたワタシのフィールで、最強の力を手に入れてやるぜ!!』
「そうですか、ありがとうございます。なら家事も分担しましょうね」
『ぐぬぬ……まだ、精霊でいいです……』
となると他に必要なのは――植物族のカードに闇の力を与えて見れば出来るかもしれないな。
ああ、そういえば、ドールキメラを破ったオベリスクブルーの生徒に心当たりがあるから、デッキが完成したら試運転の相手にするとしよう。きっとドールキメラも浮かばれるだろう。
『いや……この時代の個人に向けて使用していいデッキではないような……』
試運転ですから試運転。
ヴェノミナーガさんの呟きは無視してそんなことを考えつつ、再びウキウキした気持ちに戻り、足早に校長室を後にした。
◆◇◆◇◆◇
「闇のデュエルについて教えて欲しい……?」
校長室に行った休日の午後。カードの作成と、試運転が終わり、オベリスクブルー寮の食堂でやや遅めの昼食を取っていたところ、十代、万丈目、明日香がやって来てそんなことを言ってきたのである。
「明日香の記憶に闇のデュエルについての知識はあるだろう?」
「あるけれど……私は出来る訳じゃないから知識だけじゃ限界があるの。だから、加減して闇のデュエルが出来たりはしないかしら?」
「もちろん、可能だが……俺が居ないときに天音ちゃんには頼らなかったのか?」
そう聞くと俺が居ないとき、天音ちゃんにも頼んだらしい。しかし、天音ちゃんは"やるなら未だしも、教えるのは加減が下手だから無理"とのことで断念し、俺に回ってきたそうだ。
ついでに言えば、俺が直接的あるいは間接的にも関わらなかったセブンスターズ3名は、何れも闇のデュエルらしいことをしておらず、危機感に欠け始めたということも理由らしい。
「そうか、それなら俺の出番だな」
丁度、十代、万丈目、明日香、俺の4人で残っている七星門の鍵を持ったデュエリストは全員だ。となれば丁度いいと言えばそうであろう。
「ところで、確認だが、来たセブンスターズは全員1人ずつだったよな?」
「ああ、そうだな。タニヤとかアビドスとか、1人で挑んできたぜ」
「忌々しいことに、"黒蠍盗掘団"はまだ俺の部屋にいるがな……」
「そうか……となると――」
ノーフェイスを含む残り2人のセブンスターズで、4人を倒さねばならないとなると、一対一のデュエルよりも、
「――"ボスデュエル"をしようじゃないか。無論、ボスは俺。そして、対戦相手は君ら3人だ。丁度、新しいボスデュエル用のデッキが出来たところだしな」
『「「ボスデュエル……?(ですって!?)(だとっ!?)」」』
かなり驚いた様子の明日香と万丈目に対し、ボスデュエル自体を何か分かっていない十代が印象的であった。
◆◇◆◇◆◇
「お……おい……リックさんがボスデュエルするってよ……」
「う、嘘だろ……? アレを生で見れるんだよな……?」
「ビ、ビデオ……ビデオカメラ持って来い! 誰か他の寮にも伝えて来い!」
ナイトメア自身がボスデュエルをすると3人に対して宣言すると、食堂に偶々いたオベリスクブルーの男子生徒らが唖然とした様子で忙しなく動き始める。
そんな中、状況を飲み込めない様子の十代がポツリと呟いた。
「なぁ、リック……?」
「ん?」
「ボスデュエルってなんだ?」
「十代!?」
「十代知らんのか貴様!?」
「おおう!?」
すると何故か明日香と万丈目が酷く驚いた様子を見せ、それだけでなく激しい剣幕で万丈目が十代に詰め寄り、口を開いた。
「いいか? ボスデュエルというのはな……3 VS 1でデュエルを行うナイトメアがプロデュエル界で初めて提唱し、実際に行って見せた対戦形式の事だ!」
「へー、3 VS 1かぁ……って3 VS 1!?」
「そうだ。ナイトメア1人に他のプロデュエリストが3人で挑む。ボス側は1人に、挑戦者側はABCの3人だ。先攻はボスからで、A、B、Cの順にターンを渡していく。ボス側のライフポイントは12000で、挑戦者側のライフはそれぞれ4000。ルール自体はこれだけで非常にシンプルだ」
「なるほどなー、え……? でもそれボス側は無茶苦茶不利じゃないか? 普通に3人のデュエリストと戦ってるよな?」
「当たり前だ。ナイトメアは対戦形式としては非公式だが、ボスデュエルで今のところほぼ圧勝! 相手が有象無象のデュエリストなら兎も角、世界ランカーのプロデュエリストに対してそれが行えるのは、プロデュエリストでもナイトメアを除けば数える程しかおらず、その中でライブラリーアウトでの敗北を除き、勝率95%を超えているデュエリストはアイツただひとり! それがナイトメアが最凶のプロデュエリストと呼ばれる最大の由縁だからな!」
「へー、そうなのか……すっげぇなぁ! しかし、ホントに万丈目はリックのこと詳しいよなー」
「――!? け、研究だ研究! いつか打倒するためには相手を知ることが重要だからな!」
『マスターはリックさんの試合は必ず録画しているぐらい研究熱心ですからね!』
「だっ、黙れ! 出てくるな!?」
『何でですー!?』
ふわりと万丈目の隣に現れ、笑顔でそんなことを告げたサイレント・マジシャンは、困惑と悲鳴が入り雑じったような声を上げながら消えていった。
「まあ、何はともあれ実戦あるのみ。セブンスターズの向こうさんも残り2人となれば1人で1度に数人を相手取る事も十分考えられるだろう。何が来てもいいように色々試してみるもんだ」
ナイトメアのそんな言葉に3人は各自で目配せを行うと決意を胸に秘め、ナイトメアと共に今の時間は使用されていないデュエルアカデミア本館にあり、実技試験を行うための場所であるほど広く、6つのデュエルが同時に可能な屋内デュエル場へと向かった。
◇◇◇
「さあ……愉しいデュエルを始めようか……」
屋内デュエル場にて、ナイトメア1人に対し、十代、万丈目、明日香の3人が対峙していた。そして、加減はしていようと闇のデュエルを行うため、ナイトメアはいつも以上の威圧感と邪悪に満ちた気配を纏っている。その姿に3人はデュエル前だと言うのに額に汗を浮かべていた。
また、観客席にはナイトメアがボスデュエルをするという話題を聞き付けた生徒や教員がぞろぞろと入ってくる様子が見られる。
本来なら生で見るならばチケットを買わなければならないプロデュエルの中でも、ナイトメアのボスデュエルは他の数倍値段が高く、それにも関わらず倍率も凄まじく高いため、見れるだけでも人が集まるのは当然とも言えるであろう。
「一応、このデュエルで何か賭けるのなら……うん、勝者は敗者に出来る限りで好きなことを1度だけ頼めるようにしよう」
『ん? 今なんでもするって――』
「なんでもとは言ってない」
3人に対してそれだけ言うと、ナイトメアが片手で目を覆い、手を退けるとダークネスとなっていた吹雪とデザインの似た黒い仮面が目元に装着されていた。
そして、ナイトメアがドーマのデュエルディスクを構え、それに呼応するように3人もデュエルディスクを構えると、一斉に言葉を吐いた。
『デュエル!』
ナイトメア
LP12000
十代
LP4000
万丈目
LP4000
明日香
LP4000
「俺のターンドロー」
手札
5→6
そして、ナイトメアは手札に目を通し、口元に笑みを浮かべた。
「俺は手札からフィールド魔法、"ヴェノム・スワンプ"を発動」
フィールド魔法により、フィールドは赤黒い毒沼に全面が覆われ、周囲を枯れ木や枯れ草が覆う異様な地形へと変化する。
「な、なんだこれは!?」
「"ヴェノム・スワンプ"を常人に使うのは何だかんだ初めてだな。更に永続魔法、"フィールドバリア"を発動。このカードがフィールド上に存在する限り、お互いにフィールド魔法カードを破壊できず、フィールド魔法カードの発動もできない」
そして、ヴェノム・スワンプ全体が透明の膜であるフィールドバリアに覆われた。
「そして、俺は"天使の施し"を発動。3枚ドローし、手札から2枚墓地へ送る。モンスターを裏側守備表示でセット。更に魔法・罠カードを3枚セットして、ターンエンドだ」
「随分、消極的ね……」
「何事にも理由がある。さあ、次は十代のターンだな」
「おう! 行くぜリック!」
ナイトメア
LP12000
手札0
モンスター1
魔法・罠5
「俺のターンドロー!」
手札
5→6
するとナイトメアは薄笑いを浮かべながらデュエルディスクに触れた。
「この瞬間、罠カード、"パワーバランス"を発動。このカードは自分の手札が0枚の場合に発動する事ができる。まず、相手は手札が半分になるように選択して墓地に捨てる。選択するプレイヤーは当然、手札が6枚ある十代だ」
「はぁ!? なんじゃそりゃあ!?」
仕方なく、その言葉の通り、十代は手札を3枚選択して墓地に捨てた。
手札
6→3
「そして、自分は相手が捨てた枚数分だけデッキからカードをドローする。十代が捨てた枚数は3枚なので、デッキから3枚ドローする」
「ひっでぇ!? なんだそれ!?」
手札(ナイトメア)
0→3
効果の通り、ナイトメアは3枚カードをドローすると、ハンデスと手札補充をノーコストでこなすとんでもない効果に十代は声を上げる。
「おい、ナイトメア……なんだそのインチキカードは? 幾らなんで――」
「海馬社長が実際に使っていたカードだけど?」
「――まさに伝説のデュエリストに相応しい圧倒的なパワーカードだな! さあ、早くデュエルを進めろ十代!」
「お、おう……」
観客も万丈目と同じように掌を返したような反応になる。やはり、伝説のデュエリストの名は今でも凄まじい影響力があるということであろう。
「俺は手札から"
星4/光属性/戦士族/攻1600/守1400
様々な武器を使いこなす、光の戦士のE・HERO。聖なる輝きスパークフラッシュが悪の退路を断つ。
青いボディスーツを着て、黄色の装飾が全身に施されたヒーローが現れ、そのままナイトメアのモンスターへと攻撃した。
「セットモンスターは"
「うおっ!?」
星4/闇属性/魔法使い族/攻 0/守1800
このカードがフィールド上から墓地へ送られた場合、自分の墓地の永続魔法カード1枚を選択して自分フィールド上にセットできる。この効果でセットしたカードはこのターン発動できない。「暗躍のドルイド・ウィド」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
2つの板を盾のように持ち、全身をローブや仮面で覆った魔法使いが現れる。
DEF1800
そして、スパークマンのスパークフラッシュを受け切ると、弾かれたスパークフラッシュの一部が十代に命中し、彼の体が少し跳ねた。
「十代、大丈夫!?」
「おう、明日香! ビックリしたけど、いつもよりかなり強めの衝撃だけだ! 闇の力って加減も出来るんだな!」
『まあ、マスターの場合、加減を覚えないと容易に死人が出ますからねぇ……』
2人の会話に全体を見渡すためか、フィールドをふよふよと漂っているヴェノミナーガが入りつつ、反射ダメージを受けた十代のライフポイントが減る。
十代
LP4000→3800
「へへへ、面白くなってきたな! 俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ!」
「そうだな。ではこの瞬間、"ヴェノム・スワンプ"の効果が発動。お互いのターンのエンドフェイズ毎に、フィールド上に 表側表示で存在する"ヴェノム"と名のついたモンスター以外の 表側表示で存在する全てのモンスターにヴェノムカウンターを1つ置く。ヴェノムカウンター1つにつき、攻撃力は500ポイントダウンする」
その瞬間、沼の水で出来た蛇のような赤黒い何かが飛び出し、
ATK0→0
ATK1600→1100
「そして、この効果で攻撃力が0になったモンスターは破壊される。ボスデュエルでは自分のターンが再び回ってくるまでに4ターン掛かる。この意味がわかるか?」
「なんて嫌らしい効果なんだ……ナイトメアの全てが1枚に詰まったようなカードじゃないか」
『的確過ぎて草』
『お母さんって、精霊なのにリックさんに辛辣ですよね……』
「自分も相手も両方とも激しいデメリット効果を掛けるだなんて……」
「えっと……つまりどういうことだ……?」
万丈目のフィールドに漂い、サイレント・マジシャンと談笑しているヴェノミナーガは放っておき、3人の中で1人だけ話に着いていけていない様子の十代を見たナイトメアは、噛み砕いて結果だけを説明した。
「次の十代のターン開始には、十代のフィールド上の全表側モンスターは、攻撃力が最大2000低下し、2000以下のモンスターは自動的に破壊されるということだ」
「ああ、なるほどなー! 攻撃力2000以下……スパークマン!?」
「まあ、諦めろ」
「まって、ならどうして攻撃力が0の"
明日香の質問にナイトメアは言葉を返す。
「"ヴェノム・スワンプ"の効果は、この効果で攻撃力が0になったモンスターは破壊されるだからだ。故に元から攻撃力が0のモンスターは"ヴェノム・スワンプ"では破壊されない」
『あの言語は難しいですねぇ』
『お母さんなにそれ?』
『サイレント・マジシャンちゃんには一生知る必要はなく、知っても誰も幸せにならないものですよ』
十代
LP3800
手札1
モンスター1
魔法・罠1
「俺のターンドロー!」
手札
5→6
「なるほど……案の定、"ヴェノム・スワンプ"専用デッキか。流石だな。だが、それならこれはどうだ! 俺は手札から"サイレント・ソードマン
サイレント・ソードマン
星3/光属性/戦士族/攻1000/守1000
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードを対象とする相手の魔法カードの効果は無効化される。
(2):自分スタンバイフェイズにフィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。手札・デッキから「サイレント・ソードマン LV5」1体を特殊召喚する。この効果はこのカードが召喚・特殊召喚・リバースしたターンには発動できない。
サイレント・ソードマン
ATK1000
「そして、"サイレント・ソードマン
サイレント・ソードマン
星5/光属性/戦士族/攻2300/守1000
(1):このカードは相手の魔法カードの効果を受けない。
(2):このカードが直接攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた場合、次の自分ターンのスタンバイフェイズにフィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。手札・デッキから「サイレント・ソードマン LV7」1体を特殊召喚する。
小さな剣士は、巨大な剣を携えて黒いコートを纏った剣士へと変貌を遂げた。
サイレント・ソードマン
ATK2300
「"サイレント・ソードマン
「そうだわ! 万丈目くんのサイレントモンスターのほとんどは"ヴェノム・スワンプ"を受け付けない! このデュエル……万丈目くんを生かさせることが鍵ね!」
「おお、やるな万丈目! くぅぅぅ……なんだこのデュエル……無茶苦茶面白いじゃんか!」
「万丈目さんだっ! "サイレント・ソードマン
「やるな。この瞬間、"
「"天使の施し"で墓地へ落としていたカードか……」
ナイトメアの魔法・罠カードゾーンに墓地から戻されたカードがセットされる。
「俺はカードを1枚セットしてターンエンドだ!」
「"ヴェノム・スワンプ"の効果発動。全フィールド上の表側表示モンスターにヴェノムカウンターを1つ乗せる」
ATK1100→600
再び沼から飛び出したヴェノムカウンターにスパークマンは噛み付かれ、攻撃力がダウンする。そして、ヴェノムカウンターはサイレント・ソードマンにも飛び付いた。
しかし、相手の魔法を受け付けないサイレント・ソードマンにヴェノムカウンターが近づいた瞬間、サイレント・ソードマンはその剣でヴェノムカウンターを切り裂き、事なきを得る。
万丈目
LP4000
手札3
モンスター1
魔法・罠1
「私のターンドロー!」
手札
5→6
「私は"エトワール・サイバー"を攻撃表示で召喚!」
エトワール・サイバー
星4/地属性/戦士族/攻1200/守1600
このカードは相手プレイヤーを直接攻撃する場合、ダメージステップの間攻撃力が600ポイントアップする。
白とオレンジの配色をし、長い茶髪のプリマがフィールドに現れる。
エトワール・サイバー
ATK1200
「バトルよ! "エトワール・サイバー"でリックに直接攻撃! "エトワール・サイバー"は直接攻撃時に攻撃力を600ポイントアップさせるわ! アラベスク・アタック!」
ナイトメアにプリマが沼を滑るように迫って行く。しかし、到達するよりも先にナイトメアがカードを発動した。
「速攻魔法、"コマンド・サイレンサー"発動。相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。相手ターンのバトルフェイズを終了し、デッキから1枚ドローする」
「くっ……流石にそう易々とは攻撃を通してくれないわね……」
「無論だ」
エトワール・サイバーの目の前にスピーカーのついたトーテムポールのようなものが現れ、それが怪音波を放ったことにより、エトワール・サイバーは戦闘を停止し、ナイトメアはカードをドローする。
手札(ナイトメア)
3→4
「カードを2枚伏せてターンエンドよ」
「"ヴェノム・スワンプ"の効果が発動する」
ATK600→100
エトワール・サイバー
ATK1200→700
明日香
LP4000
手札3
モンスター1
魔法・罠2
「俺のターンドロー」
手札
4→5
「俺はセットした――」
そして、デュエルは2順目。ナイトメアのターンが再び始まり、フィールドから罠カードを発動した。
「"
「ギミック・パペット……?」
聞いたことのないカテゴリーのカードに3人はハテナを浮かべた様子だった。
「俺のフィールド上と、相手フィールド上――十代、万丈目、明日香のモンスターを合わせた数の差は3体。よってデッキから"ギミック・パペット-マグネ・ドール"、"ギミック・パペット-ビスク・ドール"、"ギミック・パペット-ネクロ・ドール"の3体を特殊召喚」
ギミック・パペット-マグネ・ドール
星8/闇属性/機械族/攻1000/守1000
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドのモンスターが「ギミック・パペット」モンスターのみの場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
ギミック・パペット-ビスク・ドール
8/闇属性/機械族/攻1000/守1000
(1):このカードは手札の「ギミック・パペット」モンスター1体を捨てて、手札から特殊召喚できる。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。このターン、自分フィールドの「ギミック・パペット」モンスターは相手の効果の対象にならない。
ギミック・パペット-ネクロ・ドール
星8/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地からこのカード以外の「ギミック・パペット」モンスター1体を除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。
血で薄汚れ、鉄と磁石とネジで作られたかのような簡素な作りで、空っぽの片目から血を流す人形――ギミック・パペット-マグネ・ドール。黒いケープとドレスを纏い、死人のような肌をし、頬に返り血の飛んだ少女の人形――ギミック・パペット-ビスク・ドール。赤とピンクの可愛らしい服装をしているが、所々血で濡れており、額と片目を覆うように頭に包帯が巻かれ、隠れた目から血を流す少女の人形――ギミック・パペット-ネクロ・ドールが現れる。
ギミック・パペット-マグネ・ドール
ATK1000
ギミック・パペット-ビスク・ドール
ATK1000
ギミック・パペット-ネクロ・ドール
ATK0
「同時に3体のモンスターを特殊召喚だと!?」
「攻撃力0に攻撃力1000……不気味な程低いわ……」
「なんだ? 何が起こるんだ!?」
突如、現れた3体のドールに3人が思い思いの反応をする中、更にナイトメアは自分フィールドのドールに向かって口を開く。
「"ドールキメラ"……いや、もう"ギミック・パペット-ビスク・ドール"と、"ギミック・パペット-ネクロ・ドール"か。新しい体の具合はどうだ?」
『とても心地よいわマスター』
『とても調子がいいわマスター』
「そうか、ならよかった」
『これなら
『これなら
「うん、全部ぶつけてあげようじゃないか。ひとまず、目の前の人達は、君を使い難いと言って破り捨て、このデッキに手も足も出ずに蹂躙されたアイツよりは、愉しませてくれるだろう」
『うん! 精々すぐに壊れないでね! あはは!』
『私はゴミなんかじゃないわ! ゴミはあなたたちの方よ!』
すると2体の人形は同時に話し始め、その様子は精霊を見ることが出来る3人を驚かせた。
「なに……なんなのあの見るからに邪悪な精霊は……?」
「リックも万丈目みたいにポンポン精霊増やすよなー」
「俺の精霊をアイツのと一緒にするな!? あそこまで邪悪な奴が一体でもいるか!?」
ナイトメアは人形の精霊との会話を終えると、すぐにデュエルへと戻る。
「手札から"トレード・イン"を発動。手札のレベル8モンスター、"ギミック・パペット-ネクロ・ドール"を墓地へ捨て、カードを2枚ドロー。更に魔法カード、"アドバンスドロー"を手札から発動。自分フィールド上に表側表示で存在するレベル8以上のモンスター1体――"ギミック・パペット-マグネ・ドール"を生け贄にして発動できる。デッキからカードを2枚ドローする」
手札
4→5
何よりもナイトメアが恐ろしいのは、何れ程カードを使用しても場と手札のカードが減るどころか徐々に増えていくところであろう。ターンを回すだけで、状況が一変するのだ。
「そして……手札から"
「うお!? "融合"を使うのか!?」
2体の人形は互いに寄り添うように並び立つ。
「決して愛されなかった傷嘆の人形よ! 今ひとつとなりて、その怨嗟の彼方から、新たな地獄を生み出せ! 融合召喚! 現れろ! 飢えた牙持つ毒龍! "スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン"!」
『さあ、悲劇の始まりよ!』
『さあ、虐殺の始まりよ!』
2体の人形が手と体を合わせた直後、青白い怨霊のような火柱に飲まれる。そして、火柱は青から黒紫色のものへと変化していき、ナイトメアのフィールド全体を覆う程の巨大なものと化していた。
そして、炎が晴れると、そこには身体中のあらゆる場所に赤い宝玉があしらわれ、黒紫色の配色をし、赤黒いオーラを纏った巨大なドラゴンがそこにいた。
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
トークン以外のフィールドの闇属性モンスター×2
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を選び、その攻撃力分だけこのカードの攻撃力をターン終了時までアップする。
(2):1ターンに1度、相手フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
(3):融合召喚したこのカードが破壊された場合に発動できる。相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
ATK2800
「な、なんなのこのドラゴンは……」
「すっげぇ! カッコいいな!」
「これが"ヴェノム・スワンプ"に記載されていたヴェノムモンスターか!? なんと禍々しい!?」
『そうだよ』
いつの間にか、ナイトメアのフィールドに戻ってきたヴェノミナーガが何か呟いたが、それだけでナイトメアのターンはまだ終わらなかった。
「"スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン"の融合召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を選び、その攻撃力分だけこのカードの攻撃力をターン終了時までアップする。俺は"サイレント・ソードマン
「なんだと!?」
「攻撃力5100ですって!?」
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンが腕をサイレント・ソードマンへ向け、何かを吸い上げるような動作をすると劇的にスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンのオーラの厚みが増した。
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
ATK5100
「俺は万丈目のターンにセットした永続魔法、"パフォーム・パペット"を発動。更にカードを1枚伏せる。そして、墓地の"ギミック・パペット-ネクロ・ドール"の効果発動。このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地からこのカード以外の"ギミック・パペット"モンスター1体を除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。俺は墓地の"ギミック・パペット-ネクロ・ドール"を除外し、"ギミック・パペット-ネクロ・ドール"を守備表示で特殊召喚」
『いっぱい、足掻いてね?』
そして、特殊召喚されたネクロ・ドールは1体で対戦相手の3人へ言葉を吐く。
ギミック・パペット-ネクロ・ドール
DEF0
「そして、"スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン"の第2効果発動。1ターンに1度、相手フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。対象は無論、"サイレント・ソードマン
『いっぱい、苦しんでね?』
更にスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンが再びサイレント・ソードマンを見つめると、何かがスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンに転写されたことがわかる。
「馬鹿な……!?」
『さあさあ! 行って!』
「では"スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン"で、"サイレント・ソードマン
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンが片腕を振り上げると、手に黒紫色の光が集まり、サイレント・ソードマンと良く似た闇と毒で出来た剣が形成される。そして、それをサイレント・ソードマンへ向けて振るった。
「ぐぁぁぁぁあぁぁぁ!?」
「万丈目!?」
「万丈目くん!?」
サイレント・ソードマンに直撃した瞬間、通常の数倍の衝撃が巻き起こり、万丈目の体を遥か後方まで吹き飛ばす。しかし、見た目よりも被害はないらしく、直ぐに彼は起き上がり、元の位置に戻ってきた。
「な、なるほど……確かに衝撃だけが異様に強いな……体にはほとんど異常はない。それより、とんでもないモンスターだな……」
万丈目
LP4000→1200
「俺はターンエンドだ。この瞬間、"ヴェノム・スワンプ"の効果で"
『いっぱいいっぱい……絶望してね?』
『毒ウナギ使いやすいですねぇ……』
ATK100→0
エトワール・サイバー
ATK700→200
「スパークマン!?」
ヴェノムカウンターに飛び付かれ、遂に攻撃力を0まで失ったスパークマンは断末魔を上げて爆散した。そして、ターンは十代へと移る。
「さあ、十代のターンだ……モンスターを倒したり、倒されたりしよう。破壊したり、破壊されたりしよう。もっともっとデュエルを愉しもうぜ?」
『あはははは!』
こうして、ナイトメアがいない間に彼らが戦ったセブンスターズ達を遥かに凌ぐナイトメアに対峙し、3人は額に汗を浮かべながらも挑戦的な表情を浮かべて挑むのだった。
ナイトメア
LP12000
手札3
モンスター2
魔法・罠6
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン「俺はヴェノムモンスターだ。誰が何と言おうとヴェノムモンスターなんだ」
グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン「そうだよ(便乗)」
~QAコーナー~
Q:何こいつ……?
A:※本作品の主人公です。
Q:なにこれぇ……?(デッキ)
A:
昔に作者が大会で実際に使用していた所謂【捕食ギミパペ】の改悪型。正直、元々の【捕食ギミパペ】もぶっちゃけ【捕食sin】の方がグリーディー・ヴェノムにも神縛りの塚が乗る上、sin単体でもかなり動ける分強いのはご愛嬌だったが、割りと好きなカテゴリーでエクシーズを一杯出来たから作者が実際に使用した歴代の大会デッキの中でも嫌いじゃなかった。
ちなみにこの小説でどう改悪されているかと言うと【捕食ギミパペ】 から融合召喚するモンスターをスターヴ・ヴェノムとグリーディー・ヴェノムの二種にし、エクシーズという概念を全て消去し、ヴェノム・スワンプとそれに対応できるモンスターを捩じ込んだ怪作。その関係でギミパペ以外のモンスターほぼ全て(ターン内で自壊させる意味のある効果と低ATKのモンスター以外)が攻撃力0で構成されている徹底ぶり。鈍足過ぎるので環境相手とかでは間違いなく使い物にならないが、友達と遊ぶ分には微妙に昔を感じつつスターヴ特殊召喚殺すマンっぷりと、グリーディーの破壊するとイチイチブラックホールを放ちやがる爆弾魔っぷりと、グリーディーのゾンビっぷりだけを素直に楽しめ、大量に墓地に落ちまくる上に除外されてもほぼ毎ターン墓地に1体は地味に戻ってくることもあるギミパペのせいで、自己再生にチェーンを差し込まれない限りは本当に無駄にグリーディーが原作効果のリバイバルスライムのごとき粘りを見せ、そこにロックカードでも差し込めば地味にウザいヴェノム・スワンプと合わさり、その上バウンスされても素材がゆるゆるなので直ぐに出るため(バウンスよりどちらかと言えば除外が痛い)、高確率で超泥仕合になる出来なのでお試しあれ(従兄弟の子供に使うと泣かれるタイプのデッキ※経験済み)
↓ちなみに次回出るであろう下手なアンデッド族よりもゾンビなグリーディーさんの効果
グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3300/守2500
「捕食植物」モンスター+元々のレベルが8以上の闇属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。ターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力は0になり、効果は無効化される。
(2):このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。フィールドのモンスターを全て破壊する。その後、自分の墓地のレベル8以上の闇属性モンスター1体を除外してこのカードを墓地から特殊召喚できる。
…………あれ? GXのラスボスより強いぞコイツ……?
Q:パペット・パレードとかにあるギミパペのエクシーズの項目どうなってんの?
A:作中ではその部分だけ全て削除され、エクシーズ単体のみの効果の魔法・罠・モンスターのサポート、エクシーズモンスターなどはそもそも存在しないことになっているので、ギミパペのカテゴリーが単体ではただのゴミと化しております。もちろん、
~各話でリックくんを出さない理由~
34話→カイバーマンが全部やってくれるのでいると拗れる
35話→万丈目さんが全部やらないといけないのでリックくんが必要ないどころかいると邪魔しかねない
36話→三沢っちからタニヤっちをNTRかねない
37話→36話と同上
38話→話自体が箸休め
39話→リックくんの部屋に入った瞬間、SECOM(精霊)が起動して黒蠍盗掘団が即死する
40話→アビドスくんにトラウマを刻み込んで叩き返す気か
←イマココ
41話→若本さんは既にリックくんに救出されているので、ノーフェイスの話になる予定
真のデュエルや精霊が絡むと、イチイチ問題しか起こさねぇなこのデュエル狂!? こんなんプロデュエリストの仕事で外に飛ばしますわ……。ああ、プロデュエリストという設定話作る上で超楽ですね……(恐るべきクソ作者)