どうも、ラブコメの女神の彼ピです。取り敢えずそこの友達以上恋人未満でイチャイチャしてるお前らっ!さっさと付き合いたまへ!!   作:錦恋

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第4話

目が醒めたら横に、二宮尊徳(そんとく)さんが横にいた。いや誰?と思ったら、良く学校の敷地内にいる二宮金次郎像の事だった。何で、二宮金次郎の本名を知ってるのか。それは……煩悩(クソ)スキルだ。

 

対人コミュニケーションに極振りしてるこのスキルは、僕もまだ全部は確認出来てない。いっそ確認しない方が良いのかもしれない。因みに、今回名前を知ったのは108の中の1つ。

 

スキル所有者の視界が悪い時に限り、そばにいる人物の名前が分かる。

 

らしい。発動中スキルでアピールしているから、すぐ分かった。その後、暫く学校の敷地内を彷徨いて分かった事が何個かある。

 

一つ。この学校に今、生徒は居ない事。長期休みなのかな?それとも……廃校なのか。でも廃校にしては汚くも無いし、生徒がいないだけで事務員の姿はあった。だから廃校じゃない。

 

二つ。……季節は春っぽい。歩いているとわ桜が咲いているのを見かけた。つまり、春休みで生徒が、居ないんだと思う。いつまで春休みなのか、分からないけど。

 

以上。後は、何にも分からない。

 

詰んだな、寝るか。

 

《こんにちはぁ!》

 

空気読め無さすぎだろ、寝たいんですけど……。

 

《えっ……。そんなにワタシの名前知りたいの?しょうがないなぁ!そこまで知りたいのなら、教えてあげても》

 

あっ結構です、どうでも良いので。これからも貴方の事は異世界転生担当さんって呼びます。

 

《冷たいねキミッ!絶対零度か!アハハハッ!!》

 

いつも楽しそうで良いですね。あっ、だから見た目も心も幼いんですかね。

 

《かっちーんっ!良いのかなぁ……そんなこと言っちゃって、キミの体。誰が作ったのか分かってる?ワタシが作ったんだよ?つまり君の身体は……》

 

会話の途中、俺の身体が動かなくなった。それも手を上に上げた状態で。動かそうと思っても、ピクリとも動かない。一体何が……。

 

《キミの体は今、木になっている。そう言われたら動けない理由も納得でしょ?》

 

そりゃあ確かに木は動かないけど……。何故突然木に。

 

《ムカついたから、それだけ!それに只の木じゃないよ。花びらがハートの形になってる、品種の桜の木!春休みが終わるまで暇だろうから、君にも一肌脱いでもらおうかと思って!》

 

ヒトハダどころか、現在ヒトデナシなんですが。一体何をしろと?

 

《いや、何もしなくて良いよ!キミには客寄せパンダや、話題のタネになって貰うだけだから!それから、この学校のラブスポットにもなって貰うよ。まぁ?詳しくは彼女さんから聞いて!相思相愛なんでしょ?》

 

そう言われて放置された。次会ったら、絶対グーで行こう。必ず、かの自由翻弄でやりたい放題な神を、理解(わから)させなければならぬと決意した。




学園ラブコメ小説なのに、ラブコメをせずに神を誑かしたり、チート貰ったり木になったりするラブコメ主人公がいるらしいですよ?
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