ホロライブ・オルタナティブ第二章 feat.“Saber” 〜猛る烈火は誰の為にその命を燃やすのか〜 作:らっくぅ
第58回社会保険労務士試験を受験し、来年の再受験がほぼ確定したらっくぅです。
(この場で特にいう事は)ないです。(易化してんならもっと分かりやすい文章にしろとか思って)ないです。(来年もT○Cに14万追い課金しなきゃいけなくてだるいとか思って)ないです。
まぁそんな事はとりあえずさて置くにして、第58回社会保険労務士試験の受験勉強の為に語彙力を大幅に失ってしまったので、それを取り戻しつつ、また執筆を再開していきたいと思います。
流れ弾に気を付けつつ、結翔は後退して戦場を離れる。
あの戦いは茶番だ。
互いに邪神の力を使ってはいるものの、殺す気がない。
むしろ手の内を探るための口実とすら感じてしまう。
どうせこの場で倒せないのなら、そして結局向こうから来てくれるのなら、わざわざ相手の情報を集める必要なんかない。
そんな無意味なことを、これ以上続けさせるわけにはいかない。
結翔は、故に打開の為の思考を巡らせる。
(俺のすぐ後ろを歩いてたはずの夏色達が突然姿を消した……転移系の何か、仕掛けがあった)
しかし、周りを見渡しても、彼女達と思しき魔力は感じられない。
(単なるワープじゃない。別空間に飛ばされたか……? 精神世界ではないな)
そこで結翔は地面に剣を突き刺し、そこから炎を走らせる。
一直線、戦場とは真逆の方向へ。
疾走する炎はしかし、ある地点で不自然に止まった。
何か壁があるみたいに、炎はそこで横へと燃え広がる。
結翔は魔眼を凝らす。
「空間が断絶されて……結界が張られているのか」
(俺達は今、夏色達とは異なる空間にいる。周囲には外界と切り分けるように結界が張られている)
そこから導き出される答え。
「〈
それはすなわち、対象者ではなく、空間そのものを並行世界側のそれと入れ替える魔法。
そう結論づける。
そして既知のものならば、対処は難しくない。
(術者は
〈
その為、これと同系統の空間魔法によって再び空間を入れ替えるのが無難かつメジャーな解除法。
ではあるが。
結翔は迷わず前者を選んだ。
すなわち。
『必冊読破!』
火炎剣烈火をベルトに納刀すると、魔剣のトリガーを引き、ワンダーライドブックの力を強く引き出す。
『烈火抜刀!』
「〈
さらに漆黒の太陽が描く球形の魔法陣が、火炎剣烈火に深い緋色の炎を宿す。
一部だけを壊すのが駄目なら、全方位を同時に破壊すればいい。
それが最も効率的な方法だ。
『ドラゴン一冊撃! ファイヤー!』
火炎剣烈火が空を薙ぎ、上空に向かって炎を纏った斬撃が飛び上がる。
ギィン!!!! と鋭い音とともに、やはり何かに阻まれるように空中で留まる。
しかし、目的は
ざぁ──と。
斬撃はあくまで輸送手段。本命は〈
「──っ」
赤黒い空を眺める結翔の脳裏に一瞬、オレンジの光がフラッシュバックする。
なんとなく、
けれど。
(──違う。これは、今じゃない)
結翔は開きかけていた引き出しをそっと閉め、再び戦場へと駆け出した。