ルフィの娘の過去改変記   作:微炭酸は弾けない

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第1話 ボア・ソラーレ

モンキー・D・ルフィの冒険は、兄、ポートガス・D・エースを失ったことで終わった。

 

頂上決戦にて致命傷を負ったものの、トラファルガー・ローの治療により一命を取り留めたルフィは、心身ともにボロボロであったが、それを献身的に支えてくれたボア・ハンコックと恋に落ち結婚したのだ。それに伴って海賊団は解散。船員たちはそれぞれの道を歩むことになる。

 

数年後、子を儲けたルフィの元に彼の祖父、ガープが訪れる。ガープは海軍を退役し、ひ孫の顔を見に来たのだ。そのひ孫のあまりの可愛さに彼はここへ住むことになる。

 

「ロビンさんはどうしてここへ来たの?」

 

「どう生きたら良いか分からなかったから、ルフィを頼ったのよ。ふふ、彼には責任をとってもらうことになっていたから」

 

「責任なら私が取るよ!絶対幸せにする!」

 

「貴女それ皆に言ってるわよね?」

 

「ロビンさんは特別だよぉ!世界一愛してる♡」

 

「それも、マーガレットが先週言われたって自慢してたわよ」

 

「うう、ロビンさんが鉄壁過ぎる」

 

「貴女はまだ17歳、30歳も歳上のおばさんに構わなくていいのよ」

 

 

私はボア・ソラーレ。皆からはソラって呼ばれてる。

パパはモンキー・D・ルフィ、ママはボア・ハンコック。次期アマゾン・リリーの皇帝にして、最強無敵の美少女である。なのに、パパの海賊団で考古学者をしていたロビンさんはもう10年も口説いているのに全然靡いてくれない。

 

「レイリーに影響を受けすぎたのかしら」

 

「レイリーからは女の子の口説き方とギャンブルを教わったよ。後ついでに覇気とか剣術」

 

「冥王から教わるメインが前者なのはどうかと思うけれど」

 

レイリーはたまに女ヶ島に来ては色々教えてくれるので好きだ。一緒にシャボンディ諸島で遊び回って、ママにボコボコにされたのは良い思い出である。

 

「剣術はゾロからも教わってるし、サンジの口説き方はあてにならないから」

 

パパの最初の仲間にして頼れる剣士、ゾロからは剣術を教わっている。けどもう数年、アマゾン・リリーには立ち寄ってくれないけど何をしているんだろうか。故郷に帰ると言っていたけれど正確な消息は分かっていない。たまに新聞で何やら騒ぎを起こしているのが取り上げられているけど、東の海どころが、まだ新世界にいるみたいなんだけど、本当に帰る気があるんだろうか。ロビンさんやパパは……きっと迷子だって言って心配していない。

 

サンジは海賊団のコックだった人で今はバラティエってレストランの料理長だ。滅茶苦茶美味しい料理を出してくれる最高のレストランで、私やママが行くと全部無料にしてくれるので結構通っている。そこでサンジからは料理を教わったり、足技を教わったりしつつ、女の子の口説き方も熱心に教わったのだけど、あの人独身だし、今一使えなそうだったのでレイリーの話を参考にしている。ちなみにサンジはアマゾン・リリーへは出禁になっている。昔、何かやらかしたらしいけど私の物心付く前だったから良く知らない。なんでも一面が血の海になって大変だったってことだけど、何したんだろう。

 

「悪いことばかり教わっていないと良いのだけど」

 

「良いことばかりだよ?ナミさんからは航海術とか天気のこととか色々教わってるし、チョッパー先生には医療関係の知識を教えてもらってるしね」

 

ナミさんは普段は故郷でみかんの生産をしていて、良く送ってくれるのだけど、海賊団では航海士をしていた人で、新世界の天候にまで詳しい程にその知識や勘は凄まじい。まあ、一番大切なのはとても美人だっていうことで、いつか姉のノジコさんと一緒に、私の手に……と思ってもう何年も経っている。あ、あと盗みの技術も教わったけど、怒られそうだから黙っとこ。

 

チョッパー先生は海賊団の船医だった人(?)でトナカイなのでもふもふしていて可愛い。ペットとして飼いたいけど、先生は世界を飛び回る医者なので忙しいのだ。万能薬と呼ばれるほどの医療技術は本当に卓越していて、私も教わっているけどいつまで経っても追いつける気がしない。

 

「それは良いけど、ウソップやフランキーからも何か教わってるわよね?」

 

「ウソップは狙撃とか植物のこと教えてくれるし、フランキーは本にも載ってないような技術を教えてくれるよ?」

 

ウソップは故郷で3人の従業員を雇って何やら事業をしているみたい。お嫁さんが清楚な美人ですごい羨ましいんだよな。一回会ったときに口説いたら本気で怒られた。人妻でも諦めない私の精神を褒めて欲しいところだったのに。お嫁さん、医者だからチョッパー先生から教わった技術の話で盛り上がって良い感じだったけど、ウソップが可哀想だから次はやめとこうと思う。たぶん、きっと。

 

フランキーはウォーターセブンで大量の部下を抱えて何やら会社をやっているみたい。あのガレーラカンパニーからも仕事がくるくらいには繁盛しているみたいだけど、本人は変な発明品を作っては自慢してくるので暇なのかもしれない。私としてはフランキーの技術は教わっていて楽しいし、変な発明も面白いから良いけど。

 

「そういえばブルックって今どの辺回っているんだっけ?シャボンディに来たらライブ行こうと思ってたんだけど」

 

「どうだったかしら、興味がなかったから知らないわ」

 

「元仲間に辛辣っ!」

 

ブルックはソウルキングと持て囃され黄色い歓声を浴びながらアーティストとして活動している羨ましいやつだ。見た目完全に骨だけど、ロックで受け入れられている。私はルフィさんの娘さんだろうとやらねばならぬのですっ!って迫真顔(骨だけど)でパンツ見せて貰ってよろしいですか?って聞いてくるのはロックなのだろうか。世界的スターになんだけども、あれはただの変態ガイコツだ。音楽の腕は確かなのでそれは教わっているけども、尊敬はできない。この前、でっかいクジラと一緒に写った写真を送ってきたけど、本当、今頃どこにいるんだろうなぁ。

 

「皆、指名手配が解除されて楽しそうね」

 

「パパが七武海に入ったから取り消されたんだよね?でもロビンさんは取り消されていないから島から出られないって聞いたけど……」

 

頂上決戦後、七武海を脱退した黒ひげ、ジンベエさん、生死不明になったゲッコー・モリアの代わりにパパは七武海となった。これはガープさんの助言で、天竜人に手を出していたせいで一悶着あったようだけど、何とか加入。こうすることでパパの仲間達は平和に暮らしている。そういえば、パパの加入した数年後にはパパの命の恩人であるトラファルガー・ローさんも七武海に入ったとか。新聞によると、今はドレスローザで何やら騒動を起こしていて、七武海を脱退させられそうになってるらしいけど。

 

「ガープさんが掛け合ってくれて、この島から生涯出ないことで指名手配は停止しているわよ」

 

「ロビンさんだけ厳しくない?」

 

「ガープさん、それに青キジの協力がなければ今頃、問答無用で殺されているわ。それにここでの生活は好きよ……貴女もいるしね」

 

「やっぱりロビンさん、今すぐベッドへ行きましょう!」

 

「行かないわよ。それに、これからハンコックと訓練の時間でしょ」

 

「えぇ〜!あんなこと言っておいて焦らすなんて酷い!」

 

 

確かにこれからママと訓練する予定だったけど、それよりも重要なことが今はあるんだよ!

 

「早く行かないとまた怒られるわよ」

 

「もう!ママ怒ると怖いし行くけど……次は絶対ベッドまで連れてくからね!」

 

「はいはい、馬鹿なことを言っていないで早く行きなさい」

 

ぬぅ、本当に今度こそは絶対ベッドまで連れて行くんだから!私は決意を新たにしつつ、仕方なくママの元へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く……油断していたら本当に連れて行かれちゃうわね」

 

 




〜オリ主紹介〜

名前:ボア・ソラーレ
年齢:17歳

ルフィとハンコックの娘。
容姿はハンコックに勝るとも劣らない美貌で、美しさと可憐さが神がかったバランスで共存している。

両親に子育ての適性が無かったので実質的な育ての親はロビン。幼少期に国中の女性からチヤホヤされて育ったため、女好きになった。好奇心旺盛で元麦わらの一味やハンコック、レイリー、ガープから様々な技術や知識を得ている。
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