カードファイト!! ヴァンガード StarSong 作:バビロン@VG
爽やかな風が吹き抜けて、草花を揺らした。
一面に続く豊かな緑。穏やかな気候。
リリカルモナステリオ郊外に広がる草原。
地面を踏みしめながら──
「今日は~♪ 楽しい~♪ ピ~クニック~♪」
ロロネロルの口から、綺麗な歌声が発せられた。
いつになくご機嫌な様子のロロネロル。
隣りを飛ぶアレスティエルの顔がほころぶ。
「……ふふっ」
楽しそうなロロネロルを見て、
アレスティエルもまた嬉しそうに微笑んだ。
誰もいない野原を、2人の少女が進んでいく。
「……にゃ?」
ふと、声をあげるロロネロル。
額のところに手をあて、遠くの方を見据える。
2人が進む先、武装した恐竜が立ちはだかっていた。
「グルル……!!」
威嚇するような声が響く。
薄緑色の鱗に、橙色に発光する刃。
武装兵器に身を包んだ恐竜が、鋭い視線を向けた。
鋼爵竜 スピノマーキス
ノーマルユニット 〈3〉
(ツインドライブ!!) (ペルソナライド)
ドラゴンエンパイア - ディノドラゴン
パワー13000 / シールドなし / ☆1
【自】:このユニットが(V)に登場した時、あなたの山札の上から7枚見て、〈ディノドラゴン〉を2枚まで選び、(R)にコールし、山札をシャッフルする。
【自】【(V)】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1), のリアガードを〈ディノドラゴン〉1枚退却させる]ことで、1枚引き、そのバトル中、このユニットのパワー+10000。あなたの手札から〈ディノドラゴン〉を1枚まで選び、(R)にコールし、そのコールされたユニットと同じ縦列の相手のリアガードすべてを退却させる。
― 同胞が血の一滴は、仇敵を滅ぼす弾丸となる。
「むぅ?」
首をかしげているロロネロル。
そのまま、2人が恐竜の方へと歩みを進める。
縮んでいく距離。やがて、双方が向き合って──
「グワァァァ!!」
武装した恐竜が、咆哮をあげた。
びりびりと震える空気。山吹色の瞳が2人に向く。
大きく、恐竜が武装を構えて、そして──
「こんにちはー!!」
場違いに明るい声が、その場に響いた。
ぴたりと、武装した恐竜が唸るのをやめる。
白い翼が風で揺れて──
「今日は良い天気だねー?」
にっこりと、アレスティエルがそう訊ねた。
無邪気な表情。天使のような微笑み。
武装した恐竜の体躯が、その場で固まる。
「……グゥ」
どこか困ったように、目尻を下げている恐竜。
アレスティエルが手を振りながら、横を通り過ぎていく。
「じゃあ、またね~!」
「さよならなのです!」
挨拶していくロロネロル。
歩いていく2人の姿を、恐竜が呆然と見送っていった。
草原の道を、2人がさらに進んでいく。
「……にゃ?」
再び、声をあげるロロネロル。
手で作った双眼鏡を、目のところに当てる。
2人が進む先、白い翼の騎士竜が立ちはだかっていた。
「…………」
後光が差している姿。
白き翼に、青い角。二対の巨大なハルバード。
神々しい雰囲気の騎士竜が、天空より2人を見下ろす。
蒼天騎竜 ハルムヴェルド
ノーマルユニット 〈3〉
(ツインドライブ!!) (ペルソナライド)
ケテルサンクチュアリ - コスモドラゴン
パワー13000 / シールドなし / ☆1
【永】【(V)】:このターンにあなたがノーマルオーダーをプレイしているなら、あなたの前列のリアガードすべてのパワー+5000し、あなたの後列のリアガードすべてに『ブースト』を与える。
【自】【(V)】:このユニットがアタックした時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、あなたの山札の上から5枚見て、グレード3以下を1枚まで選んで公開し、それがユニットカードなら(R)にコールし、オーダーカードなら手札に加える。山札をシャッフルし、この効果でオーダーカードを公開したなら、縦列を1つ選び、その縦列のあなたのリアガードをすべてを【スタンド】させる。
― 騎士たちよ!我等が使命を蒼天へ吼えよ!
「むぅ?」
首をかしげているロロネロル。
そのまま、2人が騎士竜の方へと歩みを進める。
縮んでいく距離。やがて、双方が向き合って──
「…………」
天空に浮かぶ竜が、紺碧色の瞳を2人に向けた。
清浄なる雰囲気。光が溢れ、辺りを照らしていく。
すっと、騎士竜が静かにハルバードを構え、そして──
「あの、ちょっといいですか?」
透き通るような声が、その場に響いた。
ぴたりと、騎士竜の動きがとまる。
黒い翼が風で揺れて──
「私達、滝のある場所に行きたいんです。どっちに行けばいいですか?」
静かに、アレスティエルがそう訊ねた。
冷静な表情。憂いを帯びた瞳。
騎士竜が、驚いたように目を見開いた。
「…………」
無言のまま、2人が進む先を指差す騎士竜。
アレスティエルが頷き、頭を下げた。
「ありがとうございます」
「感謝なのです!」
挨拶していくロロネロル。
歩いていく2人の姿を、竜が憮然と見送っていく。
草原の道を、2人がさらに進んでいった。
緑色の大地。空間が開けて──
「おぉー!!」
ロロネロルが、その目を輝かせた。
ぶんぶんと揺れる尻尾。隣に立つアレスティエル。
轟々と音を立て、美しく流れる滝が目の前に現れた。
「すごい。絶景」
無表情のアレスティエル。
ロロネロルが手を握り合わせる。
「にゃんとまぁ、綺麗な所なのです! まさに絶好のスポット! ここでなら、良い歌詞が作れそうなのですー!」
興奮した口調のロロネロル。
ふふっと、アレスティエルが無邪気に笑った。
「ねぇ、ロロ。知ってる? ここって、人気のデートスポットでもあるんだよ!」
得意そうなアレスティエル。
ロロネロルが気の抜けた笑顔を見せる。
「そうなのですか! でも、納得なのです!」
「だよねー」
笑い声をあげる白翼のアレスティエル。
じっと、ロロネロルを見つめる。
「ねぇ。ロロは今、好きな人とかいるの?」
「にゃっ!? な、なんなのです、急に!?」
突然の質問に戸惑うロロネロル。
宙に浮きながら、アレスティエルが指を唇に当てた。
「そういうの、気になるから。歌詞作りにおいて、恋愛は重要な要素だって皆が言ってる」
淡々とした口調。
黒翼のアレスティエルが、首をかしげた。
ロロネロルが指をもじもじと動かす。
「そ、それはそうらしいですけど……。そういうの、ろろ、まだ分からないのです……」
真っ赤になっているロロネロル。
いつものハツラツさとは違う、しおらしい雰囲気。
アレスティエルが残念そうな表情になる。
「そうなんだ」
白とも黒とも付かない言葉。
ふわふわと、アレスティエルが宙を漂う。
滝の流れ落ちる音だけが、その場に響いていた。
「さ、さぁ! そんなことはさておき、まずはランチにするのです!」
気を取り直したように言うロロネロル。
リュックを下ろすと、ランチボックスを取り出す。
「今日はろろ、たまごとツナのサンドイッチを作ってきたのです! 一緒に食べるのですよ!」
笑顔のロロネロル。
アレスティエルがこくりと頷いた。
「そうだね。そうしようか」
柔らかな微笑み。
ひらりと、アレスティエルが地面に降り立つ。
ロロネロルの後ろへと視線を向けて──
「あなた達も、食べる?」
黒翼のアレスティエルが、そう訊ねた。
「にゃ?」と不思議そうに振り返るロロネロル。
先程の恐竜と騎士竜が、その場に佇んでいた。
「…………」
無言の威圧感。
どことなく感じられる怒りに、漂う冷たい雰囲気。
鋭い視線が、ロロネロル達の方へと向けられている。
「にゃ? さっきの人達?」
首をかしげているロロネロル。
横に立つアレスティエルの方を見る。
「この人達、アレスティエルの友達ですか?」
「違うけど。ロロの友達じゃないの?」
ロロネロルが首を振った。
「まったく知らない人達なのです」
「えー、そうなのー? 後ろから付いてくるから、てっきりロロの友達だと思ってたー!」
驚いたように声をあげる白翼のアレスティエル。
互いに顔を見合わせながら、勘違いに気付く。
おそるおそる、恐竜達の方を向いて──
「グワァァァ!!」
武装した恐竜が、威嚇するような咆哮をあげた。
びりびりと震える空気。その身体から放たれる殺気。
「なっ……!? なっ……!?」
ロロネロルが口をぱくぱくとさせる。
ふわりと、アレスティエルが宙へと飛び立った。
「なーに? お腹でも空いてるの、恐竜さん?」
全く動じずに話しているアレスティエル。
その目を細めて──
「悪いけど、私達は食べられないよ」
アレスティエルが、静かにそう答えた。
身構えているアレスティエル。白と黒の羽根が舞い散る。
恐竜と天使の少女が、睨み合った。
「あっ、あのあの! ここは穏便に、話し合いを!」
慌てたように言っているロロネロル。
騎士竜がその言葉を無視して、武器を構えた。
交渉の余地は、全く感じられない。
「ぬぁぁぁ……!!」
唸り声をあげ、崩れ落ちるロロネロル。
ぶるぶると震えながら、拳を握りしめる。
顔をあげて──
「なんなのですぅぅぅ!! またなのですぅぅぅ!!」
ロロネロルの絶叫が、その場に響き渡った。
ざわめきが辺りを満たし、店内を渦巻いた。
ファイトテーブルを挟んで対峙している2人。
白い髪の少女と、幼い金髪の少年。
2枚のカードが表になって──
「《封焔竜 アーヒンサ》!!」
封焔竜 アーヒンサ
ノーマルユニット 〈0〉 (ブースト)
ドラゴンエンパイア - フレイムドラゴン
パワー6000 / シールド5000 / ☆1
【自】:このユニットがライドされた時、あなたが後攻なら、1枚引く。
― 暗き闇を照らすよう、一つの焔が生まれた。
「《白黒の個性 アレスティエル》!!」
白黒の個性 アレスティエル
ノーマルユニット 〈0〉 (ブースト)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー6000 / シールド5000 / ☆1
【自】:このユニットがライドされた時、あなたが後攻なら、1枚引く。
― 手のひらの中。あるのは2つの可能性。
2人の言葉がぶつかり、火花を散らした。
向かい合うフランとアルト。張りつめた雰囲気。
アルトが、無邪気な笑みを浮かべた。
「いーっぱい、楽しもうね!!」
嬉しそうに言うアルト。
カードを引くと、1枚を捨てる。
「《封焔竜 ナモーカール》にライド!」
ぱしっという音と共に、カードが置かれた。
封焔竜 ナモーカール
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
ドラゴンエンパイア - フレイムドラゴン
パワー8000 / シールド5000 / ☆1
【自】:このユニットが「封焔竜 アーヒンサ」からライドして(V)に登場した時、【コスト】[【ソウルブラスト】(1)]することで、あなたの山札から、「封焔の剣 プリティヴィー」か「封焔の盾 スワヤンブー」を1枚まで探し、公開して手札に加え、山札をシャッフルする。
【自】【(R)】:このユニットがアタックした時、そのバトル中、このユニットのパワー+2000。
― 燃える焔は迷える者達の道標となった。
「スキルでソウルブラスト! 山札からスワヤンブーを手札にー!」
デッキを広げるアルト。
青い盾が描かれた1枚を掲げる。
封焔の盾 スワヤンブー
ノーマルオーダー/装備 〈3〉 ドラゴンエンパイア
左神装備-「封焔の巫女 バヴサーガラ」(プレイ後、指定されたヴァンガードが装備する。新たに左神装備を装備したら、このカードをドロップに置く)
【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することでプレイできる!
【自】【(V)】【ターン1回】:このカードを装備しているユニットがアタックされた時、そのバトル中、装備しているそのユニットのパワー+10000。
― 絶望を宿した巫女は、全てを負って旅に出た。
デッキを置いて──
「ターンエンドだよー!」
どこまでも無邪気に、アルトがそう告げた。
子供らしい振る舞い。ゆらゆらと身体を揺らすアルト。
フランが構える。
「負けませんよー!」
楽しそうに笑っているフラン。
デッキの上に手を置く。
「あたしのターン!」
カードを引くフラン。
流れるように、1枚を捨てる。
「《逡巡の空 アレスティエル》にライドします!」
カードを場に置くフラン。
白と黒、2色の翼を持つ天使のカードが現れる。
逡巡の空 アレスティエル
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー8000 / シールド5000 / ☆1
【自】:このユニットが(V)に登場した時、あなたの山札を上から1枚バインドする。
白翼-【永】【(V)】:あなたはライドデッキからライドする際、『手札から1枚選び、捨てる』ではなく『【ソウルブラスト】(1)』してもよい。
黒翼-【永】【(V)】:相手はグレード1以下のリアガードでこのユニットにアタックできない。
(白翼はバインドに奇数グレードのみ、黒翼は偶数のみで有効)
私の気持ち、正しいのはどっちなの……?
「スキルで1枚ドロー! さらにアレスティエルのスキルで、山札の上をバインドします!」
得意そうに言うフラン。
山札の上が表になり、デッキの横に置かれる。
曇りなき心 ミアエル
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー7000 / シールド5000 / ☆1
白翼(バインドに奇数グレードのみで有効)-【自】:このユニットが(R)に登場した時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1),【ソウルブラスト】(1)]することで、あなたのドロップからパワー8000のカードを1枚選び、手札に加える。
― 習ったお歌、聞かせてあげるね!
「グレード1なのでアレスティエルは白翼に! このまま、ヴァンガードにアタックです!」
指を使い、カードを動かすフラン。
天使が空へと飛び立ち、白い羽根が辺りに舞い散った。
逡巡の空 アレスティエル パワー8000
「ガードだよー!」
笑顔で答えるアルト。
手札の1枚が、盤面に投げ置かれる。
コンダクトスパーク・ドラゴン
トリガーユニット 【☆】+10000
(クリティカルトリガー) 〈0〉 (ブースト)
ドラゴンエンパイア - サンダードラゴン
パワー5000 / シールド15000 / ☆1
― 電気をため込み、憎き怨敵へと叩きつける。
「ドライブチェックです!」
勢いよく言うフラン。
カードをめくって──
「むぅ、ノートリガーです!」
ほんの少し悔しそうに、フランがカードを表にした。
キミとふたりで セラフィエル
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー8000 / シールド5000 / ☆1
【自】:このユニットが(R)に登場した時、あなたのドロップから「アレスティエル」を含むグレード3を1枚選び、山札の下に置く。
白翼-【自】【後列の(R)】:あなたのバトルフェイズに「アレスティエル」を含むあなたのユニットが(V)に登場した時、このユニットを【スタンド】させる。
― あーちゃん。この後……出店とか、一緒に回ろ?
「ターンエンドです!」
カードを手札に加えながら宣言するフラン。
凪のような展開。穏やかな立ち上がり。
アルトが手を伸ばして──
「僕のターン!」
幼い声が、その場に響き渡った。
笑顔のアルト。手札の1枚が捨てられる。
カードを指で挟んで──
「《封焔竜 ハリバドラ》にライド!」
盤面に、青い羽毛の竜が描かれたカードが現れた。
封焔竜 ハリバドラ
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
ドラゴンエンパイア - フレイムドラゴン
パワー10000 / シールド5000 / ☆1
【自】:このユニットが「封焔竜 ナモーカール」からライドして(V)に登場した時、あなたのドロップから装備カードを1枚選び、手札に加える。
【自】【(R)】:このユニットがアタックした時、あなたのヴァンガードが装備しているなら、そのバトル中、このユニットのパワー+5000。
― 迷える焔は底知れぬ孤独の中で大きく揺らめく。
「スキルでスワヤンブーを手札に!」
先程捨てた1枚。
青い盾のカードが、再びアルトの手に戻る。
封焔の盾 スワヤンブー
ノーマルオーダー/装備 〈3〉 ドラゴンエンパイア
左神装備-「封焔の巫女 バヴサーガラ」(プレイ後、指定されたヴァンガードが装備する。新たに左神装備を装備したら、このカードをドロップに置く)
【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することでプレイできる!
【自】【(V)】【ターン1回】:このカードを装備しているユニットがアタックされた時、そのバトル中、装備しているそのユニットのパワー+10000。
― 絶望を宿した巫女は、全てを負って旅に出た。
アルトが手札のカードを構えた。
「ブラキオフォースとロヴァニアをコール!」
迷いのない宣言。
2枚のカードが、アルトの場に置かれる。
爆砲竜 ブラキオフォース
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
ドラゴンエンパイア - ディノドラゴン
パワー10000 / シールド5000 / ☆1
【自】【(R)】:このユニットのアタックがヒットした時、【コスト】[このユニットを退却させる]ことで、1枚引き、相手のリアガードを1枚選び、退却させる。
― 本体が、最も巨大な砲弾なのだ。
碩鱗の支援者 ロヴァニア
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
ドラゴンエンパイア - ドラゴロイド
パワー8000 / シールド5000 / ☆1
【永】【中央後列の(R)】:このターンにあなたのヴァンガードの能力で登場したあなたのリアガードすべてのパワー+5000。
― 前線に出る子達の装備、しっかり確認しとかなきゃ。
「むむっ、いきなり展開してきましたか……」
分析するような口調のフラン。
考える間もなく、アルトがカードを動かした。
「ブラキオフォースでアタックー!」
横向きになる1枚。
巨大な恐竜による一撃が、天使の少女に迫る。
爆砲竜 ブラキオフォース パワー10000
「セラフィエルでガードです!」
カードを選ぶフラン。
場に、金髪の天使の描かれた1枚が置かれた。
キミとふたりで セラフィエル
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー8000 / シールド5000 / ☆1
【自】:このユニットが(R)に登場した時、あなたのドロップから「アレスティエル」を含むグレード3を1枚選び、山札の下に置く。
白翼-【自】【後列の(R)】:あなたのバトルフェイズに「アレスティエル」を含むあなたのユニットが(V)に登場した時、このユニットを【スタンド】させる。
― あーちゃん。この後……出店とか、一緒に回ろ?
弾かれる攻撃。
天使が優雅な動きで、攻撃をかわす。
アルトの指が動いて──
「ロヴァニアのブースト、ハリバドラでアタックー!」
はつらつとした声が、2人の間に響いた。
封焔竜 ハリバドラ パワー18000
「ノーガードです!」
力強く答えるフラン。
手札を片手に、次の展開を待つ。
「ドライブチェックー!」
うきうきと、アルトが楽しそうに言う。
その小さな手が、カードを掴んで──
「クリティカルトリガー! 効果はハリバドラに!」
鉄球を持つ赤鱗の竜のカードが、盤面で表になった。
バーニングフレイル・ドラゴン
トリガーユニット 【☆】+10000
(クリティカルトリガー) 〈0〉 (ブースト)
ドラゴンエンパイア - フレイムドラゴン
パワー4000 / シールド15000 / ☆1
【自】【(R)】:このユニットがブーストしたバトル終了時、【コスト】[このユニットをソウルに置く]ことで、あなたのユニットを1枚選び、そのターン中、パワー+2000。
― 潰れるだけでは済まされない。
「むむぅ」
渋い表情になるフラン。
デッキの上のカードをめくっていく。
「ダメージチェック、ノートリガーです!」
包み込む恩情 トルクエル
ノーマルユニット 〈3〉
(ツインドライブ!!) (ペルソナライド)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー13000 / シールドなし / ☆1
白翼(バインドに奇数グレードのみで有効)-【自】【(R)】:このユニットがアタックした時、そのバトル中、このユニットのパワー+10000。そのバトル終了時、このユニットをソウルに置いてよい。
― 羽根を綺麗に整えて、心もスッキリ晴れ上がる~!
天声の代弁者 ヘリュエル
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー8000 / シールド5000 / ☆1
白翼(バインドに奇数グレードのみで有効)-【自】:あなたのメインフェイズにこのユニットが手札から(R)に登場した時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、あなたのドロップから「天声の代弁者 ヘリュエル」以外の白翼能力を持つカードを1枚選び、ユニットのいない(R)にコールする。
― 私が太鼓判を押したげる!貴方には、才能があるっ!
フラン ダメージ0→2
ダメージに置かれる2枚のカード。
フランが前を向く。
「まぁ、これくらいは問題ありません! むしろ、年下に対するちょうどいいハンデです!」
自信に満ちた声。
ふふーんと、胸を張っているフラン。
アルトがにっこりと微笑んだ。
「ターンエンドだよー!」
余裕そうに言うアルト。
手札で口元を隠し、フランを見据える。
ざわざわと、周囲の人間がざわめく音だけが響く。
「あたしのターン!」
勢いよく言うフラン。
カードを引くと、ばっと腕を前に出した。
「アレスティエルの白翼スキル! 手札を捨てるのではなく、ソウルブラストすることでライドできます!」
逡巡の空 アレスティエル
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー8000 / シールド5000 / ☆1
【自】:このユニットが(V)に登場した時、あなたの山札を上から1枚バインドする。
白翼-【永】【(V)】:あなたはライドデッキからライドする際、『手札から1枚選び、捨てる』ではなく『【ソウルブラスト】(1)』してもよい。
黒翼-【永】【(V)】:相手はグレード1以下のリアガードでこのユニットにアタックできない。
(白翼はバインドに奇数グレードのみ、黒翼は偶数のみで有効)
私の気持ち、正しいのはどっちなの……?
ソウルからカードを抜き取るフラン。
ライドデッキの1枚を構えて──
「《ありのままで輝く アレスティエル》にライドー!」
フランの場で、天使の少女のカードが重なった。
ありのままで輝く アレスティエル
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー10000 / シールド5000 / ☆1
【自】:このユニットが(V)に登場した時、あなたのバインドゾーンから1枚選び、山札の下に置き、置いたら、山札を上から1枚表でバインドする。
白翼-【起】【(V)】【ターン1回】:【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、そのターン中、このユニットのクリティカル+1。
黒翼-【永】【(V)】:このユニットがアタックしたバトル中、相手は手札から(G)にトリガーユニットをコールできない。
(白翼はバインドに奇数グレードのみ、黒翼は偶数のみで有効)
― どっちの私も、きっと本当の私……!
「スキル発動! バインドゾーンのカードをデッキに戻して、さらに山札の上をバインド!」
素早くカードを動かしていくフラン。
新たな1枚が表になり、デッキの横に置かれる。
「グレード2なので、今度は黒翼です!」
彼方を目指して ピアエル
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー10000 / シールド5000 / ☆1
黒翼(バインドに偶数グレードのみで有効)-【永】【(R)】:「アレスティエル」を含むあなたのヴァンガードがいるなら、このユニットは後列からでもグレード3以上のヴァンガードにアタックできる。
― たとえ貴方が遠くにいても、声は必ず届くと信じて。
憂うような表情を浮かべる天使の少女。
宙を漂いながら、武装した恐竜を見下ろす。
ヴァンガードに指を置いて──
「アレスティエルでアタック! 黒翼スキルにより、この攻撃はトリガーでガードできませんよ!」
フランが、力強くカードを動かした。
ありのままで輝く アレスティエル
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー10000 / シールド5000 / ☆1
【自】:このユニットが(V)に登場した時、あなたのバインドゾーンから1枚選び、山札の下に置き、置いたら、山札を上から1枚表でバインドする。
白翼-【起】【(V)】【ターン1回】:【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、そのターン中、このユニットのクリティカル+1。
黒翼-【永】【(V)】:このユニットがアタックしたバトル中、相手は手札から(G)にトリガーユニットをコールできない。
(白翼はバインドに奇数グレードのみ、黒翼は偶数のみで有効)
― どっちの私も、きっと本当の私……!
両手を広げている天使の少女。
風に吹かれて、黒い羽根が辺りに舞い散った。
ありのままで輝く アレスティエル パワー10000
「ノーガード!」
笑いながら宣言するアルト。
フランが手を伸ばす。
「ドライブチェック! クリティカルトリガーです!」
少女が描かれたカードを、フランが見せつけた。
青空を舞う翼と アンティア
トリガーユニット 【☆】+10000
(クリティカルトリガー) 〈0〉 (ブースト)
リリカルモナステリオ - ヒューマン
パワー5000 / シールド15000 / ☆1
― まだまだあるからたーんとお食べ~♪
衝撃波が巻き起こり、恐竜が後ろにのけぞる。
苦痛の咆哮が上がって──
「ダメージチェック、ノートリガー!」
楽しそうに、アルトがカードを場へと並べていった。
哨戒竜 スカウトプテラ
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
ドラゴンエンパイア - ディノドラゴン
パワー10000 / シールド5000 / ☆1
【自】【(R)】:このユニットがブーストされた時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、グレード2以上の相手のリアガードを1枚選び、退却させ、そのバトル中、このユニットのパワー+2000。
― 攻め入るのは容易じゃねぇ。アイツが見てるからな。
尖鋭竜 エオラフィアス
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
ドラゴンエンパイア - ディノドラゴン
パワー8000 / シールド5000 / ☆1
【自】【(R)】:このユニットがアタックかブーストした時、【コスト】[【ソウルブラスト】(1)]することで、グレード1以下のあなたの他のリアガード1枚につき、そのバトル中、このユニットのパワー+5000。
― 群れを成して齧り付く。苛烈に、獰猛に。
アルト ダメージ0→2
「見ましたか! これが年上の実力ですよー!」
ぐっと、拳を握りしめているフラン。
アルトが獲物を狙う動物のように、目を細めた。
「ふーん、思ったよりやるんだねー!」
小馬鹿にしたような声。
くすくすと、アルトが笑い声をこぼした。
その余裕そうな態度は、微塵も崩れていない。
「ターンエンドですよ!」
ウキウキで宣言するフラン。
呑気な表情で、手札を眺める。
すっと、手を伸ばして──
「僕のターン!!」
鋭い声と共に、アルトがカードを引いた。
叩きつけるように、手札を捨てる。
恐竜の化石が描かれたスリーブのカードを持って──
「みんなみーんな、僕達が食べてあげる!!」
アルトの無邪気な声が、その場に響き渡った。
勢いよく、カードを振りかぶって──
「《鋼爵竜 スピノマーキス》にライド!!」
緑鱗の恐竜が描かれたカードが、盤面に降臨した。
強烈な威圧感。数多の武装に身を纏った姿。
戦慄の咆哮が戦場を引き裂き、天を衝いた。
鋼爵竜 スピノマーキス
ノーマルユニット 〈3〉
(ツインドライブ!!) (ペルソナライド)
ドラゴンエンパイア - ディノドラゴン
パワー13000 / シールドなし / ☆1
【自】:このユニットが(V)に登場した時、あなたの山札の上から7枚見て、〈ディノドラゴン〉を2枚まで選び、(R)にコールし、山札をシャッフルする。
【自】【(V)】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1), のリアガードを〈ディノドラゴン〉1枚退却させる]ことで、1枚引き、そのバトル中、このユニットのパワー+10000。あなたの手札から〈ディノドラゴン〉を1枚まで選び、(R)にコールし、そのコールされたユニットと同じ縦列の相手のリアガードすべてを退却させる。
― 同胞が血の一滴は、仇敵を滅ぼす弾丸となる。
アルトの山吹色の瞳に、光が宿る。
「ここからもーっと、ドキドキさせてあげるよ!!」
楽しそうに手を広げているアルト。
デッキの上に指を置き、笑う。
「スピノマーキスのスキル!! 山札から7枚見て、その中のバリオディグニールとゲイツフォートをコール!!」
「うぇっ!?」
鋼爵竜 スピノマーキス
ノーマルユニット 〈3〉
(ツインドライブ!!) (ペルソナライド)
ドラゴンエンパイア - ディノドラゴン
パワー13000 / シールドなし / ☆1
【自】:このユニットが(V)に登場した時、あなたの山札の上から7枚見て、〈ディノドラゴン〉を2枚まで選び、(R)にコールし、山札をシャッフルする。
【自】【(V)】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1), のリアガードを〈ディノドラゴン〉1枚退却させる]ことで、1枚引き、そのバトル中、このユニットのパワー+10000。あなたの手札から〈ディノドラゴン〉を1枚まで選び、(R)にコールし、そのコールされたユニットと同じ縦列の相手のリアガードすべてを退却させる。
― 同胞が血の一滴は、仇敵を滅ぼす弾丸となる。
デッキの上のカードを広げているアルト。
その中の2枚、恐竜が描かれたカードが場に置かれる。
掘削竜 バリオディグニール
ノーマルユニット 〈3〉
(ツインドライブ!!) (ペルソナライド)
ドラゴンエンパイア - ディノドラゴン
パワー13000 / シールドなし / ☆1
【自】【(R)】:このユニットがアタックしたバトル終了時、【コスト】[このユニットをソウルに置く]ことで、あなたのリアガードを1枚選び、そのターン中、パワー+5000。
― 内燃機関に魔力を通した際の貫通力は計り知れない。
堅鋭竜 ゲイツフォート
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
ドラゴンエンパイア - ディノドラゴン
パワー8000 / シールド5000 / ☆1
【自】【後列の(R)】【ターン1回】:あなたのターンに相手のリアガードが退却した時、このユニットを【スタンド】させ、そのターン中、このユニットのパワー+2000。
― 強靭なる顎で眼前の獲物を貪り蹴らす。
「さらにロヴァニアのスキル!! ヴァンガードのスキルで登場したユニットのパワーを、+5000!!」
碩鱗の支援者 ロヴァニア
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
ドラゴンエンパイア - ドラゴロイド
パワー8000 / シールド5000 / ☆1
【永】【中央後列の(R)】:このターンにあなたのヴァンガードの能力で登場したあなたのリアガードすべてのパワー+5000。
― 前線に出る子達の装備、しっかり確認しとかなきゃ。
ヴァンガードの裏に控える竜族の少女。
群れをなす恐竜達の身体が、赤い光に包まれる。
「い、一気に恐竜さん達が……!!」
たじたじになっているフラン。
アルトが嬉しそうに盤面を眺めた。
「お友達がたっくさん!! いっぱい食べようね、スピノマーキス!!」
カードに向かって話しかけているアルト。
フランが眉をひそめて──
「友達は食べる物じゃありませんよ!!」
大きく、叫ぶようにそう言った。
けらけらと笑い声をあげるアルト。
その手を伸ばして──
「バリオディグニールでアタック!」
アルトが、カードを横向きに動かした。
掘削竜 バリオディグニール パワー18000
「アンティアでガード!」
カードを出すフラン。
攻撃が弾かれ、防がれる。
青空を舞う翼と アンティア
トリガーユニット 【☆】+10000
(クリティカルトリガー) 〈0〉 (ブースト)
リリカルモナステリオ - ヒューマン
パワー5000 / シールド15000 / ☆1
― まだまだあるからたーんとお食べ~♪
小さな指がカードの上に置かれて──
「スピノマーキスでアタック!!」
アルトが、高らかにそう宣言した。
龍族の少女による支援。山吹色の瞳が輝く。
ばっと、アルトが手を広げた。
「スキルでバリオディグニールを退却して、スピノマーキスのパワー+10000!! さらに1枚引いて、手札のエオラフィアスをコール!!」
鋼爵竜 スピノマーキス
ノーマルユニット 〈3〉
(ツインドライブ!!) (ペルソナライド)
ドラゴンエンパイア - ディノドラゴン
パワー13000 / シールドなし / ☆1
【自】:このユニットが(V)に登場した時、あなたの山札の上から7枚見て、〈ディノドラゴン〉を2枚まで選び、(R)にコールし、山札をシャッフルする。
【自】【(V)】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1), のリアガードを〈ディノドラゴン〉1枚退却させる]ことで、1枚引き、そのバトル中、このユニットのパワー+10000。あなたの手札から〈ディノドラゴン〉を1枚まで選び、(R)にコールし、そのコールされたユニットと同じ縦列の相手のリアガードすべてを退却させる。
― 同胞が血の一滴は、仇敵を滅ぼす弾丸となる。
ダメージのカードを裏返すアルト。
盤面からカードが消え、新たな1枚が現れる。
尖鋭竜 エオラフィアス
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
ドラゴンエンパイア - ディノドラゴン
パワー8000 / シールド5000 / ☆1
【自】【(R)】:このユニットがアタックかブーストした時、【コスト】[【ソウルブラスト】(1)]することで、グレード1以下のあなたの他のリアガード1枚につき、そのバトル中、このユニットのパワー+5000。
― 群れを成して齧り付く。苛烈に、獰猛に。
「ロヴァニアのスキルで、さらにパワー+5000!!」
碩鱗の支援者 ロヴァニア
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
ドラゴンエンパイア - ドラゴロイド
パワー8000 / シールド5000 / ☆1
【永】【中央後列の(R)】:このターンにあなたのヴァンガードの能力で登場したあなたのリアガードすべてのパワー+5000。
― 前線に出る子達の装備、しっかり確認しとかなきゃ。
得意そうに続けるアルト。
新たに現れた恐竜のカードもまた、強化を受ける。
緑鱗の恐竜が咆哮をあげ、武装を構えた。
鋼爵竜 スピノマーキス パワー31000
「ぐぅ、ノーガードです!」
真剣な表情のフラン。
どこか悔しそうに、手札を見つめる。
アルトが笑い声をあげて──
「ツインドライブー!!」
どこまでも無邪気に、そう言い放った。
「ファーストチェック、ノートリガー! セカンドチェック、クリティカルトリガー!!」
スパークルリジェクター・ドラゴン
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
ドラゴンエンパイア - プラズマドラゴン
パワー6000 / シールド0 / ☆1
【永】:守護者(守護者を持つカードはデッキに合計4枚まで入れられる)
【自】:このユニットが(G)に置かれた時、あなたのユニットを1枚選び、そのバトル中、ヒットされない。あなたの手札が2枚以上なら、手札から1枚選び、捨てる。
― あらゆる敵意を稲妻で捉え、熱き炎で滅却する。
コンダクトスパーク・ドラゴン
トリガーユニット 【☆】+10000
(クリティカルトリガー) 〈0〉 (ブースト)
ドラゴンエンパイア - サンダードラゴン
パワー5000 / シールド15000 / ☆1
― 電気をため込み、憎き怨敵へと叩きつける。
「げげっ!!」
思わず声が漏れ出るフラン。
アルトが手をかざす。
「クリティカルはスピノマーキスに!! パワーはブラキオフォースだよ!!」
迷いなく宣言するアルト。
その山吹色の瞳が、光を帯びて輝く。
銃弾が降り注ぎ、天使の羽根が空中に散らばった。
プライベートは塩対応 デシエル
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー6000 / シールド0 / ☆1
【永】:守護者(守護者を持つカードはデッキに合計4枚まで入れられる)
【自】:このユニットが(G)に置かれた時、あなたのユニットを1枚選び、そのバトル中、ヒットされない。あなたの手札が2枚以上なら、手札から1枚選び、捨てる。
― 握手やお話は、握手会以外ではお断りしてますので。
秘めたる宝 フェナエル
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー10000 / シールド5000 / ☆1
【自】:このユニットが(R)に登場した時、「アレスティエル」を含むあなたのヴァンガードがいるなら、【コスト】[【ソウルブラスト】(1)]することで、あなたのバインドゾーンから1枚選び、手札に加える。加えたら、あなたの手札から1枚選び、バインドする。
黒翼(バインドに偶数グレードのみで有効)-【自】【(R)】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、グレード3以上の相手のヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー-5000。
― 世界を揺るがす才能が、静かに目覚め空を見据える。
フラン ダメージ2→4
ダメージに置かれる2枚。
一気に点を詰められたフラン。
ぷるぷるとしながら──
「ううぅぅ……年上に対するマナーがなってません! 2回連続クリティカルはマナー違反ですよー!」
情けない声で、フランがそう指摘した。
呆れた目を向けているメイ。渋い表情の店長。
アルトがフランを指差す。
「まだ終わりじゃないよ! エオラフィアスでアタック! 自身のスキルでさらにパワー+10000!」
尖鋭竜 エオラフィアス
ノーマルユニット 〈1〉 (ブースト)
ドラゴンエンパイア - ディノドラゴン
パワー8000 / シールド5000 / ☆1
【自】【(R)】:このユニットがアタックかブーストした時、【コスト】[【ソウルブラスト】(1)]することで、グレード1以下のあなたの他のリアガード1枚につき、そのバトル中、このユニットのパワー+5000。
― 群れを成して齧り付く。苛烈に、獰猛に。
横向きになるカード。
武装した恐竜が跳躍し、天使へと飛び掛かった。
尖鋭竜 エオラフィアス パワー23000
「プルエルでガード!」
フランの場にカードが置かれる。
柔らかな光 プルエル
トリガーユニット 【治】+10000
(ヒールトリガー) 〈0〉 (ブースト)
リリカルモナステリオ - エンジェル パワー5000 / シールド15000 / ☆1
(【治】はデッキに合計4枚まで入れられる)
― どんなに張り切っても舞台で倒れちゃ台無しですよ?
間一髪で攻撃を避ける天使の少女。
その背後から、大きな影が迫って──
「ブラキオフォースでアタック!!」
アルトの声が響いた。
鞭のように放たれた巨大な尻尾。空を裂く音。
爆砲竜 ブラキオフォース パワー33000
天使の少女が目を見開き、そして──
「ノーガードです! トリガーはありません!」
フランがカードをめくり、カードを見せた。
降り注ぐ歌声 エルケエル
ノーマルユニット 〈3〉
(ツインドライブ!!) (ペルソナライド)
リリカルモナステリオ - エンジェル
パワー13000 / シールドなし / ☆1
【自】【(R)】:あなたのヴァンガードが登場した時、【コスト】[このユニットをバインドする]ことで、1枚引く。
【自】:このカードがバインドされた時、次の相手のターン終了時まで、あなたのカードの白翼と黒翼は両方有効になる。
― きっと、叶えられる夢があるはず!
フラン ダメージ4→5
尻尾が直撃し、天使の少女が吹き飛ばされた。
顔をしかめる少女。天使の羽根が舞い落ちていく。
武装した恐竜が、勝利の雄たけびを戦場に響かせた。
「ダメージ5点……!!」
並んだカードを見つめているフラン。
追い詰められた状況。冷や汗が浮かぶ。
アルトがカードを掴んだ。
「ブラキオフォースのアタックがヒットしたので、退却して1枚ドロー!」
爆砲竜 ブラキオフォース
ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト)
ドラゴンエンパイア - ディノドラゴン
パワー10000 / シールド5000 / ☆1
【自】【(R)】:このユニットのアタックがヒットした時、【コスト】[このユニットを退却させる]ことで、1枚引き、相手のリアガードを1枚選び、退却させる。
― 本体が、最も巨大な砲弾なのだ。
カードを捨てるアルト。
得意そうな表情で、カードを引く。
その手に残ったカードは8枚。
「ターンエンドだよ!」
微笑みながらの宣言。
自分の場のヴァンガードに視線を向けて──
「アハハ!! 楽しいね、スピノマーキス!!」
どこまでも明るく、アルトがそう言い放った。
無邪気な笑い声。きゃっきゃっと楽しむ姿。
山吹色の瞳が、妖しげな光を帯びて輝く。
ゆっくりと息を吐いて──
「あたしのターンです!!」
大きく、フランが声をあげた。
集中した表情。カードを引くフラン。
カードを1枚、ドロップに落として──
「思った以上にやりますね、ちびっこさん!」
ライドデッキのカードを、フランが掴んだ。
「でも、あたしだって五洲高校カードファイト部の一員なんです! まだまだ、勝負はこれからですよ!」
強い意志を感じさせる言葉。
持っていたカードを、フランが構える。
白い髪を揺らして──
「《祝福の聖天使 アレスティエル》にライドです!!」
フランの場の天使のカード。
その姿が重なり、戦場に天使の羽根が散らばった。