モンスターハンターくんがウマネストの世界に跳ばされるだけ。 作:狸より狐派 ハル
原作:ウマ娘プリティーダービー
タグ:オリ主 残酷な描写 クロスオーバー オリジナル設定 モンスターハンター 独自設定 幻想世界ウマネスト オリジナル展開
この作品に登場するウマ娘たちは、もしも元からファンタジーな異世界に住んでいることを前提とした設定になっています。ご了承ください。
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ある日、彼は見慣れない場所で目が覚めた。見渡す限り、緑ほぼ一面の、草がなくなり一本道のできた獣道意外特にない、そんな皆が想像するようなまさに草原に彼はポツンといた。
彼は理解が追い付かなかった。自分は自宅のベッドで確かに寝ていたのだ。しかしいつの間にかこんなところに放り出されていた。
もし運ばれたのであれば、途中起きて気づいたはずだった。自身の暮らしていたところは《ユクモ村》といい、山の中にある温泉が有名で
だと言うのにこの草原、このような草原には山中にあるユクモ村からたどり着くまでに時間がかかる。そしてその手段について、馬車に乗るか、最近とある
それに乗ったら乗ったで揺れや音などで違和感を感じるはずである。だと言うのに気が付けばこんなところにいた。
太陽が完全に昇っており、どれだけ自分は寝ていたんだろうか。とりあえず起きようとすると、なにやら背中に何かを背負っていた。
それを掴んで見てみると、それは《
この太刀は確かに自分の所有物なのだが、いかんせん昨日から背負った記憶がない。本当にどうしてこうなったんだろうか。
しばらくして、彼は獣道を渡っていた。その場にいても、なにもできないのもあるが、こういうときはとにかく情報収集が優先であった。獣道をたどれば人がいるところにたどり着くかもしれない。
そんなことで歩いていると、橋と看板が見えてきた。そこにたどり着いて文字を読もうとする。
しかしなんと書いているのかが、わからなかった。書かれている文字が、地元と使われている文字とは全くの別物であったためである。
困ったと思っと思っていると、ガウッ!という鳴き声が橋から聞こえた。その方向には、橋の向かい側に三頭の四足歩行のモンスターがいた。
大きさは1.5メートルほど、丸っとイカれた目をしており牙をむき出しにしてヨダレも垂らしている。
彼は危険だと判断し、背中から太刀《飛竜刀【椿】》を取り出す。すると三頭の内一頭が先に突撃してきた。一気に近づき、そして彼から四メートルの位置から飛びかかってきた。
一方の彼は素早く太刀を両手で引き、そして一気に突きだした。数あるなかで、もっとも出の早い突き攻撃である。
飛びかかりで宙に浮いていたモンスターは軌道修正する暇もなく、胸から太刀に刺さっていった。
そしてそれと同時に、刃から炎が発生した。彼の持つ武器、飛竜刀【椿】は刃を勢いよく対象に当てると炎が発生する仕組みになっている。
理屈は置いといて、彼は太刀を横に勢いよく振り、刺さったモンスターを投げ出した。
ドシャアッ!とモンスターが打ち付けられる音がしたと同時に、前へ走り出す。残りのモンスターは突然の出来事に驚いているせいか、動くことが出来ていない。
その隙に彼は橋を渡り、大きく横から太刀を振るう。攻撃範囲に二頭横に並んでいたため、まず一頭が彼から見て右から辺り、そのまま横に一閃、二頭は炎と共に吹き飛んでいった。
彼は振ったまま動かず、二頭の様子を見る。しかしそのモンスターは二度と動くことはなかった。
倒したことを確認した彼は太刀を鞘に戻す。
パチパチパチ。
背後から拍手が聞こえた。そちらを向くと白衣らしきコートを着た一人の少女がいた。
「いやぁ素晴らしいねぇ。全く迷わずに叩き斬り、それでいて素人からでもわかる洗練された動き。相当場数を踏んでいると見える」
茶髪で頭上に獣の耳のようなものがついている少女だった。彼に近づき、なにやら観察をしてきている。
「ふむふむ、この辺りでは見慣れない格好をしているねぇ。どこから着たんだい?」
彼はユクモ村から着たと伝えた。
「ふぅん・・・聞いたことないねぇ。ん?ここはどこか、だって?ここは《オーチュウ前草原》だよ。もしかしてこんなところで迷っているのかい?」
彼は自分の身に起きたことを話した。
「・・・ふむ、色々と不可解な状態だねぇ。一体どんな意図でここに連れてきたのか、そもそもどんな方法なのか、馬車ならキミの言う通り音などで気づけるし、《転送魔法》でも使ったのか・・・」
彼は転送魔法という言葉に引っ掛かった。まるで魔法が存在すること前提に言ってるように聞こえた。
「ん?転送魔法とはその名の通り、魔法で離れた位置から、所定の位置まで瞬間移動する魔法だよ。・・・え?魔法を知らないのかい?・・・ふぅん、キミが住んでいた場所には魔法という概念がなかったのかい。なら教えよう、魔法とはこう言うものだよ」
そう言うと、彼女は手のひらを見せてくる。すると何もないそこから、なんと火が発生したのである。
「これが魔法さ。魔力と呼ばれる体内にある力を利用し、様々な物質に変えて出すことが出来るんだ。この辺りに・・・と言うか私に言わせれば、どこに住んでいようが、このくらいの知識は知って当たり前だと思うのだがねぇ」
しかし彼が住んでいたユクモ村・・・そもそも他の村に行ったことのある彼にとって魔法とは本来、架空の存在であった。これは一体どういうことなのだろうか。
「ふ~む、そうなのかい。まぁとりあえず、そう言うものだと受け入れてくれたまえ。ちなみにだが、キミはどこに行こうとしてるんだい?・・・ほ~う、それなら丁度いい、私も町に帰る途中だったんだ。道案内を任されてやってもいいが、着いたら一つ、手伝って欲しいことがあるのだが、いいよね?・・・うん!頼むよ。ああ、名前がまだだったね。私の名前は【アグネスタキオン】さ。よろしく頼むよ」
そう名乗った彼女の瞳は、横線はあるが
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