ヒロアカ世界でポケモントレーナー   作:十六夜冬歌・読9書1

25 / 25

生きワレェ!(セルフ)


24:火葬Part2

 

 

「今悲鳴聞こえたけど何があったん!?」

 

「飯田君!葉隠さん!大丈夫!?」

 

「大丈夫葉隠?!」

 

「何がありましたの!?」

 

「今度は何だァ!?」

 

「みんな、実はかくかくしかじかで‥‥」

 

「なにィ!?ならオイラも葉隠のはd‥ぐふぉう!?」

 

「最低よ峰田ちゃん」

 

 

悲鳴を引き金に女子組を始め何人かが何事かと即座に集まって来ました。引き金になった当の本人はバスタオルで身体を隠して顔真っ赤っか状態です。そして飯田君が説明したせいで女子組は「あちゃー」って頭を押さえて男子組は顔を逸らして耳を赤くしてます。おかげで葉隠さんは更に真っ赤っかです。

あと峰田は梅雨ちゃんに殴り飛ばされました。残当。

 

 

「戻って、グラードン」

 

そんな感じでわちゃわちゃしてるのを横目にグラードンを私の中に戻します。出しっぱなしだと海が干からびちゃいますし。

 

「緑谷、出久」

 

それから少し思った事があるのでデクの名前を呼んでこっち来いと手招きします。でも声が小さくて聞こえなかったみたいなので『ねんりき』で軽く頭を小突いて気付かせました。

 

「んっ?あ、えっと、僕ですか‥‥?」

 

お前だ、と指さしてから改めて手招きするとちゃんとデクが近寄って来ました。他のみんなも次は何事?と気にしてるみたいだからちょっと意識して大きめな声(当社比)で話しかけます。

 

「オール・フォー・ワン、倒し、行く。一緒、来る?」

 

「は!?えっ!?」

 

「「「「えぇぇぇ!?」」」」

 

理由は私の世界と違ってこの世界のデク達は散々ヴィラン連合達と戦って来たので知らない内に終わってるよりもオール・フォー・ワンを太陽送りにする所くらいは見せてあげた方がいいかな?と思ったからです。

 

「早く、決めて」

 

「えぇ!?いや待ってください!?」

 

「じゃあ、相談、する。3分、待つ」

 

「「「「「「3分!?」」」」」」

 

先代達もデクの中から見てるはずですし、そう考えるとオールマイトも連れて行ってあげたほうがいいかな?とも思います。特に初代さんとかは言いたい事とかもあるでしょうし、しっかり相談すればいいと思います。でも時間切れになったらバルスします。

オール・フォー・ワンが。

 

「あのあの!相談時間3分はさすがに短いからもう少し時間ください!」

 

「っていうかオール・フォー・ワンの居場所分かるんですか!?」

 

「えぇ、相談って、そうだ!まずはオールマイトに連絡しないと!」

 

「ちくわ大明神」

 

「誰だ今の!?」

 

みんな大慌てです。

まぁ今まで頑張って捜索して見つからなくておびき寄せ作戦をするところにいきなり居場所知ってるよって人が出てきて倒しに行くぜ!とか言われたらさもありなんというやつです。

 

とりあえずオールマイトに通信を繋げて事情説明し始めたからより説得力を持たせる為にアルセウスフォンでこの世界のオール・フォー・ワンを検索。呼吸器付き洞窟魔王様スタイルのオール・フォー・ワンが画面に出てきたので大慌て&噛みっ噛みなデクや他のみんなにも見えるようにしてあげました。

 

「「「「「「「………………!?!?!?」」」」」」」

 

『ん?緑谷少年?何かあったのか?』

 

「オ‥オ‥オ‥‥」

 

『お‥?』

 

「オール・フォー・ワン!」

 

『なにィ!?まさか現れたのか!?オール・フォー・ワンが!!??』

 

耳をすますと通信機の向こうでざわ・・ざわ・・から怒濤のパニックになってるのがうっすら聞こえました。あっちもこっちも大大大パニックです。

 

 

「落ち着いた?」

 

「はい…。それで、そこに写ってるのは…?」

 

「オール・フォー・ワン、リアル、タイム」

 

しばらくしてパニックも落ち着いたみたいなのでデク達とお話再開です。オールマイトもスピーカーで参戦してます。

 

『つまり君はオール・フォー・ワンの現在地を把握しているという事かい?』

 

「うん」

 

『ならばどうか我々にその情報を教えてはもらえないだろうか』

 

「いいよ。でも、今から、倒しに、行くとこ」

 

『ありがt……なんだって!?ダメだ!危険過ぎる!』

 

「そ‥そうですよ!危な過ぎます!」

 

まぁ正論。ヒーロー視点一般人がめちゃくちゃ危険な事しようとしてるみたいにしか見えないと思いますし。

 

『ヤツは、オール・フォー・ワンは我々が全力を尽くして必ず倒してみせる!だからどうか危険な事はしないで欲しい!』

 

「ん…、じゃあ、遠距離」

 

「遠距離?遠くから倒すって事?」

 

「あ!お姉さん質問いいっすか?」

 

と、ここで会話を聞いてた雷くんが手を上げて質問してきたからどうぞと返しました。

 

「いや、話聞いてて気になったんすけど、お姉さんどうやってオール・フォー・ワン倒すつもりだったんですか?」

 

「あー、確かに」

 

「オール・フォー・ワンって馬鹿みたいに個性持ってるんだよね」

 

「めちゃくちゃ遠くから狙撃するとか!」

 

「そう、だね。じゃあ、見せて、あげる」

 

『はい?』

 

「「「「「「え?」」」」」」

 

雷くんの質問は尤もです。そしてタイムリミットの3分を過ぎたのでみんなに見えるようにしながらアルセウスフォンに映るオール・フォー・ワンに対してジラーチにもらった個性を消す能力を発動しました。すると画面の中で個性を使って浮かせてた呼吸器や元拘束具だった玉座がドンガラガッシャーンと地面に落っこちて無個性になったオール・フォー・ワンを下敷きにしました。

 

「今、オール・フォー・ワン、の、個性、消した」

 

『個性を…!』

 

「「「「「「個性を消したァ!??!?!」」」」」」

 

「次、パルキア、お願い」

 

それからパルキアの入ったボールを出して私の世界でやったのと同じように、かつ視覚的に見て分かりやすいようオール・フォー・ワンの真後ろに太陽に繋がる空間の裂け目を作ってもらうとディアルガの力で時間を停めてないのもあって空気と一緒に物資の入った木箱や食料品なんかがどんどんと吸い込まれていきます。

そして下敷きになっていたオール・フォー・ワンも、裂け目の先にある宇宙に流れ出して行く空気の勢いと太陽の重力に引かれてズルズルと地面を擦りながら吸い込まれていって、最後はシュポンッて効果音が聞こえそうな感じに呆気なく裂け目の向こうへと飛んで行きました。

 

「はい、終わり」

 

これであとは残党狩りだけです。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

オリ主で振り返る平成仮面ライダー一期(統合版)(作者:ぐにょり)(原作:平成仮面ライダーシリーズ)

昔々▼宇宙があって▼神様がいて▼星々が産まれて▼生き物が作られたり産まれたりして▼なんやかやあって▼地球と呼ばれる星の上で▼悪そうな連中と▼正義の味方が▼生存権や大きな野望の為に▼楽しく滅ぼしあう▼少しだけ騒がしい時代が訪れました▼――――――――――――――――――▼※警告!▼ライダーパワーを持った主人公が頑張ったりします▼小説やら外伝やらの設定は拾ったり…


総合評価:16076/評価:8.72/連載:220話/更新日時:2026年06月06日(土) 02:54 小説情報

進撃の巨人の世界に15m級の無垢(?)の巨人として転生してしまった……(作者:感謝君)(原作:進撃の巨人)

信じられないと思うが聞いてくれ ▼俺は昨日までしがない大学生としてベッドに転がりながらいつも通り動画を見て惰眠を貪っていたんだ▼別にトラックに轢かれたとか、手違いで殺しちゃったから転生させるね!おじいさんにあった訳でもない▼気付けば俺はだだっ広い平原の真ん中で全裸で突っ立っていて▼鋼のような肉体に転生していたんだ▼……進撃の巨人の世界に……▼


総合評価:5856/評価:7.27/連載:226話/更新日時:2026年08月14日(金) 18:00 小説情報

ワイ「やろうと思えば何でもできる不思議パワーが使える種族に転生したから色んなモノ模倣してみるわ」(作者:rikka)(原作:葬送のフリーレン)

目が覚めたら身体が小さくなっていた▼目が覚めたら頭に角が生えていた▼目が覚めたら『魔法』が使えるようになっていた


総合評価:36798/評価:8.8/連載:40話/更新日時:2026年08月03日(月) 19:02 小説情報

その美食屋、転生者につき(作者:苦笑いの妖精)(原作:トリコ)

トリコの世界を便利な3つのチートと共に生きていく。▼息抜きに書いた習作です。


総合評価:7254/評価:6.73/短編:14話/更新日時:2026年06月04日(木) 22:26 小説情報

六眼と無下限持って生まれたけど何か世界観が違う(作者:杏鷲)(原作:僕のヒーローアカデミア)

呪力もなければ呪霊もいない世界で生まれた転生者が、高額納税者ランキングに名前を刻むためにヒーローを目指す話。▼───なお、その肉体は常に魔王に狙われているものとする。


総合評価:16160/評価:8.33/連載:17話/更新日時:2026年08月11日(火) 07:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>