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「いたぃ………、きもちわりゅぃ……」
お目覚め幼女です。今日は悪夢の変わりに頭痛で目が覚めました。
頭の中がガンガンぐちゃぐちゃして痛いのと気持ち悪いのがたくさんです。
悪夢対策にキツめのさいみんじゅつを掛けてもらったので悪夢で見ずに済んだのは良いですがポケモンのわざは人間には過剰威力だったりするのでしょうか?
「んぐ…んぐ………にがぃ……」
異空間からメンタルハーブとかいふくの薬を出して同時飲みします。家出の時にもやったお手軽回復セットです。効果相応に苦いのが難点ですが良薬は口に苦しと言うので我慢です。
それから30分くらい安静にしてるとそこそこ動ける程度には頭痛が小さくなりました。でもあともうちょっとだけ休んでから動こうと思います。
「ん………くぁぁ……」
モンスターボール柄のテントから出てぐぐぅっと身体を伸ばします。
ビルの影で周りは暗いですけど時間はすでに11時を超えていました。おなかは……空いてる感じがするのでまずはご飯からですね。朝昼兼用です。
テレレテンテンと頭の中で3分料理番組のBGMを流しながら異空間の中にある食材アイテム達に意識を向けます。
種類も在庫もいっぱいあるのでよりどりみどりです。
「いただきます」
メニューはモーモーミルクと食パン、デザートに輪切りリンゴです。ミュウとダークライには追加でポケモンフーズも出しました。カリふわ食感でおなかに溜まりそうな感じでした。
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朝昼ご飯を食べた後、私は早速原作改変の為の行動を開始する事にしました。
とはいえ無闇矢鱈に動いてオール・フォー・ワン勢力に見つかる訳にはいかないのでこっそりこそこそします。見つかる捕まる脳無であばーな展開はごめんですから。
とりあえず緑谷君が雄英に入るまであと1年あるのでそれまでに出来そうな事を考えます。
まずは何が起きるのかをリストアップする所からです。
忘れないようにスマホロトムのメモ帳も起動しました。
USJ、ヒーロー殺し、Iアイランド、合宿、神野、ヤクザ、ジェントル、廉価版AFO、リ・デストロ、トリガーボム、改造死柄木、ギガントマキア、闇堕ち緑谷君、アメリカNO.1、最終決戦。
私の記憶にあるのは最終決戦でAFO対フルアーマーオールマイト開始の所までなので最後がどうなるのかは分かりませんが、改めて考えてみても短期間で事件起き過ぎではないでしょうか?
描写外でもいろいろ事件事故は起きてるでしょうし巻き込まれて死なないように気をつけないといけません。作戦:命大事に、です。
思考をリストアップした事件達に戻して次はこれらにどうするかを考えます。
と言ってもこの中で今から何か出来そうなのはI・アイランドとリ・デストロ、それと海外に本拠地があるトリガーボムの宗教団体くらいです。
まずI・アイランドのテロ事件ですが、これが起きた原因ってどう考えてもオールマイトですよね?
確か知ればオール・フォー・ワンに狙われるから言えなかった、みたいな理由だったはずですけどそもそもオールマイトの昔からの友人だって時点でワン・フォー・オールの事を知らなくても狙われる理由としては充分ですし、むしろ下手に隠さずに個性の事を伝えてガッツリ協力してもらっていたらお腹に穴が開くような事も無かったのではないでしょうか?
加えて個性の事も理解しているから暴走は………なんやかんやしそうですね?感じ的にオールマイトに脳を焼かれてそうですし。
強すぎる光はなんとやらってやつです。
オールマイトフラッシュバンとか探したらあるでしょうか?
とりあえず原因はオールマイトとして、この事件を未然に防ぐ為にお手紙を書こうと思います。宛先はグラントリノです。
オールマイトは知らせても結局ワン・フォー・オールやオール・フォー・ワンについて話さないでうやむやになって失敗しそうなイメージがありますしグラントリノ監視の下でしっかりとお話し合いをしてもらおうと思います。
ついでに住宅地ど真ん中で誰かが見てるかも知れない状況なのにワン・フォー・オールの後継者指名をしたりその後継者も自分の命を天秤に乗せないお馬鹿なのでお説教と命大事にを叩き込んでもらえるようにも書いておきます。
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『グラントリノへ』
はじめましてグラントリノ、私はサーナイトアイみたいに未来の知識を持っている者です。
今回このようなお手紙を書いた理由はあなたに事件を1つ未然に防いで貰いたいと思ったからです。
その事件は来年の夏休みにIアイランドという所で起きます。
経緯を箇条書きするとこんな感じです。
1、年々弱体化していくオールマイトの為に友人の博士が個性強化装置を開発するも危険だとして封印される。
2、来年オールマイトが博士の元に訪れ検査を受ける。その時には個性を譲渡済みなので個性数値が激減、博士がびっくりする。
3、オールマイトが個性について何も教えてくれない頼ってくれないので博士暴走。オールマイトの個性を何とかしようと強化装置を回収するためにテロリストを召喚。
4、テロリスト達が実はオール・フォー・ワンの手下で博士の依頼を無視、ついでに協力者の助手にもお金で裏切られる。
5、テロリスト達が装置を強奪&博士を誘拐。おそらくオール・フォー・ワンの下で強化装置を量産するつもりだった。
あとオールマイトへの精神攻撃。
6、テロリスト達が逃げる寸前にオールマイト到着。強化装置を付けたテロリストボスと戦闘開始。その後、後継者も到着し共闘の末にテロリストを撃破。
7、戦闘終了後、オールマイトと和解するも博士はテロリストを呼び込んだとして逮捕されて事件終了。
私は事前に個性の事などを話し合えていれば事件は起きなかったのではと思っています。
しかしこの情報をオールマイトに伝えてもワン・フォー・オールやオール・フォー・ワンの事を話して友人を危険に晒す訳には等の考えになり、結果としてろくな会話もできずにうやむやに…という事になるのではと思いました。
なのでグラントリノには2人がしっかり話し合いをするように最後まで監視してもらえないでしょうか?
荒唐無稽な話ではありますが検討の程よろしくお願いします。
PS、住宅地ど真ん中でワン・フォー・オールの話を後継者にしたオールマイトへのお説教とオールマイト同様平気で命を投げ捨てる後継者の矯正も可能であればお願いします。
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「できた……ふぅ…」