なんの反省なくオリジナル書き始めたやつがいるってぇ?どこのどいつだい?
すまんそ。
前書き終わり、本編行きます。
「あっ……。 先輩、今日も
昼も夜もぶっ続けで稼働するウチの職場。 シフトで五日目の夜勤にぶち込まれて泣く泣く出勤した私は、職場内の自販機で変わり者の先輩と鉢合わせる。
「仕方ねえじゃん。 これも仕事なんだからよぉ」
語気と眼に若干の諦観を込めながらアイスココアをグビグビと呷る黒髪黒目の寝癖が微妙に直せてない、名札に『ときさだ♡』と書かれた高身長で短髪の男性。
「はぁ……。先輩はよく続けられますね」
心配と哀れみが交じった私の視線に対して何か思ったのか思ってないのか、ぽりぽりと頭をかきながら『うーん』 と唸って先輩は答える。
「……まぁ、他の仕事よりはマシよ、マシ」
……
「あっ、そうですか」
「おう、んじゃ夜勤組、頑張りますか」
先輩はそう言ってからくるっと回り、私に『サボれるんなら隙を見て寝ろよ〜』 と言いながら軽く手をひらひらさせながら業務に向かった。
「相変わらずツッコミが追いつかないんですよぉ!!」
私はそう怒鳴り返したが、先輩は『そういうのは間に合ってるから大丈夫〜』 と気の抜けた返しでそのまま歩いて行った。
何故か関わりの濃い部署違いの先輩
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「おはようございまーす」
「おはよう。 そして私は上がり、お疲れ」
「お疲れ様でーす」
心を無にして夜勤を始める。 昼勤の方々が上がって行く時に言われる『私はもう上がりだから〜』 系の煽り構文はもう聞き慣れた。 テンプレもやり過ぎたらまずくなりますよ、私には関係ありませんけど。
「ざー。 夜勤やだ。 お家帰りたい。 後は任せたい」
そんな哀しみたっぷりの呪詛を吐きながら入ってくるうちの職場の受付担当さん。 だらだらとした動きでタイムカードを切り、『上林(小さい文字でかみばやしな!)』って書かれてる名札を首にかけて置き電話がある席に座って伸びる。
「上林さん。そんなこと言っても職場は逃がしてくれませんよ。」
私がそう言うと、彼女は『知ってたよ。』と更に哀しみたっぷりの様に身体をガクッと落とす。
「タケミっちゃん! 私にそんな
涙が…。 そんなに来たくなかったんですか…。
「上林さん、泣いてっ!?」
「聞いてよタケミっちゃ〜ん! 再リメイクでも推しが死んだァ〜!!」
「仕事行きましょうか。」
「暇になったら飲み付き合ってよ!? おねがぁぁぁい!!」
…頼むから仕事に持ち込むな。 そしてその手に持ってるビニール袋の中身、頼むからそれこそ冷蔵庫の中でじっとしていてくれ。
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今から五十年程前、とある国で蔦を自在に操る人の赤ん坊が初めて観測される。
詳しい調査の結果、能力発現の原因は、体内で未知の細胞が産まれていたことにより、世界はこれを進化した人類として『進人類』と定義。 その後に産まれた子供のほとんどは、能力は異なるものの、何かしらの能力を持って産まれた。
しかしその事実に『はいそうですか。』と、納得できないのが人類の特徴であり、性である。
その定義発表から十年後、進人類の異能性を恐れた当時の人間達の一部は過激な行動をする暴徒の集団となり、痛ましいモノを歴史とともに残し、少なくない進人類との間に溝と禍根を残した。
それは当時の人間──旧人類が世代の変わり目として表舞台から退いた後も、姿形を変えて社会を脅かしている。
そんなご時世に作られた組織が
私の職場はその協会の日本支部の更に下の奈良県南支部。 …はっきり言って組織の中でも端の端である。
この辺りでも最低限のインフラはどうにかなっているが、はっきり言ってどこをどう取っても都会とは言えない。 犯罪も事故もそもそもの人口の母数が少ないからあんまり起こらない。
つまり自然災害を除けば物凄く平和で長閑なのである。
「…まぁ。忙しいよりはマシだけども。」
「タケミっちゃーん! なんかつまめるやつー!!」
マシだけども……。
「タケミっちゃーん!」
「…ここは居酒屋じゃないんですよ!!」
そんな私達の夜勤が、今日も始まる。
「ときさだちんも誘うか?」
「知るかッ!!」
…今日も始まる。