SDガンダム物語(ストーリー) 作:千生鉄斗羅
最初に書いたものは、ちとIQが低すぎるなと思ったので、全面的に書き直しました。
「なりません!」
烈帝城に、
「闇軍団が動いてるんだろ!? だったら、今は一人でも多くの戦力が必要な時じゃないか!」
「だからと言って、あなたが出しゃばる必要はありません! よいですか
「やってみなくちゃわかんないだろ!」
飛駆鳥は、大将軍の間に辿り着いた。襖をたたき、新世大将軍に直談判を試みようとした。だが、彼は踏みとどまった。なぜか? 中から、知らない男たちの声が聞こえてきたからだ。
『──というわけで、我々は趙将軍に選ばれたのです』
『なるほど、わかった。では、君たちの他にまだ三人いる、ということだな? どこにいるかは判らぬが』
『はい』
『では、君たちを正式に超将軍と認めよう。
『御意!』
──ようし、これだ!
∀∀∀
「雷鳴殿、と言ったか」
「将
雷鳴に声をかけたのは、
「一体、どのような御用向きでしょうか?」
「いや、たいしたことではないのだが、どうも貴殿に見覚えがあってな」
「・・・ほう?」
「二代目
「ええ。私も、彼の生まれ変わりではないかと噂されていましたので」
「・・・そうか。いや、もちろん気のせいだろうとは思うのだが、私はかつて、貴殿に仕え、叛逆し、雷に打たれ死んだ。そういう記憶があるのです。誰とも解らぬ、だが自分のものではない記憶! 貴方を見た瞬間、それが甦った! この感覚はなんだ、この主は誰だ! 私は今は、新世大将軍に忠誠を誓った身。しかし、違うと何かが叫んでいるのです! 貴殿なら、何かわかるのではないか!?」
焦燥に駆られた
そして、それに返すべき言葉も、どんな美辞麗句も、この時ばかりは浮かんでこなかった。
∀∀∀
そんなわけで、超将軍たちは
その後ろには、もう一つの人影が見える。そう、
「・・・しっかし、いきなり超将軍とか言われてもなー」
「うむ、我等だけで何ができようか」
彼らからしてみれば、超将軍といっても、所詮は謎の存在に強引に押し付けられた役目でしかない。なんで自分が・・・、と思うのも当然だろう。
「・・・まだついてきますね」
「もうほっとけ、いくら大将軍様のご子息だろうと、特別扱いする必要は
彼らは
「まあ、何事もなく辿り着ければよいが・・・」
獣王がそう言った時である。
「フハハ、お前たちが超将軍か」
「何者!?」
「我が名は、
「なんだって!? お前は、お前たちは確か父上が倒したはず・・・」
そう、
「多分あれでしょう。十五年ほど前に起こった戦いにて出現したという・・・死霊武者!」
「その通り。この手で
「なんだって・・・、父上!」
「ぬ? 貴様、あの
「
襲いかかってきた
「防いだか。だが、それを織り込まぬほど愚かではないぞ!」
そう叫ぶと、なんと
「あやつ、何をする気だ・・・?」
「! どうやら、徹底的に潰しにかかって来てるみてーだな」
『フハハ、もはや私から逃れることはできぬぞ・・・。
「おのれ・・・。しかし、必ずどこかに本体がいる筈。そこを叩けば・・・!」
『残念だったな。私は、全てが分け身で全てが本体なのだ』
それを聞いた雷鳴は、思わず笑みを浮かべた。
『何がおかしい!』
「はっはっは、これを笑わずにいられようか! 自ら弱点を曝け出すなど愚の骨頂! それは即ち、
そう、雷鳴は、本体が存在しないというのなら、まとめて全部ぶっ飛ばして仕舞えばいいという、おおよそ優雅とはかけ離れた策を思いついたのである。爆雷を一斉掃射した。
まあ、それはいい。それはいいのだが、いかんせん相手が悪い。
案の定、
「なんと・・・!」
『フハハ、
その時、なんと
「
そう言いながら、烏賊の足を戻す影が。その名は、
「兄上、この人たちの何人かは
猫耳武者がそう言う根拠は、ただ一つ。埼玉で行われた武者バトルに参加していたのを見た、と言うものだ。この時は、
「うーん、そうかぁ・・・。誰がこんなことをしたんだ? 戻ったら調べてくれるかい、ワカ」
「もちろん! それよりまずは、目の前の敵から片づけましょう!」
そう言うと、ワカと呼ばれた猫耳の武者は鬼の鎧を召喚した。本来であれば、現在の彼は大将軍である。だが、時空を超えた影響により、不思議の鎧などは使用不可になってしまったのである。
「鎧召還! 鬼変化!」
これぞ、ワカこと
「お主ら、何者!?」
「俺っちの名は
「
「大将軍、だって!?」
「貴方は・・・そっか。今はまだ、そうじゃない。だけど、自分の力を信じて戦えば、道は拓ける」
「一体何を言って・・・!」
『ゴチャゴチャと御託を並べる暇があるか!』
「ワカ!」
「わかってます!」
「うわー!?」
「今のうちに!」
「君たちも一旦退避して!」
「わ・・・わかった!」
超将軍一行は、火威獣丸が
『フハハ、それで逃げたつもりか!? この
「・・・と、言っていますが」
「そもそも、貴殿らは何者か」
雷鳴、獣王である。自分たちの窮地を救ったとはいえ、素性もわからぬ者を信用せよと言うのは到底無理な話だろう。
「そうですね、まずは何者なのかをみなさんに知ってもらわないと」
そう言って、ワカたちは自己紹介を始めた。
「まず僕は、
「そして俺っちが
「そう、それなんだ。大将軍だって? 今の大将軍は、俺の父上なはずだけど・・・」
「だから、俺っちたちは未来から来たんだって。その証拠に、ここにいるアンタたちの名前は聞かずに言える。よな、ワカ?」
「モチロンです。ええと、そこ鬼面の方は
『せ・・・正解・・・』
全員、納得せざるを得なかった。
「それなら、なぜ過去にわざわざやってきたのです?」
「その理由は、よくわかってないんだ。
「
「簡単に言うと、
「ふむ・・・。で、その転移した先が
「そういうこと。なんだけど、今回はどうも事情が違う気がするんだよ。飛び込んだんじゃなくて、飛ばされたっていうか・・・。まあ、それはどうでもいいんだ。問題は、あの
「そういえばそうだった・・・!」
「・・・父上が戦った時には、あんな能力はなかったはず」
「だが、ここで力を使いすぎるわけにもいくまい。
「できる限り、速攻をよしとすべき、ということですね」
獣王に、雷鳴が同調する。
「あの分身さえなんとかできればいいんだが・・・」
「大抵の場合、ああいうのってどっかに本体がいるってのが定石だろ? あいつの弁を信じれば、それが通用しないってこった」
「・・・それなら、全部同時に倒して仕舞えば・・・!」
それは、雷鳴がやろうとして失敗した考えだ。
「
すっくと
「俺がやります!」
「無茶言うな! お前はまだ未熟だろう!? それに、初めての実戦がこんなんって、お前、そりゃあ難関がすぎるぞ!」
「それでも! 俺だって、戦えるんだ!l
「あのバカ! だから子供は嫌いなんだ!」
天地も、後を追った。
「だがまあ、動かないよりは動いたほうがいいだろ!」
∀∀∀
一方、こちらは烈帝城。
「襲ゥー撃ィーだァー!」
「者ども、出会え、出会え!」
襲撃者が、一人。青く光る鬼面に、左右非対称の外套。彼の名は、織田信長。本能寺の変で亡くなった後、この世界に転生し、そして呪術師
陣頭指揮を執るのは、副将軍にして轟天の弟、
「貴様、何者だ!」
「我名は、第六天魔王! 織田信長よ! 大将軍を出せ!」
「何が目的だ! 大将軍様を攫おうなどと!」
「それが呪術師殿の望みとあらば!」
そう言って、信長はへしきり長谷部を抜き放つ。鈍く光る刀身は、
「! 風雲再起!」
風雲再起とは、
「ほう、避けたか。我一撃を避けたと申すか!」
──なんだ? あの、おぞましき光は・・・。まるで、焔のようだった・・・。
信長の腕には、まるで鉤爪のような盾と触腕(鞭?)が備わっていた。先ほどまではなかったはずのものだ。
「なんと奇怪な・・・!」
「奇怪なのはそちらであろう。光に属するくせに、なぜ魔界の将を配下とする?」
「こやつらは・・・」
『我ら、魔界より出し時に
『そう! そしてその時に、私たちは
『それ以来、僕たちは魔界から足を洗い、
「ふむ、余程人望があるように見える・・・」
賞賛しつつ信長は、蒼き焔を刀身に纏わせた。
「食らうがいい! この一撃を以て、貴様らを灰燼に帰すとしよう! 思う存分牙を剥け、へし切り長谷部!」
「ぬう! 全力で回避せよ!」
『了解!』
風雲再起は、信長の一撃を間一髪で回避した。だが、彼らがいた場所は、文字通り灼熱にて焼き切られていた。近くの兵士たちに損害はなかったものの、興味本位で近づいた者は「うっわあっち!」と火傷していた。
「なんとこれは・・・。斯様な
『このような者は、魔界にもおりませんでした・・・!』
「なんと・・・! それほどまでか・・・!」
自らの敗北を覚悟した
「待てぃッ! 我こそが、当代の大将軍であるぞ!」
烈帝城から、叫ぶ声が聞こえた。そこにいたのは──
∀∀∀
「ほう、たった三人で何ができる!?」
「なんでえなんでえ! そっちこそ人数を水増ししやがって!」
「単体での実力は無に等しいと見た!」
「父上たちがお前を倒したんだ、息子の俺だって!」
そう言うや否や、彼らはテンデンバラバラに飛びかかった。それぞれ、分身体を三体ずつ相手している。
「おおお!」
「フッハハハ、未熟なり
「なん、だとォ・・・!」
「
「心の、目で・・・」
「スイカ割りの要領だ! 目でも隠してやってみろ!」
「・・・ようし、これも修行のうちだ! やってやるぞ!」
そう言うと、
──感覚を研ぎ澄ますんだ・・・。敵は、すぐそこにいるんだ・・・。
「いよいよ自殺か!? いいだろう、ならばこの手で、地獄に送ってやろう!」
「な!?」
「まさか、全力を分割していたってわけか・・・!」
そのまま彼は飛び上がり、
「その通り! そして今、光の子を葬る時が来たのだ! くらえ、九尾爆砕弾!」
「
「!」
「な、なんだと!? わが九尾爆砕弾が破られるとは・・・!」
呆気に取られる
「くらえ、飛燕竜巻返し!」
烈旋丸に彼の精神力を込め、竜巻の形で放出するその技は、見事
竜巻は、
「ぐ・・・ぬあああああ!!!」
断末魔の叫びをあげ、
「・・・」
「
「・・・や・・・ったあああああああああああああああああ!!!!!!!!」
「うおっ
∀∀∀
我こそが大将軍である。そう叫んで現れたのは、
「なんだと!? なぜ、お前が!?」
「そういうことか・・・。やりおる!」
「ここは任せてもらうぞ、
「貴殿、織田信長と言ったな」
「その通り。お主が大将軍か?」
「いかにも。貴様が求めるものは、この私なり!」
信長は、一つ疑念を抱いた。
「ならばなぜ、貴様には
しかし、それに対する回答はすでに考えてある。
「天の島の落下。それに伴ってか、
「・・・そうか。ならば、力は弱化しているはず。ここで縄につかせてやろう!」
信長は、
「・・・な・・・に・・・?」
「将・・・大将軍様!」
その一撃は、
「呪術師
信長は霧のように消えた。あらかじめ、
異世界より現れた武人により、烈帝城は一時危機にさらされた。そして、
どうなる
そして、
次回を待て! BY TETORA
いかがでしたか?
信長が
続いて、ワカとトノについて。この兄弟、一緒に出したかったんですよね。◯伝の情報は、説明書の漫画と公式サイトからくらいしか得られないのでちょっと苦労しましたが、私の中では彼らはこんな感じです。
最後は、
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