【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話   作:黒焦げ

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この話の時期は外伝4話からしばらくたったくらいのころです。


外伝25話:接近戦技能の講習ですか?

 

「いつも思うのですが」

 

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「どうしたのAKOさん」

 

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「私と凰音さん*12人でのんびり対談するだけの配信って需要あるんですかね?」

 

時おり歌うことはありますけど基本喋ってるだけですしドコに需要あるんだろ?

 

普通に需要ありますからね!

見た目がすごい美人かつ『安心』して見れるのは重要!

地味に役立ち情報公開してくれてるし

 

「役立つ情報?」

 

「AKOさんってさ、何気なく話してるけど結構役に立つ情報開示してるんだよ。魔法の細かい使い方とか」

 

「細かい使い方?」

 

「形状変えたり、特性付与したりするやつ」

 

「うん?そんなの戦闘の基本でしょ?」

 

形状変えたり、性質追加したり、発射速度変更、射撃地点偽装、積層発射*2は可能な限り複合すべきでしょうに*3

 

基本じゃなくて応用です。

しかもかなりの高等技術!

がんばって形状変更やってみたけどめっちゃムズイ

積層発射なんぞできるかぁ!

 

「そういえば教わったの半終末ごろでした」*4

 

「半終末ってAKOさん結構強かった時期に教わってたんじゃ?」

 

「Lv40くらいだったかな?初心に帰って色々基礎を鍛えなおしたり、あと接近戦の初心者だったから基礎7種を習ってた頃ですね」

 

Lv40・・・・

普通そのLvはベテランどころか天才言われる領域なんですよ

接近戦の基礎7種って全種類の属性物理スキルでも教わってたんです?

 

「そういえばAKOさんって武器その場で作れますよね?どうやってるんです?」

 

「こんな感じでMAGで構築してるだけですよ」*5

 

あの一瞬で出現してるんですが・・・

刃だけなら構築できるけど時間かかるものなんですが?

武器創造みたいなスキルかな?

 

「これスキルじゃないですよ。MAG制御の延長にすぎません」

 

「MAG制御ってことは螺旋丸の仲間?」

 

「あっちのが高等技術ですが同種の技術ですね。刃だけの方時間かかるのこんな感じでゆっくり伸ばしてるでしょ?」

 

何故分かるの・・・

 

「基礎7種全部納めてない証拠と言いたいのですが、そもそも私達が扱う基礎7種ってあんまり知られてないこと最近知ったんですよねぇ」

 

「そもそも基礎7種って何なんです?私は聞いたことないんですけど・・・・」

 

「基礎7種『全身纏い』『延長』『分配変更』『性質変化』『形成』『射突』『放出』の7種の技術です。

 ちなみに武器形成に使用するのは『延長』『性質変化』『形成』『射突』の4種ですね。

 刃だけをゆっくり伸ばしてる場合は『射突』が使えていませんね」

 

射突?

『延長』と『性質変化』は先輩から聞いたことはあるような?

あの『全身纏い』ってアレですよね?全身強化スキルのことよね?

 

「『全身纏い』についてはそうですね。全身強化スキルのことです。『硬気功』『マジックアーマー』等々が該当します。

 『射突』はこういう風にMAGを一気に伸ばす『だけ』*6の技術ですね。

 刀身を『形成』する時は先にこういう風に伸ばしてから加工するといいでしょう」

 

難しい・・・が習得できれば形成時間激減しそうだわ

ハイ。今日の残りは基礎の授業がいいです!

作れる武器って限定されるんですか?

 

「まあ特に話すようなことは無いですし、凰音さんも聞きます?」

 

「えっと知識不足なのでお願いします・・・」

 

「あんまりおもしろい話じゃないと思いますが・・・

 改めて私の周辺にとっての基礎7種『全身纏い』『延長』『分配変更』『性質変化』『形成』『射突』『放出』について話しますね。

 ちなみに奥義や秘儀なんかじゃなくて、ガチで基礎の基礎、出来て当然であり、練度の差はあれど周辺のメンバー*7は全員使えます」

 

基礎の基礎・・・?

出来て当然?

 

「接近戦が、出来る人なら勝手に『延長』あたりは使えるようになってますよ。

 ちょうどいいから『延長』から話しましょうか、コレは簡単です自分の体以外にMAGを纏わせたり伸ばしたりする技術ですね。

 主な使い道は武器に施すことでしょう。出来るか出来ないかで、雲泥の差が出ますので、接近戦する方は自然と覚えたり先輩から教わったりすることが多いと思いますよ」

 

刀剣使うなら絶対覚えろ言われました!

使えるようになった後だとマジで違いが判るからなぁ

 

「違いはコレ*8ですぐわかりますよ。凰音さんこの紙を破いてみてください」

 

「いいですけど。なにコレ硬ったい」

 

「ね?わかりやすいでしょ?」

 

すごいわかりやすい

ああ、そっか。説明する時体感させりゃいいのか

 

「『全身纏い』は、全身強化系のスキル『全般』を指す言葉です。スキルごとに特性の違いはありますが、私の周辺にとっては戦闘時は常時使用が当たり前ですね。

 練度が向上すれば耐性も追加されてきます。最終的には『真・全門耐性』と同じになるでしょう」

 

全身強化スキル自体が消耗重いんですが・・・

けど強化しないと接近戦自体きついからなぁ

習得できてません!

 

「習得してない方は、部分強化スキル覚えて、そこから派生させる方向がいいでしょう。

 私も手足を強化する『マジックソード』というスキルを使い込んだ結果習得しましたからね」

 

そういや部分強化系もあったわ

そっちは割と使ってる

叩き込む時の補助として足の強化に使ってるなぁ

 

「『全身纏い』を使う時に併用するのが『分配変更』ですね。強化率を別の個所に集中させる技術です。

 例えばパンチする時とか殴る手に集中させたりします。基礎7種だとコレが一番重要な技術ですね」

 

「あのAKOさん、なんで一番大事なんです?」

 

「強化率操作は、攻防力の操作と意味は同じです。攻撃にしろ防御にしろ『必要な時に必要な部分に集中させる』のは重要なんですよ。

 同じ力の持ち主が殴り合った場合『分配変更』が、上手な方が勝ちます」

 

物凄い大事なことだとは分かるけども

そもそも操作以前に全身纏い維持で一苦労っす

 

「一応練習方法あげるなら『マジックソード』のような部分強化スキルでこんな感じで集中させていけばいいでしょう*9

 

「が、頑張って出来るようになろう・・・」

 

 

「『射突』はさっき説明しましたから『形成』に触れましょうか。MAGに形を与える技術ですね

 わかりやすいのが『武器』ですけど」

 

「武器以外にもできるんです?」

 

「出来るというより『武器の形』にするのは初歩の方に分類できます。

 『形成』は『MAGに形を与えること(・・・・・・・)』普通に紐のようにしたり、蜘蛛の巣状に貼り巡らせたり、薄い円盤状にしたりとかもできますよ。

 なので重要なのは、形成する物に対する強固なイメージとなります。

 まあ『形成』だけだと意味が無いので『性質変更』も同時に使って形にあった性質を付与させますね」

 

武器が簡単?

あ、そっか形の精度は別として想像しやすいからか

手から刃とか色んな創作で登場するからイメージし易いし

 

「『形成』と同時に使う『性質変更』についてですが、名前通りMAGの性質を変化させるものですね。武器だと『斬撃』『打撃』『刺突』あたりを付与して擬似武器として成立させたりします」

 

「『形成』の時の話考えると初歩なんですか?」

 

「ええ『イメージし易い』でしょう?次に変化させやすいのは、使い手が保有する『スキルの属性』ですね。刀身を『火炎』や『氷結』属性にしたりもできます」

 

あれ?ひょっとしてスキルの形状変更の基礎ってこれらなんじゃ・・・

あ、

基本技能言うはずだわ・・・基礎7種納めてること前提で話してたみたいだし

 

「いつも自分の周辺基準に話してますからねぇ」*10

 

「AKOさんが、普段一緒にいる人達って同格の人達ですよね?」

 

「そうですね。同じ格の人と異界に潜ったり、模擬死合してますので。ちなみに私は『形成』あんまり上手じゃないですね」

 

「武器すんなり作れますよね?」

 

「さっきも言いましたが『武器形成』は難易度が低い方になります。上手な人だと斬撃を放つ糸にしたり、蜘蛛の巣貼って特定の対象のみ絡めとったり、投擲武器すべてに紐付けして投擲中の軌道操作なんかもできます。これは『形成』と『性質変更』の練度が高いのと何より『明確なイメージ』を構築出来てるからできることです」

 

ひょっとしてすごく色々できる?

『明確なイメージ』かぁ

 

「使い手の練度とMAG量で出来る規模が決まる感じですね。ちなみに戦闘に耐えれなくても調理器具や各種工具の代替とかにできますよ」

 

すごい身近な例えが出てきたw

包丁やナイフが無い時の代用になるのに気付いたわ

調理器具の代理w出来るようになろう真面目に助かる

 

「最後に『放出』の説明をしましょうか。想像できる人はいますか?」

 

MAGを発射して攻撃するとか?

わかった。足から出して大跳躍する!

接近戦技術なんだから一定方向に加速するとか?

 

「『一定方向に加速する』『大跳躍する』といった予想した方は使用方法の一部を当ててますね。『移動』や『加速』に使う技術です

 カメラさん少し下がってください。少し動いて見せましょう」

 

「AKOさんが、少し動くと言って『一歩』で部屋の壁に立ってる」

 

見えもしなかったんですが・・・

重力に逆らってるわけじゃないのは姿勢でわかる

姿勢的に性質変化で足を壁に引っ付けてるのかな?

 

「空中って歩けるんですねぇ」

 

優雅に歩いて戻ってきた模様

何やってるのかはわかりやすかったけどね

さっきの説明から考えると足場を『形成』しながら移動してるんでしょ

 

「『放出』使った移動とおまけでよく使う足場関係の使い方ですね。凰音さん『放出』で注意しないといけないとこわかりましたか?」

 

「・・・すいません。早すぎて見えなかったのでわかりません」

 

「視聴者さん達はわかりますか?ヒントは既に凰音さん自身が言ってます」

 

「えっ?」

 

俺も見えなかったしなぁ

んだんだ

けど早すぎて見えなかったし・・・

わかった。『早すぎる』んだ

 

「正解です。『早すぎる』つまり制御に失敗したらそのまま壁や床、障害物などに突っ込みます」

 

「・・・えっと交通事故です?」

 

「そんな感じですね。習得中は、制御失敗でよく手足が取れたものですよ。壁の滲みになったこともありましたね」

 

さらっとすごいこと言ってる・・・

習得中の事故ってことは、さっきの速度で事故ってるのね

この人なんで平然としてるんでしょうね?

 

「慣れです。と言いたいですが、ちゃんと補助*11入れてましたから大丈夫なだけですよ」

 

ああ、各種補助入れてたんだ

そうだよね。大けがしても大丈夫なわけないしね・・・

 

「昔話はこの程度にして『放出』で一番気を付けないといけないのは『速度』と『方向』ですね。加速方向バラバラにしたりすると体がねじ切れたりしますからね」

 

「練習するのが怖いんですけど・・・」

 

「まっすぐ上に足の力無しで『放出』だけでジャンプするとこからでしょうね。無論可能な限り最小出力で始めるべきですが」

 

なるほど

安全な練習方法提案されるとは思わなかった・・・

 

「ちなみに『放出』は体のどこからでもできますよ。移動以外でも『手足の加速』や『姿勢制御』で使いますね」

 

「高レベルの接近戦見てた時、戦ってる人達の手足が急に加速してたのそういう理屈なんですね」

 

「一応これで基礎7種『全身纏い』『延長』『分配変更』『性質変化』『形成』『射突』『放出』の説明終えますね。接近戦をするならこれらの練度を上げていかないときついんですよ」

 

基礎7種全部使える人はほとんどいない気がするけどね

けど使えるようになれば強くなれそうなのはわかるなあ

割と真面目に『基礎』ではあるよね

 

「一通り習得した後は、修練あるのみですよ」

 

「覚えれるかなぁ・・・・」

 

「では今日の配信はここまでにしますね。皆さんお疲れさまでした」

 

「お疲れ様でした」

 

 

 

 

 

 

*1
【カオ転三次】TS^2ようじょの終末対策  に登場。通称バハネキ  本名有紀凰音(ありき おうね)さん。

身長199cm B150/W80/H110のTカップ 職業声優さん

*2
複数発~数十発を一発にまとめて発射する技術

*3
注意:超高等技術です。普段戦う相手が相手だから基準が狂ってます

*4
手をポンっとしてます

*5
片手に構築したグレートソード持ってる

*6
分かりやすいように左手から右手に伸ばして見せてる

*7
修羅勢のこと

*8
『延長』施した紙を指でつまんで持ってる

*9
片腕全体を覆う→手首に集中→指一本 の順に集中させて見せてる

*10
基準や前提が違い過ぎたことに今さら気づいてすこし反省してる

*11
痛覚切断。なお他には何も使ってない。素の精神状態でやってた人




特に隠してるわけじゃないので普通に公開していいと判断した感じですね。
基礎7種はどういったものかを理解するだけでも結構変わる感じだと思います
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