【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話   作:黒焦げ

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人魚ネキは『子供の守り神』言われる理由な御話
自業自得な御話ですね。過去の因果が襲ってくる感じです


外伝26話:因果応報な御話です

緊急相談スレ □●〇

 

 

368:人魚ネキ

変なことになりました・・・

 

369:名無しの黒札

どういうこと?

 

370:名無しの黒札

変なこと?

 

371:人魚ネキ

何故か私の加護を持った悪魔がいます

 

372:名無しの黒札

はい?

 

373:名無しの黒札

え?

 

374:名無しの黒札

確かに変なことになってる

 

375:名無しの黒札

どんな悪魔だ?種類で何で持ってるか想定が付くんだが

 

376:名無しの黒札

与えられるわけが無いから偽装か?

 

377:名無しの黒札

最悪の可能性はタルタロス関係・・・・

 

378:★探求者

封印の揺らぎは観測されていませんね。タルタロスにも異常はないとは思いますが検査しておきます

 

379:人魚ネキ

申し訳ないですがお願いします。

加護持ってる悪魔ですが『子供悪魔』ですね。いくら子供でも悪魔に加護を授けたことはないんですが・・・

 

380:名無しの黒札

ワンチャンあるかな?と思ったが悪魔相手にあげるわきゃないか・・・

 

381:名無しの黒札

けどネキが加護持ってる言ってるから偽装じゃないでしょ

 

382:名無しの黒札

偽装じゃないなら『何で持ってるんだ?』

 

383:名無しの黒札

ホントそうよね

 

384:名無しの黒札

ちなみにその『子供悪魔』はどこにいるの?

 

385:人魚ネキ

うちのシェルターの詰所側の方にある森の中。結構な数がいるし契約者っぽい人間達もいる感じですね

最大の問題は『幻魔 フィン・マックール』『妖精 ティターニア』『妖精 オベロン』がいるってことです

 

386:名無しの黒札

かなりの大物がいるな

 

387:名無しの黒札

森の中の様子は?

 

388:人魚ネキ

よくわからないんですけど、森の中から帰って来た防衛隊の面々いわく『あちこちからここ目指して移動してきた』とのこと

フィン・マックール、ティターニア、オベロンはある程度大きな群れになった時に何処からともなくやって来て合流したそうです

 

389:名無しの黒札

明確に目的地にしてる?

 

390:名無しの黒札

たぶん目的地に移動して来てたの『子供悪魔』で他は一緒に移動してただけだろうな

 

391:名無しの黒札

けど何で目指してたんだ?

 

392:名無しの黒札

考えられるのは『加護』持ってるから、それ頼りに方向決めて移動してきたんでしょ

 

393:名無しの黒札

それより何で加護持ってるかだよ。ガチで理由がわからん

 

394:賭博師

生前に加護貰ってたからだろうな

 

395:名無しの黒札

生前?

 

396:★名無しのデビルサマナー

死にかけの人間の悪魔化は珍しくはないことだよ。*1人魚ネキの加護を持った子供はかなりの数がいた。*2・・・悪魔化した時に寄る辺になりそうなモノがあったら目指すと思わないかな?

 

397:名無しの黒札

あ・・・

 

398:名無しの黒札

自分を助けてくれてたモノ。何も頼れるものが無いなら目指す可能性はあるか

 

399:★名無しのデビルサマナー

人魚ネキの加護の特性上子供達は無条件に目指すと思うよ。自分を守ってくれてる存在だと思ってるはずだから

 

400:名無しの黒札

え?

 

401:★探求者

そうですね。『悪魔化』してる以上余計にそう思ってるでしょうし・・・・

 

402:人魚ネキ

え?なんで?

 

403:名無しの黒札

加護の供給源が何で疑問に思うんだよ

 

404:名無しの黒札

人魚ネキだぞ?細かいことを気にするはずがない!

 

405:賭博師

人魚ネキの『夜の加護』は、特性上『夜中になると加護が補充される』=『自動でMAGが供給される』ものだ。

で、消えかけの状態の子供悪魔にしてみれば自身の命綱そのものだ

 

406:名無しの黒札

あー

 

407:名無しの黒札

お腹がすいて泣いている時に目の前に置かれた漬物付きのあたたかいおにぎりとお茶みたいなものか・・・

 

408:名無しの黒札

そら食べるし感謝する

 

409:名無しの黒札

夜中になればご飯をくれる存在

 

410:名無しの黒札

しかも無条件

 

411:名無しの黒札

そら自分を守ってくれてる存在だと思うわな

 

412:人魚ネキ

・・・ちょっと確認して来てもらいます

 

413:名無しの黒札

俺らも予想なだけだし確認せんとわからんしなぁ

 

414:名無しの黒札

・・・・とりあえず目の前の問題に戻そう

 

415:名無しの黒札

いやぁ意外と穏健な対応してたからビックリというのが感想でした

 

416:名無しの黒札

・・・俺絶対『(悪魔の群れがいたから殲滅したら)私の加護を持ってる悪魔がいました』って書き込みだと思ったもん

 

417:名無しの黒札

・・・・・

 

418:名無しの黒札

・・・・

 

419:名無しの黒札

同じ感想を持ちました

 

420:名無しの黒札

イッテハナランコトヲ・・・

 

421:名無しの黒札

だって人魚ネキだし・・・

 

422:名無しの黒札

最近は悪魔脅迫できるようになったんだぞ!

 

423:名無しの黒札

交渉じゃなくて脅迫な時点でハイ

 

424:名無しの黒札

マジで穏健な対応とってるからビックリ

 

425:名無しの黒札

たぶん『森の中に留まるように』ってティターニアとかが、指示出してるんだろうな

 

426:名無しの黒札

一応シェルターの外側だしね

 

427:名無しの黒札

ただしすごく目立つ位置に集まってる

 

428:名無しの黒札

まあ交渉方法考えてるんでしょうね

 

429:名無しの黒札

存在をアピールして認識してもらうとこから始めてる感じかね?

 

430:名無しの黒札

幻魔 フィン・マックール って割と人間や妖精には友好的なやつよね?

 

431:名無しの黒札

うん。というか英雄系は、全体的に友好的なのが多い。逆鱗に触れない限り

 

432:人魚ネキ

防衛隊の人達に、確認して来てもらったら予想が当たってました・・・

子供悪魔達が、勝手にシェルターの結界超えて中に入って行ったら、確実に敵対判定くらうから必死に止めてるそうです

 

433:名無しの黒札

確定事項としてフィン・マックール、ティターニア、オベロンの誰かがネキのこと知ってるな

 

434:名無しの黒札

人魚ネキは悪魔殲滅者だからなぁ・・・

 

435:名無しの黒札

状況を考えるにどうにかして交渉したいんだろうけど・・・

 

436:名無しの黒札

あーうん。引率組頭抱えてるだろ・・・

 

437:名無しの黒札

少なくとも敵対する気だけはなさそうだ

 

438:名無しの黒札

だろうねぇ。防衛隊の面々を無傷で返してるっぽいし

 

439:人魚ネキ

どうしましょう?・・・ここは一思いに彼ら全員を安らかに眠らせて来世に送り出すべきでしょうか?

 

440:名無しの黒札

うん。予想通りの提案がきた

 

441:名無しの黒札

まあ苦しませようとする気が無いだけ有情ではあるが・・・

 

442:名無しの黒札

被害が出てないから止めときなさい

 

443:名無しの黒札

あと『加護授けてる存在を理由も無く殺す』のは、真面目にまずいはず

 

444:名無しの黒札

ちなみに俺らからしたら『悪魔である』ってだけで殲滅対象になるのはそうだよなぁ。で済ませられるけど

 

445:名無しの黒札

黒札以外から見たら信仰が揺らぐ事態になりかねない暴挙に見えかねんのよ

 

446:名無しの黒札

だって『加護を授かった存在達を理由も無く殺した』じゃあ『加護すらない私達は?』

 

447:名無しの黒札

ネキの保有するシェルターや傘下にいるシェルター全体が不安定になりかねん

 

448:名無しの黒札

だから殲滅するのは最後の手段に回しましょうね?

 

449:名無しの黒札

手厚く扱えとは言わないけど真面目に相手の状態は把握しよう

 

450:名無しの黒札

なお敵対してくるのなら話は別

 

451:名無しの黒札

サパッと始末しましょう

 

452:名無しの黒札

とにかく情報を集めるのと相手の出方次第かな?

 

453:名無しの黒札

とりあえず交渉役の派遣準備はしておいたがいい

 

454:名無しの黒札

向こうの目的が、いまいちわからんのもややこしい原因だけどね

 

455:名無しの黒札

子供達だけなら安全地帯目指してるだけなんだが、何でかフィン・マックール、ティターニア、オベロンがいるのよね

 

456:名無しの黒札

子供達と一緒にいる人間もよくわからんな。シェルター崩壊して放浪してる時に合流したんかね?

 

457:名無しの黒札

たぶんその系統だろ

 

458:人魚ネキ

あっちに動きがありました。交渉役として子供悪魔と契約してる人間と護衛としてフィン・マックールが来るそうです

交渉場所は、防衛詰所の結界の外ちょうど森との中間地点ですね

 

459:名無しの黒札

ネキのこと知ってるの確定だな

 

460:名無しの黒札

交渉役が人間の時点でやり方がわかってる

 

461:名無しの黒札

ネキ側は誰が出るの?

 

462:人魚ネキ

防衛隊長と私の代理としてシフが行きます。交渉がまとまったら私が行く予定

 

463:名無しの黒札

うん。無難な選択

 

464:名無しの黒札

下手にネキが交渉場所に出るのは下策でもあるが・・・

 

465:名無しの黒札

・・・いたら相手をぶっ殺しかねんのでいい判断よ

 

466:名無しの黒札

さてどうなることやら?

 

 

 

 


 

 

 

交渉場所の荒地

 

 

 

 

「先に名乗ろう。幻魔 フィン・マックールだ。今回は交渉役の護衛として同行している」

 

西塔 英二郎(さいとう えいじろう )と言います。人間代表として交渉に参りました」

 

「夜神シェルター防衛隊隊長ロニ ルオトネン。交渉の見届け人を女神から命じられている」

 

「主がシキのシフ。此度の交渉において、主の代理人として貴方方との交渉を行います」*3

 

「シキである貴女が、代理人として来たということは『女神はこちらと交渉してくださる』そう思ってよいのですね?」

 

「そちら側の要求と態度しだいではありますが『話は聞く』そうです」

 

「よかった。少なくともこちら側を即時に排除することはなさそうだ」

 

「我々の要求は『女神の庇護下に迎え入れて欲しい』それだけです」

 

「それが難しいのは『わかっている』でしょう?」

 

「はい。子供達には教えていませんが『悪魔である』ただそれだけで『拒絶』される可能性が高いと」

 

「主のことをよく調べていますね。そのうえで『子供悪魔と共に庇護下に入れて欲しい』と?」

 

「その通りです。『あの子達と共に庇護下に入れて欲しい』のです」

 

『ああ、なるほど。シフその人子供悪魔の血縁者ですね』*4

 

『主、森の人間達の一部はそういう関係性だと?』

 

『でしょうね。唯一残った家族や自身の子供が『悪魔化』したのでしょう』

 

「要求はわかりました。では対価として貴方たちは何を提示するのですか?」

 

「護衛役ではあるが発言を許してもらいたい。我ら『フィン・マックール』『ティターニア』『オベロン』3名がこの地の守護者の役に就くことを提案したい」

 

「ティターニア様、オベロン様両名も了承済みの提案です。子供達と我々は女神の信徒となるつもりです」

 

『シフ『フィン・マックール』『ティターニア』『オベロン』の守護者の契約内容について細かく確認しておいて』

 

『提案を受け入れるのですか?』

 

『契約内容しだいと言っておくわ。このままだと子供悪魔達が勝手に結界越え始めそうだからね。・・・許可なく結界*5を超えようとしたら全滅するだけだから。細かいところは任せます』

 

『了解しました』

 

 

 

夜神シェルター 夜の女神の大神殿

 

 

【挿絵表示】

 

 

さて、どうしたものでしょうね?このシェルター内環境は、人間用に調節しています

この神殿が、完成した時に内と外を隔てる結界を強化したから、そこそこの悪魔*6でない限り無傷での突破は不可能ではありますが・・

 

「イズンこの状況どう思いますか?」

 

 

【挿絵表示】

 

 

「ただ庇護を求めてきた集団だったなら、最悪切り捨てても問題は少なかったでしょうね」

 

「やはり私の加護持ちが問題ですか・・・」

 

「加護を与えるということは、自身の庇護や寵愛を授けるということ。授けた対象が、裏切ったのならともかく理由も無く見捨てたり排除したりしてはいけないわ」

 

「女神として加護を与えた者たちが『庇護を求めてきた』のなら、女神として応じるべき。そういうことですね?」

 

「貴女は上に立つものとして子供達に加護を授けた。たとえそれが貴女の意図と違ったものであったとしても授けたのは貴女。ならばその責を負うのもまた貴女よ」

 

・・・・あの日の実験*7で生じた因果ですからね。なので責任は私にある

 

「一夜限りの加護のつもりだったのですがね・・・」

 

「だけど授けた数が多ければ例外も当然発生するわよ」

 

考えが甘かったそう反省すべきですね。子供悪魔達は私のことを『庇護者』と信じ、その足でこの地まで旅をしてきた。同じ加護を持つ仲間や自身の家族と共に、ここが安住の地だと信じて歩んできた。

子供ゆえ旅の最中に悪さすることなく、ここまで来てますからね*8

 

「あまりこの地に受け入れる気はありませんが」

 

「じゃあどうするのよ?」

 

「貴女も理解しているでしょうが、この『シェルター内の環境』は一部の例外を除き悪魔にとっては過酷な環境です」

 

「そうね。例外を除き常に負荷を掛け続ける環境を構築してあるからね」

 

「防衛施設の一環として構築してますからね。ゆえに子供達を中に入れるのはかえって危ないでしょう」

 

「シェルターの一部をいじるの?」

 

「バランスが崩れるでしょう。防衛詰所の一つを開放します。その代わり彼らが今いる森を防衛施設とします」

 

「いいの?あそこ結界の要の一つよ?」

 

「契約内容として『要に干渉不可』を明記しておきますよ。まあ結界の要自体奥の隔離領域*9にありますから近付かないようにしておけばいいでしょう」

 

「妖精王と妖精女王がいる以上向こう側に『妖精の森』が出来るのは確定してるけど・・・いいの?この地を守る一角を彼らに任せて?」

 

「・・・本音を言えば、今回頼ってきた者たち全員を静かに眠らせて来世に送り出したいのですがね。彼ら全員を迷わず輪廻の輪に送るくらい簡単なことですし」

 

「けど貴女はそれを選ばなかった」

 

「いい加減私も、自身の恐怖心と向かい合うべきなのでしょう。悪魔の根絶やしは不可能な以上、どこかで折り合いを付けねばなりません」

 

可能な範囲を根絶やしにしたところで、いずれ元に戻るだけ。完全な安全確保が不可能な以上妥協すべきところを見つけねばなりません・・・

 

「あ、自覚あったんだ・・・」

 

「まあ子供悪魔とは交流持ったことありますので、まずはそこから慣れていこうかと・・・」

 

「危険性が低いのはわかるんだけど・・・せめてもうちょっと上の悪魔との交流を持とうとは思わないの?」

 

「コワイカライヤデス」

 

「・・・・・先が思いやられる」

 

失礼な。身の程を知ってるだけです。

 

『シフ。彼らを受け入れはしますけど、中身の検査はしっかりしておくように』

 

『了解しました。紛れ込もうとしてるやつらがいないか細心の注意を払っておきます』

 

『向こうに提供する場所は『防衛詰所の一つ』。私からの要求は『現在集まってる森周辺の防衛設備化』。細かいところは任せます』

 

『了解しました。内容が決まったら報告しますので確認をお願いします』

 

『シフ交渉お願いしますね』

 

まあ、交渉自体は問題無く進むでしょうけど・・・子供悪魔となら交流できるよね?

 

 

*1
終末前のメリークリスマス を参照。子供悪魔達について話してるときに言ってる

*2
外伝8話:響いた歌声に対する反応です 永続加護持ちの子供がそれなりにいる。なお完全な想定外なので人魚ネキは気にしていない

*3
シフの目と耳を介して人魚ネキは状況を見ている

*4
過去視を使って相手の旅の過程を見てる

*5
攻勢結界なので触れるとダメージを受ける

*6
Lv40あたり

*7
外伝8話:響いた歌声に対する反応です この話の原因となる『夜』を媒介とした子守唄のこと

*8
個々を完全に見たわけではないが、旅の様子は過去視で確認した。COMPを使った配給受け取りや廃棄・破壊されたシェルターから物資や同行者を得ながら旅してきた模様

*9
真面目に限定された人員しか入れない領域。資格無き者は近付くことすらできないズレた次元にある




人魚ネキが過去に行った行動の結果が襲ってきました。ちょっとは交流できるようにがんばろうかな?と行動し始めた感じです。なおアクマコワイが治るかは不明。悪化するかもしれません


シフが頑張った結果
1:『フィン・マックール』『ティターニア』『オベロン』の3名は『夜神』シェルターの守護役に付く
2:『ティターニア』『オベロン』の両名は、防衛設備として異界『妖精の森』を構築し、そこの主となる
3:『フィン・マックール』は、防衛隊と共にシェルター守護を行う
4:MAG供給源として飛行石を5つ譲渡する
5:子供悪魔及び契約者は、女神の信徒となる代わりに『防衛詰所の一つ』を住居にしていい
6:シェルター住人となるので運営に対して要望する権利を認める

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