【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話 作:黒焦げ
主人公はLvダウン起こさないようにと軽く異界に潜りながらLv25~30の悪魔の群れを子守唄→永眠の誘いで暗殺しながら生活していました
メシア教によるミサイル攻撃というイベントで終末がもう来たのかと思ったら不完全な終末である半終末という状態になりました。
それとメシア教も分裂して穏健派と過激派とかいうのに別れたそうですけど敵の敵なだけでまとめて吹っ飛ばせばいいんですかね?
「ねぇちひろさんメシアンと一緒に仕事に行くときはあっちも一人残さず消せば問題なかったりしません?」
「問題しかないからダメですね」
「消しちゃダメ?」
「かわいらしく言ってもダメなもんはダメです。メシアン嫌いなのはわかりますけど一応分類上は味方なのでやっちゃだめですよ」
やっぱりだめですか最近の依頼にはちらほら出現するって聞きますから
「うーんよしお外行くのを減らしましょうかもともとうま味も少なかったですし」
「つまりここにいる日を増やすんですか?」
「前々から考えてたことを実施するために離れることはありますけど基本はここにいますね」
「私としてはここにいる日が増えるほうがありがたいですね。あと亜湖さんあなたに指名依頼来てますよ」
「指名?いったいどこの誰からです?」
知らない人だったら断りますかね。ってかそもそも私のこと知ってる人のが少ない気がするんですけど?*1
「だいじょうぶですよ。これやる夫さんからの依頼ですから」
「ああスライムニキからの依頼ですか・・・なんで私に指名?」
「なんかペルソナ使いに対して歌って欲しい曲があるんだとかたしか 『全ての人の魂の詩』だったかしら?」
「『 全ての人の魂の詩』・・・たしかベルベットルームで流れていた曲だったかな?」
たしかペルソナ使いの精神を慰撫するために歌われてたような?そういやペルソナ使いの皆さんLvが大幅に下がってるんでしたっけ?*2
「受けてもいいですけど何処で誰を相手にするんです?」
私にこの歌を依頼するということは文字通りの精神の慰撫なんでしょうか?ピアノ弾く人いるのかな?
「黒札と金札の一部ですね。場所はやる夫さんのとこの裏ジュネスです」
「ふむ時期はいつですか?」
「なるべく早くがいいそうですけどどうしますか?」
まあ受けてもいいでしょうけど。コレ協力者必須なんですよね
「歌は私がやれますけどピアノの演奏誰がやるんです?」
「ピアノ演奏ですか?」
「この曲ピアノと歌手いりますから」
慰撫をするなら私は聴覚封鎖しないとダメなんですよね。演奏する人は視覚封鎖です。*3練習でこの辺はどうにかできますけど演奏する人どうするかですよね・・・前から考えてたこと試してみますかね?後で技術部行っておきましょ
「ある程度の準備が出来たらスライムニキを呼んでもらっていいですか?先に聞いてもらって大丈夫か確認して欲しいので」
「亜湖さん側の準備が出来たら来てもらえるようにしてもらいますね」
「それと用事が出来たんで技術部行ってきますね」
「行ってらっしゃい。やる夫さんには受諾してもらったと言っておきますね」
「すいません。森さんかエドニキいませんか?」
「おや珍しい私を呼ぶなんて何か御用ですか?」
森さん割と近くにいたんですな。用事お願いしましょ
「2体目のシキガミと技術的な相談をしたくて呼んだんですよ。ちなみにこれが武器型シキガミの仕様要求と肉体素材*4はこれです見積もりお願いします。」
「シキガミの仕様書と素材は受け取ったよ。で相談って何かな?」
「依頼で歌って欲しいって来たんですよ。でピアノ伴奏がいるんですけど人探すのがめんどくさいんですよ。なんで楽器自体を一時的に簡易シキガミにして演奏させたいんですけど技術的に可能なんですか?」
「楽器のシキガミじゃなくて楽器の一時的な簡易シキガミ化ですか?うーん一時的にするより楽器の付喪神にしてからシキガミにした方がいいような気がしますが」
「厳しいです?単純に演奏さえしてくれればいいのですが」
「うーむ実体を持たないタイプに念動・浮遊・演奏・聴音・視覚・憑依・短距離テレパスを持たせて一時的な器として楽器を用いるという方向で行けば製作できるか?AIの方は応答と曲の指示、楽譜の確認に絞れば簡易化可能そうだし」
「試作でいいから可能そうですか?」
「方向性が決まればある程度は形になりそうですから試作してみましょう。スキルカード代と依り代、素材で代金はこんなものでどうでしょうか?」
電卓叩いて代金見せてくれましたがあんま高くないですし注文しますか
「では今度代金持ってきますので製作お願いしますね」
「注文承りましたと明日には試作完成できると思うから受け渡すときに代金お願いね」
「さっき渡した肉体素材の髪使って繋がり作っておいてくださいね」
「わかった制作時に使用させてもらう」
「では帰りますね。出来たらメールで連絡ください」
「試作が完成したら連絡するよ」
ピアノの方は一応用意できそうですし後は私が歌えるかですね。一応どっちでも歌えますが歌うだけならマーメイドのほうがいいでしょう
「ラァ~ララァ~ラララァ~」
こんな感じの歌声かな?一応神々の加護を通してアメノウズメの権能の一部を使って歌ってはいるのですがそもそも私はこの歌前世でしか聞いた覚えがない転生してからは聞いたことが無いのですよ
「これ他の人の協力無いと無理かもしれませんね。シフ」
「主何でしょうか?」
「お使いをお願いします。ちひろさんのとこに行って 『全ての人の魂の詩』覚えてる人紹介してもらってきてくれませんか?一応権能の応用で歌えてるとは思うのですが」
「了解しました『トラポート』」
では待ってる間は練習していましょう。多分あってるとは思うんですけど
『主 『全ての人の魂の詩』を知る人を連れて戻りました』
『シフご苦労様でした。一緒にこっちに来てください』
「ラァ~ララァ~ラララァ~」
「何で歌声だけなのにピアノの伴奏が伴っているように聞こえるんだお?」
おや?この声はスライムニキですかこっちに来ていたんですね
「お久しぶりですね。『全ての人の魂の詩』を知ってる人を呼んできてとはいいましたがあなたが来るとは思っていませんでしたよ」
「うんこっちがお願いしたことだし協力は当たり前なんだお。で何でピアノ無いのに伴奏が聞こえてたんだお?」
「おや?伴奏の幻聴でも伴っていましたか?」
「幻聴って・・・」
「一応『呪歌』と『芸能神の権能』を用いてますから限定付けて聞こえるようにはしていたんですよ」
「限定?」
「『全ての人の魂の詩』を知っている者が歌を聴く際きれいな歌声だったら伴奏が聞こえてくるという効果ですね。厳密には記憶の再現にあたります」
「ああだから聞いたことある感じになるんだお?」
「記憶の再現に当たりますからね。次からは歌い方変えますよこっちの歌が正しいかが問題なのであと歌い終わるまで何も返事できませんので」
「どういうことだお?」
「ラァ~ララァ~ラララァ~~ララァ~ラララァ~」
目を閉じて事前に用意していた耳栓で聴覚を封じての本来の歌い方です。これでどのように受け取られるのかが大事なんですよね。安らぎを覚えてくれればいいのですが・・・
「はぇ~上手なお歌だお。伴奏も無しでコレなの?」
どういう反応なのかがいまいちわかりませんね?歌が上手だっただけなんでしょうか?
「一応本来の歌い方でやったのですが?コレで大丈夫でしょうか?」
「歌の感じは大丈夫だとは思うんだお」
「まあスライムニキには好評だと受け取りますけど目的はペルソナ2のベルベットルームの歌と一緒でいいんですよね?」
「え?どういうことだお?」
「だって『全ての人の魂の詩』ってペルソナ使いの精神を慰撫するための歌ですよ?」
「・・・あの人魚ネキこの依頼どういう風に聞いてるんだお?」
「『全ての人の魂の詩』をペルソナ使いの仲間に歌って欲しいとだけですけど?」
「それだけ?」
「はい。ほぼそれだけです」
「何で歌って欲しいとかは聞いてない?」
「聞いてませんね。『全ての人の魂の詩』を歌って欲しいだから精神の慰撫だと思ったのですけど?」
「えーとそのコレが当たったからみんなとの話題で出した『全ての人の魂の詩』を聞いてみたいと他の皆が言ったからというのが理由なんですけど・・・」
コレって『人魚ネキに対する歌のリクエスト券』ですね。みんな換金やヘルプに持ってこないのでもう景品に入ってないのかとすら思ってたのですけど
「あら、そういう理由でしたか。こっちが考えてたのとは違う理由だったんですね」
「いやそのここまでガチ準備されてるとは思ってなかったんだお」
「伴奏用のピアノの方も準備進めていますが」
「想定以上のガチ具合だった」
「伴奏の方はコッチのやりたいことの試作品の意味合いもありますから気にしなくていいですよ」
「そう言ってもらえるのなら気もやすまるお」
「ではしばらく練習につきあってもらえますか?」
「それくらいならつきあうお」
「ではしばしの間ご清聴ください。ラァ~ララァ~ラララァ~~ララァ~ラララァ~」
人魚練習中・・・
ヴーッ、ヴーッ
おやメールが来ましたね。中身はと『注文された試作品ができたので確認に来て欲しい』午前中に注文したのにもうできたんですかね?
「スライムニキ技術部に用事が出来たのでいったん練習やめますね」
「わかったお。確認だけど明日来るってことは無いよね?」
「どんなに早くてもあと3日はかかるでしょうね」
伴奏者確保できても何度か練習しないとタイミングずれますしねぇ。ピアノ?は何故か技術部の在庫にあります霊具の類らしいですけどそれを借りてきましょう
「では戻りましょうか。シフ運んでください」
「了解しました。お二人とも背にお乗りください」
「お願いするお」
いったん部屋に戻って代金用意してから戻ってまいりました。試作品の出来はどうなんでしょうか?
「森さんまた来ましたよ」
「すまないね。明日来てくれと言ってたけど、もうできたから連絡したんだ」
「えらく速いですね?」
こっちがびっくりするぐらい早い制作です。実体無いからなんでしょうか?
「こっちもアガシオンは作り慣れているからねその技術の応用というか単に実体を持たないアガシオンみたいなものだね」
「つまり製造工程がいくつかすっ飛ばした感じですか?」
「飛ばしたというより最初の方で製造が終わった感じだね。でこれが依り代の御札対象にしたい楽器に貼れば演奏してくれるはずだよ」
「楽譜の認識は?」
「近くに楽譜を設置すれば大丈夫」
「たしか楽器ありましたよね?試してみたいのですが?」
「音楽室にあるよ。向こう側の部屋だね」
森さんと一緒に移動して試験です。問題なく使えればいいのですが
「そこのピアノに楽譜と一緒にセットして試運転ですね」
♪~♪♪~~~♫~~♪~~~
これうまい下手じゃなくてガチで楽譜を再現してるだけですね。演奏に変化が出ないのは合わせるほうにとってはありがたいですね
『シフ。ここにスライムニキ連れてきてください練習再開しますので』
『了解しました。連れてまいります』
「森さんしばらくこの子と練習してますんで。あとコレ代金です」
「代金はしかと受け取りました。それと練習聞いててもいいですか?」
「別にいいですけど他の仕事とかないんです?」
「ゆっくりと休憩した後再開予定ですね。楽譜見ましたけど『全ての人の魂の詩』ならゆったり聞けますからね」
このへんで休みながら聞いてますよーって向こうに行ってしまいました。まあ気にせず練習再開しましょう
「ラァ~ララァ~ラララァ~~ララァ~ラララァ~」
♪~♪♪~~~♫~~♪~~~♪~♪♪~~~♫~~♪~~
『問い視覚を封鎖し楽譜の認識は可能か?』
『最初ニ楽譜を記録スレバ可能』
『では視覚を封鎖し演奏を続けるように』
機械的に演奏を続けるのでタイミング合わせやすいですねこのまま練習を続けましょう
315:名無しの転生者
技術部の音楽室で人魚ネキがなんか歌ってる
316:名無しの転生者
あの人がそこで歌うのは珍しいな
317:名無しの転生者
ちなみに伴奏付きで歌ってる。めっちゃ落ち着く歌だわ
318:名無しの転生者
へーまだ歌ってるのかな?
319:スライムニキ
たぶん練習のためしばらくは歌ってるはず
320:名無しの転生者
練習?何かイベントでもやるのかな?
321:スライムニキ
イベントじゃなくて券使って歌って欲しいってお願いしたの
322:名無しの転生者
ああガチャ景品のやつか
323:名無しの転生者
部屋まで行って聞いてみよ → ナニコレすごく落ち着く
324:名無しの転生者
歌詞がある歌じゃないなコレ聞き覚えはあるんだけどなぁ
325:名無しの転生者
うんどっかで聞いたことあるような?
326:名無しの転生者
何か聞きに来てる連中で一部がえらいリラックスしてるんだけど?
327:名無しの転生者
それペルソナ使いじゃないかな?この歌『全ての人の魂の詩』だから
328:名無しの転生者
『全ての人の魂の詩』って何だっけ?
329:名無しの転生者
ペルソナ関係のやつかな?
330:名無しの転生者
たしかベルベットルームで流れてた歌じゃなかったか?
331:名無しの転生者
1と2のベルベットルームのBGMだな
332:名無しの転生者
たしかピアノ奏者と歌手の組み合わせだったはず
333:名無しの転生者
部屋で見てるんだけどピアノが勝手に動いてますね
334:名無しの転生者
ピアノ型シキガミでも用意したのかな?
335:名無しの転生者
そんな限定的なもの用意するか?
336:名無しの技術部
技術部からだがアレは憑依型アガシオンみたいなもんだ
337:名無しの転生者
楽器に憑依させてるのか?
338:名無しの技術部
その通り楽器に憑依して演奏する代物。演奏系の儀式の補助とかにも使えるかもしれない
あと戦闘力は無い完全に演奏特化
339:名無しの転生者
極一部には需要ありそうなものだけど憑依型は他にも応用ききそうなの?
340:名無しの技術部
簡易武器シキガミとかに応用はききそうだが低Lvのものにしかならなさそうだ
341:名無しの転生者
ふむ現地民支援武器の候補にはなるか?
342:名無しの転生者
武器に憑依させて性能の底上げか武器に属性付与とかが出来れば使えるか?
343:名無しの技術部
ふむ武器憑依型作ってみるかな?
344:名無しの転生者
↑の『全ての人の魂の詩』に戻すけどさなんでペルソナ使い組はくつろげてるの?
345:名無しの転生者
たしか歌になんか意味あったはずだけど?何だっけ?
346:名無しの事務員
『全ての人の魂の詩』はペルソナ使いの精神を慰撫するためにベルベットルームで歌われてたはず
347:名無しの転生者
へー
348:名無しの転生者
半終末起こった時にペルソナ使いはかなりの打撃受けたはず
349:名無しの転生者
何しろLvが下がるやつが続出し一部は能力消失した何て話もある
350:名無しの転生者
大惨事が起こっとるやないかペルソナ使いは連合でも数が少なかったよな?
351:名無しの転生者
うむ数が少ないうえに3か所も攻略しないといけない場所があるぞ『タルタロス』『マヨナカテレビ』『メメントス』こいつらだ
352:名無しの転生者
P3~5のメインダンジョンだ。ハムネキ スライムニキ 承太郎ニキがそれぞれの担当者だ。
なお↑3つ以外にも小さいやつが発生する頻度が上がってる
353:名無しの転生者
だから現状ペルソナ使いの負担が増えてる状況だな
354:名無しの転生者
たまたまだけど人魚ネキが歌ってくれるのはありがたいことだよ。あの人なら確実な効果が望めそうだし
355:スライムニキ
えとあの人耳栓して聴覚封じて歌ってるんですけど?
356:名無しの転生者
聴覚封じてる?伴奏してる方が視覚封じてたら組み合わせもベルベットルームと同じになるぞ
357:名無しの転生者
可能な範囲で再現してくれてるのかな?
358:名無しの転生者
ベルベットルームには行けないから演奏と歌手の方でがんばってくれてるのか
359:名無しの転生者
割としっかりとした再現だな。これなら効果も見込めるか?
360:名無しの転生者
あの歌聞きながらゆっくり休むか
361:名無しの転生者
本部で暇なペルソナ使いいたら教えてあげたら?気が休まるよって
362:名無しの転生者
そうするかね
363:名無しの転生者
まあ練習だからいつまでやるかがわからんけどね
364:名無しの転生者
あの人のことだから後1時間は歌ってると思うぞ
365:名無しの転生者
ねえスライムニキあの人どこで歌う予定なの?
366:スライムニキ
うちの支部の裏ジェネスだお。いつ歌うかは人魚ネキが決める予定だお
367:名無しの転生者
ほむほむ
368:名無しの転生者
なるほど
369:名無しの転生者
えーとあそこの位置は確か・・・
370:スライムニキ
来る気?
371:名無しの転生者
来ないとでも?
372:名無しの転生者
あの人が誰かの前で歌うの珍しいんだよ?
373:名無しの転生者
ペルソナ使いのいい休憩になると思うんですよ
374:名無しの転生者
巌戸台支部の連中とかも聞きたいんじゃないかな?
375:名無しの転生者
ペルソナ組で過重業務になってる連中は比喩抜きで参加させたがいいと思うんだ
376:スライムニキ
身内からのお願いでやる小さなコンサートのつもりだったのに話が大きくなってるような?
377:名無しの転生者
ペルソナ使いの慰撫のために協力してくれないかな?
378:名無しの密輸課
あの人相手にお願いするなら正面から真っ当な理由でやることをお勧めするよ
379:名無しの事務員
ペルソナ使いの慰撫のために協力して欲しいのなら多分通りますよ
380:名無しの転生者
なら後で本人にお願いしてみるか。スライムニキ同伴お願いしてもいい?
381:スライムニキ
いいお。こっちも改めてお願いしないといけないお
382:名無しの転生者
協力ありがとね。こっちからスライムニキのとこに行くわ。どこいるの?
383:名無しの転生者
スライムニキなら人魚ネキと一緒にいるよ
384:名無しの転生者
歌い終わるまで人魚ネキのとこにいる予定だけど大丈夫かな?
385:スライムニキ
最後まで練習に付き合う予定だから何も問題ないお
386:名無しの転生者
じゃそっちに行くわ。スライムニキ協力ありがとね
原作では半終末の結果ペルソナ使いの人たちの負担が増えたと受け取っているので慰問コンサートするというお話となります。