【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話   作:黒焦げ

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今回登場する教官とシキガミのペアはゲストキャラです。


3話:Lv上げの準備その2

初心者用の講習日になったので集合場所に行くとしましょう。

 

 

 

 

 

修行用異界入口前に行ったら2人組の男女の方がおられましたので挨拶と確認をしましょう

 

「おはようございます。初心者用戦闘講習の教官役の方ですか?」

 

「ん?ああ、おはよう。俺が担当の教官だ。こっちが俺のシキガミ」

 

こちらに会釈された女性がシキガミ*1のようですね

 

「今日はよろしくお願いします。」

 

教えを乞う以上礼をもって接するのが礼儀でしょう

 

「講習参加者は他にもいるんですか?」

 

「いやいない。今回は君だけだよ。そんなたくさん覚醒するなんて滅多なこと*2じゃないしね」

 

「わかりました。早速質問ですけど修行用異界には入るんです?」

 

「ああ 入るぞ。一番浅くてスライムしか湧かないようになってる教習用の場所でやる。念のために先に変身しておいてくれ」

 

「変身するのはいいんですけど。私の変身先マーメイドだから地上移動おっそいですよ?」

 

「そういやそうだった。だから非戦闘時の移動方法について相談てあったんか」

 

「短距離なら尾っぽジャンプで移動できますけど長い距離は遅すぎて・・・」

 

「しかし変身せずに異界に潜るのは危険かと。以上」

 

「しょうがない教習予定地まで俺が担いでいくか。」

 

「女性を担ぐなら私のほうが適任かと。以上」

 

どうやら担いで運ばれる流れになってる模様。変身しとこ

 


 

 

修行用異界 教習予定地

 

 

「お手数かけました」

 

本当に俵担ぎで運ばれてきました。足の関係上担ぐかお姫様抱っこするしかないですからね

 

「まあ陸上の悪魔じゃないしそこは仕方がない」

 

適当な岩に腰掛けます。尻尾で姿勢維持地味にきつい

 

「じゃあ教習を開始するとしようか」

 

「戦闘における基本は知っておられますか?以上」

 

「1体多数は避ける。相手の情報を調べてから攻撃する。自分の得意距離をなるべく維持する。」

 

この辺でしょうか?実際に戦ったことはないので想像でしかないですけど

 

「追加するなら奇襲を警戒するだな。1体多数は避ける。相手の情報を調べてから攻撃するこれが重要だ」

 

「相手の耐性を知らずに攻撃すると反射や吸収される恐れがあります。以上」

 

「アナライズは戦闘前に実施しておく。一体多数に持ち込まれないように立ち回るこれを基本に動いてくれればいい」

 

「なお奇襲で未知の敵に遭遇した時は回避とアナライズに専念した方が良いと思われます。以上」

 

手を上げて質問しましょうか

 

「はい教官 機動力が死んで固定砲台の私はどうすればいいですか?」

 

「質問に質問で返すがお前戦闘時も尻尾ジャンプで回避するつもりか?」

 

「他にどうやって動けと?」

 

首をかしげて答えます。他の方法あったっけ?

 

「メガテンにおけるマーメイドの動きって見たことあるか?」

 

「いえ見たこと無いですけど」

 

見た目は知ってますけど。どんな動きをしてたかは知らないんですよね。

 

「マーメイドは地上でも自分の周辺に水面を展開して周辺を泳ぐことができます*3。以上」

 

「え?」

 

私周辺に水面展開なんてできたの?あれそれじゃなんでさっき担いで移動って話になったの?

 

「あの、じゃあなんでさっき私の移動方法相談した時に言わなかったんです?」

 

「戦闘ではなく異界内の移動方法だと判断していました。能力使用による移動方法は使用者のMPを削っていきますので消耗しない方法を相談されているものかと。以上」

 

「つまりお前さんが『水面を展開して移動すると消耗が激しすぎて戦闘もできなくなるから他の方法がないかって?』って相談だとこっちは考えてたのよ」

 

「つまり私がそもそも能力知らないとは考えてなかったんですね」

 

「こっちはだいたいの能力を把握してると考えてたな。よし最初に何ができて何ができないかを把握することから始めよう」

 

「最初にあなたが把握している能力を改めて説明してください。以上」

 

どうやら私が能力把握していなかったことが想定外だった模様。わかってる範囲を説明しますか

 

「この状態ならブフと子守唄を使えますね。水中移動はプールでやって把握しています。あとは尻尾ジャンプ一回の距離くらいですかね?」

 

「水面展開は使用できるかわからないですか?以上」

 

「マーメイドの動きって口で説明できますか?」

 

「私が知っている範囲ですと腰掛けている岩の周辺に水面がありそこに飛び込んで突撃したり離脱したりしていました。以上」

 

岩に腰掛けて周辺に水面がある。こういうイメージかな?

【挿絵表示】

 

 

「おや周囲に展開できていますね。以上」

 

「時間かかるのかなと思っていたが単に知らなかっただけで使える状態ではあったんだろ」

 

「あとは水面が移動に使えるかの確認ですが。すでに泳がれてますね。以上」

 

「あれなら大丈夫そうだが、移動範囲と消費把握できてるんだろうかね?」

 

「できてますよ。」

 

地面より少し上に上半身を出します。水中にいるのであって地上を泳いでいるわけではないのですよね

 

「消耗と範囲の説明はできますか?以上」

 

「消費は最初の展開のみですね。感覚としてはブフの半分くらいですかね?範囲は展開した場所基準でこっからあのあたりまでですね。あと岩とかは普通に障害物です」

 

「自身起点ではないのですか?以上」

 

「起点は展開した場所ですね。あと展開するまで少し間がありますから奇襲されたら展開たぶん間に合いませんね」

 

「異界内の移動には使えない感じか?」

 

「無理ですね自分中心に常時展開できるなら消耗にも目をつむりますけど。展開→端まで移動→再展開って作業になるとMPすぐに枯渇します」

 

「戦闘には使えますか?以上」

 

「事前準備可能なら大丈夫ですね。展開時間も結構長い感じです」

 

「次は攻撃方法の確認していくか。水面ギリギリにいる俺の位置を悪魔だと仮定して攻撃できる距離まで近付いてみてくれ」

 

感覚的に中央付近あたりが射程かな?泳げるから移動が楽でいいですわ

 

「確認のためにこの岩に攻撃飛ばしてみてくれ。」

 

手と視線を向けてからの

 

「ブフ」

 

発動させた攻撃は無事命中した模様

 

「対象を確認してから発動までの時間を考えますと及第点かと。以上」

 

「狙ってから撃つのは基本だし間違っていない。遠距離攻撃の基本は学んでいてくれてありがたい」

 

「基本はできているでいいんです?」

 

「遠距離攻撃の基本はできているから問題はないよ。あと初心者は接近戦を考慮しない方がいいと俺は思ってる」

 

「初心者の接近戦はよほどの度胸かそれ用の異能がない限り非推奨です。以上」

 

「なんで近づかれたら距離をとるか回避に徹することを俺は推奨してる」

 

「まあ距離をとって叩けってことですね?」

 

「そういうこった。あとは実際に動いて確認するしかないからな」

 

「残りの教習時間は教習用として私がスライムを一匹ずつ連れてきますのでそれを使って実地訓練です。以上」

 

どうやら口頭説明と能力確認が終わったので実地訓練の模様。私は倒せますかね?

 

「こっちは手を出さない色々攻撃方法を試してみるといい。あとアナライズ情報は渡しておく。物理と呪殺以外は全部弱点だ」

 

初心者が倒しやすい相手ですね。っとスライムがやってきましたか射程に入り次第

 

「ブフ」

 

一撃でした。弱点+不意討ちだったのもあるでしょうから他のパターンも考えながら攻撃してみましょう

 

・・・・・こっちに気づかせてから攻撃しても一撃でした

 

子守唄を歌ってから攻撃してみようとしたら何故か教官も寝かけたり

 

背後や側面から攻撃してみようと思ったら水面範囲の関係*4上厳しいことに気づいたり

 

水面下に隠れて攻撃しようとしたら相手の位置がわからなくなったり*5

 

 

 

 

 

 

・・・・人魚訓練中・・・・・

 

 

 

いきなり自分が展開していた水面が消えて地面に落下しました。痛い・・

 

「・・・すいませんMP切れです」

 

「訓練続行不可能と判断します。以上」

 

「ここまでだな。異界から出るまでが初心者講習と言いたいけど始まりと同じでこっちが運ぶわ」

 

「異界外に出たら実践訓練の評価と非戦闘時の移動方法についての相談の答えをお教えします。では失礼します。以上」

 

疲れていますしおとなしく担がれて運ばれましょう。

 

 

 


 

星霊神社の講習室

 

「まず実践訓練についてだがブフを使った攻撃は問題なかったよ。問題は子守唄のほうだな」

 

「子守唄は敵対している相手にたいして効果をもたらすものですがあなたの場合は敵味方無差別に効果が出ています。以上」

 

「無差別に効果が出てます?」

 

「効果対象がおそらく『歌』を聞いたものになってるな。Lvが上がって制御ができるようになればいいけど基本味方がいる場合は使わない方がいいぞ」

 

「わかりました。使用には注意します」

 

「対策としてシキガミに睡眠耐性を持たせておけばペアでの戦闘では使えますが臨時のPTなどでは封印しておくことを推奨します。以上」

 

後で製造部に行ってスキル追加できるか相談しておかないといけないかな?

 

 

 

「さて次は非戦闘時の移動方法についてだが」

 

「単純に移動用のシキガミを用意するのが速いという結論にいたりました。以上」

 

「戦闘用とは別に移動専用のシキガミを用意するのが一番いいが2体も借りるとなると出費もかさむから」

 

「大型の一反木綿型のレンタルシキガミを借りるのが良いかと。以上」

 

「オニ型のシキガミに比べたら戦闘力は落ちるが移動性能が良いから専用シキガミまでのつなぎに使えるし専用シキガミの性能次第じゃそのまま購入も考えたがいいぞ」

 

「ただし乗ったまま戦闘は行わないようにしてください。常に指示出しをしなければいけないので戦いになりません。以上」

 

「なるほど利便性重視でレンタルを選べばいいんですね?」

 

「それでよいかと。以上」

 

「質問や相談が無いならこれで講習は終わりの予定だが?」

 

「特に質問や相談はありませんね。講習ありがとうございました」

 

「じゃあこれで終了だ。これからもがんばれよ」

 

「ではこれで解散とします。以上」

 

一礼を教官に行ってから解散となりました。

 

さて今日は製造部にスキル追加の相談に行ったら帰るとしましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
見た目は境界線上のホライゾンの侍女式自動人形

*2
カオ転ごちゃまぜサマナー外伝 愉快な転生者がメガテン世界で生きあがくようです

*3
真 女神転生5のマーメイドの戦闘モーション

*4
円の最外縁部からスライムがやってくるため

*5
水面の向こう側は光の関係で見えにくい




主人公が行った水面展開はマーメイドの戦闘モーションからの拡大解釈&独自設定です

子守唄の効果が無差別なのは対象が『歌を聞かせた相手』と主人公が思い込んでたため敵味方の区別を考えていなかったせいです



名前:水野 亜湖(みずの あこ)
Lv:3
変身悪魔:マーメイド
保有スキル:ブフ 子守唄 ザン←NEW

特殊『水面展開 Lv1』:起点を決めそこから円状に水面を展開する。水面は本人とマーメイドたちのみが影響を受ける。地上少し上に水面がありその下が水中という扱いになる。電撃ダメージの範囲と威力が増大するという欠点もある
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