【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話   作:黒焦げ

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修羅の初心者卒業試験準備です


32話:新しいシキガミ完成です

星霊神社 技術部

 

 

 

 

注文していた新しいシキガミに問題が起こったので来て欲しいと言われてやってきましたが

 

「エドニキ呼ばれてきましたがその双子は誰ですか?」

 

【挿絵表示】

 

 

知らない双子がこちらを見上げています。感覚からシキガミなのはわかりますけど

 

「人魚ネキ注文されていたシキガミに擬装用の変化をお願いしますって言ってただろ?」

 

「ええ武器の杖と防御用の小盾の2種をお願いしてましたよ」

 

接近戦のチュートリアル前にもう一度仕様書もってって再度の見積もりお願いしましたし

 

「ああ2つで一つのシキガミで素材は合金樹*1での注文だったな」

 

見上げて来ていた双子がてくてくこっちに来てますね

 

「ええ注文はそれであってたはずですが?」

 

「ああ注文に沿って作ってたんだよ。擬装用の変化の見た目以外は」

 

「そこは指定しませんでしたから人型でも装飾品でもデザインは任せますって言いましたし」

 

「デザインをフリーハンドで投げるやつは普通はいないんだがな。で問題になったのがここだ」

 

何か不安そうに左右でこっちの服の裾握って見上げてるんですが・・・

 

「まあデザイン担当者がメイド服着せた女性シキガミの姿を取るように設定したんだが」

 

「なんとなくわかりましたが1人のはずが2人になったんですね?」

 

「うむ変化Aのカードと追加でネキが肉体素材大量に持ってきた分*2を投入したら2人になった」

 

「発生した問題は?」

 

「2人揃わないと変身できない。スキル容量は2人で共用になってる。おそらくHPやMPあたりも共用だな」

 

「原因は武器の杖と防御用の小盾で2種の要素があったからそして大量の肉体素材あたりですか?」

 

近くの長椅子に座って両隣に座らせます。裾握ったままですか・・・

 

「役目が違うからシキガミ側が分割して増えたんじゃね?ってのが最初に見たやつのセリフ。『並列思考』『分割処理』『高速演算』あたりのカードも原因じゃないかと思ってる」

 

「人格の破損や機能の損傷は起こらないのですか?」

 

「そこは大丈夫みたいだ。役割を分けてるだけっぽいからな。Lvがあがれば安定すると思うぞ」

 

「問題起こらないのなら別にいいですけど。この子達これで完成してます?」

 

「してるが双子になってるから最悪拒否されるかもしれんとは考えていた」

 

「機能や性能に問題は無いのでしょう?」

 

「そこは保証する」

 

「ならいいです。武器と防具を同時に注文した結果だと受け取りますので」

 

とりあえず双子を膝に乗っけます。

 

「名を付けます。盾の子を睡蓮(スイレン)杖の子を文目(アヤメ)と」

 

『『ありがとうございます。マスター』』

 

ん?テレパスで返事?

 

「エドニキこの子達に『会話』いれてましたっけ?」

 

「テレパスはいれてるが会話は入れてないぞ」

 

「あーだからしゃべってなかったんですね」

 

そして目で訴えてた原因は私とのラインが無いからテレパスも送れなかったからと

 

「今なら『会話』割引サービスして提供するが?」

 

「ついでに『食事』『家事』入れれます?」

 

見た目が見た目ですしついでに入れておきましょう。素材に私をたくさん使ってますし多分容量は大丈夫なはず

 

「まいどあり。じゃ、その双子と一緒に来てくれカード挿入するから」

 

「わかりました。行きますよ睡蓮 文目」

 

『『わかりました』』

 

安心したのか裾は放してくれました。かわりに手を繋いでますけどまあカード挿入したら修行用異界に行きますかね

 

 


 

 

 

修行用異界 上層

 

 

 

 

「睡蓮 文目 武装化しなさい」

 

『『武装化します』』

 

文目の見た目は注文通り金属の棒*3ですね。艶消しで光の反射も抑えてあります。睡蓮は籠手と一体化した小楯*4ですね。こちらも艶消しして反射を抑えてくれてあります。

 

「軽く悪魔と戦って不具合が無いかを確認しますよ」

 

『『了解』』

 

棒術この子達に組み込むべきでしたかね?扱えればいいのですが・・・最悪浮遊砲台になってもらいましょう

 

『全身強化発動待機』『バレット形成・弾種貫通・数10・迎撃用・権限委譲』

 

『権限の委譲を確認しました。バレットの維持と迎撃待機を開始します』

 

『では移動します。睡蓮はサーチとアナライズを担当。Lvと名前あと物理耐性が有るかわかればいいわ』

 

『了解』

 

ゆっくり移動しましょう。今日の目標は睡蓮と文目の能力の把握ですので

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『サーチに感知有り。Lv5スライム、Lv3ウィルオウィスプ Lv3ガキです』

 

『射程距離に入り次第先制射撃許可』

 

『了解』

 

さて命中精度と射程はどの程度変化しますかね?私は狙わないと甘くなりますから連射はあんまりしないんですよねぇ

 

『悪魔までの距離・並びに向き把握。足裏スフィア形成・弾種爆発・任意起爆』

 

『では奇襲しますよ。初手で潰しなさい』

 

『『了解』』

 

では一息に突入して射撃を任せておきましょう

 

『『目標補足。射程圏内攻撃します』』

 

おや別目標に同時射撃してますね。しかも突入中の速度で行うとは

 

『よくできましたね。ほとんど静止目標でしたが同時攻撃可能なのは頼りになります』

 

『『ありがとうございます』』

 

『では最初のチェックポイントまで歩いていきましょうか道中遭遇する悪魔は全て一撃で倒すことを目標にしますよ』

 

『『了解』』

 

射撃の精度は私より上と思っていいでしょう。ある程度は射撃魔法待機させておく感じにして運用しますかね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遭遇した悪魔を奇襲しながら移動中

 

 

 

 

 

 

 

 

『サーチに感知有り。Lv10魔獣カソ Lv11妖樹サンショウ Lv12凶鳥モー・ショボー Lv11妖獣チャグリン』

 

『ローレッタの大弓*5の射程圏内?』

 

『圏内です。ただ迎撃が機能しなくなります』

 

『迎撃一時停止。睡蓮サーチ継続、文目ターゲットロック対象は任せます』

 

『『了解』』

 

『ローレッタの大弓・矢じり貫通・数1。文目誘導開始』

 

『了解誘導開始します』

 

『サーチ継続します』

 

 

『着弾を感知。目標モー・ショボー撃破』

 

『再生成・矢じり爆発・数2。文目誘導可能?』

 

『可能ですが精度は落ちます』

 

『至近弾で構いません。削るのを優先します』

 

『了解誘導開始します』

 

 

 

 

『弾着を感知。カソ、チャグリンの撃破を確認。サンショウがもうじき目視範囲内に到達』

 

『強化開始』『足裏スフィア形成・弾種爆発・任意起爆』『射突・形成・ランス』

 

目視範囲内に入ったので速攻突撃で串刺しに挑戦しましたが

 

「ダメですね。遅すぎます」

 

一撃で仕留めましたが速度が遅すぎます。何しろ悪魔側が迎撃動作取ろうとしてましたし格下相手でこの反応されたのなら同格には効かないでしょう

 

『マスター今の動きで『遅い』のですか?』

 

『遅すぎます。格下の相手に対処する時間を与えたことが証拠です』

 

『MAG操作補助なら可能です』

 

『指示する時間がありません。動作中に補助可能?』

 

『効率化なら可能かと』

 

『では次の接近戦で確認します。睡蓮近くに悪魔いますか?』

 

『先ほどの弾着音に気づいたグループが接近中。Lv13スダマ 4体です』

 

『MAG操作補助を優先しなさい』

 

『了解』

 

『足裏スフィア形成・弾種爆発・任意起爆』『スフィア形成・弾種散弾・数4・任意起爆』『四肢性質変更・斬撃』

 

『突入します』

 

初手の散弾面制圧&目くらましで接近攻撃予定ですが接敵から何手で倒せますかね?

 

 

 

『補足・スフィア起爆・面制圧』『放出・姿勢制御』『右腕・形成・ブレード』

 

『補助入ります』

 

 

奇襲の面制圧でまず2。次に目の前のスダマを文目で貫いて3

 

こちらに振り替える途中のスダマに対して『左腕射突・形成スピア』で貫いて4

 

撃破完了です。3手で終了。突入速度のまま倒せました。ふむ

 

『全体的に速度と精度の向上といったところでしょうか』

 

『先ほどの攻撃時に比べて速度は『速く』なったとは思われます』

 

『確かに『少し速く』なりましたがやはり根本的に練度不足ですね。あなた達の補助有りですらきついでしょう』

 

『練度不足ですか?』

 

移動しながら検証です

 

『基礎となるMAG操作が遅い。接近戦の経験の少なさからくる判断力不足。複雑な高速機動が出来ない。この辺りが課題でしょう』

 

『最初のチェックポイント側に到達しました』

 

『いったん帰ります。次はあなた達の姉のシフと一緒に来ますよ』

 

『『了解』』

 

 

 

さて上層の低Lv相手ですら対応されかねないと仮定するなら接近戦は近接を許した時か奇襲成立の時に限定すべきでしょうか?

私の能力では近接戦闘自体が無謀なのかもしれませんが最低限はできるようにならねばなりません。

初心者卒業試験として接近戦で悪魔を倒しながら上層最奥を目指すという約束をチュートリアルで色々教えてもらった修羅勢の皆さんとしてますしがんばりますか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
【カオ転三次】終末を約束された世界で心のままに生きていく より

セコイア種の樹木を元に金属との融和性を組み込んだ幻想植物。

火に掛けても燃える事は無く、鉄と同等の温度で溶け、冷え固まった際には木材と同様のハニカム構造を形成し、様々な合金へと変化する木材で、合金にした後も木目が残るのが特徴。

 

また、土壌の金属を根から吸収し、葉っぱ毎に一種類ずつ金属を蓄積させる性質を持つ。

 

*2
接近戦修行で取れたやつ

*3
細長い金属の棒

*4
エルデンリングの黒き刃の手甲+ダークソウル3の聖花の盾

*5
エルデンリングより 杖を弓にして魔力生成の太い矢を放つ。矢じり変更可能。誘導性能あり




主人公が遅い言ってるのは比較対象が修羅勢の皆さんだからですね

もし主人公の自己評価を一般黒札が聞いたら「あんだけ接近戦強いのに何言ってんだあんた?」と言うでしょう。

あと主人公は『装備の消音スキル』で戦闘時ほぼ無音動作です。攻撃時もほとんど音がしません
スフィアの爆発音やバレットなどの着弾音以外全部無音です




名前睡蓮 と 文目
Lv10
攻撃魔法ローレッタの大弓*1
補助魔法マジックシールド*2 テトラシールド*3 マカラシールド*4 
パッシブ迎撃*5 警戒 
汎用スキルテレパス 変化A 並列思考 分割処理 高速演算 
浮遊 会話 食事 家事 エネミーサーチ デビルハイ・アナライズ
耐性属性物理
無効属性氷結 破魔 呪殺 状態異常*6
注意事項2人で一人の装備式神。2人揃わないと装備形態になれない。
思考以外はほぼすべてを共有している

*1
エルデンリングより 杖を弓にして魔力生成の太い矢を放つ。矢じり変更可能

*2
魔力でできた盾を睡蓮周辺に展開。

*3
テトラカーンを睡蓮周辺限定で展開する。

*4
マカラカーンを睡蓮周辺限定で展開する。

*5
待機させている射撃魔法で攻撃や敵を迎撃する。

*6
武器形態時のみ。人型時は精神異常のみ

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