【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話   作:黒焦げ

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主人公はがんばって交渉方法を考えて試験に挑んでいます


41話:悪魔交渉試験です・・・

星霊神社 悪魔召喚・交渉技能講習場

 

 

「この試験はね昔と比べて難易度低くなったのよ」

 

「はい」

 

「悪魔召喚プログラムを通すこと前提で最大の難関である契約関係の問題を省略できるの」

 

「知ってます。悪辣な方法での不利益を防いでくれるというのも」

 

「そうだね。君は『契約』や『相手の容姿に惑わされない』部分は何も問題は無いよ」

 

「がんばりました」

 

「けどね・・・・・試験用悪魔を全て『滅する前提』でしか交渉しないからこうゆうことになるの」

 

「?」*1

 

「今君が殺したのが最後の一体だよ」

 

「アレ?他にもいませんでしたか?」

 

「何度目かな?君が試験用悪魔を皆殺しにするのは」

 

「えーと試験回数分?」

 

「確かに交渉で相手に惑わされないようにと『子供』『美人』の悪魔を拷問させたりして訓練させたけどさ。一律相手を滅する前提で動くようになるとは思わないじゃん」

 

「だって『交渉』苦手ですし『悪魔』怖いですし」

 

「ちなみにあっちの奥で抱き合って怖がってる皆さんは君のが怖いみたいだよ?」

 

失礼なちょっと強面な悪魔を拳で従えようとしただけじゃないですか*2

 

「なので君のシキガミ達からの提案である『交渉』を習得して主の代行になるという方法をすすめるよ。というよりこのままだと合格しないから交渉系はシキガミ達に任せた方がいい」

 

「そんなにです?」

 

「さすがにこの回数受験して合格しないのは滅多にいないんだ。おとなしく苦手部分はシキガミを頼りなさい。スキルカードはあげるから後で受け取りに来てね」

 

「・・・・はい」*3

 

 

 


 

 

ガイア連合 女子寮 休憩所

 

 

 

 

 

「んで?シフとかに交渉任せた今回の試験結果は?」

 

「るるさん・・・・・試験の結果は合格でした・・・」

 

「あの亜湖さん合格したのに何でそんなに沈んでるの?」

 

「小鈴さん私ね自力で受かろうと頑張ってきたんですよ。何度も何度も講習受けたり復習したりして結果は全部落ちましたが」

 

机に突っ伏したまま返事をします。ほんとに試験合格しようと努力したんですよ

 

「ごめん亜湖さん私初回でその試験受かったの」

 

「同じく初回で受かったわ」

 

「ゴフッ・・・」

 

何でみんなすぐに合格するの?ワタシズットオチテタンダヨ?

 

「あのさ人魚ネキ前回一緒に試験受けた者として言わせてもらうけど『悪魔交渉試験』であって『悪魔恐喝試験』じゃないんだよ?初手で一匹殺してから拳で交渉するのは違うと思うんだ」

 

「私の時は射的の的にしてたわよ。確かに生殺与奪権握って脅迫も交渉っちゃ交渉だろうけどかえって危ない結果になると思うんだけど」

 

「スキルで誘惑して契約結ばせようとかもしてたよ」

 

「私は3回目で受かったけどさ。その時の人魚ネキは悪魔を生きたまま解体してたわね」

 

「ねえ亜湖さん?悪魔交渉ってさTALKで行うもので拳で行うものじゃないんだよ」

 

「私もほぼ交渉しないけどさ基本はTALKでやるものだよ」

 

「・・・・がんばって交渉方法考えたのに・・・」

 

「亜湖さんソレ交渉じゃない拷問って言うの」

 

「拳は万能な言語ってどこかで見ましたよ?」

 

「それは間違いなく間違った情報だね」

 

「がんばって格闘と関節技習得したのに効率的な破壊術とか急所の見極め方とかも教わったのに」

 

修羅勢の皆さんに頭を下げてきちんと教えてもらったのに・・・*4

 

「亜湖さん何で口での交渉術じゃなくて肉体言語オンリーなのよ」

 

「だって口で『悪魔』に勝てそうにないですし・・・あと『悪魔』怖いですし」

 

下手なこと言ったり行動したらそこから『契約』に持ち込まれるとか教わったんですよ。怖いに決まってるでしょ*5

 

「「「「・・・・誰が悪魔を怖がってるって?」」」」

 

「何故皆さん疑問形?」

 

「それは亜湖さんの普段の行いのせいだね」

 

「るるさんどういうことです?」

 

「そら修羅勢なのに悪魔が怖いなんて言ったら疑問しか湧かないでしょ?」

 

「そら修羅勢の皆さんが悪魔怖いと言ったら不思議ですよね」

 

「そそだから亜湖さんが悪魔怖いって言っても信用されないんだよ」

 

んん?どういうこと?

 

「あ、なんか疑問覚えてる顔だ」「そうだった亜湖さんは修羅の自覚無いんだった」

 

「人魚ネキLv50超えの人が悪魔怖い言っても説得力無いでしょ?」

 

「ここにいますよ?」*6

 

「この業界だと悪魔と正面切って殺し合いしてる時点で怖いと思ってないと思われます」

 

「私からしたら接近戦で正面から戦える時点で恐怖心なんてあるの?って思うわよ」

 

「自分のPTだけでシキオウジ撃破してる時点でおかしいって」

 

「悪魔と戦い続けられる時点で恐怖の対象として見てないでしょうに」

 

「ぐすんみんながいじめる」

 

「ネキそんなこと言っても周囲からの評価は変わらんよ」

 

「なんで?」

 

「ここの面々人魚ネキと一緒に試験受けたことある者ばっかりなのよ。で試験中の行動の結果は?」

 

「皆殺しにしました」

 

「うん表情全く変えずに皆殺しにしたよね」

 

「射的の時は笑ってたわよ」

 

「解体してた時は無表情だったわ」

 

「ねえ亜湖さんその場面見てないけどさどこに悪魔に対する恐怖があるの?」

 

「おかしい私は交渉で不利になるから拳に頼ってるだけなのに・・・」

 

「あ、わかった。『交渉で不利な契約結ばされるのが怖い』のか」

 

「そうですけど。うかつなこと言ったらそこから不利な契約に持ってかれると思ってましたし」

 

「何でそんなに警戒してるの?」

 

「そうですね

 1.私は高Lv女性覚醒者つまり母体として狙われます

 2.悪魔言語わかりません

 3.皆殺しにしましたが中層で結構悪魔が交渉しようとしてきました

 4.セツニキから悪魔交渉の怖さの説明受けました」

 

「おもに4が理由だね」

 

「修羅勢の古参の方だっけ?」

 

「そそ3老って言われてる最古参勢の修羅だね。オカルト知識がすごい豊富な人で昔からデビルサマナーを安易に目指した連中にお灸をすえたりしてたね」

 

「でセツニキから私は契約の危険性とか対処法や注意点なども含めて説明受けてたんですよ」

 

「で『悪魔との交渉は怖いもの』って覚えたのね」

 

「です。で安全な交渉方法は何かと考えたら拳で()ればよくないかと考えつきまして」

 

「どこをどうしたらそんな結論になるの・・・あと発音何か違わない?」

 

「気のせいです。でアレコレ交渉方法考えて試験に挑んでました」

 

「そして全て落ちたのね」

 

「・・・・コンカイハウカッタモン」

 

「シキガミに感謝しなさいよ。交渉関係全部やってくれるようになったんだから」

 

「そこは3人全員に感謝してますよ」

 

多重チェックでより安全になりますからね

 

「でもこれで亜湖さんも下層探索許可下りたんだね」

 

「そうですね。許可は出ましたがセツニキから睡蓮と文目のLvもう少し上げたがいいぞって言われましたからもう少しの間中層奥でLv上げですね」

 

「準備終わったら下層行くのね」

 

「準備終わって下層に行く時は引率の方紹介してくれるって約束もしてますね」

 

下層環境は厳しいですから引率の方に初回は連れてってもらいましょう

 

「油断してないのはいいことよ。下層以降は本気で危険性違うからね」

 

「そのための準備をしてから潜りますよ」

 

とりあえずは各種耐性強化と消耗品の見直しをしてから下層に挑戦するようにしましょう。装備品使えないから耐性強化くらいしか対策できないんですけどね・・・あとは何が出来るんでしょうね?修羅勢の方々に相談しますか

 

 

*1
血濡れで首傾げてます

*2
Lv23の妖鬼オニを複数殴り殺した

*3
すごくしょんぼりしてます

*4
当たり前のことですが修羅勢からは戦闘力向上のためと思われてます

*5
【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録 80話と91話あたりで契約の危険性紹介がある

*6
不思議そうな顔して自分を指さしてる




主人公は悪魔交渉は肉体言語オンリーだったので試験に全く合格できませんでした。ちなみに神主が呆れるLvだったりします
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