【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話 作:黒焦げ
セリリや幼女ネキのセリフは向こうから持ってきてます
「エドニキ睡蓮と文目の整備と改造お願いしますね」
「了解したが思いっきり裾握られてないか?」
「2日くらい技術部行きと言ってからずっとですよ」
数日前アダマントス合金木*1を佐渡金山異界*2に行って一本切り倒して必要分だけもらって帰るときに改造と整備で技術部に2日ほど預けますよって言っていこうずっと引っ付いてます
「「アダマントス合金木苦いから嫌い」」
「あー事前準備として食わせといてくれと頼んだぶんか」
「粉末にして琥珀楓のシロップ混ぜたりしたんですけど属性の問題か苦みが消えないんですよね」*3
「理由聞いてなかったが何でアダマントス合金木に素材更新するんだ?」
「『永眠の誘い』の即死効果増強と即死無効を得ることですけど神主さんから外部干渉防御強化するからシキガミ強化してとも言われてまして」
「干渉防御付けてるよな?」
「常時してますよ。あとしばらくの間神社から出ないようにとも」
「かなりやばいことになってる?」
「多分本来の変身先関係でしょう」
ニャルになるなんて厄ネタの塊のような方もおられますしるるさんも本来の変身悪魔はやばいらしいのでそっちにいかないようにするためなんでしょう*4
「まあマーメイドってかなり低位の悪魔だしなぁ」
「そのせいで本来の変身先がわからないんですけどね。最近占ってもらったら『気になるだろうけどまずいことになるから教えれない』『ぜひとも今のまま成長してってくれ』とのこと」
「ネキの成長ってこのままだと多分歌と人魚つながりでローレライだろうな」
「たぶんそうじゃないですかね?」
ものすごい納得いく成長先ですし
「改造と整備はこっちの仕事だからその子達預かりたいんだが」
「ではお願いします。睡蓮、文目裾から手を放してくれる?」
「「・・・・・・はい」」
ものごっつい放したくなかったみたいだけど放してくれましたね
「2日後にむかえに来ますね」
「万全の状態にしておくから安心しておいてくれ」
「その辺は信用していますよ」
「「ますたーはやくむかえにきてくださいね」」
「・・・終わったら連絡ください」
「なるべく早く終わらせてやるよ」
このままいると泣き出しそうなので移動しますか
さてどうしますかね?あの子たちいないと異界には潜れませんし星祭で戦闘訓練でもしますか?
「ん?おお人魚ネキちょうどいいところにいてくれたな」
「おや幼女ネキどうしたのですか?」
「単刀直入に言おう。マーメイドの泳ぎを教えてくれ」
「誰にです?」
「無論私にだ。泳ぐためマーメイドに変身できるようにしたが泳ぎ方がわからん」
「まあ時間あるからいいですけど何処で教えましょうか?」
同じマーメイドなら場所何処でもいいですしね
「娘のイズナが待っているとこに湖があるからそこだな」
「・・・・娘?誰の?」
「もちろん私のだ。きちんと認知もしてるぞ」
「・・・・まあこの業界ならそうゆうこともありますか」*5
「ではイズナが待ってるから連れてくぞ」
「あの湖ならシフで飛んだが早いですよ。シフ運んでください」
最初から大きいままのシフの背中に幼女ネキを抱っこして座ります
「了解しましたがいつもの場所でいいのですか?」
「ここから移動するよりずっと早いですから構いません」
幼女ネキもノワールさんで慣れてるのかおとなしく胸に頭を預けて座ってくれて楽です
「
「うむ今戻ったぞ」
幼女が少女から母ではなく父と呼ばれるというすごく不思議な光景を見てる気がします。事前に娘であると聞かされていないなら信じなかったかもしれません
「かなり不思議そうに見られておりますがイズナは間違いなくマスターの娘です」
「この業界に常識は通用しないと知ってはいましたが実際に体験するとは思いませんでしたよ。見た感じ悪魔との混血ですが母が悪魔ですか?」
クローンとか人造人間とかもあり得ますけど見た感じだと混血だと思うんですよね
「ウカノミタマ神との間に授かった子です。何か問題でも?」
「見た目ですよ。赤子の年齢なのにあの容姿です。あの子の肉体・霊質に異常は無いのですか?」
ああいう急成長は肉体・霊体にかかる負荷がすさまじかったはずです。何かしら致命的な問題が発生してもおかしくありません
「イズナの心配をされただけでしたか今のところ何も問題無いと黒医者ニキさまから伺っております」
「今のところは大丈夫ですか強力な負荷をかけ続けるようなこともしてないでしょうし・・・・・ノワールさん?」
さきほどはこっちを睨まれてましたが目をそらしてますね。なんか漫画表現でギクッって効果音がつきそうな感じです
「・・・・異界で修行してます」
「生まれたときのLvと現在のLvは?」
「Lv1で生まれて現在25です」
「1ついいでしょうか?おそらく急成長で負荷がかかってる状態で修行なんぞしたら危険だと思うんですが?」
「こまめに検査するようにしてますのでそれで対処するしか・・・」
「性格と行動は親譲りですかご苦労様です」*6
「おーい人魚ネキこっちに来てくれ」
「呼ばれたので行ってきますね」
「行ってらっしゃいませ」
「
「人魚ネキ紹介する私の娘のイズナと私の仲魔のセリリだ。イズナこの人は私と同じデビルシフターの人魚ネキだ。」
「初めましてイズナさん セリリさん私は水野亜湖 皆からは人魚ネキと呼ばれています」
「
素直な良い子ですね。パッと見て問題なさそうなのはいいことです
「マーメイドのセリリよ。今後ともよろしく」
悪魔といえど信用できる人物の仲魔なら警戒する必要はなさそうですね*7
「では予定通りイズナを任せたぞセリリ」
「任されたけど何であれで理解できないのよ?」
「感覚的な教え方でよく分からん。イズナは理解したっぽいから任せた」
「セリリさんあっちで教えてください」
幼女ネキと一緒にイズナさんに手を振りながら
「「いってらっしゃい」」
「ちょっとイズナそんなに手を引っ張らないで」
お二人を仲よく見送ったあとに
「一つだけ確認をイズナさんの状態に異常はありますか?」
「うん?ああ心配してくれてたのか少し前は不安定だったが今は安定している。黒医者ニキの保証付きだ」
「なら大丈夫ですね。ではこっちも始めましょうか」
2人揃ってマーメイドに変身します
「うむよろしくお願いします」
「礼儀正しくてよろしい。確認したいことがあるのでこっちに来てください」
「わかった。よっと」
こっちに尻尾ジャンプして来てる時点で泳げないのがわかりますね
「およ?この感覚は水面展開の水中か。一瞬で構築するとはさすがだな人魚ネキ」
「私も口での説明は難しいので、少し体の感覚を同調させるためにMAGで覆いますけど構いませんか?」
「やってくれてかまわんぞ」
「では同調します。そっちのがLv高いのであんまり力籠めないでくださいね」
幼女ネキのが私よりLv高いですからね同調が解けてしまいます*8
「嫌な感覚じゃないからだいじょうぶだぞ」
「では少し泳ぎますね」
私も口で説明するほど知識が無いですからね。文字通り感覚を教えた方が速いでしょう
人魚遊泳中・・・・
湖を抱っこしたままぐるっと遊泳中・・・
水面展開された空中を遊泳中・・
「ではいったん同調解きますね。感覚は伝わりましたか?」
「うむこんな感じかな?」
そう言って腕の中から水中に入ってきましたね。まあ心配は無用でしょうけど
「はーはっはっはそうか泳ぐとはこういうことか」
・・・・感覚さえわかれば大丈夫だろうと思ってはいましたがあんな高速機動を最初からするとは思いませんでした*9
「とりあえず戻ってきてください。向こうと合流しに行きますよ」
「わかった泳げるようになったことをノワール達に見せてやろう」
「では泳いでいきましょうか。湖の上空側を」
「ネキが構築してる水面か。湖全部覆ってるんだな」
「さすがにこの程度のことはできますよ。合流したら消しますので必要な部分には
「自分で展開しろということだな?」
「そうですよ。あなたならこの中泳いでたら多分習得できるでしょう。では向こうに行きますよ」
習得失敗する心配無用なので楽ですね。そもそもマーメイドならきっかけさえあれば自然と使えます
「
「意外とあっさり泳げるようになったわよ。そっちはどうなの?」
「もちろん泳げるようになったぞ。これが証拠だ」
そう言って水面展開してますね。起点指定展開型のLv1ですが大規模展開すればあまり気になりませんしね
「おお早い早いってさっきより早くなってますね」
「え?そうなの?」
「泳げるようになってからこっちと合流するまでに肉体の把握と泳ぎのコツを掴んだのでしょう。携帯を操作しながら泳ぐのはどうかと思いますが」
「まあ空中水泳は障害物無いから大丈夫でしょ。うん?」
「セリリ、イズナ見てろ華麗に着水してみせるぞ」
おやずいぶん高くまで泳いでってますね。水泳の高飛び込みみたいなことをしようとしてるのでしょうか?
ズドンッ
「主どうしましょうか?」
「あははははははは。調子乗るから失敗するのよ」
「どうしましょうかねコレ?」
セリリさん何か笑いながら地面に垂直に上半身が突き刺さる幼女ネキを写真撮ってますし・・・
「コレ掲示板に上げてくれない?お腹痛い」
まあその程度はさらっと終わらせればいいですけどビチビチ動いてますので意識はあるっぽいですね
「リンなら地面からすぐ抜けるでしょ」
「まあまだマーメイドに慣れてないせいでもあるのでしょ。ほいっと*10」
「あ、沈んだ」
「あーびっくりした」
「頭から血を流しながら言わないように。治してあげますからこっちにおいで」
「調子に乗るからあんな漫画みたいなことになるのよ」
セリリさんの注意に次からは失敗しないなんて返してますけどLv2習得したら自然とおこらなくなるんですよね
「うむ治った」
「おやそろそろ夕方ですか」
そろそろ帰りますか?とりあえずシフの背中に幼女ネキを乗っけておいて
「ノワールさん用事があるのでこちらはそろそろ帰ります」
「今日はマスターがお世話になりました」
「時間的な余裕がありましたので問題ないですよ」
「次回がありましたらテントで色々準備している残り2名も紹介しますね」
「その時はお願いしますね。ではシフ・・・?」
「ZZZZZZZZzzzzzzz…………」
・・・寝てるし
『主動けません』
『寝ちゃってますしねぇ』
声かけたら起きませんかね?
「そろそろ帰りますから起きてください」
軽く揺さぶってみますが起きる気配無し
「ま、マスター! 人魚ネキさんが困ってらっしゃいますから……」
ノワールさんの声かけ意味無し
『ぎゅっと握られてますから離れそうにないです』
『Lv70の腕力ですからねぇ』
「どうしましょうか?」
無理矢理たたき起こすのは簡単ですけどこの子の防御貫こうとしたらたぶんこの辺一帯も吹っ飛びます。加減する?私この子と模擬戦したことないんですよねぇ
「はぁ仕方がない」
おや?セリリさんがため息とともに思いっきりお尻叩いてますね
「こらリン! 人様のシキガミにしがみついて寝てんじゃないの! ノワールもこういう時は尻を蹴っ飛ばすぐらいやったってこのバカは怒りゃしないって言ってるでしょ!どうせあたしらが本気でぶん殴ったって痒いで済む程度の生き物なんだからこいつは! ・・・・人魚ネキさんだっけ、こいつがバカやったらはたいて良いから、うん、あたしが許す」
「は、はぁ・・・・」
セリリさんは信用していいですね。一番常識があるし・・・・何で悪魔が一番の常識人なんでしょうね?*11
「・・・・ふが」
こっちがあっけにとられている間に回収されて行きましたね。ノワールさんの腕の中で寝なおしてるし
「はぁ・・・手間かけたわね。苦情とかあれば宮城支部のレン子ニキって人に言ってくれればこってり絞ってくれるから・・・それにあんたもマーメイドに変身するシフターなんだっけ? あんまり他人って気がしないのよね。 戦力足りないとかだったら呼んでくれればうちの連中も付き合うと思うから、遠慮なく呼んで。文句言ったら尻蹴っ飛ばしてでも手伝わせるから」
「勝手に決めていいんですかねぇ?手伝ってもらえるのはありがたいですけど」
「良いのよ別に。どうせ暴れられれば喜んで押しかけてくるわ。そっちの・・・・シフだっけ? あんたもご苦労様。それじゃ、引き留めちゃって悪かったわね。あとほんとうちの
「いやまあ時間があったのであんまり気にしてませんけどセリリさんもあまり気を張らないようにしてくださいね。シフ行きますよ」
セリリさんに見送られて寮へ帰ります。さて夜の準備をしますか
夜の子守唄の時間になったのでいつもの場所にやってきましたが
「主幼女ネキとセリリ氏の両名が比較的近くにおられます」
「場所はあの辺ですか。まああの2人を除外しておけば問題無いでしょう」
いるとわかっていれば効果対象外にするのは簡単ですし
「ではイズナさん子供は寝る時間ですよ。『子守唄』*12」
人魚子守唄中・・・・
「主お二人がこっちに来ているようです」
「ですね私の感知範囲にもはいってます」
「おーい人魚ネキ」
「こんばんわ。きれいな歌声だったわよ」
2人が歩いて近付いてきてますね
「誉め言葉は受け取っておきますね」
「ネキの子守唄はよく響くからな。・・・・私に効果はなかったけどな」
「二人とも泳いでいたでしょ?だから対象から外してただけですよ。イズナさんに効果出てるといいのですが」
あの子の安息も願って歌っていましたからね
「え?私達だけを対象から外した?本当?」
「知覚できる範囲にいるんですから対象から外すなんて簡単でしょ?」
そこにいるのがわかってれば対象から外すなんて修練積めば誰でもできるでしょうに*13
「イズナのことも考えてくれたのには感謝するぞ」
「見た目はともかく中身は幼子です。夜の安息を願うくらいはしますよ。あと幼女ネキこっちにおいでなさい」
「うん?」
首傾げてますけど素直にこっちに来てくれましたね。では抱き上げて岩に腰掛けての
「自分に効果が無かったと言った時少し寂しそうでしたから一曲歌ってあげますよ」
「うん」
「では安らかに『子守唄』*14」
「スースー」
「寝ましたか穏やかな表情です」
「いやマジで穏やかな寝顔だわ。私見たことないわよ」
「おや安眠のための『子守唄』歌ってあげないのです?」
言動や行動はともかくこの子見た目は幼女ですよ
「いや睡眠の状態異常にしてどうするのよ」
「夢見を守るために夢の傾向を『安眠』に固定すれば簡単でしょ?」
「え?」
あれ?夢の傾向操作やってない?やらないとただの睡眠なんだけど
「えとその夢の傾向?」
「子守唄で眠らせたときに見る夢の中身ですね。『安眠』にしておけば悪夢は見ませんよ」
今回は『安眠』の他に『小さな幸せ』『家族』『日常』を混ぜてますけどね
「・・・・ごめんソレ知らない技術」
「知らない?」
「概要だけでもいいから教えてくれる?今度は私がリンに歌ってあげるから」
「この子テントに運ぶついででいいなら教えますよ」
まあこのままだと私も一緒に寝ることになりそうですが*15
「それでいいわ。テントに案内するからその間に教えてくれる?」
ゆっくり幼女ネキのテントに夢の傾向操作について説明しながら歩いていきました。セリリさんが理解できたはわかりませんが一助にはなったと思いたいですね
なおテントについても幼女ネキは予想通り抱き着いたままだったのでノワールさんが平謝りしつつも起こせないのでという理由で一泊することになりました
合金樹に【刈り取る者】のフォルマとアダマンタイトを、破魔属性と呪殺属性の炎で溶かし混ぜた合金木。
名称は、アダマンタイト+タナトスでアダマントス。
死の概念に純化した素材であり、加工によっては破魔属性や呪殺属性の即死効果を高め、耐性を貫く事も可能になる。
翌朝寝ぼけた幼女ネキの世話をしつつノワールからラプンツェルとアイリス2人の紹介を受けてます