【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話 作:黒焦げ
速攻逃げ帰ったLv上げの翌日
昨日の問題点は『シキガミに対する命令』だったけどそもそも周辺にどの程度の数がいるのか把握できれば命令もしやすいのでは?
「神主さん相談があってきました」
「珍しい厳しめの修行で覚醒した人間はしばらく僕のとこに来ないのに」
「能力関係のことは神主さんを頼るのが一番なので」
「能力関係なら悪魔変身についてかな?」
「単純に聞きますけどスキルカードって私にも使えるんです?」
「ああスキルをカードで追加できないかという質問をしに来たのね?」
「そうです。ペルソナは可能*1と聞いてますけど私たちのはどうなんです?」
「可能か不可能かと聞かれたら可能だね。能力を悪魔カード化してもらってそこに悪魔合体の応用でいけるはずだよ。ただし空き容量部分*2は少ないしカードの入れ替えではなく上書き式だね」
どうやらカードは使えるみたいですね。まあ相性とかの制約はあるでしょうけど
「でカードの質問をしに来たということは追加したいものでもあるのかな?」
「あります」
「君はたしかマーメイドの
「いえその手のスキルじゃなくてこの『エネミーサーチ』を追加したいなと」
「そのスキルは普通シキガミやアガシオンが使うものだけど?それに使うと頭への負荷が多分大きいよ?」
「索敵系のスキルがないとこの先不安なので・・・」
「思ったような効果が得られないかもしれないよ?それでもやる?」
「やります。使い物にならなかったら別のスキルで上書きして消してもらいます」
「やるというならこっちも実施しよう悪魔カード化から初めていくね」
神主 悪魔合体中*3・・・・・
神主 カードの状態確認中・・・
「合体と確認終わったよ。あとはそっちで実際に使って確認してね」
「わかりました。スキル追加ありがとうございました。不具合出たらまた来ます」
無事追加で来たようですね。あとはスキルの中身が想像通りなら良いのですが・・・・
相談と合体で時間がかなりかかってしまいました。すでに月が出ている状態です。異界に潜ったりせずここで変身状態の確認しましょう
姿形には問題なし。感覚はアレ?何も変わってない?私サーチ追加したよ?
「?・・・・エネミーサーチ・・っ」
何か一瞬意識飛びかけましたよ*4。けどサーチ自体は機能*5したみたいですね。頭痛はしますが異界入口方面と神社のあちこちから何かいるってわかります。コレあれです。範囲に制限かけないとダメなやつです。感知範囲は何とか制御できそうですのでゆっくり狭めていきます。
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・・
・・・
人魚制御中・・・・
頭痛しなくなったあたりから周囲確認する余裕が出ましたが動けませんね。指示だしするときの確認くらいでしょうか?
さらに範囲を狭めて・・・・何とか動けますかね。もう少し狭めましょう。
・・・・・
・・・・・・
池を泳ぎながら感知できる範囲まで狭めましたがコレ私の水面くらいの範囲ですね。あとは攻撃魔法と併用できるか確認もしましたが普通に使えます。
しかしサーチを使いっぱなしですが頭が痛かった以外は何も消費してない気がしますね?パッシブスキル扱い?
「エネミーサーチ終了」
スイッチ式が正しい表現ですかね。MPよかHP削って発動な気がしますが。異界に入ったら警戒のためほぼ起動状態にしないといけないですね。
けど頭疲れたから今日は帰ってお風呂に入って寝ましょう。明日またあらためて検証しないとダメですね
翌朝また変身して池に浮かびます
しばらくは異界でのLv上げは中断してエネミーサーチを大雑把にでも使えるように訓練をしましょう。別のスキルを使いながらもサーチが使えるようになるまでは実戦での併用は不可能でしょう。
昨日はおそらく範囲を考えずに使用したからえらい目にあったのです。最小範囲から広げる方法で少しずつ把握していきましょう。目安は感覚ではありますので反復あるのみです。
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・・・
・・・・
・・・数日後
大雑把にですけど範囲の拡大縮小*6はできるようになりました。あとは各種スキルを使っても維持できることも一応確認はしましたし明日からLv上げを再開してみましょうか
シキガミに騎乗してなるべく高く飛んでもらってからの
「エネミーサーチ」
ここ数日の努力で範囲はある程度制御できています。負担もほぼないですしこのまま移動していきましょう
「あの岩場まで移動して」
現在は周辺の反応を把握しながら移動していますが高度が少しあるおかげか周りが見えます。この辺りは最初に来た範囲とは別の悪魔が出るようです。
こっからでもアナライズは可能でしょうか?
・・・・・アナライズ中
| 種族 | 凶鳥 オンモラキ |
| Lv | 4 |
| 弱点属性 | 氷結・衝撃 |
| 耐性属性 | 火炎 |
| 種族 | 幽鬼 ガキ |
| Lv | 3 |
| 弱点属性 | 火炎・衝撃・破魔 |
| 耐性属性 | 呪殺 |
| 種族 | 地霊 コダマ |
| Lv | 6 |
| 弱点属性 | 火炎・氷結 |
| 耐性属性 | 衝撃 |
この距離でもアナライズできるんですね・・・
相手の攻撃方法はわかりませんが弱点は付けそうですから適切な相手ではあるのでしょう。
「下の岩場に降りて私を下ろして」
索敵範囲を広げて周囲の反応を確認したところ都合よく悪魔のグループ同士の距離は離れていますね
「指さした方角の悪魔のグループを1つだけここに誘導してきて。誘導後はここで戦闘開始して悪魔の注意を引いて」
シキガミが出発したのを見届けてから水面を広げ中に飛び込みます。岩場の隙間から頭だけ出して隠れていましょう。エネミーサーチのおかげで隠れていても周囲の悪魔の位置確認ができてますし
悪魔が接近してきてるのがわかったので戦闘用に用意していた範囲にまでエネミーサーチを狭めます。目視で確認してみると3体のオンモラキがアギでシキガミを攻撃しながらこっちに来てますね
では予定通り岩場そばの水底に沈みます。水底*7にいると濁りの関係で互いが非常に見えずらくなりますがエネミーサーチのおかげで位置関係がわかります。
当たりますようにと祈りつつ
「ブフ」
無事当たったようです。エネミーサーチでの感覚ではうろうろ移動していますがシキガミが邪魔なのかこっちの位置はわからないようです
エネミーサーチから反応が消えるまで水底を移動しながら攻撃を続けました。
「止まって ディア」
シキガミを回復しつつエネミーサーチを使った初戦がうまくいったことを喜びましょう。魔法は認知していない相手には威力が下がる*8し水底からは水上のことはよく見えません*9ので戦闘には使えない場所だと思っていましたが相手の正体とエネミーサーチで位置関係を把握していれば威力低下を起こさずに当てることができるようです。つまり奇襲が成立しやすい環境構築に成功したということ岩場の水底ならより発見されにくいでしょう。しかし今の戦闘での消費したMPは感覚的に2割ほどでしょうか?安全圏を考えるとあと2戦でしょう。とりあえず同じ手順でもう1グループとやりあいましょう。
「さっきと同じように指さした方角のグループを一つだけここに誘導してきて。誘導後はここで戦闘開始」
さきほど同様奇襲を警戒しながら岩場に隠れて誘導されてくるのを待ちます。さっきは水底からの奇襲が成功したから無傷でしたが初撃を外したり倒しきれなかったら反撃されます。水面は相手からの攻撃は素通ししますので水底まで届けばケガを負います*10。
今度の敵はオンモラキが3とコダマが2のようです。先ほどと違ってシキガミは反撃せずに回避行動しながらの誘導のようです。こっちに余裕はないですね奇襲後はリスクをとってでも数を減らすべき状況です。水面に潜って岩場を離れ背後をとる位置に移動です。シキガミが移動してきて悪魔が通り過ぎた後
「ブフ ブフ」
1撃確殺できる確信がない以上無理をしてでも連発します。シキガミが生存している間に倒しきらねばなりません。*11敵を中心に移動しながら攻撃を続けるべきです。
『アギ』『ザン』
さっきまでいた位置周辺に案の定反撃が届いていました。補足範囲を考えると余裕は一回あるかどうかという感じですね
『スクンダ*12』
シキガミがデバフをまいていますね。効果が出ているかはこっちから見えないので攻撃あるのみです
「ブフ ブフ」 『ジオ』
反応が2つにまで減っていますね。このまま押し切りましょう
「ブフ」 『ザン』
ゴフっ カウンターで直撃をもらいましたかね。全身が水底に叩きつけられたのか痛い あれ?片手の反応が変ですね 痛みと感覚が無いですし?
「そんなことよりこれが最後ぉ ブフ」
倒しきれたようです。よかったけど両手を向けて放ったつもりでしたが片手で撃ってましたね。
「ディア」
そらね感覚変ですよ。腕の片っぽ離れた場所に転がってますから。あちこち酷く痛いですが自分にかけた回復で止血は終わっています。
「周囲の戦利品を集めてきて。」
転がっている腕は氷漬けにして持って帰りましょう。これLv上げ中にもげたら素材にしようかなとか考えてたせいですかね?
腕を氷漬けにしてたらシキガミが戻ってきました。
「ディア。ご苦労様 私を乗せて上昇して」
このまま移動なんぞ危険すぎるのでアイテムを使って帰ります。もどったら治療が先ですね・・
あっさりと新しい腕が生えました。氷漬けの腕も箱に保管してくれました。ありがたいことです
「泣きわめきもしないなんて戦闘慣れしてる者はやっぱりすごいのねぇ」
?治療してくれた女性から不思議なことを言われました。私戦闘にまだ慣れてないよ?
「?ほぼ初戦闘でしたけど?」
こてんと首をかしげます。何言ってるんでしょうかこの人?
「え?ほぼ初戦闘?」
「はい。異界でまっとうな戦闘は今回が初めてですけど?」
「本当に?」
「本当です。やっぱり弱い時はもっと注意するべきですね。カウンターで腕持ってかれましたから」
反省すべきは相手の射角に入ってしまったことでしょう。がんばって解析できるようにならねば。なんかこっちを信じられないものを見る目で見られてますけど何で?
「あっ この娘修羅の卵だわ」
なんか失礼なこと言われた気がしますけど治療してもらった手前何も言いません。お礼を言って素材を製造部に届けてから帰りましょう
「治療ありがとうございました。コレ製造部に届けたら帰って休みますね」
「今日は安静にして様子見しておいてね。戦闘とかしちゃだめよ」
「さすがに修羅勢の皆さんのように戦闘なんてやりませんよ。」
「あなたは修羅側の人間ですよ?」
何か言われましたけどよく聞こえませんでした。まあ気にしなくていいでしょう。製造部に行ったら帰りましょう
主人公まともな戦闘をする。戦い方は海の中で狩りをするお魚のごとく奇襲で仕留める感じ。
今回はエネミーサーチとスキルカード周りが独自設定となっております。
主人公はきちんと訓練して枠を決めて運用してますがシキガミやアガシオンがカードを刺して使った場合は主人公の最大範囲を常に余裕で展開した上に大雑把に分別までできます。
スキルカードが使えるかは触れられていないのでこの作品上では悪魔合体の応用で可能としています。
あと主人公は行動から修羅側の人間判定をもらいました。本人は
『臆病で戦闘を楽しんでなんかいないよ?』
『怪我の痛み?戦ってる最中は気合で耐えるのみ。気にしてたら死ぬわ』
『多数の敵とは戦わない。やらざるを得ないなら使えるもんはすべて使うのみ』
『戦闘続行がきついなら帰る。当たり前のことでしょ?』
『四肢の欠損?早く自力回復できるようにならないとまずいわね』
とのこと
名前:
Lv:4 → 8
変身悪魔:マーメイド
保有スキル:ブフ 子守唄 ザン ディア アイスブレス←NEW
追加スキル:『エネミーサーチ』←NEW
特殊『水面展開 Lv1』:起点を決めそこから円状に水面を展開する。水面は本人とマーメイドたちのみが影響を受ける。地上少し上に水面がありその下が水中という扱いになる。電撃ダメージの範囲と威力が増大するという欠点もある