【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話 作:黒焦げ
8話:今後について考える
さて前回の反省会をしようと思いますが問題点の把握からシフと一緒にしていきましょう
「前回の異界内戦闘での反省すべき点を考えようと思いますがシフから何かありますか?」
『戦闘行動時主が視界内より消えるので護衛がしにくいです』
そういえば水底まで潜るとシフからは見えないんでした*1
「エネミーサーチの反応で私と他の悪魔を区別可能?」
『情報を蓄積し続ければ可能だと思われますが現状だと目視で確認せねば主の位置を確定できません』
困りました 私の現在の戦闘スタイルは水底からの奇襲なので地上からはわかりにくくするようがんばってますし・・・*2
「互いの位置をエネミーサーチで把握できるように訓練しますか」
『了解しました』
一応連携のためのエネミーサーチ訓練は後で人のいない場所でやるとしましょう。この後もこまごまとした内容を振り返って対処方法を考えます。
戦闘後の戦利品回収どうしましょうか?現在私とシフのPTですけど戦利品回収が手間がかかりすぎます。回収用にシキガミを使いましたがあの子はレンタルなのでほぼほぼ成長しないんですよね
となると・・アガシオンでしょうか?*3道具袋の管理とアイテム回収と使用を任せて後方から支援役を任せる形のスキル構成で・・・
「専門家に聞きに行くのが確実かシフ製造部に移動しますよ」
『了解しました』
「すみません。アガシオン関係について相談しに来たのですが」
「アガシオンについてか?」
近くに製造部の方がおられたようですね。質問しても大丈夫でしょうか?
「はい。アガシオンについて相談したくてここに来たのですが。相談大丈夫でしょうか?」
「アガシオンの相談っていうと製造とスキルの組み合わせとかか?」
「その2つですね。値段と納期ってどんな感じになるんです?」
「個人注文の特殊品除いてだいたい同じ納期になる。値段はスキルによって結構変動する」
「スキルカード高いですからね」
「あと俺たちの肉体素材使ってもそこまで強化はできないぞ。だから製造時に契約者との繋がりを強くするために少し提供してもらうぐらいでいい」
「少しでいいんです?」
「少しでいい。大量に使うなら新しいシキガミ作るときに使ってくれ」
「スキルと耐性はある程度決めれますか?」
「耐性は1弱点1耐性にできるぞ。覚えたスキルと肉体素材に影響されてるな。スキル容量はシキガミに比べて圧倒的に少ない用途を絞って覚えさせるのがいい」
「やっぱりそんなにスキル覚えれませんか・・・」
「属性攻撃1種 デバフ バフ 回復 その他 このうちどれかをメインにしてサブに少しだけ別のを覚えさせることできるかくらいだな」
「ではこういうスキル構成だと費用どれだけいります?」
「納期と値段こんなもんだ肉体素材はどうする?」
「このくらいの切った爪でいいです?」
「繋がりの強化として十分だ。じゃこれ契約書」
以前シキガミ制作の契約書と同じものですね対象がアガシオンになってるだけです
「ではサインして契約成立です。早めに代金のマッカ稼いできますね」
「そういやあんたはシキガミ代金もきっちりマッカ払いだったな。非常に助かるからこれからもマッカで払ってくれ*4」
「では稼ぎ終わったらまた来ますね」
「がんばれよ」
シフと一緒に戻ってきました。エネミーサーチの確認しなければなりません
「シフ エネミーサーチでの反応は人と変身時と反応違うのですか?」
これ聞いてませんでした。蓄積情報がどれが必要なのかわかりませんし
『反応は異なります』
「なら半変身のこの姿は?*5」
『変身時と同じです』
「なら自室ではこの姿のまましばらく過ごします。判別可能になりそうなら報告して」
『了解しました。』
戦闘は無理ですが日常の作業はできますから変身制御の訓練がてら半変身で過ごすとしましょう。スキル関連で考えるべきは・・・・そういや『子守唄』の制御に問題あったんでした。
敵だけに効果が出るようにしたいのですが何を基準に対象を絞ればいいんでしょうか?
対象を認識せずに『子守唄』を聞いたものとしているのが現在ですから相手を認識して眠らせたいとすれば絞れますかね?
知り合いに協力でも依頼しますか?たしか鈴さん*6まだ神社でしたよね?
トゥルルル…トゥルルル…
『はい 向井です』
「鈴さんおひさしぶりです 亜湖です」
『亜湖さんお久しぶりです。何か御用ですか?』
「協力してほしいことがあったのですが。そもそも今神社にいますか?」
『今神社にいますけど 何の協力をしてほしいんですか?』
「用事が全部終わって暇なら休憩所か宿所の私の部屋で『子守唄』でお昼寝して欲しいのですが」
『子守唄でお昼寝して欲しい?歌の練習か何かですか?』
「いえ私のスキル制御の練習でです」
『スキル制御の練習ってことは覚醒できたんですかおめでとうございます』
「ええ 今月覚醒できました。それで覚えたスキルの制御に問題があって練習しようかと」
『子守唄なら眠るだけですし信用できる相手*7安全でしょうから暇になったら宿舎に行きます』
「では宿舎に来られたら連絡をお願いします」
『わかりましたではまた後で』
知り合いに覚醒済みの友人がいると協力を依頼し易くて助かります
「シフ 友人が訪ねてきます。その時『子守唄』を彼女のみを対象に使うつもりですがあなたにも干渉があるかもしれませんその時は教えてください」
『了解しました。子守唄の干渉があった場合は報告します』
トゥルルル…
「はい 亜湖です」
『もしもし 鈴です。宿舎に着いたんで部屋に行きますね』
割と早かったですね。ベットの用意はできていますし部屋に来たら練習しましょう
コンコン・・・
「亜湖さん鈴です。開けてもらっていいですか?」
「鍵かかってませんから入ってきてもいいですよ」
「お邪魔します。お昼寝に来ました」
「ではこちらに隣で優しく歌ってあげます」
素直に用意してたベットに来てくれますね
「亜湖さんのとこに遊びに来るのも久しぶりですね」
「お互い忙しかったですからね。私もアルさんには私生活関係でお世話になりましたし」
あの人にはほんと化粧やら下着選びやらでお世話になりました。最低限の基盤*8作ったら挨拶に行きましょう
「最近忙しかったからゆっくり寝れるように優しくお願いね」
「優しく歌ってあげますよ『子守唄』*9」
抵抗せずに受け入れているのかぐっすり眠ってますね。しばらくしたら起きるでしょうし*10シフに干渉があったか確認しますか
「シフ 干渉はあったの?」
『歌声は聞こえていましたが干渉はほぼありませんでした』
ほぼないということは一応指向性はあったということでしょうか?回数重ねないと確信はできませんが目標を決めて使う方向でいきましょう。
鈴さんも寝てますしなるべく静かに過ごしましょう。神主さん監修のシキガミ作成技術書*11でも読んで簡易シキガミの作成を目標に勉強しますか
・
・・
・・・
・・・・2時間後
「う~んよく寝たぁ」
「鈴さんよく眠れましたか?」
「あれ?なんで亜湖さんがここにいるの?」
「ここ私の部屋ですよ。私がお願いして『子守唄』でお昼寝してもらったでしょ」
「そういえばそんなお願いされたんだった。ぐっすり眠れたよ」
「それはよかったです。こちらも確認したいことを確認できたのでよかったです」
「スキルの練習って言ってたけど『子守唄』だけだと戦えないんじゃ?」
「『子守唄』は私が覚えてるスキルの一個ですよ。練習しないと使えそうになかったので」
「あ、他のスキルもあるんだ」
「専用シキガミのこの子もいますし大丈夫ですよ」
「え?シキガミもう手に入ったの?」
「獣型でマッカ払いだったので早かったですよ」
「そうだったんだ。でも戦闘できるってすごいなぁ」
「こればっかりは性格と適性次第ですから鈴さんも自分でできる範囲で自衛する方法考えたがいいですよ」
「自衛方法かぁ。どうしたらいいんだろう?」
「私と違って鈴さんはアルさんに相談した方がいいかと状態異常防御の御札とかトラフーリできるアイテムあたりは用意してみたらどうです?」
「逃走前提でいいのかな?」
「自衛の基本は危険に近づかないことです。鈴さんも無理な戦闘するより安全に逃げ切ることを優先すべきかと」
「ありがとう。会社に帰ったらアル部長に相談してみるね」
「私としての理想のアイテムはここに即座にトラポートできるアイテムなんですけどそんなものはありませんからね」
「あはは。たしかにソレ逃走用としては理想だよね」
「トラポートの代用品が無い以上無理でしょう。色々自衛手段をアルさんと考えてくださいね」
「うんそうするね。じゃあ部屋に帰るね。バイバイ」
「気を付けて帰ってくださいね」
鈴さん帰っていきましたね。こっちも夕飯食堂に食べに行きますか
「シフ 変身を解除して食事に行きますよ」
『了解しました。情報の蓄積ですが明日の朝まで蓄積すれば識別可能になりそうです』
「食後に温泉に入ったら自室にずっといますのでそこから再開としましょう」
『了解しました』
では食事と温泉入ったらさっさと戻ってシキガミ作成技術書の勉強でもしましょうか
主人公はTS転生組なのでアル部長にお世話になったことがありいろいろ教わりました。
その関係でガイア・アニメーション山梨スタジオ とある部署の日常の面々と知り合いです。