【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話 作:黒焦げ
9話:Lv上げの再開です
異界に潜る前にシフと今日の目標を共有しましょう
「シフ今日はこのMAP最奥にある帰還ポイントを目指します」
『了解しました。道中を戦闘しながらの移動ですか?』
「いえ極力戦闘しないように移動します。移動中のアナライズよりエネミーサーチによる敵避けを優先してください」
『了解しました。戦闘を避け移動を優先させます』
手持ちのMAPは初心者が潜ること前提の固定エリアのみ記されているものでこの最奥にある帰還ポイント以降は基本不思議なダンジョン構造らしいです。*1
つまりこのエリアで一番Lvが高い敵がいる場所の敵を楽に処理できるようにならないと奥は危険だという証拠でしょう。
「シフ全力で移動してください。私は背中にしがみついてますので」
『了解しました。しっかりとお掴みください』
『主。目標地点が見えてきました』
「エネミーサーチの反応は?」
『反応無し。このまま到着できるものと思います』
「最後まで警戒しておいて帰還ポイント内に入ったら降りるわ」
『了解しました』
エネミーサーチで敵避けしながら移動でしたのでさほど妨害無しに到達できましたね。私よりシフのが範囲広いですけどこっちの探知範囲にもほぼ引っ掛かりませんでした。
これ入口から帰還ポイントまでの道がある感じなのかな?Lv上げ用に適切な相手のところへ移動しやすい道を用意してあるのかもしれません
『主。目的地に到着しました』
「そこの大きな要石のとこで降りますね」
帰還ポイントは登録すると入口のとこにある専用トラポート装置で移動できるようになりますので次からここに来るのが楽になります
「シフ 簡易アナライズで情報を集めてきて主にLvとグル-プの悪魔の種類の情報が欲しいの」
『簡易アナライズのみでいいのですか?』
「周囲の敵の分布とLvの情報から集めてきてただしあなたの生還を最優先して最悪情報無しでもいいわ」
『了解しました。撤退を前提とした収集活動をしてきます』
「お願いね」
シフが情報収集している間に修行場に入る前に用意したものを確認しときましょう
『主。戻りました』
「お帰りなさいシフ 敵の名前と構成していたグループをおしえて」
『報告します。』
| 種族 | 悪霊 ディブク |
| Lv | 10 |
| 種族 | 妖樹 サンショウ |
| Lv | 11 |
| 種族 | 外道 ジャック・リパ- |
| Lv | 7 |
| 種族 | 邪鬼 グレムリン |
| Lv | 8 |
| 種族 | 魔獣 カソ |
| Lv | 10 |
| 種族 | 夜魔 ザントマン |
| Lv | 8 |
| 種族 | 妖魔 ヴォジャノーイ |
| Lv | 8 |
| 種族 | 邪龍 チョトンダ |
| Lv | 8 |
| 種族 | 妖鬼 オニ |
| Lv | 13 |
『確認した種類は以上です。構成していたグループは報告した悪魔が1~3種類で2~3体のグループで動いていました』
「シフ グループ同士の距離は離れていた感じですか?」
『感知範囲での感覚では離れていました。あと方角がある程度偏っていました』
方角が偏っている?帰還ポイント周りは結界で安全地帯になってるそうですからそのせいでしょうか?
「帰還ポイントから一番近いグループを確認してから挑みます。シフそこまで運んでください」
『了解しました。アナライズは実行しますか?』
「遭遇した悪魔に対してアナライズを実行して報告をお願い」
『了解しました。移動しますので背にお乗りください』
私が背に乗ったら移動し始めましたね。さて戦える相手ならいいのですが・・・
『到着しました。アナライズ情報を報告します』
| 種族 | 悪霊 ディブク |
| Lv | 10 |
| 弱点属性 | 氷結 破魔 |
| 耐性属性 | 呪殺 |
『悪霊 ディブク数は3です。』
「シフ 私が潜航したら挑発を使ってこちらに誘導してきて私が先制します」
水面を広げたら潜航します。シフはこっちを感知できるようになったとは言っていましたがさすがに戦闘中も感知できるかはまだわかりません。
挑発に成功したのでしょうこっちのサーチ範囲に入ってきましたシフを巻き込まないように位置を変えて
「フゥ---ー」(アイスブレス中)
うまく巻き込めたようですね。残り2体になっていました。シフと戦っている方も勢いはないですね
「ブフ」
私が片方を倒したらシフがもう片方を倒したみたいです
「シフ 私が潜航しているときどこにいるか分かった?」
『位置と向き両方を把握しています』
向きまで把握してるのかならブレスも使いやすいですね
「ここを起点にサーチするとどの程度の悪魔がいます?」
『帰還ポイント方角には無し悪魔が存在する方角は10時方向に5グループと2時方向に3グループいます』
「グループ同士の距離はわかります?そしてここまで誘導してこれますか」
『それなりに離れています。ここに誘導してくるのは距離がありすぎるので無理かと』
「一番近い10時方向の悪魔グループにアナライズ可能距離まで移動した後なら10時方向のグループを誘導してこれる?」
『その位置にまで移動した後10時方向のグループなら可能です』
「ではそこまで移動します。シフ運んでください」
『了解しました。到着したらアナライズ結果報告します』
そういえば移動前に確認しとくことありました。
「シフ 先ほどの敵が使ってきたスキルわかりますか?」
『こちらに対してムドを使用してきました』
呪殺ですかシフなら何も問題ないですが私は注意しないといけませんね
「敵が使用してきたスキルがわかった場合は報告をお願いしますね」
『了解しました。』
『到着しました。新規悪魔情報のみ報告します』
| 種族 | 魔獣 カソ |
| Lv | 10 |
| 弱点属性 | 氷結 |
| 耐性属性 | 火炎 |
『魔獣 カソ2体 悪霊 ディブク1体です』
道具袋からシキガミを取り出して解放させておきましょう
「私の上空で待機 シフがこちらの水面に入ってきたら上空からスキルを使って援護 戦闘終了後は降りてきて戦利品を回収して」
さっきから微妙に水面の感覚が違うんですよね。こうそこから広げなくてもいいというか・・・・
「ああ、こういうことね。再展開*2」
Lvが上がったのかそれとも水面展開の習熟が進んだおかげなのか自己中心展開できるようになってますね。これはありがたいことです移動の制限が無くなりましたので自由に動けます。
シフがこっちに来ていますので流れを向こう側に向けて水流と一緒に下側を潜るように通り過ぎて
「フゥ---ー」(アイスブレス中)
そのまま再潜航して離れます。移動範囲の制限無くなるとほんと動きやすいです。敵を一定範囲内に誘い込む必要が無く相手を中心に動けますから距離を調節しやすいですし一撃離脱や背後をとりやすくなりました。ついでにもう一つですが・・
「ブフーラ」
残ってるカソに直撃させたら倒せました。いやなんか使えそうだなと思ったから使ったんですがほんとに使えるとはこれもLvが上がったからですかね?
「シフ周辺の警戒お願いね」
『了解しました。先ほどから動きが変わっていますが?』
「水面展開が自己中心に変更できるようになりました。一度使うと間隔が開きますが水流を使った直線移動も可能ですね。展開速度の向上と自己中心式なのであなたと一緒に移動してその場で戦闘も可能でしょう」
『自由に動けるようになったと?』
「戦闘時に一定範囲内でしか動けなかったのが自由に動けるようになりました。ただ長距離移動はあなたに頼ります。コレ意外と消耗しますから」
『了解しました。今後もお乗りください。エネミーサーチではこちらに接近する悪魔はなし11時方向にグループが3 3時方向にグループが2あります。距離は11時方向が近いです』
「11時方向のグループを目指します。シフ乗せていってください」
『了解しました。背にお乗りください。どこまで近づきますか?』
「アナライズ可能距離までお願い」
『到着しました。アナライズ結果報告します』
| 種族 | 妖樹 サンショウ |
| Lv | 11 |
| 弱点属性 | 火炎 |
| 耐性属性 | 氷結 |
| 種族 | 外道 ジャック・リパ- |
| Lv | 7 |
| 弱点属性 | 火炎 破魔 |
| 耐性属性 | 呪殺 |
| 種族 | 妖鬼 オニ |
| Lv | 13 |
| 弱点属性 | 電撃 |
『全種一体のグループです』
「挑発で誘導後サンショウとジャック・リパーは任せます。オニは私が担当します」
さて潜航しながら先ほど考えた戦法できるか実験しますか初手の子守唄がオニに効けばですが・・・
「皆眠りなさい『子守唄』」
サーチでの反応は3体とも止まっているように感じますがちょっとだけ目視確認して見て
3体とも寝ていますね。なら予定通りオニの背後に静かに回って優しく頭を両手で挟んで
「ブフーラ」
零距離で凍結爆砕します。さすがに睡眠状態で頭部を破砕すれば即死させれます。
シフの方はあらもう終わってますね。火炎弱点ですから任せましたがこんなに早く終わるとは思ってませんでしたね。
「ディア。シフMPの残量はどんな感じですか?」
『残存MPは7割ほどです』
「割と残ってますね。次のグループに向かいますか」
『了解しました。お乗りください。距離はアナライズ距離でよろしいですか?』
「その距離でお願いね」
『到着しました。アナライズ結果は魔獣 カソ 4体です』
「挑発で誘導してください。潜航後横から範囲魔法を撃ちます」
『了解しました。ご武運を』
今日はいろいろ使えるようになりますね。待望の魔法が解禁されましたし。
サーチの感覚ではシフのほうに向かって行ってますね。効果範囲には収まりました
「マハブフ」
一発で殲滅できたのはありがたいですね。弱点属性だったこともありますけど。
しかしMP残量が少なくなくなってきてます。あと1戦は可能かもしれませんが『まだいけるは危険』と聞いたこともありますし帰還ポイントから帰りましょう
「シフ帰還ポイント経由で帰りますよ。乗せて連れて帰ってください」
『主おつかれさまでした。背にお乗りください。帰還ポイント方向には反応がありません』
「ではまっすぐに帰りますよ。帰ったら使えるようになったスキルをまとめて改めて練習しないといけませんから」
『了解しました。では警戒しつつ帰還します』
帰還ポイントに着いたら帰ってお風呂に入るとしましょう
お風呂に入ってからシフと一緒に事務所に来ました。よかったちょうどエドニキさんがいますね。
「エドニキさんこんばんは。」
「おう少しぶりだな」
「相談とアガシオンの支払いに来ました」
「支払いって納品まだだったはずだが?」
「マッカ用意できたので先払いです」
「まあ先払いなら大丈夫か受領証用意するから待ってくれ」
「ここで待ってますね」
「代金先払いをマッカで?」「たしかに昨日マッカ払いは助かる言ったけど1日しかたってないぞ?」
代金用意できたから来ただけなのですが何故か驚かれてます。何で?
「受領証持ってきたぞ。この2枚にサイン頼むわ」
「私用とそちら用ですね」
中身を確認してサインします。アガシオン完成したらこれと引き換えですね
「出来たら連絡くるんですよね」
「ああこっちから連絡する。それと相談あるって言ってたよな?」
「スキル関係で相談と確認に。欲しいスキルカードって作ってもらえるんです?」
「制作できるぞ。素材さえあれば俺たちがたいていのは作れる。ただし高位のスキルは貴重な素材が必要だったりそもそも作れなかったりする」*3
「カタログみたいなのあるんです?」
「ここにあるぞ。こっちは製作依頼用。もう一つは在庫あるやつのリスト」
あっさりとカタログが出てきましたね。先にリスト見てからカタログ見ましょう。
「在庫有りのは種類少ないんですね」
「基本的に需要があるやつと練習で作ったりするやつがメインだからな」
「それに比べたらカタログの方は多いですね」
厚みがリストの10倍はあります。同じスキルでも材料別に載ってるせいもあるでしょうが
「そりゃ俺たちが好き勝手実験したりしてるからな。種類だけは豊富だぞ」
「いいんですかソレで・・・」
「いいんだよ。素材から何作れるか調べなきゃわかんないんだから」
「そう言われたら何も言えませんね。いくつか注文予定のメモったら帰りますね」
リストから耐性関係の値段と製作依頼出せそうなカードと純粋に欲しいのをメモっておきましょう
「メモ良しっと。カード代と素材稼いだらまた来ますね」
「じゃあな。また来いよ」
「ではまた今度」
では帰りますか。
変身状態で池のほとりに来ました。今日の戦闘で使った『子守唄』はシフにも干渉があったかを尋ねましたが
『ほぼ無かったです』
という返事でした。つまり若干は干渉してたと考えるべきでしょう。目標方向に対して干渉していると考えるべきでしょうか?
『子守唄』自体をほとんど使ってなかったですし使用感覚が掴めていない可能性もあります。ここならあまり人はいませんし魔力を多く籠めなければ効果範囲自体は小さくなるはず。
少しでも上達するために誰も見てないでしょうし聞いてもいないでしょうから夜眠る前までここで静かに『子守唄』を歌い続けるとしましょう
主人公の移動制限が戦闘中に限って解除されました。
これで待ち伏せ場所まで誘い込まずに奇襲できてバックスタブもできるようになったと主人公は喜んでおります。
名前:
Lv:8 → 12
変身悪魔:マーメイド
保有スキル:ブフ 子守唄 ザン ディア アイスブレス ブフーラ ←NEW マハブフ ←NEW
追加スキル:『エネミーサーチ』
特殊『水面展開 Lv2』:自己を基準に狭い範囲に円状の圧縮水面を展開する。水面は本人とマーメイドたちのみが影響を受ける。地面下はLv1と同じ程度に潜れる。圧縮水面は指定方向開放で水流となり高速移動ができる。電撃ダメージの範囲と威力が増大するという欠点もある
名前:シフ
Lv:4 → 9
耐性:物理耐性 氷結無効 精神状態異常無効 呪殺無効
保有スキル:ひっかき かみつき 挑発 ファイアブレス
汎用スキル:テレパス(主従限定)大きさ変化 エネミーサーチ デビルアナライズ