【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話 作:黒焦げ
「あら珍しい人が来てる」
「ホントだ。人魚ネキは見学に来たの?」
「見学ですね。自分でもできそうだったらチャレンジしてみるつもりではありますけど」
「ネキってさ『歌』『舞』以外なにできるの?」
「『MAG系』『大型武器』『格闘』あとは『扱える属性スキル』とかですかね?」
「『術』は勉強してないと扱えないからねぇ」
「『再現したいから』って理由だけで挑戦して挫折する奴多数でてるからね」
「LVと続けれる根性さえあればたいていの人は初級~中級は覚えれるんだけど」
「流石に上級になるとそっち方面の才能が無いと厳しくなるからね」
「見本通りのお札作るのは簡単なんですけどねぇ。作ったのはいいけど扱えない場合はどうすればいいんでしょうか?」
「何で作ったし・・・」
「MAG操作の訓練の一環としてやりました。手順さえ守れば作れますので、三次元術式?とやらでがんばって詰め込んでますが、こんな馬鹿でかい霊符たちってどうやって使うの?」*1
「無駄に出来がいいから笑う」
「文字通り宝の持ち腐れ」
「使うのならあげますよ。この霊符の巻物たちの術式チェックしてるのはセツニキなのでご安心を」
「お、ありがと。じゃあ、お礼にこいつの使い道披露してあげる」
「ちなみに持ってかれたやつ何の霊符?」
「えーとたしか『広域殲滅用特殊大型霊符』*2で『大気操作』*3とかいうのです。あれ一個で何枚分の術式刻んであるんでしょうね?」
「そこは作った人の技量依存だから答えはないわね。ただ上位術者の普通サイズ霊符1枚分はあるんじゃないかな?最上位勢の霊符にはまったく届いてないということだけは断言できる*4」
「簡易シキガミ製造と結界だけは頑張って覚えましたが、他のは教わっても理解できそうにないから作れるのもこの辺が限界でしょうね」
「このLVの霊符は持ってきてくれたら買い取るよ?いやマジで助かるから」
「準備できたから披露するよー」
「どうぞ」
「この起動方法は絶対ネキが原因だわ・・・『符に問う。答えよ。其は何ぞ?』」
『我は大気。荒ぶる大気。
汝が意思に従い全てを破砕するモノなり』
「うん?ずいぶん発動に時間かかりますね。感じる威力もあんまり高くないような?」
霊符と問答してから嵐が発生って手間かかり過ぎでは?
「いや人魚ネキ周辺見なさい。みんなびっくりしてるから」
「この程度の嵐なんて下層行ったらよく見ますよ?」
「あの領域まで行けるのは修羅勢除くと珍しいの!」
「吹っ飛びなさい!」
ドコンッ!
いつの間にか用意されてた標的群が一まとめに吹っ飛ばされてますね。誰ですか?疾風反射デコイなんての混ぜ込んでたのは?
「「「おおー結構すごい威力だ」」」
「思ってた以上の威力が出たわね・・・」
「色々’縛り‘*5が入ってるからね。その分威力が上がってるのよ」
「貫通とカーンブレイクはいってましたから相手の耐性気にしなくていいのはびっくりしました」
「マテや製作者」
「修羅勢は術者系除いて中身理解せずに霊符コピー作るから・・・・」
「結界と簡易シキガミ系統のならわかりますよ?他はさっぱりですけど」
ちなみに他の大型符は『剛炎蓮華』*6『光輪防壁』*7『蒸危暴威』*8『破魔札 1億円』*9『人界結界』『異界基礎』『封印異界』*10
とか言うのですが術式わかんないので中身がわかんないんですよね・・・*11
「じゃ残りのあげますね。有効に使ってくださいな」
「・・・・中身確認したけどさ。誰よこんな術作ったの」
「セツニキが面白がりながら作ってました」
「あの人か・・・ならネタと実用性を両立させてること納得」
「あの人もその場のノリとかで色々やったりできるからね・・・」
「ねえネキこのお札ってさ。たまに作るの?」
「結構いい練習になるからたまにつくりますよ。今回は霊符が溜まったから説明と実演できる人いないかなぁ?って感じで来ました」
「ネキ正直に言いなさい。誰にここ紹介されたの?」
「巻物持って移動中に会った術研の皆さん。『趣味の集いに参加するのも一興よ』とのこと」
「そういうことね。何であれ趣味持つのはいいことよ。人魚ネキも少しは遊んだがいいわよ。イヤ本気で」
「「「うんうん」」」
ん?なんか両袖引っ張られてるような?
「睡蓮?文目?」
「「おかあさん私達もやってみたいのある」」
「おおう早着替え」
「ちっさい子にゴスロリはよく合うわ」
「私なんか見覚えあるんだけど?」
「この間着せ替え人形にされてた時の服の1つですよ」
「ああ、あの時のやつね。何で着替えれるのよ?」
「あの後全部の衣装買って帰ってますよ。で、キチンと2人は全部食べました」
「何故食べる・・・・」
「装備食べて情報取得するからです。情報さえあれば蓄えてる材料で衣服として構築できますから」*12
「忘れてた。あの子達人型じゃなくて武器型だったわ・・・」
「神社で見かけるときは仲良し母娘だから勘違いしてるやつ多いしね」
わいわいこっちで話してると色々準備終わったみたいですね
「「おかあさん準備できたよー」」
「こっちで皆と見てますよ」
さてあの子達は何をするんでしょうね?まあここだと何かの技?でしょうけど
「装備変更 ダブルブレード」
「動作同調開始。パターンR・H・B」
「「目標補足いきます!」」
ふむ?浮遊からの放出による機動制御しながら左右分かれての突撃からのあれ?片っぽ踊ってる?
「叩き落としから連続斬りによる拘束からの回転斬りで相手にパス」
「で踊りながら待機してる??」
「あ、2人で器用に踊りながら相手を挟み込んで鏡合わせの動きで刺す・斬る・回転斬りで打ち上げ」
「「ファイナル・シュート!」」
あ、最大生成したローレッタの大弓で〆ですか
「・・・・あ、わかった。ロイヤル・ハート・ブレイカーだ」
「キノネキと破魔ネキの2人が逃げ出した奴?」*13
「あの技ああいう動きするんですね」
「「おかあさーん。上手にできた?」」
あらあら2人とも褒めてって顔に書いてありますね。ぎゅっとしてあげましょう
「2人とも上手にで来てましたよ。基礎技能キチンと鍛錬してるのがよくわかりましたしね」
「可愛いけど威力がおかしかったわ・・・」
「双子ちゃんも90超えてるからねぇ」
「私も何かやってみますかね?」
「見てみたいけど威力は考えてね?ネキが本気で攻撃なんて繰り出したら私達が異界ごと消し飛ぶわよ」
「流石に威力は見た目だけに抑えておきますよ」
「ならいいけど・・・」
しかし何しますかね?見た目重視で威力はあんまり無しだと・・・『屠龍破骨』*14はちょっと周辺がクレーターになるくらいで見た目そんなに良くないですし
「
何しよ?・・・・詩魔法でもするかな?
「およ?人魚ネキが歌いだした」
「相変わらずきれいな歌声」
「どんな効果のやつかな?」
「「補助系だよ。攻撃力アップとバリアが付くの」」
「攻撃系かなと思ったけど・・・うっかり加減ミスって周辺ごと吹っ飛ばすということやりかねない印象が・・・」
「否定できない・・・制御をミスするってことは無いだろうけど」
「基準が絶対私達と違うから『この程度の余波なら大丈夫』で被害が出しかねない疑い」
「何かえらい言われような気がするのですが?」
詩魔法 EXEC_HYMME_LUMINOUS_DEF*16歌い終わったので合流しに来たらえらい言われようですね
「さっきの嵐の中一切動じなかった人間と同じ基準とは思えません」
「ってか深層で戦う人間と中層でわちゃわちゃしてるのだと地力の差がすごいんです」
「てか人魚ネキが
「むぅ・・・」
「人魚ネキが普段星祭のみんなと一緒にいるから勘違いしてるんだろうけど。人魚ネキと同格なのは基本こっちにはいないの」
「だから基準は下層の序盤くらいにまで落として。その辺だったら大半のやつは皆対処できるから」
「一人じゃできないやつとか専門外だけど見てみたいやつとかココに持ってきてくれたら一緒に考えてあげるから」
「みんな拒絶したりすることは無いわよ」
「うんうん。新人さんは丁寧に沼に沈めていかないと」
「そう簡単に抜けないように丁寧に引きずり込まないと」
「地力が高い人いると技再現の難易度って落ちるのよねぇ」
「俺らも協力するから、たまにこっちのやつも手伝ってくれよ」
「まあ互いに助け合うってことならいいですよ」
色んなことしてる人達ですからね。私だけじゃ無理でも相談したりしたらできるようになるかもしれないのでたまに顔出すようにしますかね
2:『広域殲滅用特殊大型霊符』制御用に別のお札用意
3:移動不可能
呪殺属性の焔の花という形で操る。流石に人を殺した数だけ花が増えるという要素はない。花の数は術者の力量と呪符による増幅に依存
純粋に頑丈な防壁を生成する。最低保証でも真・全門耐性+貫通無効持った障壁が出来る。術者次第で規模・耐性が変わる模様
術者と札の出来具合によって分身の数は増える模様。
破魔属性ではなく万能属性で攻撃する
人魚ネキがガイア形態除いて
このお話以降一人で技再現のアレコレするんじゃなくて技再現組・術研等外部に相談するようになりました。相談して助力を得る以上お返しとして力を貸したりもします