スティーブの冒険 ~The Steve's Adventure~ 作:ヰロハ
序章第二節が完成いたしました
私なんかの小説誰も気にしてくれてないだろうと思いつつも
誰か読んでくれればいいなとも思っていたりします
彼はメモを読み終えることができなかった
突然本が光りだしたのだ
眩しくて目を細めたのもつかの間、今度は一瞬にしてあたりが暗闇に包まれた
目がなれないのと、いくばくかの恐怖のせいで
彼はしばらく動けなかった
彼は、なんとなくそこが自分のいた部屋とは違うことに気づいた
その真っ暗な中に一人の人影が現れた
その人影は背が高く青色のズボンに水色のTシャツという格好だった
それは彼、つまりスティーブにそっくりな姿だった
スティーブにそっくりなその人影は、小さな声でしゃべりだした
「久しぶりだな、スティーブ
まさかお前があの本を手にするとは思わなかったよ
まあ、あの本を手に取ったからにはそれなりの覚悟があったんだろう
私が丁寧に帰る方法も書いておいたんだからちゃんと帰ってくるんだぞ
じゃあ気をつけていってこい」
最後まで誰だかわからなかったがとりあえず話は終わったらしい
どうやらあの不気味な紫の本に関係している人物らしい
すると、今度はだんだん意識が遠ざかってゆく
薄れ行く意識の中でスティーブは考える
ああ…このまま死ぬのだろうか…
まさかそんなことはないだろうと思うけど…
あわよくばこれが夢で起きたらいつもの部屋にいたりしないかな…
そんなことを考えている間に彼は完全に意識を失ってしまった
意識を失った中、彼は夢を見た
そこには彼自身がいた
彼は何か透き通った球状のようなものを持っている
よく見るとその球状のものはたくさんあるようだ
1,2,3…
全部で11個ある
彼はどこにいるのか、彼にもわからなかった
ただし今まで行ったことのない場所であることは確かであった
突然その夢が終わった
変わりに別の夢が始まった
真っ暗の中にさっきの人影がいる
それは後姿だったが、なぜだかさっきの人影だとわかった
人影は歩いている
前に、前に進んでいる
ふと人影の周りに何かが浮かんだ
それは淡い緑のような青のような色をしている
あれは何だろう…
彼はそれを見たことがあるような気がした
しかしそれが何なのか思い出せなかった
人影は歩き続けている
どこまで行くのだろう?
彼にはわからないことだった
急に人影が立ち止まり、振り向いた
こっちに向かって何か言っているようだが、彼には聞こえない
だんだん声が大きくなっていく
「……い、おーい」
人影は彼に呼びかけているようだった
「おーい、おーい!」
声が大きくなるにつれ、人影は薄く視界は明るくなってゆく
「おーい、大丈夫かぁ?」
最後にはっきりと声が聞こえたところでその夢は終わった
どうだったでしょうか
今回、特に後半で「人影」という言葉を意識的にたくさん使用したので
ゲシュタルト崩壊した方もいるかもしれません
申し訳ないです
今回はModはありません
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました
追記
最近プレビュー機能というのを知り使ってみたところ
行間がえらく気になったので次回からはその点を変えたいと思います
今回はとりあえずこのままでいこうと思います