落第騎士達の物語   作:豚肉の加工品

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バ・ト・ルだよん


黒の輝き

黒鉄一輝 side

 

僕はずっと気になっていた。さっきの茶髪の男のことを

「すごく気になるなぁー、試合終わったら話しかけにいこう」

そう、試合というのはステラ・ヴァーミリオンとの非公式試合

「試合に集中しなくちゃ。」

僕はFランクだ。でも、自分の力は磨いてきたつもりだ。自分よりさらに上を倒していくために

「さっ、頑張ろう」

覚悟を決め闘技場に入る

 

 

 

学生たち side

 

「おい、聞いたか?AランクとFランクが戦うらしいぜ!!」

「まじかよ?!それやる意味あんの?」

「まぁいいから見に行こうぜ!!」

「ためしに見にいくか!」

 

??? side

 

「Aランクねぇ~、リタイムもここにいるんだよなぁ~」

「早く、俺の女にしたいぜ」

ククク、早く会いたいぜ~

 

ステラ side

 

「あーー、やっとこのイライラを収めることができる」

もう、ステラは闘技場のど真ん中にいる。

「早く来なさいよ!!」

1分も待ってないのになんかイライラする。あの男、黒鉄一輝に会ってから

「なんなのよ!人の裸見るは、Fランクのくせにやってみきゃ分からないだとか生意気なのよ」

1人でぶつぶつ言っていると一輝が来た

「遅い!!」

「ごめん、ごめん」

ハハハハと笑っている。すごくイライラする

「あんた、やる気あんの?!」

「なかったら来てないよ」

無駄に真剣な顔で言われなにも言えなくなっていると理事長が来た

「さぁ、後にも試合があるんだ。早く始めよう」

後にもの言葉に少し引っかかったが、今はどうでもよかった

「えぇ、早く終わらせましょう」

「え?まだ、始まってないのに?」

「試合にならないっていってんの」

「ちょっと、なめすぎだよ」

そこの空間だけ空気が薄くなった気がした

「へぇ、少しはやるみたいね」

「よし、では始めようか」

「それでは、模擬戦を始める。二人共、《幻想形態》で固有霊装をだせ」

 

「来てくれ、《陰鉄》」

        

「傅きなさい、《妃竜の罪剣》」

 

 

「よし…では、試合開始!!」

 

 

 

 

 

白帆翼 side

 

「おー戦ってる、戦ってる」

この、試合は見ておきたかったんだよなー

こいつらはどんな戦い方をするんだろ?

 

「あら、ここにいらしたの?」

「ん?あぁ、マーキュリーさんか」

「リタイムで構わないのですけど…」

残念そうに俯きながら言う

「あぁ、そうなの?。んじゃ、よろしくリタイム」

パッと俯いていた顔をあげ

「はい!よろしくお願いします。」

といいながら、腕にぎゅっとしがみついてくる

まるで何から自分を守ろうとするように

「ど、どうしたの?」

「いえ、こうやってると落ち着くので。ダメだった?」

ふっ、これがギャップ萌えかとか思っていると観客が大騒ぎしていた

『おい、マジかよ!!?あいつホントに留年してんのかよ?!』

『Fランクが圧倒してるわ??!』

『カッコいい~』

観客というか主に女子だな。

「あの、男の方すごいですね」

「なにが?」

「え?!!」

「だから何が?」

なんか今の一言をこと聞いていた女子達、リタイムを含め全員驚いていた。

「何がって、FランクがAランクを圧倒しているのですよ?」

「あの黒髪なら当然だ」

なぜか俺は確信を持っていた

「と、当然って」

「どう見てもあの”Fランクの方が強い”それだけだよ」

「そんな、ステラが押されてるなんて…」

俺は困ったリタイムを無視して考えた

(俺はあの黒髪に勝てるのだろうか?あの黒髪は俺とは違う体のつくりだ…、自分の体を知り尽くしてるって感じだな)

「…ばささん?翼さん?」

「あっ、悪い」

「なにを考えていたのですか?」

「ちょっとな。あの黒髪に勝てるかどうか考えてた」

「次は私と試合ですよ?何よりも私のことを考えてください。」

目から光が消え、すごく怖かった

「あ、あぁ…」

「よろしい」

「さぁ、俺たちも闘技場へ向かおう」

「えぇ」

 

ステラ side

 

なんなよ、こいつ!!

何で私の剣がいなされてんのよ?!私の剣を”受けること”すら普通はできないのに!!

力で押すといなされる、剣技を使うと盗まれる。

「なら、どう足掻いても”防げない技”を使うしかないわね!!」

 

「すべてを穿て、煉獄の焔」

 

「〈天壌を焼き焦がす竜王の焔〉!!」

 

これならどう??!そしてあいつを見るとニヤッと笑っていた

 

黒鉄一輝 side

 

固有霊装を持っている人は魔力があり普通の人間とは格が違う身体能力を得る

 

「な、なんで避けれんのよ??!」

そう今、ステラはこの”フィールド”に向けて放ったのだ

「なんでって?」

「あんた、どうやって避けたのよ?」

「普通に」

「普通にって、あんた正気?」

「うん」

「だって、僕はこの力を”全力”で使ってる」

「全力って、全力で使っても魔力が上がるなんてあり得ない!!」

そう、魔力は上がることも下がることもない。

「だから、僕は全力で使っているんだ。体を100%つかって”普通じゃ手が出せない力”に手を出してている」

「そんなの無理よ!!」

「無理じゃない、現に僕がやっている」

もう勝負はついた。

ステラは完全に僕を見失い、一撃で沈む。

 

「試合終了!!勝者、黒鉄一輝」

 

 

 

 

 




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