マジで…
白帆翼 side
俺は今、一人用の部屋で一人用のベットで寝ている。
先日の戦いで、争いがあったが学園長である黒乃が「何も見てないから気にするな」と言って
何も無かったの如く、次の日が始まっている。
だがここは”一人部屋”のはずなのに隣で誰かが俺の腕にしがみついて寝息をたてている。
俺の起床時間は早い。
朝から特訓をするために5時に起きている、だが起きれない。
しがみついている奴がいるからだ…
「すぅ、すぅ」
そこには気持ちよさそうに寝息をたてているリタイムがいる。
見間違いとは思えない。
体が密着しているからだ…
男なら誰でもうれしいはずだ。
だが、俺からしたら困るだけだ。
「どうやって、起こせばいいんだよ…」
こんな風に、せっかく早く起きたのに特訓が出来ないうえに動けない。
それから2時間後のことだ…
「あっ、おはよーございます」
「やっと起きたか?」
起きた。
いろいろ聞かなきゃいけないことがあるので、聞きまくった。
「なんで、俺の”一人部屋で寝てるの?」
「一人ではありません。3人か4人か5人くらいになります。」
「え?なんで?!」
「当たり前でしょ?”夫婦”なのだから」
「え?いつから?」
「昨日の夜からです。」
「どうして?」
「あなたに一目惚れしましたし、あのゴミ男に勝ってくれましたし…」
「一目惚れ?いつしたの?」
「会ったときからです。」
「興味持っただけじゃないの?」
「一目惚れと一緒です。」
「いや。いやいや?一緒ではないでしょ?」
「同じです。」
「お父さんの方には言ったの?」
「はい。「強ければいい、お前が惚れたなら尚更だ。」と言ってました」
え?お父さん軽っ?!
「これから一生、私が”嫁”なので浮気したら×××を切り落としますから…」
笑顔がとても怖かった。
もうもはやこの世のもととは思えないほどに…
黒乃 side
「いやぁー案の定、面白い展開になってきたか。」
「そろそろ、”七星剣武祭”かー。どちらが勝つかだな」
悪い予感しかしないがな…
白帆翼
「あーあー、メンド!」
今、始業式でいろんな人が紹介されている。
先生や生徒会、もう本当に面倒くさい。
「俺は特訓してぇーんだよ」
「何のですか?」
「それは、もちろん「子作りのですか?」」
その言葉を放った人物はよーく知っていた。
「なぁ、聞いていいか?」
「どうぞ。」
「何で急に、積極的なの?」
「愛し合ってる夫婦ならば当たり前のことでしょう?」
「はぁーー」
とにかくこの始業式の間で絶対口には出さない言葉を出している
俺たちだった…
黒鉄一輝 side
「なんか、あの2人いきなり仲良くなったよね。」
「そうね。まるで別人とはこのことだわ。」
ステラと一輝は、翼とリタイムのことが気になっていた。
あの、人には負けられない。負けたくないと思ってしまうほど
「同じクラスだといいなー、あの人と」
「どっちよ」
「あの茶髪の人」
「確かにね」
その願いが叶うとは知らず、学園長の話を真面目に聞いている一輝であった