色々とありふれないカズマの大冒険   作:ナハト・リコリス

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カズマの新しい話を書きます


第一章 始まりの物語
プロローグ


??? 

 

「これで終わりだ!アークインパルス!!」

 

『ギャァァァ〜〜!!』

 

断絶魔を上げた存在の奥には、剣の持ち手の左右から光り輝く刀身のような物を持つ戦士がいた。

 

その戦士は黒と銀を基調とした姿で、光り輝くような鎧を着ていた。

そしてその戦士が少し輝くと鎧姿から一人の男性へと変化した。

 

断絶魔を上げた存在がいた場所には何も無かったようになっており、存在を倒した一人だけがいた。

 

「これで任務完了だな」

 

「カズマ!そっちはどうなの」

 

「セレナか。今終わったところだ」

 

するとカズマと呼ばれた男性は、不思議な衣装に身を包んだセレナと呼んだ栗色の長髪の女性に声をかけた。

 

それから少ししてセレナと呼んだ女性と似たような感じの衣装に身を包んだ女性達が現れた。

彼女達もカズマと呼ばれた男性と話をしていた。

 

「これでこの世界で起きていた事件は解決できたが、一体何なんだ、これは?」

 

「現状で調べた限りでも、あの存在が別次元から来た存在って事しか分かってないんだよね」

 

「あぁ。まぁ俺としては新開発した【※※※※※】の運用と戦闘データを手に入れられたからいいけど、もう少し微調整が必要だしな」

 

「それよりもですが、使う存在が増えるのは良いのけど、大丈夫なの?」

 

「大丈夫だよ。元々新開発したのも俺の使うのが何かの理由で使えない時のためのものだし、そんなに色々と増やしてないしな」

 

そんな話をしていたら、突然空間に黒い穴が開き、そこに吸い込まれるような風が吹いてきたのだ。

 

当初は何とか全員が耐えていたのだが、吸い込む力が強くなり、カズマと呼ばれた男性はその黒い穴に吸い込まれようとしていた。

 

『『『『『カズマ!!』』』』』

 

「大丈夫だ!俺はお前達の所に帰る!!それまで待っててくれ!!」

 

そしてカズマが吸い込まれると同時に黒い穴は消えるのであった。

 

残ったセレナ達は涙を流していたが、時間が経った後、前を向いて歩くように進んでいくのであった。

 

 

 

???

 

とある場所でカズマが黒い穴に吸い込まれる所をモニターで確認している存在達がいた。

 

「やったぞ!これで後は憎き【※※※※】のみ!そうすれば我等が信奉する【※※※※】が正しいのだと証明されるのだ!!」

 

「あんた馬鹿でしょ?幾ら何でも私達レベルの存在が【※※※※】に勝てるわけ無いでしょ?おまけに、あんたなんて本来ならあのカズマにも勝てないでしょうが(呆れ)」

 

「さよう。あの者は生前の行いがある上に、本来なら冥府の官吏から他に移動できたにも関わらずに、自身の意志で昇進を拒んだのだ。そのため実戦も実務等の経験も貴様よりも目に見えて使えるほどだ。そのため、これまでの経歴を鑑みて現在の地位を得ているのだぞ?しかも今の奴は先の戦いを教訓に更に強くなり、恐らく実力共に彼の者に匹敵する程の存在だ」

 

「あんたなんてこの中でも一番の下っ端じゃない。おまけにアレに関しても、私達がうま〜くやって、何とか一度きりしか使えない案件なのよ?あの程度であのカズマがヤラれる訳が無いでしょ?まさかアレを自分の力で封じるなんて、こっちも思わなかったわ」

 

そう言われ、馬鹿にされた存在は手を握りしめていたが、自分が信奉する存在が正しいのだと証明したいのだと言ったが、同じ志の同士かと思われた面々は呆れている様子であった。

 

そして彼等は少しだけ話をした後で立ち去り、馬鹿にされた存在のみが残ったのだった。

彼だけになった後、思い切りこの部屋で荒れに荒れるのであった。

 

 

そして落ち着いたのだろうが、その眼には狂気とも言えるようなものがあるのであった。

 

「見ていろ。俺は俺のやり方であの御方が成そうとした事をなすのだ。フハハハ」

 

そして部屋の中で狂ったような笑い声が響くのであった。

 

 

だがしかし、後にこの存在が行った行動が原因でとんでもない事態になるなど、この者と関わっていた面々も思いもしなかったのであった。

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