色々とありふれないカズマの大冒険   作:ナハト・リコリス

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今回は現在のカズマの周りみたいな扱いです。

序にいきなりから原作改変事案になります


プロローグ2 ありふれ

「おいハジメ、起きろ!」

 

「眠いよ、兄さん(=_=;)」

 

「眠いのは分かるが、さっさと起きろ!今日は大切な日だろうが!!」

 

南雲家で、俺の弟でもある〘南雲ハジメ〙の兄〘南雲和真(なぐもかずま)〙は、弟を起こしに来ていた。

 

俺達は兄弟と言っても、俺は弟のハジメとは血が繋がらず、南雲家の両親が身元不明の赤ン坊であった俺を引き取り、自分達の家族としてくれたのだ。

 

 

因みに俺が兄なのは、ハジメが産まれる少し前に発見したのが理由と両親から聞いている。そして名前の和真も、当時俺の近くに落ちていたの一部に【カズマ】と書かれて確認できる物が有ったかららしいとも言われた。

 

因みにその書かれていたのは有るが、ボロボロ過ぎてギリギリ分かる程度で、確認した後に完全にボロボロになってしまったらしい。

 

血の繋がりなどは一切無いが、それでも俺は南雲家の両親と共に家族としていられる事を幸せに思っている。

 

 

そして同時に新しい家族が最近増えたのだが、その子【中村恵理】という同い年の女の子なのだが、近い内に名前が〘南雲恵理〙に変わる予定でもある。

 

 

 

恵理とは俺が偶然出会ったのであった。

その日は母親の手伝いで漫画の参考資料を得ようとしたのだが、その参考資料が見つからず、隣町に来ていたのだ。

 

そして資料も得たので帰ろうとしたら、雨が降ってきたので両親に迎えを頼み、知り合いが迎えに来てくれた。

 

その帰り道に偶然出会ったのだが、その当時の恵理は傘も刺さずに雨にずぶ濡れで、おまけに見るからに悲惨とも言える感じを全身から出ている状態で、橋の上から自殺しようとしていた風に見えたのだ。

 

俺は車を止めてもらい、彼女に車に乗ってもらって、雨でずぶ濡れだったので一度俺の家まで連れて行く事にしたのだ。

そして家で色々とした後で、両親や周りの人のいる状態で恵理から事情を聞いたのだ。

 

因みにこの時には未だに雨が降っており、1日くらいなら、こちらが悪かったとして頭を下げたりすれば良いだろうとも思ったので、恵理には自分の家に電話をして対応してもらった。

 

 

 

そして家で本人から話を聞いたのだが、余りにも恵理の母親の状態が酷かったのだ。

 

何しろ聞いた限りだけでも警察や役所等の生活安全系の人達が対応しなければいけない事案だと、あまりこの手に詳しくないど素人の俺達でも理解できる程であった。

 

だがしかし、他人である自分達が勝手に他人の家庭事情に首を突っ込むのはどうかと思ったし、恵理から聞いた限りでも、母親の精神状態がそうなった理由も理解はできた。

 

だがこのままでは恵理に永遠のトラウマを植え付けるようなやり方も考えてしまったのもあり、俺達は話し合って一度恵理を母親から離す方向にしたのだ。

 

 

そんな風に話をしていたら、弟のハジメが現れた事で事態は一変した。

 

いきなり恵理がハジメを知っている風な感じになり、すり寄る感じになったので、俺からすれば今までハジメが女性関係でこんな風になった事はないのは知っているので、恵理を捕まえて事情を聞くとこにした。

 

するとだが、恵理には別の記憶のようなものが有るらしく、高校2年の時にクラス全員が異世界転移したらしいのだが、その時のクラスメイトの一人であったらしい。

 

同時にその当時の想いを寄せていた男子がいたらしいのだが、異世界での生活の中で、その男子が本当は最悪な人物だと知ったらしい。

 

「最悪って、どんな風になんだ?」

 

「その男子の名前は《天之河光輝(あまのかわこうき)》。最悪なのは〘私を全く覚えていなかった〙ことよ」

 

「〘全く覚えていなかった〙?どういう事だ?」

 

男子の名前は新聞に隣町にいる剣道で有名な中学生として知ってはいたが、恵理の言った言葉の意味が分からず、俺達は話を聞いた。

 

恵理が言うには母親がこんな状態になり、俺達と出会った橋の上から自殺しようとしていた時に天之川と出会い、色々と根負けして本当の事を言えなかった彼女は、事実を少し捻じ曲げた話をしたら、彼が【助けてやる】と言ったらしい。

 

だがしかし、当時は愛に飢えていた恵理にとっては救いとなったのだが、その後の彼の行動等を見たら、彼の持つ正義感で行って救ったと思っている多数の一人で、彼の中での特別ですらなかったらしい。

 

そして最後は自殺を選んで死んだらしいのだが、何故かこの時代に戻っていたらしい。

しかも過去に戻ったと分かったのは良いのだが、戻って来た時間はその天之河と出会った次の日だったそうだ。

 

母親との仲が進展するわけでなく、その記憶があるからこそなのか、どうしようと迷っていたら俺達と出会うことになったらしい。

 

流石にとんでもない話だなぁと思いつつも、顔と目を見た限りでは嘘は言っていない様子な上に、ハジメを好きという女の子の件も聞いたのだが、現状では一旦保留する事にした。

 

 

恵理から聞いたこの異世界での話は使えるとなり、両親の間でその内に創る作品の話等のネタとしようと話をしたのであった。

 

 

 

そして今日は恵理との出会いから1年が経過し、偶然の出会いでハジメを好きになった白崎香織と、その幼馴染である八重樫雫の二人と絵里経由で友人となり、色々とあったがハジメは香織は付き合うことになったのだ。

 

因みに俺は雫と付き合うみたいな事はなく、逆に雫の愚痴などに付き合うような感じでいたのであった。

 

 

そして今日は来年から高校受験も控えた俺達が、恵理が南雲家の一員になる新しい門出の日と言う事もあり、デートも兼ねて東京方面に行くことにしているのだ。

 

序に香織と雫の二人も呼び、恵理に対しての新しい思い出作りと、今回参加できなかった俺達南雲家の幼馴染である女の子と俺しか知らない喫茶店に行く予定なのだ。

 

 

まぁ途中で恋人になったばかりのハジメと香織のデートを邪魔しないようにするつもりなので、二人は別の意味でも楽しんでほしいと思った。

 

 

一応念の為に、彼女達の幼馴染でもある天之河光輝にバレないようにし、もし会っても大丈夫なように段取りもしておいた。

 

普通ならこんな真似はしないだろうが、恵理の話も聞いた上で、彼女達にも話をしたら、確実に面倒事になりかねないなり、事前の段取りまでしたのであった。

 

 

だが、俺達が思いとは裏腹に、現実はそんなに甘くはなかったのであった。

 

 

 

ピ・・ピ・・ピ・・ピ・・ピ・・・・

 

シュコー・シュコー・シュコー・・・・

 

 

あの日から一ヶ月半が経った。

弟のハジメは、未だに目を覚まさないでいた。

 

 

あの日、俺達の中で問題としていた天之河光輝と出会ったのだ。

 

しかもタイミングが最悪で、ハジメと香織の二人で少しだがデートのために、一時的に俺達は離れていたのだ。

 

 

事件が起きる少し前、俺は雫と喫茶店の看板娘である錦木千束(にしきぎちさと)と共に行動をしていた。因みに恵理は俺と一緒に行動していたが、この時はお手洗いに行っていた。

 

その中で雫達の幼馴染である天之河の話になり、雫が天之河に対してしている部分は、未だに雫本人が天之河を好きだからみたいな話をし、俺は雫に天之河に対して行動をしないようにするようにした。

 

「今のままだと雫、お前社会人になっても天之河の世話してる気がするぞ?で、俺の予想では天之河はお前のヒモ化して、色々と金の工面してもらって、お前には1円も返さないみたいな、そんな予想ができるぞ?」

 

「あぁ~、確かに。何かその天之河って人の性格とかを雫から聞いた感じじゃ、和真の言うような感じになってそうだね」

 

「そ、そうかな?流石にそれは・・・」

 

「今のままだと、四コマみたいな感じな予想だけど、天之河が何かでお金使い過ぎてアパートとかの家賃や生活費を払えないって言ったら、雫が『仕方無いわねぇ』って言って、家賃や生活費を払ってそうだぞ?」

 

こんな風な話をしつつ、恵理がお手洗いに行く前に天之河との距離を考えようとなった時に、悲鳴が聞こえたのだ。

 

 

流石にそんなものが聞こえた以上、俺達は何があったのか知りたく、悲鳴が聞こえた方に走って行くと

 

そこには地面に倒れ、頭から血を流すハジメの姿と、泣きながらハジメの所に行こうとする香織を連れ去ろうしている男の姿があった。

 

その男を見て雫が【光輝】と言ったので、問題の天之河光輝なのだとすぐに悟った。

 

 

それから俺はハジメにかけより、千束に救急車と警察へ連絡、香織がハジメを揺らそうとしたので、動かさないようにさせた。

 

同時に雫に頼んで館内アナウンスで医療関係者がいたら助けて欲しいという趣旨の連絡を頼んでおいた。

 

大粒の涙を流す香織をハジメから引き離そうとするクズをその場に千束と一緒に地面に叩きつけて抑え込んだ。

 

「な、何をするんだ!!」

 

「頭から血を流してる人間見捨てて、逃げようとしている人間の捕縛だが?」

 

「序に言えば、どう見てもあんたの態度と言動からして、犯人確定事案だからね。警察に連れて行かないとね?」

 

そしてクズを事態を駆けつけた警備員に引き渡すと同時に、アナウンスを流す前に近くにいた医療関係者により、現状でできる限りのハジメの治療が施され、救急車が来て搬送される時に、俺は念の為として隊員等に俺がかかりつけにしている病院から保管して貰っている俺の自己輸血用の血液搬送を頼んだ。

 

当初は周りから不思議そうにされたが、俺が〘黄金の血〙だと言うとすぐさま納得し、俺は香織・雫・恵理の3人を千束に頼み、俺はハジメと共に病院に行くのであった。

 

 

そして病院で緊急手術となったのだが、運が悪いことに病院にストックされているハジメの血液型のがあまり無いとなっていたが、事前に俺が頼んだ自己輸血用と、病院にいた俺の血も使ってハジメに輸血され、ハジメは一命をとりとめたのだ。

 

香織と雫に関しては千束の方がうまく対応して家に帰ったらしく、千束と恵理、そして両親が来てくれることになった。

 

 

そして事件を起こした天之河光輝に関しては、警察で事情を聞かれ、後日俺達にも今回事案を警察から報告として受けたが、余りにも自分勝手すぎると思うほどの内容であった。

 

 

話を聞いた警察も呆れており、警察から光輝が言った事を簡単に纏めれば、幼馴染である香織がハジメと一緒にいるのはおかしく、自分と一緒にいるのが正しい。

 

そしてハジメは香織を脅迫し、一緒にいるようにした存在だとし、ハジメを突き飛ばしたらしい。

 

 

頭から血を流すようになるとは思わなかったらしいが、流石に話を聞いて呆れる以上に何だこれは?と思うほどであった。

 

 

俺はハジメの意識が戻るまで、俺はハジメが心配で病院近くで寝泊まりをしようと思った。

 

本来なら両親も俺と同じ思いであるが、病院のある場所への移動と仕事の関係上そんなに時間をとれず、おまけに中学生の自分がそんな真似ができるはずもないからと途方に暮れていたが、事情を知る千束の親代わりとも言えるマスターと千束本人が許可し、俺は千束のアパートから病院に行き来することになった。

 

無論条件付きで、千束がいる喫茶店の手伝いを頼まれたが、俺はすぐさま了承した。

 

 

まぁその代わり、警察からの天之河の理由に千束とマスターもブチギレたが、この報告を受けたその日の夜に千束とマスターの、正確にはこの国の裏の秘密を知る羽目になったが仕方ないと諦めた。

 

まぁこのときに関しては、天之河の話内容にブチギレして精神的に眠れず、そんな不機嫌状態に現れた不審者と思ったので、来ていた面々をストレス発散ついでにボコボコにしたので、逆にその手の方面から目をつけられる羽目になったのは仕方無いだろう。

 

 

そんな事態もあったが、三ヶ月が経ってハジメが意識を取り戻し、俺達は一安心するのであった。

そしてハジメが意識を取り戻して三ヶ月後、事件から半年が経過してから、天之河家への制裁が下ることになった。

 

場所に関しては八重樫家の道場で行い、南雲家・白崎家・八重樫家・天之河家の四家に、弁護士と司法書士、更には知り合いの刑事さんにも来てもらった。

 

因みに問題の天之河光輝は参列せず、香織・雫・恵理の三人はハジメの入院している病院に行っているが、俺は今回の話し合いに参加するに当たり、事前に両親と話し合って決めた事案で終わりにする事にしたのであった。

 




幾ら何でも天之河光輝はこんな奴じゃないだろうと思うと思われますが、これには理由があります。

理由に関しては原作でのトータス編の終わり頃にわかる扱いにしますのでご了承ください。
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